こんにちは。理系就活情報局です。
2025年(令和7年)の3月に大学卒業予定の「25卒」の方は、就活シーズンを間近に控えて、さまざまな不安を感じていると思います。
「25卒のスケジュールはいつから始まるの?」
「大変そうで、何から手を付けて良いのかわからない」
そんな不安を抱いている25卒の理系就活生に向けて、本記事では就活スケジュールと、就活シーズンに向けて取りたいファーストアクションについて解説します。
就活は、早めに第一歩を踏み出す事が大切です。
そのために、まずは本記事を読んで、基本的な就活スケジュールを把握しておきましょう!
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25卒の就活スケジュールを解説
25卒は従来の就活スケジュールに準拠
就活を始める前に、まずは25卒の基本的な就活スケジュールを把握しておきましょう。
効率的な就活を進めるためには、まずは全体像を知ることが必須です。全体像を理解しておくことで、事前準備をスムーズにできるメリットがあります。
政府は、2022年11月に、「2025 年度(2026 年3月)の卒業・修了予定者の就職・採用活動日程については、引き続き、経済界や大学側とも対話しながら、関係省庁において検討を行う」という方針を発表しました。
つまり、25卒に関しては、従来の就活スケジュールに準拠するということになります。
近年ではスケジュールやルール策定の仕組みに変化がありましたが、25卒まではほぼ影響がないと考えてよいでしょう。ここでは一般的な就活スケジュールについて整理しておきます。
(参照:内閣官房「2024 年度卒業・修了予定者の就職・採用活動日程に関する考え方」)
26卒は就活スケジュールが変化する恐れも
25卒までは現行のスケジュールが踏襲されますが、就活スケジュールに関する会議の中で、「専門性の高い一部人材の、採用日程の弾力化を検討する」という発言があり、26卒からはルール変更が予想されています。
正式発表は2023年秋までを予定していますが、26卒からは一部ルールの変更が見込まれています。前述の会議では、需要が高まっているAIや、データ分析に関わる学生が対象となることが言及されており、理系就活生にとっても大きな変化が訪れる可能性があります。
25卒の基本的な就活スケジュール
25卒の就活は2023年春から動き出す
2023年1〜3月は、24卒がメインの期間です。
そのため、25卒の就活は2024年3月に採用情報が解禁されてから動き出します。
2023年4月〜6月は、25卒対象の就活サイトがオープンし、25卒向けサマーインターンシップ情報を公開しはじめます。
この期間は、サマーインターンシップの募集と並行して、25卒向けの就活イベントやセミナーが開催されるので、志望する企業のイベントを逃さないようにしましょう。
中には、4〜5月でインターンシップの応募を締め切ってしまう企業もあります。
6月には各社インターンシップの受け入れを開始し、採用活動における企業の足並みも揃っている状態となっています。一方でこの時期からの就活開始を逃すと、インターンや説明会への参加ができない場合もあります。
企業にアピールする機会を逃してしまわないよう、早めに就活を開始することをおすすめします。
2023年9月までに就活の下準備をする
2023年の8〜9月は、サマーインターンシップの時期にあたります。
夏は一年を通して最もインターンシップが多い時季のため、この期間までに就活の下準備を終えておくようにしましょう。
夏は大学が休みになることもあり、サマーインターンシップは長期開催が多い傾向にあります。
春〜夏の間に就活の準備をしておくことが、その後の就職活動を左右します。
インターンシップに集中するためにも、コツコツ準備をしておきましょう。
2023年9月~は本選考の準備期間
2023年9月〜は、本選考の準備期間です。
10〜1月にかけては秋〜冬季インターンシップが行われるとともに、一部の早期選考を進める企業は25卒新卒採用情報をします。
企業によっては、この時点でエントリー受付や早期選考を行なう場合もあるため、志望する企業や業界の情報はしっかりチェックしておきましょう。
また、大学によっては、12月初旬頃から学校推薦の説明会が行われます。
2024年2月~説明会・エントリー開始
志望する業界や企業によって多少前後するものの、2024年2月〜は会社説明会の開催やエントリーシートの〆切が立て続けに訪れます。
就職活動はエントリー期間を逃してしまうと、以降の選考に参加できません。
この時点でどれだけエントリーできるのかによって、理系就活生の選択肢の数は変わってきます。
2024年3月〜は就活ルールに則って、採用情報の公開が続く時期です。
今まで準備してきたことをもとに、志望する会社に漏れなくエントリーしましょう。
2024年6月~本選考開始
2024年6月から本格的に本選考が始まります。
書類選考を突破すれば筆記試験や面接に参加でき、企業の採用スケジュールに則って、随時内々定〜内定が出始めます。
スケジュールが込み合ってくるので、アプリや手帳で予定を管理して、志望企業の選考に参加しそびれることがないよう気をつけましょう。
25卒の就活で注意したいポイント
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早期選考を行う企業も増えている
近年は、優秀な人材を早い段階で獲得したい企業によって、早期選考が進んでいる傾向にあります。
そのため、大まかな就活スケジュールはあるものの、志望する業界・企業によって情報公開やエントリー期間も異なります。
「まだ志望する業界の募集が少ない時期だから余裕があるな」と構えていると、第一志望の企業を見逃してしまう可能性も否めません。
就職活動を円滑に進めるためには、日々企業のHPや就活サイトで情報収集を欠かさないようにしましょう。
オンラインからオフライン選考に回帰する企業も
コロナ禍によって、就職活動には大きな変化が訪れました。
リアルイベントがことごとく中止となった結果オンライン採用が浸透し、実際に会社まで赴くのは最終面接のみだったという場合も少なくありませんでした。
落ち着きを見せてきた現在も、採用活動がオンラインメインで実施されるケースはまだまだ多いのが現状です。一方で、一時よりもオフライン開催も増えています。
25卒の就職活動は、企業の方針に合わせてオンライン・オフラインを切り替えながら選考が進むことが予想されます。
25卒の就活で最初にやっておきたいこと
25卒の理系就活生がこれから始まる就活に向けてまずやっておきたいのは、事前準備です。
「就活はやることが多すぎて、何から始めたらいいのか分からない!」という理系就活生は、以下で紹介する4つからスタートしてみましょう!
自己分析
後悔のない就活・就職をするためには、自分自身を知ることが大切です。
「自分は何に興味があって、どんな仕事をして、どんな人生を送りたいか」と自分に質問を投げかけ、自分について深掘りしてみましょう。
自分の価値観を理解すれば、進みたい人生の方向が見えてきます。
理想の人生をキャリアプランに落とし込みながら、「将来どんな人になりたいのか?」まで考えてみることをおすすめします。
業界・企業研究
志望企業を絞り込むためには、業界や企業への理解を深めることから始めましょう。
例えばマスコミやファッション業界は一見華やかですが、働くとなると地味な努力も必要になります。また、地味に見える業界や企業も、実は生活には欠かせない重要な役割を担っていることもあります。
一方からだけでなく多角的に業界や企業を研究し、まずは知識を蓄えることもおすすめです。
インターンシップへの参加
インターンシップは、実際に入社後の雰囲気を体感できる絶好の機会です。
志望する企業を知る機会であり、思いもよらなかった企業と出会う機会でもあります。
その業界・企業の人がいったいどのような意識で働いているのか、自分はどのようにその企業に貢献できるのか。そうした疑問を自身に問いかけながら、インターンシップを受けましょう。
インターンシップで就活に有利なさまざまな情報を肌で感じることが、本選考前の良い事前準備になるはずです。
就活サイトへの登録
25卒の就活のアクションを早めに開始したい方は、就活サービスへ登録しましょう。
現在の就活では、大手ナビサイトだけでなく、複数の就活サービスを活用するのがおすすめです。
オファー型就活サービスなら、登録しておくだけで企業からのオファーを受けられます。
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まとめ
25卒の就職活動は、これから本格的に始まります。
就職活動が不安なのは、皆同じです。
不安な気持ちは、準備をすることでしか解決できないものです。
「TECOFFER」では、25卒の就職活動に役立つ情報をさまざまに掲載しています。
頼りになる情報を読んで、就職活動を効率よくスタートしてみるところから始めてみてください。
自分の可能性を信じて、内定を掴むために早めに行動を開始しましょう!