こんにちは。理系就活情報局です。

インターンシップの参加案内が届くと、業界・企業研究を振り返ったり、志望動機を再確認したりする理系就活生の方も多いと思います。

そうした準備に加えてほしいのが、インターンシップでの質問の準備です。

今回は、インターンシップで質問をすることのメリットや質問例について、丁寧に解説します。

これからインターンシップに参加する理系就活生は、ぜひ参考にしてみてください!

インターンシップで質問するメリット

インターンシップで質問するメリット

企業の実態や社員の生の声が聞ける

インターンシップで質問するメリット1つ目は、企業の実態や社員の生の声が聞けることです。

インターンシップでは、実際にその会社に足を踏み入れて社風を肌で感じられる上、そこで働いている社員から調べるだけではわからない生の情報が得られます。

HPや企業情報を見ただけではわからない情報を手に入れるためにも、社員とコミュニケーションを取りながら質問をしてみましょう。

企業選びの判断材料になる

インターンシップで質問するメリット2つ目は、企業選びの判断材料になることです。

インターンシップは、その企業が自分に合うのかを知る貴重な機会です。

第一志望だと思っていても、インターンシップに参加してみて、思っていた会社ではなかったと感じることもあるでしょう。

入社後に「こんなはずではなかった」と後悔しないためにも、自分の中の「企業選びの軸」を明確にした上で、質問をしてみましょう。

志望意欲をアピールできる

インターンシップで質問するメリット3つ目は、志望意欲をアピールできることです。

企業の社員が質問を募集したときに、手を挙げた就活生と挙げなかった就活生とでは、印象に残る度合いが異なります。さらに、社員に「面白い質問をする学生だな」と興味を持ってもらえる質問ができれば、志望意欲をアピールできるでしょう。

自分から質問するのは最初は緊張するかも知れませんが、積極性や前向きな姿勢をアピールできると考えてチャンスを活かせば、周囲よりも良い印象を持ってもらえる可能性が高くなります。

社員とコミュニケーションが取れる

インターンシップで質問するメリット4つ目は、社員とコミュニケーションが取れることです。

インターンシップでは、社員と会話する機会もありますが、自由に質問できるタイミングがわからなかったり、自分から話しかけるのが苦手な学生にとって、質問は社員とコミュニケーションを取る絶好の機会です。

積極的に社員に質問をすることで、接点を持ち、自分の存在を覚えてもらえるようなコミュニケーションをこころがけましょう。

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【ジャンル別】インターンシップで質問したいこと

【ジャンル別】インターンシップで質問したいこと

仕事内容について

仕事内容について知りたい時は、1日の大まかな流れや、担当している業務内容を具体的に教えてもらうなど、実際に働いている社員ならではの情報を引き出す質問をしましょう。

◎仕事内容に関する質問例

入社してすぐの業務と現在の業務にはどんな違いがありますか?
・関わっていらっしゃる業務は具体的にどのようなものですか?
・1日のタイムスケジュールを教えてください。
・個人作業とチーム作業の割合を教えてください。
・〇〇さんが仕事をする上で大切にしていることや、こだわりはありますか?
・〇〇さんが普段お仕事で、「難しい」と感じていることはありますか?
・1年の中で、特に忙しい時期はありますか?
・どんな時に残業が発生するのでしょうか?

社風・社内の雰囲気について

社風や社内の雰囲気について知りたい時は、「自分が会社に求める基準」を明確にしておくとスムーズです。社員同士の関係性や上司との付き合い方など、社内で働く人の実態がわかる質問をして、自分の基準と照らし合わせましょう。

◎社風・社内の雰囲気に関する質問例

・御社の社風は◎◎◎だと伺いましたが、◎◎様はどのように感じていますか?
・普段の職場の雰囲気は、どのような感じですか?
・仕事の指示をもらう時や相談する時など、上司の方とはどのようにコミュニケーションを取っていますか?
・入社前後で、会社へのイメージは変化しましたか?
・実際に働いてみて、想像よりも良かったと感じる点を教えてください。
・同僚の方との飲み会やランチは多いですか?
・上司や同僚の方とはどんな風に呼び合っていますか?

仕事のやりがいと大変だったこと

実体験としての「仕事のやりがいと大変だったこと」を質問することで、「自分にはこの会社でどのような働き方ができるか」考えるきっかけになります。

やりがいや大変だったことを聞く際には、ネガティブな印象を与えないよう、ポジティブな質問の仕方を心がけましょう。

◎仕事のやりがいと大変だったこと質問例

・どんなときに仕事のやりがいや、「自分に向いている仕事だな」と感じますか?
・これまでされたお仕事で、特に印象に残っている出来事はありますか?
・これまでされたお仕事で、最も大変だった仕事を教えてください。
・仕事のモチベーションを保つコツはありますか?
・この仕事を選んで良かったと感じる瞬間は、どんな時ですか?
・仕事で壁にぶつかったとき、どのように乗り越えているのでしょうか?
・おすすめのストレス解消法があれば教えてください。

福利厚生や休日について

福利厚生や休日についての質問は、直接的に聞きすぎると、マイナスな印象を与えてしまう場合があります。あくまでその会社を志望しているというアピールをしながら、実際の様子を質問で引き出してみましょう。特に、性別問わず働きやすい職場かどうかを知るためには、男性の育児休暇や育休後の復帰率について質問すると良いでしょう。

◎社風・社内の雰囲気に関する質問例

・御社に入社したら長く働きたいと考えているのですが、結婚や出産、介護など、ライフステージの変化に対する取り組みはありますか?
・男性社員の方で育児休暇を取得している人はいますか?
・産休・育休から復帰した◎◎さんは、会社の取り組みで「これがあってよかった」と思った制度はありますか?
・御社独自の福利厚生はありますか?
・将来的に◎◎◎の資格取得を考えているのですが、資格取得支援制度はありますか?
・有給の取り方について、職場内のルールはありますか?
・皆さんは普段どの程度残業されているのでしょうか?

インターンシップで質問する時のマナー

インターンシップで質問する時のマナー

企業の基本的な情報は調べておく

インターンシップで質問する時のマナー1つ目は、企業の基本的な情報は調べておくことです。

インターンシップの質問は、社員から直接生の情報を教えてもらえる機会です。せっかくの機会なのに、HPを見ればわかるようなことを質問するのはもったいないです。

事前に調べられる情報を確認した上で、その上で「自分が考えた意見をもとに質問する」姿勢を大切にしましょう。

たとえば、「◎◎◎について、私はこのように考えたのですが、◎◎◎を製造している御社の考えはどうでしょうか?」など、推測を織り交ぜると、ただ気になったから質問したのではなく、事前に調べてきたことが先方にも伝わります。

質問しても良いタイミングにする

インターンシップでは、「わからないことがあれば質問してください」という声かけがあるかもしれません。疑問を感じるタイミングはたくさんあると思いますが、気になる度に逐一質問するのは控えましょう。

インターンシップの進行を妨げたり、社員の業務を邪魔したりしないタイミングかどうかを見計らって質問することをおすすめします。

また、事前に質問時間が設けられていることがわかっている場合も、質問は後に回したほうが良いでしょう。インターンシップ中にメモを取り、休憩時間に情報を整理して、聞きたいことをまとめておくとスムーズです。

ビジネスマナーに則った言葉遣い

質問する時は、最低限のビジネスマナーに則った言葉遣いを心がけましょう。

どんなにフランクなインターンシップでも、あまりになれなれしい態度を取ってしまうと、せっかく質問しているのに印象が悪くなってしまいます。

質問をする時は、社員だけでなく、周囲の就活生もあなたを見ています。配慮に欠ける質問や、カジュアルすぎる言葉遣い、相手を詰問するような質問の仕方は避けましょう。

また、程よく大きな声ではきはきと質問して、聞き返されることがないようにするとベターです。

インターンシップ後にやっておきたいこと

インターンシップ後にやっておきたいこと

自分に合う企業なのか確認する

インターンシップ後にやっておきたいこと1つ目は、自分に合う企業なのか確認することです。

インターンシップに参加した後は、できるだけ早いタイミングで振り返り、質問への回答や自分が抱いた印象をまとめましょう。

すぐに振り返っておけば、インターンシップ中に感じた小さな違和感を見落とすこともありません。

事前にまとめておいた企業選びの軸と照らし合わせて、「本当に志望したい企業なのか?」と自分に問いかけて、志望意欲を確認してみてください。

オファー型サイトを活用する

インターンシップ後にやっておきたいこと2つ目は、オファー型サイトを活用することです。

実際にインターンシップに参加したことで、自分がどんな仕事に就きたいのか、どんな会社で働きたいのかが具体的に定まってきたと思います。

自分から能動的に行動するインターンシップ後は、企業からアクションが届くオファー型サイトに登録しておきましょう。

就活が本格化する前に登録しておけば、企業からインターンシップのお誘いや選考の案内が届きます。

理系就活生におすすめしたいのは、理系に特化した逆求人型サイト「TECH OFFER」です。

インターンシップに参加することで明確になった企業選びの軸をもとにプロフィールを埋めて、自分とマッチする企業との出会いを待ちましょう。

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まとめ

インターンシップは、インターネット上やSNSを見るだけではわからない情報の宝庫です。

せっかく憧れの企業のインターンシップに参加するのですから、チャンスを活かして、知りたい情報が得られるよう、思い切って質問してみましょう。

また、ほかの理系就活生がする質問も参考になるはずです。

インターンシップの質問を通して自分の存在を印象づけて、志望企業で働く未来に一歩近づきましょう!