こんにちは。理系就活情報局です。

サマーインターンは夏季休暇と重なるため、研究室などの学業やアルバイト・資格取得などの課外活動に充てたいと考える理系学生もいるのではないでしょうか。

サマーインターンに参加となると、研究室との予定調整も必要で両立も大変です。

「サマーインターンにはどうしても行かないといけないのか?行かない選択肢はないのか」

「仮にサマーインターンに行かなかった場合、何かデメリットがあるのだろうか」

「サマーインターンに参加しようかどうか迷っている」と思っている理系就活生に向けて、今回はサマーインターンに参加しないメリットやデメリットなどについて解説します!

これからサマーインターンの参加を検討したり、エントリーしたりしようとしている理系就活生は、ぜひ参考にしてください。

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サマーインターンに文系・理系問わず多くの学生が参加する理由

サマーインターンに文系・理系問わず多くの学生が参加する理由

多くの企業が実施しているため参加しやすいため

サマーインターンは、多くの企業が一斉に実施する時期です。

多くの企業から自分が興味のある会社を選びやすく、参加枠もできる限り多く設けられています。

加えて夏季休暇で長期休暇中の為、参加しやすい条件が揃っていて学生も多くエントリーします。

就活本番で失敗したくないため

就活本番では、厳しい選考が続きます。サマーインターンも、多くの場合就活本番と同様に書類選考や面接があります。書類選考や面接に慣れ、本番で力をより発揮しやすくするための機会として活用している学生もいるのです。

就活本番の書類・面接対策に活かすため

既に志望企業を絞り込めている場合、就活本番で提出する書類や面接での受け答えのために、サマーインターンで企業・職種研究をしてよりしっかりとした内容に仕上げようと考える学生もいます。

サマーインターンでは、先輩社員との座談会や実際の業務を通じて企業の強みや特徴を知る絶好の機会です。志望企業の情報を集めるために参加する学生もいます。

サマーインターンに行かない選択をする理由は?

サマーインターンに行かない選択をする理由は?

研究などの学業に打ち込むため

サマーインターンではなく、研究や学業などに打ち込むためにあえて参加しない選択をする学生もいます。

研究室によっては、かなり多忙になることもあるため参加自体が難しい学生も中にはいるようです。

アルバイトや資格取得を優先するため

アルバイトや資格取得など、学業以外を優先させる学生もいます。奨学金で通学している学生は、長期休暇の間にアルバイトでまとまった金額を稼ごうと考えるようです。

また、就活本番に向けて交通費やスーツ代など様々なお金がかかります。アルバイトで貯めておいて使う学生もいます。

まだ就職と進学で迷っているため

就職するか進学するかが決めきれず、サマーインターンの参加を見送る学生もいます。

夏に参加しなかった場合は、秋以降に進路の方向性が定まった時点で参加しようと考えるケースもあります。

教授推薦などで狙う企業がはっきりしているため

教授推薦希望や公務員・教員志望などで狙う企業や進路がはっきりしている学生の中には、インターンに参加しない学生もいます。

ただ、他企業や民間企業のことを知り、視野を広げるためにも余裕があれば参加しておくといいでしょう。

理系学生でサマーインターンに行かない学生は少数派

理系学生でサマーインターンに行かない学生は少数派

基本的に、サマーインターンに1社も参加しないという選択をする学生は少数派です。ある程度進路が決まっている場合も視野を広げたり、他社と比較したうえで書類対策や面接対策を取ったりしたいと考える学生が多数派になります。

どうしても参加する余裕がないのであれば仕方ありません。しかし、もし少しでも余裕があるのであれば参加しておくことで就活に対する考え方や視野が広がり、プラスの経験となるでしょう。

サマーインターンに行かないことによるメリットとデメリット

サマーインターンに行かないことによるメリットとデメリット

【メリット】学業など他にやりたいことに集中できる

サマーインターンに参加すると、どうしても時間が拘束されます。参加しないことで研究室での実験や学業に思い切り集中できるメリットがあり、学生の本分らしい時間を送れるでしょう。

【メリット】他の就活対策(ガクチカや筆記対策など)に力を入れることができる

就活対策は、やることがたくさんあります。自己分析や書類対策、ガクチカや筆記対策など、ここまでやったら終わりというラインはありません。

じっくり時間をかけられるため、納得のいく対策がしたいと考える学生もいます。

【メリット】スケジュール管理で悩むことがない

サマーインターンに参加する場合、どうしても企業のスケジュールに合わせることになります。また、選考にかかる時間や事前準備など一定の時間を拘束されます。

理系学生は研究室などの学業も忙しく、アルバイトや部活動をしている場合はもっと時間のやりくりが大変です。

思い切ってサマーインターンに参加しないことで、他の学生よりも時間が作りやすくなる一面があります。

【デメリット】業界や企業研究で有益な情報を得る機会を失う

最も大きなデメリットは、業界や企業研究の中で有益な情報を得る貴重な機会を失う点です。業界研究や企業研究はサマーインターンに参加しなくても、もちろんできます。しかし、企業担当者の生の声や実際に業務を体験することでわかる情報もたくさんあります。

他の方法で対応できると思うかもしれませんが、やはり参加することでしか得られない情報がある点は覚えておきましょう。

【デメリット】視野を広げることができない

サマーインターンに参加することで、就活に対する視野が広がるだけではありません。様々な学生と交流したり、先輩社員と話したりする中で人生の視野が大きく広がります。

特に、サマーインターンに参加する学生は理系だけでなく文系学生もたくさんいるのが特徴です。普段はあまり話すことのない文系学生と一緒に参加し、お互いの考えなどを話し合う中で今までにはない視点や気付きを得るケースもあります。

サマーインターンに参加しない場合、他の同年代の学生たちとの交流の機会が減り、視野を広げる機会を失ってしまいます。

【デメリット】採用担当者との接触機会を失う

サマーインターンに参加すると、企業の採用担当者との繋がりができます。特に、志望している業界や企業の場合は、採用担当者と接触することで有益な情報をもらえたり、今後の選考スケジュールを教えてもらえたりするケースもあります。

サマーインターンに行かないことで選考にどんな影響が考えられるか

サマーインターンに行かないことで選考にどんな影響が考えられるか

企業によってはサマーインターンに参加した学生から優先的に情報を流す

企業によっては、サマーインターンに参加した学生から優先的に選考情報などを流す場合があります。

参加しなかったからと言って企業を受ける機会がなくなるわけではありません。しかし、サマーインターンに参加する学生を優先的に選考している企業は間違いなくあることは覚えておきましょう。

サマーインターン参加者に早期選考の機会を与えることもある

サマーインターンに参加した中で、特に優秀な学生には早期選考の機会を与えるケースも増えています。早期選考は一般選考の選考ルートと違うことも多く、選考の一部が省略または免除されるケースもあります。

一般選考で受けることもできますが、少しでも早い段階で内定が欲しい場合などは参加しましょう。

今後は採用選考の合否判断にインターン参加情報を反映するケースも考えられる

今は、インターン参加者と非参加者で大きな差を付けている企業はあまりありません。しかし、今後はインターン参加時の情報を採用選考の合否判定に使用するケースも増えてくると予測されています。

インターン参加情報がどのように取り扱われるかはわかりません。しかし、場合によってはインターン参加者の方が有利になる事態がないとは言い切れません。

サマーインターンに行かないと決める前にできること

サマーインターンに行かないと決める前にできること

負担の少ない1day型など短期型に参加する

「忙しいからサマーインターンに参加しない」と決める前に、予定の調整がしやすい1day型など負担が少ない短期のものを選んでエントリーしてみましょう。

万が一、複数インターンの予定が重なった場合も、事前に参加辞退もできます。

積極的に、短期型を中心にエントリーしましょう。

本当に気になる企業だけに絞って参加する

本当に気になる企業に絞り、少数精鋭でエントリーするのも一案です。

多くの企業にエントリーすると、選考対策が大変になります。しかし、少数精鋭であれば対策もしやすく、スケジュール管理も比較的しやすいです。

志望業界などがある程度絞られている場合は、気になる企業を絞り込んでみましょう。

低回生のうちに参加するか秋以降のインターンを狙う

低回生でも参加できるインターンは増えています。3回生または院1回生の夏以前に参加しておくことで、より多くの企業を知る機会を得られます。また、就活対策自体に余裕を持てるでしょう。

テックオファーのようなスカウト型サイトに登録して企業との出会いを増やす

テックオファーのようなスカウト型サイトに登録しておき、企業との出会いを増やすことも大切です。

理系学生は学業との両立などで忙しい方も多いはずです。登録しておくだけで企業からコンタクトが来る機会を増やし、就活を効率化できる点がTECH  OFFERを利用するメリットです。無料で利用できるため、ぜひ登録しておきましょう。

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サマーインターンに行かない就活生が行うべき対策

サマーインターンに行かない就活生が行うべき対策

サマーインターンに参加しない場合、他の学生と比べて企業との接触機会が少なく、情報収集の点で後れを取る可能性があります。

選考本番で後れを取ることがないように入念な筆記対策や面接対策、OB・OG訪問で企業の情報を集めておくなど、インターン参加者に負けないようしっかりと対策をしましょう。

過去の選考情報などは、キャリアセンターに記録があるため積極的に利用することが大切です。

あくまでも就活選考の結果次第!ただ接触機会が増えることで得することも多い

あくまでも就活選考の結果次第!ただ接触機会が増えることで得することも多い

あくまでも就活本番の選考の結果次第で、企業から内定がもらえるかどうかが決まります。

絶対にサマーインターンに参加する必要はありません。しかし、参加することで得られるメリットとして採用担当者との繋がりや、選考情報をもらえるなどがあることは覚えておきましょう。また、視野も広がって思わぬ企業と出会えるかもしれません。

少しでも興味がある場合はエントリーし、極力参加する前向きさが大切です。

まとめ

以上、サマーインターンに行かない選択肢を選ぶことの是非や、メリット・デメリットについて解説しました。

多くの学生が参加する機会だからこそ就活の情報も得やすく、メリットも多いことは覚えておいてください。あとは自分の志望企業や進路に応じて柔軟に考え、決めましょう。

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