「サマーインターンの締め切りはいつなんだろう?」と気になっている就活生の方は多いのではないでしょうか?サマーインターンの締め切りを含めたスケジュールは、企業によってまちまちです。締め切りに遅れないよう、できるだけ早い準備を心掛けましょう。

今回は、サマーインターンの締め切りを含めた基本スケジュールと、やっておくべき準備について解説します。

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サマーインターンの締め切りはいつ?

サマーインターンの締め切りはいつ?

サマーインターンの締め切りはだいたいいつ頃なのでしょうか。ここでは締め切りのタイミングと短期・長期それぞれの締め切りについて解説します。

サマーインターンのルールは25卒から変更に

インターンのこれまでのルールは、25卒が参加する2023年度開催から変更になりました。具体的な変更点としては以下の4点です。

・インターンをキャリア形成支援へ変更

・キャリア形成支援について、「オープン・カンパニー」「キャリア教育」「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」「高度専門型インターンシップ」の4タイプに分類

・企業は規定を満たせば、参加学生の情報を採用広報や選考での活用が可能に

(※汎用的能力・専門活用型インターンシップ/高度専門型インターンシップは就業体験必須)

上記ルールはサマーインターンにも適応となりますが、最も注目するべき点は「企業は規定を満たせば、参加学生の情報を採用広報や選考での活用が可能に」という部分です。このルール変更によりインターンが選考に直結することが明らかとなりました。就活生としてはしっかりと準備を行い、効果的なアピールに繋げたいところです。

短期インターンの締め切り

短期インターンの締め切りは企業によって異なりますが、一般的には開催の2週間~1ヵ月程度前に設定されます。大手企業の場合はエントリー数が多いことから、比較的締め切りを早くする場合が多いので注意が必要です。志望企業のHPなどを事前にチェックして、締め切りに遅れないよう準備しておきましょう。

長期インターンの締め切り

長期インターンは短期に比べて、さらに企業によって締め切り日の設定が異なります。国内大手・中小企業などの多くは通例に従って実施されることが大半ですが、外資系企業やベンチャーのサマーインターン等に参加する場合は注意が必要です。

外資系などは夏季休暇の時期より前にサマーインターンを開催する場合など、長期休暇の時期をずらして実施することも少なくありません。外資系・ベンチャー企業を志望する場合は特に、細やかな確認をおすすめします。志望する企業の前年開催などを参考に、早めにチェックしておきましょう。

サマーインターンの締め切りの考え方

サマーインターンの締め切りの考え方

サマーインターンの締め切りには、以下の3つのパターンがあります。「間違えて締め切りに間に合わない!」ということにならないよう、考え方を解説します。

WEBエントリー完了

締め切り日がWEBエントリー完了時となっている場合は、WEBエントリーの内容が志望企業に届いた日時のことを指しています。就活サイトやホームページなどからエントリーする場合は自身がエントリーした日時と捉えがちですが、先方へ届いているかの確認が必要です。

多くの場合は、自動返信メールなどで「WEBエントリーを完了しました」といったメッセージがとどきます。受信完了メールを受け取れていれば問題はありません。万が一返信が無い場合は、電話やメールなどで、念のため確認を取っておくと安心です。

消印有効

締め切り日が消印有効となっている場合は、応募書類に押された消印の日付を指します。仮に志望企業が応募締め切り以降に受け取ったとしても、消印の日付が応募締め切り日以前のものであれば問題ありません。

郵送の場合は、郵送書類が一旦郵便局に集められてから消印を押されることになります。ポストに投函する場合はタイムラグがあるため、消印を押すタイミングにも注意が必要です。郵送の場合は特に、サマーインターンの締め切り日より早めに対応しておきましょう。

必着

締め切り日が●●日必着となっている場合は、志望企業に応募書類が届いた日を指します。郵便物は地域によって届くまでの日数が異なったり、交通事情によって遅れがでたりすることも少なくありません。さまざまなトラブルも考えられるため、締め切りの1週間前を目安に余裕を持って郵送しましょう。

サマーインターンの開催までの流れ

サマーインターンの開催までの流れ

サマーインターンの締め切りの考え方を理解したところで、次に開催までの流れを解説します。

4~5月インターン情報の解禁

多くの企業のサマーインターンに関する情報は、4月〜5月ころにリリースされます。企業ごとのホームページや就活サイト、インターン情報を専門に扱うサイトなどでの確認が可能です。企業ごとに情報解禁のタイミングも異なるため、随時チェックしておきましょう。

また、インターン情報の解禁が行われるまでに企業選定を進めておかなければいけません。サマーインターンの情報解禁から逆算して、早めに準備を整えておきましょう。

5~6月募集期間

サマーインターンの一般的な募集期間は5月〜6月頃です。企業によって時期が異なることはもちろん、エントリー数の上限に達した場合は早期に締め切られる場合もあります。そのため、できるだけ早い準備と前倒しでのエントリーをおすすめします。

また、この頃までにはESや面接の練習などを行っておくことが大切です。募集期間内で急にばたばたと準備をしても、クオリティーは下がり締め切りを逃してしまうこともあります。後悔することにならないよう、事前準備をしておきましょう。

6~7月面接・選考期間

サマーインターンのESが通過した方は、6月〜7月の面接・選考に参加することになります。本面接よりはカジュアルな面接が多い傾向にありますが、対策は必須です。聞いておきたい質問などもしっかりと用意して、効果的なアピールを心がけましょう。

8~9月開催

面接を通過すれば、いよいよ8月〜9月頃にはサマーインターンが開催されます。短期・長期インターンであるかや企業によっても開催期間はことなりますが、しっかりと準備して望むことが大切です。サマーインターンの内容も把握したうえで、集中して取り組みましょう。

前半の章でもお伝えした通り、インターンは企業への直接アピールにも繋がります。自分の強みや特徴を事前に把握し、サマーインターン期間中に発揮できる体制を整えておくことがポイントです。

サマーインターンの締め切りまでに行いたい準備

サマーインターンの締め切りまでに行いたい準備

最後に、サマーインターンの締め切りを目安に行っておきたい、事前準備を4つご紹介します。

企業研究

企業研究は自己分析とともに、できるだけ早くやっておきたい準備です。企業の方針や理念、風土や求める人材などを詳しく調べ、業界内での立ち位置も含めて研究します。詳しく研究すればする程企業選定がしやすくなり、面接の回答にも活かすことが可能です。

近年ではSNSやYouTubeなどで発信する企業も多いため、就活生向けの広報メディアにも目を通しておくことをおすすめします。企業ホームページなどでは触れられない現場の雰囲気や社内の風土を感じられるため、企業分析にも非常に有効な手段です。さまざまな角度から、志望企業の分析を進めましょう。

面接・ES対策

面接やESの対策も、締め切りまでに実施しておきたい準備のひとつです。ほとんどの就活生が慣れていない面接やESは、早く失敗し改善することでよりよいものになります。ESも何度か書いてみると、どんどん伝えたいことが伝わりやすくなるでしょう。

面接に関しても同様で、想定問答を繰り返せば自然で説得力のある回答ができるようになります。サマーインターンに参加するための重要なポイントとなる面接とESの準備も、しっかりと進めておきましょう。

インターンの目的を決めておく

意外と見落としがちなのが、サマーインターンに参加する目的を決めておくことです。面接が通過すると誰もが嬉しくて、ただ楽しむだけのサマーインターンを過ごしがちですが、それでは少しもったいないといえます。インターンを通してどんな成果を得るのか、事前に決めておくことが大切です。

たとえば、「仕事の概要を把握する」「社内の雰囲気になれる」「人事や上司に覚えてもらう」など、簡単な者でも構いません。自分に合った企業であるかを確認し、内定に近づく為に行うべき目標を立てておくことをおすすめします。目標があると、サマーインターン終了時の成果も大きく変わります。

候補企業を増やす準備をしておく

サマーインターンに参加することだけでなく、選考に落ちた場合も想定し、志望企業を増やしておくことも必要です。短期や長期インターンを組み合わせて、できるだけ多くの企業をみておくことも手段のひとつです。

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まとめ

本記事では、サマーインターンの締め切りを含めた基本スケジュールと、やっておくべき準備について解説しました。サマーインターンの締め切りに間に合うよう、しっかりとした事前準備を行うことが何より大切です。後悔のない就活にするために、できるだけ早いアクションを心がけましょう。