こんにちは。理系就活情報局です。

理系学生にとって、サマーインターンを受ける際、どれくらいの倍率になるのか事前に知っておきたいと考える人もいるでしょう

募集人数や実施日程、知名度に差があるため、企業によってはとてつもない倍率になるケースもあります。

「サマーインターンはどれくらいの倍率だと思っておけばいいのか」

「全落ちしないためにはどうしたらいいのか」

「サマーインターンの選考倍率を知り、対策しておきたい」と思っている理系就活生に向けて、今回はサマーインターンの倍率や対策方法について解説します!

これからサマーインターンに参加したり、エントリーしたりしようとしている理系就活生は、ぜひ参考にしてください。

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 そもそもインターンとは?

 そもそもインターンとは?

そもそもインターンは、企業が自社のことを知ってもらう場として就業体験や現役社員から話を聞く場として設けている場です。

インターンの平均応募数

平均応募数は、約10社です。

ただし、文系学生や希望職種・インターンの実施日数によって応募数は増減します。

例えば、半日~1dayタイプの短期型をメインに参加する場合は、参加したい企業の実施日程によって応募できる企業の数を増やすことも可能です

一方で、2~3日型、1週間型など参加日数が長めのインターンに応募する場合は異なります。上記以外の期間で実施している企業を選定しなければならないため、応募社数もおのずと少なくなる傾向にあります。

インターンの参加数

平均で3~5社程度が一般的です。

短期型に多く参加した学生は10社近いサマーインターンに参加するケースもあります。しかし、理系学生の場合は学業との両立で非常に忙しいため、本当に興味のある企業に絞って多くても5社程度が最多になります。

サマーインターンの倍率が企業によって異なる理由

H2サマーインターンの倍率が企業によって異なる理由

企業の認知度や人気によるため

サマーインターンの応募倍率は、企業によって大きく違います。

特に、誰もが知っている商品やサービスを展開している企業、CMなどマスコミで見かける企業などには参加を希望する学生が殺到します。

逆に、優良企業でも知名度が低い企業は学生があまり集まらないため、倍率が高くないケースも珍しくありません。

年度によって内容が変わることがある

実施年度によって、サマーインターンの内容が変わることも珍しくありません。

企業は、多くの学生に応募してもらうために毎年あの手この手で内容をリニューアルしています。

新たに行うインターンが注目を集めるという事例もあり得えます。

文系学生と一緒の場合がある

インターンは、企業によっては文系学生も対象にしているケースも多く見られます。

事業内容や職種によっては、理系学生を対象とするものも多いです。しかし、多様な商品や事業サービスを展開している企業は様々な職種を志望する学生と一緒に行うケースもたくさんあります。

インターンの応募が文系学生と同じ窓口で受け付けられることも多く、結果的に倍率があがるのです。

就職人気ランキングにランクインするような企業は常に人気がある

就職人気ランキングで上位に上がるような企業は、文系理系問わず非常に人気があります。

インターンに限らず、就職を希望する学生も多くなります。おのずとインターンシップが開催されれば希望学生が殺到し、就活本番の選考と同じくらいの倍率となるでしょう。

サマーインターンの倍率は?

サマーインターンの倍率は?

サマーインターンの応募倍率は、企業によって大きく違います。

超人気企業は100倍近いこともある

世間的に有名な知名度の高い企業や、人気の高い企業の応募倍率は、100倍近いことも珍しくありません。場合によっては100倍を大きく超えるかなり狭き門となるケースもあるようです。

人気企業を志望している場合は、相応の覚悟をしておきましょう。

通常は数倍から数十倍程度

一般的な企業の場合は、数倍から数十倍程度となります。

ただし、企業が倍率を発表しているわけではないため、どうしても参加したい企業のインターン選考には入念な準備をして臨むことが大切です。

長期インターンは倍率がぐっと下がる

長期インターンになると学生側も学業との両立等ハードルが高くなるため、応募する学生の数自体が少なめです。そのため、倍率も応募学生の数の低下と共に下がる傾向にあります。

ただし、一部のマスコミで取り上げられるスタートアップ企業では長期インターンでも学生が常に集まるところもあります。

サマーインターンの倍率を潜り抜ける方法は?

サマーインターンの倍率を潜り抜ける方法は?

1day型など短期の場合複数日程にエントリーする

インターンに応募する際は、特定の参加希望日だけにせずできる限り参加可能な日程をすべて選択しましょう。

理系学生は学業との両立が大変なため、どうしても希望日程が限定的になりがちですが、可能な限り間口を広げておくと参加しやすくなります。

複数の企業にエントリーしておく 

複数の企業にエントリーすることも大切です。

人気のある企業ばかりではなく、名は知られていなくても優良企業はたくさんあります。できる限り、様々な企業に分散させてエントリーしましょう。

知っている企業だけにエントリーすると、高倍率で全落ちするリスクが高くなります。

長期インターンを狙う 

学業との両立ができそうなら、敢えて長期インターンを狙うのも一案です。ただし、無理をして長期インターンに参加すると、学業や他の企業のインターン参加にも影響が及ぶ恐れがあるため、できる範囲で応募するようにしましょう。

キャリアセンターや研究室の紹介があれば利用する

大学のキャリアセンターや研究室の紹介があれば、積極的に利用しましょう。特に、キャリアセンターからの紹介企業は、卒業生が活躍していることも多くあります。企業の採用担当者もその大学の学生に良い印象を持っていたり、優先して採用したいと考えたりしているケースもあるためです。

また、大学からの紹介であるため特別枠を設けていたり、選考が一部免除されていたりする可能性もあります。

「まずは参加してみよう」と前向きな気持ちで、参加してみましょう。

低回生のうちに参加する

サマーインターンに参加する学生の多くは学部3回生または院1回生ですが、企業によってはそれ以下の低回生の参加を認めているケースもあります。

低回生の時にインターンに応募して落ちたとしても、また翌年に応募するチャンスを得られます。気分的にも余裕が生まれやすく、何よりまだ研究室へ入る前なので、長期インターンなど様々な企業に応募しやすいメリットもあります。

ぜひ、低回生でも参加可能なインターンがあれば応募してみましょう。

サマーインターンに全落ちしないための対策

サマーインターンに全落ちしないための対策

人気企業ばかりを狙わない

人気企業ばかりを狙うと、選考準備も非常に大変なだけでなく、応募倍率も非常に高くなります。人気企業は非常に魅力的で応募したくなる気持ちは分かりますが、名の知られていない優良企業もたくさんあります。

複数の企業に分散させて応募し、全落ちすることがないようメリハリをつけておきましょう。

自己分析で自分に向いた業界などをある程度見極めておく

サマーインターンの段階では、まだ志望業界や企業を絞り込めていないケースもあるでしょう。しかし、業界や職種がバラバラな状態でインターンに応募すると、選考対策で志望動機などを作るのに非常に苦労します。

絞り込めていないとしても、ある程度の業界・職種は決めておくと応募する際も苦労することなく対策できます。

就活と同様の書類対策・面接対策を行う

人気企業になればなるほど就活本番と同等か、それ以上に厳しい選考になることが予想されます。3回生または院1回生の段階では、まだ就活本番前なので書類対策や面接対策ができていない学生も珍しくありません。

しかし、人気企業の厳しい選考を潜り抜けるには、就活本番と同様の対策をしておかないと選考突破は厳しくなります。

早い段階から、できる対策は前倒しでやっておくようにしましょ。

本当に興味のある企業に絞って応募する

本当に興味のある企業に応募を絞り、選考対策を万全にしていくのも一案です。

複数の企業に応募すると、その分対策にも時間をかける必要があります。数を打ちすぎずに、自分のできる範囲や学業との兼ね合いも考えて応募しましょう。

複数の業界や企業に分散させる

強く志望している企業がある場合、その企業にだけ応募した結果、落ちてしまうこともあります。

数を多く打つ必要はありませんが、複数の業界や企業に分散させて視野を広げるための対策を取ることも有効です。

できる範囲で応募数を増やし、全落ちしないようにしておきましょう。

テックオファーに登録して窓口を増やす

テックオファーのようなスカウト型サイトに登録しておくと、あなたの専攻や考え方に興味を持つ企業から直接オファーが来ます。

あなたの公開している内容をしっかり読み込んだうえでのオファーであるため、面接などの選考が進みやすい傾向があります。就活の窓口を広げるために、ぜひ登録しておきましょう。

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サマーインターンは企業によっては本選考と同等かそれ以上の倍率の場合も

サマーインターンは企業によっては本選考と同等かそれ以上の倍率の場合も

サマーインターンに落ちても就活本番で不利にならない

サマーインターンに落ちたとしても、就活本番で不利に扱われるケースはありません。インターンに参加できなくても内定を勝ち取った先輩はたくさんいるためです。

早期選考などの機会を得られせんが、問題なく一般選考には応募できるため、安心してください。

とりあえず興味のある学生も集まりやすいので倍率が高いと心得ておく

サマーインターンは、まだ志望業界や企業が絞り込めておらず「とりあえず知っているから」「有名な企業だから」という軽い気持ちでエントリーする学生も非常に多いです。

そのため、応募人数がかなり集まった結果倍率が急上昇するケースもあります。

万が一サマーインターンの選考に落ちたとしても、必要以上に落ち込む必要はありません。

まとめ

以上、サマーインターンの倍率や全落ちを避ける対策について解説しました。

サマーインターンは開催する企業も非常に多く、興味ある企業を見つけたら有名かどうかに関係なくエントリーすることが大切です。

ぜひ、知らない企業や業界にこそ興味を持って参加してみてください。

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