こんにちは。理系就活情報局です。

就職活動は、人生の大きな転機です。

特に理系の学生にとっては、専門知識を活かせる企業を見つけたい人も多いでしょう。

「理系はいつから活動を開始すれば良い?」

「内定はいつ?」

「就活を長引かせないコツはある?」

就活を目前に控えて様々な疑問を持っている理系学生向けに、本記事では理系就活について紹介します。ぜひ参考にしてみてください!

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理系の就活はいつからいつまで?

理系の就活はいつからいつまで?

大学3年から大学4年の6月まで

就活の終了時期は志望する業界や企業によって多少異なりますが、一般的には大学3年から大学4年の6月までが就活時期にあたります。

政府が定めた就活ルールでは、大学3年生の3月から企業の説明会が始まり、学生によるエントリーシートの提出が始まる流れです。6月から面接が開始され、2〜3週間程度で終了します。学生は内定を得た企業の中から1社を選び、内定を承諾します。

内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について」(令和5年)によると、就活生のうち約3割が2月まで・約8割が5月までに・約9割が6月までに内々定を得ています。

上記から、実際の就活は早期化の影響を受け、大学4年生の6月頃には終わっている場合がほとんどです。

一般的な理系の就活スケジュール

一般的な理系の就活スケジュールは、下記の通りです。

大学3年 3月~就活準備開始
大学3年 5月〜インターンエントリー
大学3年 6月〜8月インターン参加
大学3年 3月〜企業説明会参加
大学4年 4月〜エントリー開始
大学4年 5月〜選考開始、順次内々定
大学4年 10月内定の発表、内定式

就活が終わる時期は志望業界・企業によって異なる

就活が終わる時期は志望業界・企業によって異なる

就活の早期化・多様化によるばらつきがある

企業は優秀な人材を確保したいと考えており、同業他社に取られる前に人材を確保するため、年々就活は早期化しています。

また、経団連に属していない企業は就活ルールに縛られることなく、自社のペースで採用活動を進めています。

その結果、就活の早期化と多様化によって、就活時期にはばらつきがあるのが現状です。

インターンからの内定直結ルートは早い

25卒から、採用直結インターンが解禁となりました。

企業がインターンで得た情報を採用活動に使えることになり、就活生にとっては内定直結ルートに乗れる可能性が高まりました。

インターンで適切なアピールができれば、早期に就活を終えることが可能です。

参考:経団連(日本経済団体連合会)「産学協働による自律的なキャリア形成の推進

大手と中小では選考時期にズレがある

大手企業では、経団連の就活ルールを遵守しつつも、優秀な学生を早期に囲い込むための独自の選考ルートを設けているケースがあります。

一方、中小企業では大手とは異なる時期に「春秋採用」や「秋採用」といった形で採用を行っているケースもあり、企業によって様々です。。

企業の採用動向は複雑化しており、理系就活生は自分がめざす企業の採用チャンスを逃さないよう情報を収集し、柔軟に対応することが求められます

外資系は選考が早く終わる

外資系企業は、選考の早期化が顕著です。

外資系企業の中には大学3年生の12月にインターンを終了し、大学4年の3月までに内定を出す傾向があります。

外資系企業に就職したい理系就活生は、予定を前倒しして就活準備を行いましょう。

ベンチャーの中には通年採用する企業も

ベンチャー企業は、優秀な学生を確保するために、早期から選考を開始する傾向にあります。

外資系企業と同様に、10月から選考を開始する企業も多く、早期からの行動が求められます。

さらに、通年採用を取り入れている企業もあり、大企業・中小企業でのチャンスを逃したときにチャレンジしてみるのもありでしょう。

就活を早く終わらせたい理系就活生が気をつけたいこと

就活を早く終わらせたい理系就活生が気をつけたいこと

就活のゴールは内定ではない

内定は就職活動の一つの成果ですが、それだけが全てではありません。

将来を左右することはあっても、就活に失敗したとしても人生が終わるわけではありません。

内定を得ることによって初めて、就活生は社会人人生のスタートラインに立てます。

内定を就活のゴールだと捉えすぎると、内定欲しさに自分とはマッチしない企業に内定承諾を出してしまう恐れがあります。

自分の将来を考えて、一番良い道を選ぶことを忘れないようにしてください。

早く終わることを就活の目標にしない

「就活を早く終わらせたい」という気持ちは、多くの理系就活生が抱えるものです。

ですが、早く終わることを目標にすることには、大きなリスクをはらんでいます。

たとえば、企業選びが表面的になり、自分に合った職場を見つけられず、結果的に早期離職に繋がってしまうケースもあるのです。

就職活動は、「自分が何をしたいのか」「どのような環境で働きたいのか」を深く考えるきっかけです。

焦って決めた選択が将来のキャリアにマイナスの影響を与えることがないよう、慎重に臨みましょう。

後から後悔しない企業に内定承諾を出す

複数の企業から内定をもらった場合、焦って決断する必要はありません。

内定承諾を出す際は、自分自身の価値観や希望をしっかりと見つめ直して慎重に判断することが重要です。

企業研究や職場環境の確認、キャリアプランの構築を通じて後悔のない選択をしてください。

納得できる企業で働くことをめざそう

就職活動が進む中で、企業への印象や考え方は変化していきます。

内定をもらったとき、複数選択肢があればどこに内定承諾を出すか悩む人もいるでしょう。

そのとき、まず最初に考えたいのは自分自身の価値観です。

企業の文化やビジョンが自分の価値観と合致しているかどうかを見極めましょう。その上で、これから始まる社会人人生について想像して「本当に納得して働ける」企業を選びましょう。

就活を長引かせたくない!長期化の原因

就活を長引かせたくない!長期化の原因

エントリー数が少なく内定につながらない

エントリー数が少ないと選考の機会が減り、内定獲得が難しくなります。

どうしても就職したい企業があったとしても、ほかの企業にエントリーしないのはあまりに無謀です。

エントリーを絞り過ぎた就活は成功率が低く、不合格の場合は企業探しや業界研究から再スタートする必要があります。

エントリー期間には限りがあるため、こうした状況を避けるためにも複数の企業を並行して検討することが重要です。

就活の軸が明確になっていない

就活の軸が定まっていないと、本選考で深掘りされても浅い意見しか言えなかったり、自分の望みがわからず悩んでしまったりします。

自分の強みや価値観を理解しておくことは、就活を早く終わらせるのに大切なポイントです。

何を重視すれば良いのか分からくなってしまわないためにも、就活の軸は明確にしておきましょう。

選考対策が不十分

どんなに優秀な理系就活生であっても選考対策が不十分であれば、就職活動が長引いてしまいます。

選考対策を行っていなければ、選考で実力を発揮できず、企業から「一緒に働きたい」と感じてもらえなくなってしまいます。

企業側は対策が不十分な理系就活生よりも、意欲を感じる理系就活生を採用したいと考えています。

自分が企業にマッチする人材であることをアピールするだけでなく、志望度の高さも伝えるために十分な選考対策を行う必要があります。

内定獲得が目標になっていた

内定を手に入れることが最優先になってしまうと、就職活動が長引いてしまいます。

目先の目標に囚われるあまり、、先のキャリアや会社とのマッチ度への目配りをしていないと、入社後に後悔してしまいます。

内定を獲得した後に「本当にこの会社で良かったのか?」と悩むことにならないよう、事前に自分の価値観や目指すキャリアを明確にしておきましょう。

内定の承諾先を決めかねている

複数の内定を持つことは、一見すると良いことのように思えます。

選択肢が多いという状況は、就活生にとって自信にも繋がりますが、選択肢が多いとどの企業を選べば良いか分からなくなり、逆にストレスや不安を感じることがあります。

結果、納得できず就職活動を長引かせてしまう理系就活生がいます。

内定を承諾することは、単なる就職活動のゴールではなく、将来のキャリアのスタート地点でもあります。

自分のキャリアプランを考え、どの企業がそのプランを実現するために最適かを考えましょう。

理系就活生が就活を長引かせないための対策

理系就活生が就活を長引かせないための対策

就活のやり方を見直す

内定がなかなか取れず就活が長引く場合は、就活のやり方を見直してみましょう。

その際は、自己分析や業界・職種の絞り込みを見直すことをおすすめします。

就活をするうちに、自分への理解や業界の実情についての理解も深まっているはずです。

再度自己分析とガクチカの見直しを行うと、今の自分を見直せると同時に新たな発見があるでしょう。

その際は、周囲に客観的な意見を求めることも有効です。

周りの人と話し合うことで、自身の考えの偏りや視野の狭さに気づけます。

期限を設けて内定先を比較検討する

内定承諾先を決めかねて就活が長引いてしまう場合は、内定をもらった企業同士を比較検討する際、期限を設けることをおすすめします。

企業を選ぶ時には、給与や福利厚生、企業文化や勤務地、将来性など様々な要素が検討ポイントになります。

上記の要素を一度に考えるのは難しいですが、期限を設けることで比較点を明確にし、焦点を絞れるでしょう。

短期で決まる就職エージェントを頼る

終わりの見えない就活を効率的に進めたい理系就活生には、短期で決まる就職エージェントを頼るのもおすすめです。

就職エージェントは、専属のアドバイザーが就活のトータルサポートを行ってくれます。

就活のプロから自分の就活軸や強みに合った企業を紹介してもらえるほか、選考対策においても客観的なアドバイスを得られます。

さらに、大学4年生の夏以降でもエージェントのネットワークを活用して秋選考の情報を得られるのも魅力的です。

逆求人サイトで企業からオファーをもらう

就活を長引かせたくない人は、逆求人サイトで企業からオファーをもらうのも有効です。

逆求人サイトでは、蓄積された膨大なデータやAIによるマッチングをもとに、相性の良い企業と出会えるだけでなく企業側からオファーがもらえます。

企業は人材として魅力的だと感じた理系就活生にオファーを送るため、ミスマッチも少なく知らなかった優良企業と出会える可能性もあります。

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まとめ

理系就活生が就活を長引かせないためには、早めの準備と計画的なアプローチが必要です。

自分自身をしっかりと分析して企業研究を行い、企業に自分をアピールして理想のキャリアを歩めるよう努力してみましょう。

理系就活生の皆さんが自分らしく働ける未来をつかみ取れるよう、応援しています!