はじめまして、理系就活情報局です。
今回は、理系学生は就活で何社受けるべきかについて解説していきます!
就活を始めて、それらの準備を進めていくうちに、一社出すのに時間がかかるけど、出した方がチャンスは多い。
「どうすれば理想のエントリー数になるんだろう。」というのは理系就活生が立ち向かう課題だと思います。
そこで、この記事では、「理系就活生の平均エントリー数」から「理想的なエントリー数」まで、解説します。
理系就活を優位に進めたい理系就活生は是非参考にしてみてください!!
理系就活生のエントリー数って?
理系就活生にとって周りがどれくらいエントリーシートを出しているかについて気になると思います。
そこで今回は理想のエントリー数を解説する前に、理系就活生が平均してどれくらいエントリーシートを出しているか解説していきます。
平均プレエントリー数
プレエントリーは企業の採用情報ページに登録したり、資料請求したりすることです。
そして、一般的な理系学生のプレエントリー数は20社を超える程度になります。
プレエントリーは20社程度でもES提出は5社程度といったデータもあり、プレエントリーはES提出よりも難易度が低くなっています。
そして、プレエントリーは個人情報と簡単な自己PRや志望動機だけでいいので、就活生にとっても比較的簡単にできるものになってます。
そのようなプレエントリーは企業の説明会や選考の情報を知ることを目的としていますが、本エントリーでは実際に企業に就職することを目的としています。
理系の学生の平均エントリー数は文系学生と比べて少なく、文系学生のプレエントリー数は約30社にもなります。
理系のエントリー数が少ないのは専門分野が固まっていることや学校推薦があると言えましょう。
平均本エントリー数
本エントリーはエントリーシートなどを提出して実際に選考を受けることです。
一般的な理系学生の本エントリー数は5社以下となっています。
理系女子は文系就職をする割合も多いため、男子よりエントリー数が多くなっている傾向があります。
文系と比べても学校推薦があって就職が決まる可能性があることなどで本エントリー数の平均も少なくなっていると考えられます。
エントリー数が多い時のデメリットとメリットとは?
エントリー数の平均について解説してきましたが、自分はエントリー数が多すぎるのではないか?といった悩みもあるでしょう。
そしてエントリー数には、エントリー数が多い時のメリットとエントリー数が多い時のデメリットがあります。
そこで今回は、そのエントリー数が多い時のメリットとデメリットについて解説していきます。
エントリー数が多い時のメリット
エントリー数が多い時のメリットとして、視野を広く持ち経験を積めるという点があります。
就活に理解が深まった後に、「絞ってた業界とは別の業界の方が向いていそう」と後悔する就活生は少なくない中で、いろいろな業界の企業説明会に参加したり選考を受けることは視野を広め、そういった後悔をしにくくなることにも繋がります。
そして、あまり知られていないけれど業界内では有名な、業界トップのホワイト企業を知るきっかけにもなります。
エントリー数が多いとESの作成数や面接回数も多くなるので、経験を積むことにも繋がり、
エントリー数が多いことでそれに応じて内定率が上がることもエントリー数が多いことのメリットの一つです。
エントリー数が多い時のデメリット
エントリー数が多い時のデメリットの一つはやはり一つの企業にかける時間が少なくなることです。
エントリー数を増やすと、多くの企業を調べなければならないので、企業研究にかける時間も多くなります。
企業研究を疎かにすることは志望動機も疎かになることに繋がるので、エントリー数が多いときは企業研究を丁寧にしながら多くの企業にエントリーする必要があります。
そして、スケジュール管理が難しくなることもデメリットとして挙げられます。
企業によって提出期限も異なる上、面接日程も重なることがあるので、無理をしない程度のエントリーが大事です。
エントリー数が少ない時のデメリットメリット
「自分のエントリー数は少なめにしようと思ったんだけど、エントリー数が少なめだとどうなるんだろう」と感じる理系就活生の方もいると思います。
エントリー数が少ない時もまた、エントリー数が少ない時のデメリットとメリットもあります。
そこでエントリー数が少ない時のメリットとデメリットについて下で解説します。
エントリー数が少ない時のメリット
エントリー数が少ない時のメリットは目標を絞って就活ができることです。
ずっといきたい企業や本命の企業がある場合は、必然的にエントリー数も少ないので短期間で就活を終わらせることができます。
そして、エントリー数が少ないことのメリットとして一社に掛けられる時間が増えることが挙げられます。
一社ごとの企業研究がより深くできるようになることで、求めている人材や社風を理解した上でエントリーシートや面接対策をすることができます。
エントリー数が多いと、スケジュール管理も大変になりがちですが、エントリー数を絞ることで、余裕を持ってESを作成したり、OB訪問をすることにも繋がります。
エントリー数が少ない時のデメリット
エントリー数が少ない時のデメリットとして、手持ちの駒が少ないことが挙げられます。
エントリーした企業に全て落ちてしまうリスクもあります。
エントリーした企業に全て落ちた後に違う企業にエントリーをし始めても、最初の選考より難しくなる可能性も高いです。
そして、企業研究を進め、内定をもらった後に「もっといろんな企業を見ておけば良かった」「自分には合わないんじゃないか」と後悔する可能性もあります。
面接の経験回数も少なくなることで面接慣れをする機会も限られてくるデメリットもあります。
エントリー数が少ないことは視野が狭くなることにも繋がり、志望する業界や業種をあらかじめ絞って就活することになるので、後々行きたい企業に出会う可能性もあります。
エントリー数が少ないとこのようなこともあるため、エントリー数が少ないことにはデメリットも伴います。
理想的なエントリー数って?
エントリー数が多い時と少ない時のメリットデメリットについて解説していきましたが、どうしたら、多すぎず少なすぎない理想のエントリー数になるのでしょうか。
そこで次では理想的なエントリー数について紹介していきます。
第一志望群は約5社
理想のエントリー数は個々で異なるので、これが正解といったようなことは断言できませんが、多すぎず少なすぎずの目安の数字として第一志望群のエントリー数は5社ほどだと言えます。
大手に絞る場合には、想定倍率を考慮する必要があり、大手志向によりますます大手は狭き門になっていることも考慮しなければなりません。
第一志望群では大手に絞ることはリスクが大きいことを予め把握した上でエントリーする企業を決めることと、その他のエントリー数をどうやって増やしていくかが重要になってくるでしょう。
第二志望群は約10-20社
第二志望群の理想のエントリー数は10-20社だと言えます。
第一志望群はもちろんこの第二志望群が就活の鍵になってくるでしょう。
そして、理想的なエントリー数の担保のためには「第一志望群の企業にいくつかエントリーしつつ、無理のない範囲でエントリー数を増やしていく」ことが基本的な鉄則となってきます。
これだけは知っておきたいポイント(まとめ)
重要なポイントをおさらいします。
・エントリー数が多いときのメリットとデメリットがあり、この企業しか行かないと決めていない限り、エントリー数は多くしておいた方が安心
・大手志向により、大手への就職は難しくなっているので、大手企業に捉われず幅広いエントリーが大事