「最終面接は入社意思の確認だけで落ちることはない」と考える方は少なくありません。

しかし残念なことに、最終面接で落ちるケースは確かに存在します。

最終面接で落ちるケースがある中、面接官がどのような反応をすれば合格・不合格なのか気になる方も多いのではないでしょうか?

今回は最終面接で落ちるフラグや合格サインについて解説します。

これから最終面接を迎える理系就活生は、ぜひ参考にしてください!

「最終面接のフラグ」は信じていい?人事のホンネ

「最終面接のフラグ」は信じていい?人事のホンネ

ネットや友人の話から「最終面接で○○だったら受かってる」「××は落ちてるよ」など、いわゆるフラグと呼ばれる情報を耳にしたことはないでしょうか。

仮にフラグの話が真実だとすれば、最終面接中に合否の兆候を掴めるため、より柔軟な対応ができます。

本章では最終面接における合否フラグの真偽を解説します。

「当落の傾向」として確かに存在

結論から申し上げますと、最終面接における合否のフラグは確かに存在します。

合格の方は今後一緒に働く可能性があるため、「人柄をもっと知りたい」などの心理からポジティブな対応をされがちです。

反対に、不合格の方は今後会わない可能性が高いため、淡々と面接が進むなど冷たく見える対応となります。

面接官も人である以上、合格と不合格の方で対応が異なるのは自然な反応といえます。

例外もあるため過信は禁物

最終面接の合否フラグは例外があるため、信憑性に欠けるとの意見があります。

合否フラグの例外とは、最終面接中にネットで聞いた合格フラグが見られたにも関わらず、蓋を開けてみれば不合格だった例です。

例外が発生するケースとしては面接官がビジネスライクな性格、ポーカーフェイスなども考えられますが、企業のビジネスモデルも影響します。

BtoC企業の場合、応募してきた学生もお客様の可能性があり、悪い印象を与えると売上に悪影響を及ぼす可能性がゼロではありません。

今後もお客様でいてもらうために、仮に不合格であっても面接中は悪い印象を与えないように注意深く言動をするように律しています。

学生側からすると良い感触しか残らないため、合格フラグと勘違いをして最終面接に受かったと誤った認識をします。

最終面接の合否フラグは確かに存在しますが、例外もあるため、過信は禁物です。

最終面接「落ちるフラグ」6選

最終面接「落ちるフラグ」6選

面接時間が予定より極端に短い

面接時間が予定よりも極端に短い場合、最終面接が不合格になる確率が上がるフラグです。

本当に採用したい人材であれば、応募者への質問が多くなることに加え、自社のアピールも増えるため、面接時間が長くなる傾向にあります。

反対に面接が短時間で終わった場合は、早々に不合格と判断される可能性が高まったといえます。

企業側には「不採用と決めた相手に長く時間を割くよりも、他の業務に時間を充てたい」という合理的な心理があるためです。

「無駄に話を広げて合格への期待を持たせたくない」という配慮が働くため、必要最低限の質問だけで切り上げるケースがあります。

ただし、最終面接で入社意思の確認だけを行う場合は、面接が短時間で終わったとしても合格するケースもあります。

面接官の反応が薄い・目が合わない

応募者の発言に対する面接官の反応が薄い場合や目が合わない場合も最終面接で落ちる可能性があります。

基本的に好印象で共感できる回答を得られた場合、うなずきなどのリアクションを行うのが自然です。

反応が薄かったり、発言への否定や反論が多かったりする場合は面接官が思った回答を得られていないことや会社とのミスマッチを示しています。

また、人間心理として「不合格にする相手の目を直視するのは気まずい」と無意識の罪悪感が働くものです。

そのため、あえて視線を外したり、情を移さないよう事務的に振る舞ったりするケースも少なくありません。 

単なるミスマッチだけでなく、面接官の心理的な防衛反応として反応が薄くなっている可能性も考えられます。

回答に対して「深掘り」されず、淡々と次の質問に移る

面接官から回答に対する深掘りがされず、淡々と面接が進む場合は最終面接に落ちる可能性が高いと考えられます。

回答に対して、深掘りの質問がないのは応募者に興味・関心が薄れたためです。

冷たい話になりますが、面接官は不合格予定の学生を深く知る必要はないため、滞りなく面接を進めることだけを考えています。

仮に内定を出す学生であれば、今後一緒に働く可能性があるため、学生の思考や価値観をもっと知りたいとの気持ちが働きます。

面接が淡々と進むのは一見すると順調に見えますが、不合格フラグのため、慎重に対応するようにしましょう。

入社後の「具体的な配属」や「仕事内容」の話が出ない

最終面接で具体的な配属や仕事内容など、入社後の話が一切ない場合も最終面接で落ちる可能性が高いといえます。

不採用が決定した応募者に対して、面接官が入社後の話をすることは基本的にありません。

不合格になる学生に具体的な入社後のイメージを語ると「自分は受かっている」という誤解を生み、トラブルやクレームにつながるためです。

反対に、採用したい理系就活生には内定後のスケジュールや各部門の情報などの話をするケースがあります。

入社後の業務内容や配属希望部署など、今後の話が一切ない場合は採用の可能性が低い状態です。

他社の選考状況を聞かれた際、自社への志望度(順位)を確認されない

最終面接で他社の選考状況を質問された際、自社への志望度を確認されない場合も落ちる可能性が高いと考えてよいでしょう。

志望度を確認しないのは内定を出すつもりがなく、内定辞退のリスクを気にしていないためです。

企業側は、内定を出した学生に辞退されることを一番に恐れています。

「優秀な学生を確保できない」「選考を再びやり直す必要がある」など、人材の流出や不必要なコストが発生するためです。

もし最終面接で自社への志望度を確認されない場合は、内定を出す気がそもそもない可能性が高いといえます。

逆質問をしても当たり障りのない回答しか返ってこない

最終面接で逆質問をして、当たり障りのない回答しか返ってこない場合も最終面接に落ちる可能性が高いといえます。

面接官が当たり障りのない回答をするのは、自社のことをさらに知ってもらう必要がないためです。

内定を出す学生であれば「入社後からすぐに活躍してもらいたい」など前のめりな気持ちから、多くのことを教えてくれます。

一方で、不合格予定の学生は自社のことを深く知る必要はないため、当たり障りのない回答に終始します。

落ちたと思っても「受かっている」逆転ケース3選

落ちたと思っても「受かっている」逆転ケース

最終面接に受かったと思ったら実は落ちていたパターンもあれば、逆パターンも存在します。

本章では落ちたと思っても、最終面接に受かっていたケースを解説します。

時間が短いのは「即決合格」の可能性がある

面接が滞りなく進み、予定時間より前倒しで終わった場合で実は合格のケースがあります。

応募者が入室した際の立ちふるまい、一つ目の質問への回答などで合格が即決されたケースです。

合格が即決すると残りの時間が"消化試合"になるため、質問を省くや深掘りをしないなどが起こり、予定より早く最終面接が終わります。

即決合格のケースは社長や取締役に採用権限が強く、最終決定が一任されている場合に起こります。

圧迫面接は「ストレス耐性」のチェックかもしれない

強めの語気や厳しい深掘りなど圧迫面接の中でストレス耐性があると判明すると、応募者の感触に反して内定を出す企業もあります。

一般的に圧迫面接は応募者が上手く対応できないことが多いため、自分が落ちたと思って合格するケースです。

圧迫面接をストレス耐性をチェックする"リトマス試験紙"のように用いる企業は少ないながらも存在しています。

金融系やコンサル業界など厳しいストレス環境で晒される業界で散見されます。

具体的な話がないのは「現場面接」で評価済みだから

学んできたスキル・経験をどのように業務に活かすのか、研究でのポイントなど最終面接で具体的な質問がない場合でも、実は合格しているケースがあります。

具体的な話がないのは、各面接での役割分担が明確なためです。特に理系職種の場合、専門的なスキルや研究内容の評価は二次面接以前の現場面接で現場のエンジニアや研究者が済ませているケースがほとんどです。

そのため、最終面接の相手が専門外である場合、研究について深く突っ込まれないのは興味がないからではありません。「技術的な評価は現場を信頼して任せているから」というポジティブな理由であるケースが多いのです。

もし役員から研究説明を求められた場合も、専門用語を並べずわかりやすい言葉・内容で伝えましょう。具体的には「その研究が社会にどう役立つか」などビジネス視点に焦点を当てて伝えると、専門外の人にもわかりやすく伝える能力があると評価されます。

最終面接の「合格フラグ」6選

最終面接の「合格フラグ」6選

面接時間が予定時間をオーバーして盛り上がる

最終面接の合格フラグ1つ目は、面接時間が予定時間をオーバーして盛り上がることです。

予定時間を越えて盛り上がることは、面接官が応募者の話に夢中になっているサインでもあり、話を聞いてもらえている証拠です。

自身の面白いエピソードなどが笑いを誘ったのであれば、話とともにあなた自身にも興味を持って貰えている状態となります。

大きな盛り上がりでなくても採用担当者が笑顔になるのは、良い結果につながりやすい兆候です。

入社時期や給与条件などの「条件面」を具体的に調整される

最終面接の合格フラグ2つ目は、入社時期や給与金額など労働条件を具体的に調整されることです。

具体的な労働条件を提示・調整しようとするのは、応募者が合格するからに他なりません。

特に、入社して欲しい優秀な学生ほど企業側はできるだけ学生の希望に沿うことで入社をしてもらおうとします。

条件提示をされた際にはよほどのことがない限り、合格と考えてよいでしょう。

「もし入社したら~」という仮定の話が多く出る

最終面接の合格フラグ3つ目は、入社後の話題が多いことです。

企業が最終面接で入社後の話題を持ち出すのは、内定を出した場合を想定しているためです。

入社後のギャップをできるだけ減らし、長く活躍して欲しいとの思いから配属が想定される部署や会社の現状などの話を持ち出します。

最終面接で入社後の話で盛り上がる場合には、内定の可能性が高いといえます。

志望度や就活状況について詳しく聞かれる

最終面接の合格フラグ4つ目は、志望度や就活状況について詳しく聞かれることです。

企業側が最終面接中に自社への志望度や就活の状況を質問するのは、内定を出した場合を想定しているためです。

たとえば、質問から学生が他社の内定を持っていないことが判明したとしましょう。

企業側としては学生を確保するために、他の企業より先に内定を出すことで採用を有利に進めるなど採用に向けた戦略を考えています。

同時に、自社への志望度を確認することで内定辞退の可能性も推し量っています。

企業によっては自社への志望度や就活の状況を質問しないケースもありますが、質問があった場合には最終面接の合格フラグ・サインと考えてよいでしょう。

次の社員面談や懇親会、オフィス見学を案内される

最終面接の合格フラグ5つ目は社員面談や懇親会、オフィス見学が案内されることです。

企業側が社員面談や懇親会、オフィス見学などのイベントを実施しようとするのは合格後の入社後を見据えているためです。

入社後にできるだけ早く活躍してもらい、早く馴染んでもらいたいなどを目的に各種の案内をおこなっています。

どのイベントも入社後を見据えているため、各種案内があった場合には合格と考えてよいでしょう。

入社にあたっての不安や懸念点を親身に聞いてくれる

最終面接の合格フラグ6つ目は、入社にあたっての不安や懸念点を親身に聞いてくれることです。

企業側が入社にあたっての不安や懸念点を聞いてくるのは、不安や懸念点を排除することで内定承諾を決断してもらうためです。

特に、入社して欲しい優秀な学生には企業側が手厚くサポートして心情的に内定承諾をしてもらおうと行動します。

企業側の行動は内定後を見据えた行動のため、不安や懸念点を企業側が聞いてくる場合は合格フラグと考えてよいでしょう。

なぜ落ちる?最終面接で不合格になる人の共通点

なぜ落ちる?最終面接で不合格になる人の共通点

一次・二次面接と話している内容に「一貫性」がない

最終面接に落ちる人の特徴1つ目は、発言に一貫性がないことです。

自分が最終面接の面接官だと想定してみてください。

これまでの面接で高い評価を得ていた学生と実際話してみて、「これまでの面接と発言が違うな」と思ったら、どう思うでしょうか?

最終面接は、内定を出すか出さないかを決める、最後の摺り合わせです。

発言に一貫性がなければ、「この理系就活生はうちで何がやりたいのだろう? 」とマイナスな印象を持たれます。

入社して活躍できるイメージも湧きにくくなるため、最終面接で不合格の判子が押される可能性は高まります。

逆質問の準備不足で、志望度の高さをアピールしきれていない

最終面接に落ちる人の特徴2つ目は、逆質問が準備不足で志望度の高さをアピールしきれていない人です。

逆質問は業界・企業研究と同様に熱意のアピールになるため、逆質問の量と質は合否を決める要素になります。

最終面接で逆質問のない、もしくは少ない学生は熱意が低いと判断されて最終面接で落ちる要因となります。

また、最終面接での逆質問は経営層レベルに合わせた内容が必要です。

今後の戦略や会社の現状、今後の業界についてなど経営層レベルしか答えられない質問を用意しましょう。

経営層レベルと話す機会は入社してからは少なくなるため、せっかくの機会と捉えて質問することをおすすめします。

もし不採用でも終わりではない。「次の内定」を確保する方法

もし不採用でも終わりではない。「次の内定」を確保する方法

最終面接まで進んだ「ES・研究内容」は市場価値が高い

最終面接まで進み、不採用になることはショックだと思いますが、最終面接まで進めた要因であるES・研究内容は誇っても良いものです。

多くの学生を見てきた人事担当や現場担当に評価されたESや研究内容は、他の企業でも通用する可能性は高いといえます。

エントリーする企業に合わせて内容を修正する必要はありますが、次の選考にも自信を持って臨みましょう。

オファー型に登録して、研究を評価してくれる企業を待つ

より多くの企業に最終面接まで進んだ研究を評価してもらい、就職につなげるにはオファー型の就活サイトがおすすめです。

オファー型の就活サイトでは企業が学生のプロフィールや研究成果をチェックして、オファーを送っています。

学生から企業を探す必要がないため、効率的な就活にもオファー型の就活サイトはおすすめです。

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エージェントを活用して、最短ルートを紹介してもらう

より研究に打ち込むべく最短ルートで内定を目指すのであれば、エージェントサービスの活用もおすすめです。

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最終面接の落ちるフラグに関するよくある質問

最終面接の落ちるフラグに関するよくある質問

最終面接後のメールが遅いのは落ちるフラグ?

最終面接後のメールが遅いと心配になりますが、連絡の遅さは落ちるフラグではありません。

ほとんどの場合は選考が長引いているか、担当者に他の予定があるため、連絡が遅くなっています。

特に、休日や連休を挟んでの選考時は選考結果の連絡が遅くなるため、心配せず就活対策に励みましょう。

最終面接で落ちる確率は?

最終面接で落ちる確率は、企業によって異なります。

例えば、最終面接が入社意思を確認するだけのケースではほとんどの応募者が合格するでしょう。

一方で、最終面接での評価が採用可否に大きく影響を与える場合、最終面接でも不合格者が数多く出ます。

入社後すぐに退職されると採用コストが無駄になるため、企業は採用を慎重に検討するケースが多くなります。

そのため、最終面接まで進めたとしても不採用になる確率があることを念頭においておきましょう。

最終面接で評価されるポイントは?

最終面接で評価されるポイントは以下の3つとなります。

  • ・強みや能力:説得力のある経験と能力をセットで訴求できれば、効果的なアピールとなる
  • ・入社に対する意思:企業は入社後も長く働く人材を求めているため、入社に対する意志の強さも重要視される
  • ・企業との相性:現在在籍しているメンバーや組織風土と照らし合わせながら評価される

つまり、最終面接官はスキル以上に「この会社で長く活躍できる人物か」などの将来性やマッチ度を重視しています。

今までの面接での発言と矛盾がないよう一貫性を保ちつつ、改めて自分の言葉で熱意を伝えましょう。

まとめ

最終面接まで通過しても、不合格になる可能性はあります。

内定を獲得するためには、事前準備を徹底して臨むことが大切です。

最終面接に落ちるフラグが見られた場合も、面接内容によっては合格できる可能性もあるため、一喜一憂せず、最後までしっかりと受け答えしましょう。

今回の内容を参考に、志望企業の最終面接を突破し、内定を勝ち取ってください!