はじめまして、理系就活情報局です。
今回は、理系におすすめの就職先・業界について解説していきます!

多くの理系就活生が意外と知らないのですが、「理系学生におすすめの業界」「業界を知っておくべき理由」があります。

そこで、この記事では、「理系学生に人気の業界」から「業界の選び方」まで、理系学生の就職先に関わることを解説していきます。

これから就活を始める理系学生の方は、是非参考にしてみてください!!

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業界を知っておくべき理由

就活では、業界研究が重要であるといわれます。

ここでは、理系就活生のみなさんが、業界を知っておくべき理由を2つ解説します。
これから業界を選び始める方は、ぜひご一読ください!

自分の望む進路がはっきりする

多様な業界を知ることで、自分に適している業界や学んだことを生かせる業界を見極めることができます。

すでに進みたい業界・やりたい仕事が決まっている人も、改めて他の業界を調べてみると、もっと自分に合った職種に出会えるかもしれません。

働きたい業界を見つけられれば、おのずと身につけるべきスキル・資格もわかるでしょう。

面接で伝えられる

業界を知っておくべき理由の2つ目は、「面接で伝えられる」ことです。

自分が志望する企業・業界だけでなく、関連する業界についても知っておくことで、志望企業・業界への理解が深まり志望動機を明確に伝えることができるでしょう。

志望企業の面接で、自分の志望理由が明確に伝わるようにするためにも、業界は知っておきましょう。

理系学生に人気の業界は?

ここまで、業界を知っておくべき理由について解説してきました。

ここでは、理系学生に人気のある業界を6つご紹介します。

「どんな業界があるのかわからない」「理系に人気の業界が知りたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください!

IT・情報

非常に多くの理系学生が活躍しているのがIT・情報業界です。

IT・情報業界は、情報システムの構築や運用、ソフトウェア開発、データ入力などを担う業務や、Webサイトやクラウドサービスの構築・開発・運用などを担う業界です。

IT・情報業界はまだ成長段階にある業界であり、新しいサービスが次々に生み出されます。また、その職種や仕事内容は多岐にわたります。

具体的な業種としては、ソフトウェア、情報処理、インターネット、PC関連などが挙げられます。

プログラミングが得意な方、PCやシステム、インターネットなどに興味がある方におすすめの業界です。

輸送・交通

輸送・交通業界は、鉄道、航空、船舶などによって人や物を運ぶ業界です。
乗り物をつくるモノづくり業界や、トラック、タクシーなどの運転を行う運送業界などとは異なります。

輸送・交通業界にはさまざまな業務がありますが、土木・建築・機械・電気・情報分野を得意とする人が技術者として活躍できる業界です。

社会インフラに興味がある方におすすめしたい業界です。

金融

金融業界は文系向けの業界というイメージが強いかもしれませんが、理系が活躍できる業種の1つです。

金融業界では数値を扱い、データ分析や複雑な計算などを行う必要があります。
そのため、理系向きな仕事も多く、理系学生が歓迎されるのです。

金融業界の業種として、銀行、証券、生命保険・損害保険などの金融機関、貸金業などが挙げられます。

数理計算やデータ分析、自社システムの開発や運用などに興味がある・得意な方におすすめの業界です。

エネルギー

エネルギー業界は、電気やガス、石油などを扱って人々の生活を支えている業界です。ライフラインの提供や維持も担っており、企業活動にも欠かせないサービスを提供しています。

これまでは寡占的な業界でしたが、電力自由化やガス自由化によって新電力の参入もみられ多角化が進んでいます。
志望する方は、幅広い選択肢を考えるとよいでしょう。

具体的な業種としては、電力・ガス・石油などの歴史の長い業種から、再生可能エネルギー(太陽光発電や風力発電、地熱発電、バイオマスなど)の事業を手がけるものがあります。

素材

素材業界は、素材と素材を組み合わせて新しい素材を作り、他産業へ供給する業界です。

モノづくりには素材が必要不可欠であるため、すべての製品の材料となる素材をつくっている重要な基幹産業です。
素材業界には、素材業界には鉄鋼・非鉄鋼金属・化学・セメントなどの業種があります。
メインとなるのは、国内外のモノづくり業界への原材料供給です。

この業界では素材に関する知識や加工技術が活かせるため、化学成分や自然素材などの素材を詳しく研究してきた方や、素材の加工に関する知識・技術を習得した方に向いている業界といえます。

モノづくり

モノづくり業界は、家電製品・自動車など身近なものから、普段は使わない大型機械まで、さまざまなモノを開発・生産している業界です。

また、自分の好きな製品の生産工程の管理に関わることができる場合もあります。

モノづくり業界には、各種機械や家電製品、自動車、建築などの業種があります。

製品を作り出し、誰かに提供する業界であるため、自分のアイディアと技術で新たなモノを生み出したい人に人気がある業界です。

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【理系学生におすすめ】業界3選

ここまで、理系学生に人気のある業界について説明してきました。

ここからは、理系学生におすすめしたい業界3つについて解説していきます。

「理系学生に向いている業界が知りたい!」「将来有望な業界に進みたい」という理系就活生の方は、ぜひ参考にしてみてください。

IT業界

理系学生におすすめの業界1つ目は、IT業界です。

IT業界は、現在も成長中の産業であり、その成長速度は著しいです。
そのため、将来的にも人材が不足することが予想されます。
これにより、IT業界は就職しやすく給与が高い業界になると考えられます。

また、IT業界はリモートワークが可能な業界です。
プログラマーであれば、独立することもめずらしくありません。

昨今の社会情勢をみると、「リモートワークが可能なこと」「ひとりでも仕事ができる・独立が可能」であるIT業界は、かなり魅力的ではないでしょうか。

半導体業界

理系学生におすすめの業界2つ目は、半導体業界です。

IT業界と同様に、半導体業界も成長産業です。

半導体を扱うには高い技術力が必要であること、半導体には価格競争がないことなどから、日本の半導体業界は今後も発展していくと考えられます。

インフラ業界

理系学生におすすめの業界3つ目は、インフラ業界です。

インフラ業界は、鉄道・航空・電力などに関わる事業を行う企業を指しますが、このような企業は競合他社が少なく給与も年功序列であるため、基本的に安定しているといえます。

「同じ企業で長く働きたい」「福利厚生が充実している企業がいい」という学生にはおすすめです。

業界の選び方

ここまで、理系学生に人気の業界・おすすめの業界について解説してきました。

ここからは、業界の選び方について解説していきます。

「どのように業界を選べばいいかわからない」「何から始めれば良いかわからない」という方はぜひ一度ご覧ください。

業界研究をする

前述した通り、業界を知っておくことは非常に重要です。

業界研究をしっかり行っておくことで、自分にマッチした業界・企業に出会える確率が高まります。

就職後に後悔しないためにも、業界研究はかならず行っておきましょう。

インターンに参加する

業界研究をして業界の概要がつかめたら、次はインターンに参加してみましょう。

インターンには数日程度の短期のものから、1か月以上の長期のものまでさまざまな種類があります。

インターンでは、具体的な業務内容だけでなく、 企業の社風や職場の雰囲気なども知ることができるため、気になる企業のインターンがあればぜひ参加しましょう。

広い視野をもつ

業界を選ぶ上で、分野を絞りすぎないよう気をつけましょう。

理系学生は、自分の研究分野・専攻分野に絞って業界を選びがちです。
しかし、自分の研究分野と企業の分野が合致していないと採用されないわけではありません。

「自分が本当にやりたい仕事は何か」を重視して、視野を広くもつよう心がけましょう。

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まとめ

この記事では、「理系におすすめの就職先・業界」について解説してきました。

ここで、重要なポイントをおさらいします!

・業界を知っておくべき理由
  ①自分の望む進路がはっきりする
  ②面接で伝えられる

・理系学生に人気の業界
  …IT・情報、輸送・交通、金融、エネルギー、素材、モノづくり

・理系学生におすすめの業界3選
  …IT業界、半導体業界、インフラ業界

・業界の選び方 
  ①業界研究をする
  ②インターンに参加する
  ③広い視野をもつ