こんにちは、理系就活情報局です。
今回は、留年した理系大学生の就職活動の実態について解説していきます!

高校生の頃は、留年なんてとんでもないと思っていた人も多いのではないでしょうか。

でも、いざ内側に入ってみると、理系大学生にとって留年は身近に存在する現実です。自分はそうならないと思っていたとしても、次第に「どうして理系が留年しがちなのか」を肌で感じるようになります。

そこで、この記事では「理系における留年の実態」から「留年しても内定を勝ち取るためにするべき3つのこと」まで、詳しく解説していきます。

「留年したから、もう将来詰んだかも……」と悩む理系就活生は、是非参考にしてみてください!

理系における留年の実態を把握しよう

理系大学生にとって、留年とは、思いのほか現実的な問題として迫ってくる重要な問題です。

何しろ、現代日本ではまだまだ新卒時期の採用が幅を利かせており、「最初の一社目が将来を左右する」と言っても過言ではありません。

理系が目指すのは主に専門性を活かせる業界になりますが、見方を変えれば、「狭い業界内で就職先を奪い合う」ことでもあります。
就職活動を進める上で、自分の「留年」経験を大きな欠点として感じる方も多いでしょう。

そこで、まずは、理系における留年の実態を把握しておきましょう。

理系大学生が抱える留年の実情

大学によって単位認定の基準は様々ですが、毎年大学生の10~20%程が留年しています。
経済的な事情や留学など、人によって留年の理由は様々ですが、理系大学生の場合は単位不足によるものがほとんどだと言えます。

何故ならば、理系は専門的な科目の単位認定が文系と比較して厳しい傾向にあるからです。
必修科目には実験や実習も含まれているため、ちょっとした気の緩みが留年に直結しやすい環境です。

そんな背景があることから、理系大学生の留年者は珍しくありません
親しい先輩が留年した、同じサークルの誰それの単位が厳しいという話は、よく耳にしていることと思います。

コロナ禍で留年者は増加傾向にある

また、忘れてはいけないのがコロナ禍の影響です。
コロナ禍の影響は採用活動だけでなく、大学生の日常にも大きな変化をもたらしました。オンライン授業の導入や図書館の利用制限など、その影響は多岐にわたります。

2019~2021年のアンケート調査によれば、留年者はやや増加している傾向にあり、その理由としてコロナ禍の大学生活の変化が挙げられています。
オンライン授業に慣れても濃厚接触者や感染者となったり、生活費を稼ぐアルバイト先が潰れてしまったりなど、学生生活が立ち行かなくなったために大学を中退する人も出ています。

(参考:約2割が新型コロナウイルスの影響で中退と回答  留年割合も増加 2021年7月-10月中退者アンケート

そうしたここ数年の状況もあり、就職活動においては、企業側も留年に対して従来よりも柔軟に捉えようとする動きが増えています。

理系の留年は挽回できる?

ここまで、理系大学生における留年の実態と世相の変化について説明しました。

しかし、いくら理系は留年が珍しくないとはいえ、まだまだ不安を抱えている方も多いと思います。
やはり、実際にちゃんと就職できるのか? という問題こそが気にかかりますよね。

そこで、次は「理系の留年は挽回できるのか?」という点から解説していきます。

理系の留年がマイナスに働く場合

理系の留年が珍しくないという実態があることは、企業も承知しています。
そのため、理系の就職活動において留年が与える影響は然程大きくはありません。1留した程度なら、就職できると考えて問題ありません。

とはいえ、留年がマイナスになる場合ももちろんあります

そのことには、留年した理由が大きく関わっています。
もしあなたが企業の採用担当だったら、「何となく大学に行きたくなくなったため、単位が足りなかった」「遊びの方を優先していた」という理由を聞いて、その就活生を採用したいと思えるでしょうか?

「そんな経験がある人は、途中でフラッと会社に来なくなるかもしれない……」「安心して仕事を任せられるだろうか?」と不安な気持ちになりますよね。

つまり、「あなたがただ留年したという事実にとどまっている」のならば、理系であっても留年はマイナス要素になってしまうのです。

また、1留しただけでなく2留以上となると、マイナスと受け取られることも増えてきます。
ここでは1留した場合の就職活動について解説するため、2留した場合の就職活動については、こちらの記事がお薦めです。

理系の留年はチャンスに変えられる

でも、安心してください。
たとえどんな理由で留年したとしても、マイナスからプラスに変えることは不可能ではありません

留年した事実が変えられなくとも、あなたがそこで立ち止まらなければ、必ず成功へと結びつけることができます。

発想を転換すれば、採用担当者に「この人は留年しているけれど、そんなことは気にならないな」と思わせることができたなら、留年はマイナスにならないのです。

よく言われるように、ピンチはチャンスでもあります
あなたの弱みが変えられないのなら、強みに変えてしまいましょう。

留年した理系就活生の選択肢

留年した理系就活生には、2つの選択肢があります

どちらも自分の将来のためにコツコツ頑張るという点では共通していますが、専門とする分野によっても変わってきますので、慎重に検討することが重要になってきます。

では、留年した理系就活生の選択肢について、詳しく見ていきましょう!

留年で生まれた時間を選考対策に投資する

第一の選択肢は、同期の就活生は持っていない空白時間を使って、選考対策という未来に投資することです。

留年したあなたと、ストレートで卒業する同期の就活生の違いは何でしょうか?
一番大きな違いは、持っている時間の多さです。

時間は、何物にも勝る大きなアドバンテージです。

まずは、空白時間を使って、選考対策を地道に行いましょう。
自己分析や業界・企業研究、エントリーシート対策は、後から急にやろうと思っても、深めるには時間がかかります。

留年しているからこそ、同じ就職市場で戦う就活生たちよりも一歩先を行くことが、就職活動を優位に進めることに繋がるのです。

一見地味かもしれない作業を、堅実に積み重ねていく。
最初はあまり実感が湧かないかもしれませんが、空白時間を有効に使って選考対策を着実に固めていくことが肝要です。

大学院進学で専門性を強化する

第二の選択肢は、大学院への進学です。
専門性の高い理系大学生にとって、大学院への進学は自然と候補に上りやすいものです。

大学院に進学すれば、大学の4年間だけでは得ることのできなかった専門性が身につきます。社会に出るのは先のこととなりますが、学ぶ時間を延ばすことで企業が欲しいと思う人材になれるのならば、この選択は大きな意味を持ちます。

とはいえ、大学院進学を決めるにあたっては、自分の専門性と志望する業界についてきちんと認識しておくことが大事です。分野や業界によっては、大学院を出ていることが必ずしもメリットに繋がらない場合もあります。

また、当然ながら、進学すれば学費がかかります。
大学院の学費、それも理系の場合は安くないため、家庭の経済状況や奨学金を検討しながら、慎重に判断しましょう。

留年しても内定を勝ち取るためにするべき3つのこと

これまで、「留年した理系学生の就職活動の実態」と「就職活動をする上の選択肢」について紹介してきました。

最後に、留年した理系学生が内定を勝ち取るためにお薦めの方法について、3つの点から紹介します。

企業が欲する人材を目指す

留年して生まれた空白時間を有効に活用する必要性については、前述した通りです。

業界研究や企業研究をするうちに、企業側が求める人材が見えてくることと思います。
「企業にとって理想の人材」の輪郭を捉えたら、次は自分をそこに近づけましょう

そのためには、実際に業務で使用する専門分野の資格を取得したり、実績を作ったりするのが効果的です。

もし何も思いつかないと悩んだら、TOEICの勉強をするのがお薦めです。
昇進の条件にTOEICスコアを掲げている企業も少なくないため、英語に不自由しない人材はどんな企業にとっても嬉しい存在です。

行動することで留年をプラスに変える

選考が進めば、面接で留年の理由を問われることもあるかもしれません。
留学は、いわばあなたの抱える問題点です。問題点の良いところは、解決すれば成功に変化する点です。

成功者のドキュメンタリーの構成からも分かるように、失敗はその先に成功があるならば輝かしいストーリーに変化します

「留年の経験があったからこそ、自分は成長することができた」
「あの時悔しさを感じたからこそ、こんな努力をした」

そんな成功体験を生み出すためには、行動を起こさないといけません。
自分の専門性を高める他にも、インターンシップに参加して志望業界の人脈を増やしたり、起業するという道もあります。

「企業が欲する人材を目指すこと」とも繋がりますが、選考に向けて自分を「魅力的なストーリーを持つ就活生」として育成してみてください。その投資は、必ずあなたに返ってきます。

スカウトサイトを利用する

留年した経験をマイナスで終わらせないためには、就職活動の幅を広げることも大切です。
たとえ本命の企業が決まっており、順調に選考を進めることができたとしても、最終面接で落ちてしまった時に他のカードが手元に残っていなければ、次に行くことすらできません。

そこで、スカウトサイトの利用をお薦めします。
スカウトサイトでは、登録したプロフィールをもとに企業からオファーが来るという形式の採用活動が行われています。誰もが知る大企業から隠れた優良企業まで、スカウトサイトを利用した採用活動は年々活性化しており、一足早く内定が得られることも珍しくありません。

スカウトサイト経由でのオファーは、あなたが持つ専門性や能力に目を向けて出されるものです。留年経験の有る無しではなく、純粋にあなたという存在を魅力に感じてもらうことができるのです。

中でも、理系の採用に特化したスカウトサイトなら、効率的に就職活動をすることができますよ。通常の選考とは別に、ぜひ登録しておきましょう!

お薦めのスカウトサイトについては、次のまとめで紹介しています。

これだけは知っておきたいポイント(まとめ)

この記事では、「【もう詰んでる?】留年した理系大学生の就職活動の実態を徹底解説!」というテーマで説明してきました。

重要なポイントをおさらいします。

・理系の就職活動の場合、留年しただけでは詰まない!

・留年した理系就活生の選択肢は2つ
 ①留年で生まれた時間を選考対策に投資する
 ②大学院進学で専門性を強化する

・留年しても内定を勝ち取るためにするべき3つのこと
 ➀企業が欲する人材を目指す
 ②留年をプラスに変える行動をする
 ③スカウトサイトを利用する

・活用するべき逆オファーサイト
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