こんにちは。理系就活情報局です。

理系学生なら、「研究室うつ」ということばを耳にしたことのある方も多いと思います。
研究室が合わなかったり、忙しすぎたりすることで、心の余裕がなくなる理系学生は珍しくありません。

一方、「就活うつ」も、近年ニュースで取り沙汰されることが増えました。

就職活動は、将来のキャリアを左右する大きな出来事です。
就職活動は時間的な拘束があるだけでなく、体力的・心理的な負担も大きなものです。

そこで、今回は理系就活生がいつ悩まされてもおかしくない「就活うつ」について解説していきます。

「頑張らなくちゃいけないとわかっているけれど、就活がつらい……」と落ち込みがちな理系就活生の方は、一度目を通してみてくださいね。

コロナ禍の就職活動で浮き彫りになった就活の悩み 

コロナ禍の影響を受けて、就職活動もオンライン化が進みました。

理系就活生が志望する企業は、中でも対応が早かった業界ではないでしょうか。
最終面接までは基本オンラインで選考が進む会社もあり、企業側の効率性だけでなく、学生にとっても交通費や時間的拘束が減るなど、多くのメリットがありました。

しかし、一方で見えてきた課題もあります。

就職活動のオンライン化が進むことで、就活生同士の情報交換やメンタルケアの機会が減少し、「知らないところで誰かがうつになっていた」ということが増えてきたのです。

そこで、今回は「就活うつ」にフォーカスして解説します。
まずは、就職活動で陥ってしまいがちな悩みについて、整理をするところから始めましょう。

お祈りメールで自分を否定されたように感じてしまう

就職活動では、すべての会社の選考に進むことができるわけではありません。

この会社に就職したいという想いが強ければ強いほど、いわゆる「お祈りメール」にショックを受けてしまうものです。

「選考に落ちた」ことで、「自分が否定された」ように感じてしまうのは当然のことです。

しかし、就職活動の選考は「あなたという一人の人間の価値」を否定するものではありません。

たまたま、その会社が求める人材とはズレていただけなのです。

志望企業から「お祈り」されてつらいのは、当たり前のことです。
一度結果を受け止めたら、すぐに手放して、違う会社に目を向けることが大切です。

もし悲しい気持ちを手放せない場合は、プリントアウトしたお祈りメールをゆっくり破り捨てたり、その日はもう寝ることに決めたり、おいしいものを食べたりすると、気持ちに区切りをつけることができますよ。

就職活動で心が折れてしまうのはあなただけじゃない

「まさか、こんなに自分が弱いとは思っていなかった」
「こんなことで落ち込んでしまうとは、予想できなかった」

就職活動を進めるうちに、そんな風に感じる理系就活生もたくさんいることと思います。

就職活動は、どうしたって将来を左右するものです。
一つ一つの選択が大切になってくるからこそ、プレッシャーを感じたり、うまくいかない焦燥感を抱いたりします。

頭の隅で覚えておいてほしいのは、「就職活動がつらいのはあなた一人だけではない」ということです。
もちろん、これは「みんなつらいのだから、我慢しなくてはいけない」という意味ではありません。

就職活動は、誰もがつらい思いをするものです。
つらいと感じることで、自分を責めないでくださいね。

悩んだら誰かに助けを求めてもいい

もしかすると、就職活動に悩んでいる方の中には、「こんなことは親や友達に言いにくい」と感じている方がいるかもしれません。

就職活動が順調そうな友達や、あなたのことを気に掛けてくれている家族にうち明けるのは勇気が要ることですよね。

しかし、一人で悩みを抱えたままでいることはおすすめしません。
自分の中に抱え込んでしまうと、出口が見えにくくなってしまうからです。

身近な人でなくとも構いません。
まずは、あなたが話せそうだなと思う「誰か」に助けを求める選択を、自分に許すところから始めましょう。

もし「就活うつ」になりかけていると感じたら

ここまで、就職活動で起こりうる悩みについて、簡単に整理しました。

「就活うつ」と言われる症状には、主に以下のような特徴があります。

・何となくやる気がでない
・就職活動を頑張らないといけないのに、集中できない
・焦りや不安が常につきまとっている
・就職活動以外のことに関心を抱けなくなっている

もしこれらに当てはまったり、気持ちが沈んだまま浮かび上がれなかったりするのであれば、「就活うつ」になっている可能性があります。

以下では、「就活うつになっているのかも……」と思った時に取って欲しいアクションについて、解説していきます。

何も就職活動の予定を入れない日を作る

「もう今日はダメかも」と思ったら、思い切って就職活動にかかわることを手放してみましょう。

就職活動がうまくいっていないと感じていると、何もしない一日を作るのは怖いかもしれません。でも、たった一日で構いません。

好きなことをしたり、のんびりしたり……。
「就職活動」に集中している間、我慢していたことを思いっきり満喫する時間を作ってみましょう。

近所を散歩をしたり、太陽の光を浴びるのもオススメです。
「そんなささいなことが?」と思っても、意外とリフレッシュできますよ。

大学のキャリアセンターや相談室を頼る

大学のキャリアセンターの人や、大学の相談室を頼るのもオススメです。

立場上、大学のスタッフは学生の悩みを聞くことに慣れています。
誰かに言いふらされることもないので、まずは「就職活動に悩んでいる」とうち明けてみましょう。

厳しいことや具体的なアドバイスはまだ欲しくないと感じる場合は、「まずは話を聞いてもらいたいんです」と伝えるといいでしょう。

元気なときはあまり意識しないものですが、大学が設けている相談先は、きちんと学生のサポートをするために整えられています。
学生であれば誰でも利用できる気軽さがある上に、料金もかかりません。

身近な人に頼りにくいなら電話をかけてみる

とはいえ、大学のスタッフには相談しにくいという方もいますよね。

友達や家族にも頼りにくい。悩みをうち明けるのはハードルが高い。
そんな時は、相談窓口に電話をかけてみましょう。

以下で紹介する2つの相談窓口は、厚生労働省のHPにも記載されているものです。
秘密は厳守してもらえる上、頼れる機関などを紹介してもらうこともできますので、まずは一度電話をしてみてください。

・「よりそいホットライン」(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター)
相談先:0120-279-338(岩手県・宮城県・福島県:0120-279-226)
対応:24時間(無料)

・「こころの健康相談統一ダイヤル」(各都道府県・政令指定都市が実施)
相談先:0570-064-556
対応:自治体によって異なる(リンク先参照)

病院で受診するのは悪いことじゃない

息抜きをしてみたり、相談したりしたけれど、あまり効果がない……。

そんな時は、病院の精神科やうつ病を専門とするカウンセラーに相談することを検討してみましょう。

病院に行くことは、悪いことでも負けたことでもありません。
健康な心と身体を取り戻すために必要な手続きです。

抵抗があるという方は、まず、病院に行くことは「自分のために必要なポジティブなアクション」と捉えるところから、スタートしてみましょう。

就職活動を休むという選択肢もある

ここまで、「コロナ禍の就職活動で浮き彫りになった就活の悩み」から「もし「就活うつ」になりかけていると感じたら」まで説明してきました。

就職活動で起こりうる悩みと、悩んだ時のアクションについて解説した上で、触れておきたいことがあります。

それは、「就職活動を休むという選択肢もある」ということです。

一番大事なのは心と身体の健康

就職活動は、確かにあなたの将来にかかわる重要なターニングポイントです。
しかし、一番大切なのは、あなたの心と身体の健康です。

どうしても就職活動を続けることが困難な場合は、無理をしなくてもいいのです。
思い切って、就職活動を中断してもいいという道を自分に許すことも立派な選択です。

これまで就職活動を頑張ってきたあなたにとっては、大きな挫折のように思えるかもしれません。しかし、長い目で考えてみましょう。長い人生の中で、ちょっとお休みするだけです。

もし「就活うつ」のまま内定までたどり着けたとしても、心のケアは必須です。
就職後の生活を順調に始めるためには、健康は必須条件だと考えましょう。

新卒カードは昔ほど絶対的な存在ではない

長らく、日本では新卒一括採用が行われてきました。
「新卒」であることが何よりも有利であることから、「新卒カード」という言葉も浸透していますね。

しかし、現在は就職市場にも変化が生じています。
新卒カードは、昔ほど絶対的な存在ではありません。

2010年に厚生労働省が「卒業から3年以内の既卒者は、新卒枠で応募受付をするように」と通達したことで、現在では該当する既卒者を新卒枠として受け入れる企業が増えているのです。(参考:厚生労働省「3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!」)

ですので、いま就職活動を中断することに罪悪感を抱きすぎないようにしましょう。

心と身体が健康でなければ、無理をして就職しても、どこかで息切れしてしまいます。
まずは、自身の回復を優先することを第一に考えてみてくださいね。

自分の心を守りながら就職活動をする方法

これまで、「就活うつ」の対処法とその後の選択肢について紹介してきました。

とはいえ、就職活動を中断するのには勇気が要るものですよね。

そこで、最後に①就職活動を中断した後におすすめしたい方法と、②無理をしない範囲で就職活動を続ける手段の二つを紹介します。

既卒や第二卒対象のエージェントを使用する

もし就職活動を中断しても、不安に思うことはありません。
現在では、既卒や第二新卒を対象とした就活エージェントが多数存在します。

そうしたエージェントでは、就活留年からブランクのある人、第二新卒まで、さまざまな事情を抱える人が就職できるよう、サポート体制が充実しています。

こまめに面談があったり、応募する企業に合わせて選考対策を練ってくれたりと、さまざまなサポートが用意されていますので、自分に合ったエージェントサイトを探しましょう。

就職活動を中断しても、そこで「終わってしまう」ことはありません。
いつからでもリスタートできますし、頼れる相談先もたくさんありますよ。

逆オファーサイトで企業からアクションをもらう

「つらくても、もう少し頑張ってみたい」と思う方には、逆オファーサイトへの登録がオススメです。

プロフィールを登録すれば、企業の方からオファーやスカウトメールが届く「逆求人型採用」は、ここ数年で一気に主流となった採用手段です。

就活生側からアクションを取るタイプの就活方法ではないので、気持ちにゆとりがあまりない時でも利用しやすいのが魅力です。

理系就活生には、理系に特化した逆オファーサイト「TECH OFFER」がオススメです。

あなたの「強み」が企業と直結しやすい独自のマッチングシステムを採用しており、誰もが知る有名企業から隠れた優良企業まで、さまざまな会社が利用しています。

自分に負担をかけない手段を取り入れることで、思わぬ道が拓けるかもしれませんよ。

これだけは知っておきたいポイント(まとめ)

この記事では、「【理系就活】「就活うつ」で悩んだ時のために知っておきたい自分の守り方」について解説してきました。

重要なポイントをおさらいします。

・就職活動に悩むのはあなただけじゃない!つらい時は助けを求めよう

・もし「就活うつ」になりかけていると感じたら
 ①何も就職活動の予定を入れない日を作る
 ②大学のキャリアセンターや相談室を頼る
 ③身近な人に頼りにくいなら電話をかけてみる
 ④病院で受診するのは悪いことじゃない

・就職活動を休むという選択肢もある
 ①一番大事なのは心と身体の健康
 ②新卒カードは昔ほど絶対的な存在ではない

・自分の心を守りながら就職活動をする方法
 ①既卒や第二卒対象のエージェントを使用する
 ②逆オファーサイトで企業からアクションをもらう
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