こんにちは。理系就活情報局です。
今回は、大学院中退者の就職活動について解説していきます!

院卒の割合が多い理系でも、いざ進学してみると壁にぶつかってしまうことは珍しいことではありません。

「せっかく進学したけれど、研究室での人間関係に悩んでいる」
「進学を決めたのは自分なのに、就職したほうがよかったんじゃないかという気がしてきた」
「研究と生活費を稼ぐバイトの調整がうまくいかずに、両立できなくなってしまった」

など、中退を考える理由は人によって様々です。
大学院を中退するという道を考えた時にまず思い浮かぶのは、「中退した後、就職活動がうまくいくかどうか?」という問題ですよね。

そこで、この記事では、理系の大学院中退の実情から内定を勝ち取る必勝法まで、詳しく解説します。

理系の大学院中退を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

理系の大学院中退は就職活動で不利になる? 

多様性への取り組みが進められながらも、日本ではまだまだ従来通りの就職活動が幅を利かせています。「新卒」と「既卒」は区別され、「中退」ともなるとマイナス要素として見られてしまうのが現実です。

そういった世の中の空気を肌で感じているからこそ、大学院中退が就職活動に悪影響を与えるのでは?と心配になりますよね。

そんな不安を抱えている方に向けて、理系の大学院中退者の就職活動の実情について説明します。

大学院中退は新卒カードを持てない

前述したように、日本の就職活動では「新卒であること」が何よりも分かりやすい優位となります。大学院を中退した場合、大多数の就活生が当たり前のように持っている「新卒カード」は手に入りません。

厚生労働省の「青少年雇用機会確保指針」によって、「卒業後3年以内を新卒扱いとする」指針が呼びかけられているため、大学院中退者も、企業によっては新卒として扱われる場合もあります。

しかし、実際に応募する段階で新卒の条件が明記されていないことも多々あります。
基本的には、既卒・第二新卒もしくは中途採用で就職活動をすると考えておいたほうが良いでしょう。

中退でも内定を掴むためには早めの行動が吉

新卒カードを持てないとなると、就職活動に少なからず影響が出てきます。

普通の新卒と比べると応募できる求人が少なくなったり、いいなと思った企業の応募条件に合致しないこともあるでしょう。
また、修士卒ではないため、初任給は大学卒と同等になる可能性が高いです。

このように、大学院中退者の就職活動は、どうしても不利になることは否めません。
しかし、大学院中退者が内定を得る可能性がまったくないわけではありません。

大学院を中退した場合、行動の速さが結果に結びつきます。
不利な状況にいるからこそ、時間を無駄にしてはいけません。少しでも良い企業の選考に参加できるよう、一日でも早く行動を開始しましょう。

大学院中退者が押さえておくべき必勝法

ここまで、大学院中退者の就職活動の実情について確認しました。
次からは、実際に大学院中退者が就職活動を進める上で大切となるポイントについて、詳しく解説していきます。

自分のキャリアプランを立てる

大学院中退を決めた時にまずするべきことは、自分のキャリアプランを考え直すことです。

それまで大学院修了後に思い浮かべていた進路と基本路線は変わらなかったとしても、就職市場から見たあなたは確実に変化しています。
また、目指していた職種が修士修了を前提としている場合にも、軌道修正を図る必要があります。

これからどんな職に就いて、経験を重ねていきたいか。
5年後や10年後は、どんな仕事をする自分になりたいのか。
そんなふうに、一度まっさらな状態に戻してからキャリアビジョンを立て直すことで、就職活動への意欲や課題が見えてきます。

就職活動のスタートは、自分を知って自分の将来に期待をかけるところから始めましょう。

転職エージェントや就活サイトを賢く活用する

キャリアプランを立てたら、次は転職エージェントや就活サイトに登録しましょう。

就活サイトと言えば、新卒や既に一度勤めたことがある転職者のためにあると思っていませんか?

知らないだけで、最近は既卒・第二新卒向けのサイトも増えています。
ですから、大学院を中退したからといって「もう無理だ……」と諦める必要はありません。

就職活動は、自分一人で頑張らなくてもいいのです。
困っているからこそ、エージェントや就活サイトを積極的に利用しましょう。

ここで大事になってくるのは、自分に合ったサイトを複数利用することです。

サービスによって持っている特長が違うのはもちろん、抱えている求人数にも差があります。
そのため、複数のサイトを使い分けることで、将来への選択肢を増やしましょう。2~3のサービスを利用して、賢く就職活動を進めることが大切です。

おすすめの就活サイトについては、後ほどご紹介します。

面接対策をしっかり行う

エージェントや就活サイトに登録すると、就職活動が進んでいきます。
登録と同時に始めておきたいのが、面接対策です。

もちろん、他の選考対策も必要になってきます。
ですが、「大学院中退」というハンデを持っていることで、企業側は面接であなたという人物が持っている可能性を注意深く探ってきます。

「あなたはどうして大学院を中退したのですか?」

面接でそう聞かれた時に、採用担当者が納得できる返事ができるかどうかが、内定を獲得できるか否かの分かれ目となります。

本記事では詳しい面接対策についても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

大学院中退者におすすめの就活サイト

「新卒向けのエージェントや就活サイトはなんとなく知っているけれど、大学院中退者向けのものはよく分からない……」
「それに、使うサイトについてそんなに違いがある?」

そんな方のために、以下では理系の大学院中退者向けのサイトを特長を交えてご紹介します。

既卒・中退の支援がある就活サイト「JAIC」

1つめのお薦めは、フリーター・未経験・既卒・中退者歓迎の企業の正社員求人を紹介する「JAIC(ジェイック)」です。

就職市場において「デメリット」を持つ人をサポートするため、書類選考なしで求人を紹介してもらえるという点が最大の特長です。

就職成功率が81.1%、就職後の定着率が91.5%であることからも、JAICのサポートの手厚さを見てとることができます。

一般に、エージェントは求人紹介や面談をするものという印象がありますが、無料の就活講座があることも「JAIC」を利用するメリットの1つです。

紹介される求人も事前に審査されているため、「就職してみたけど実際は違った」というギャップが生じにくくなっている点も魅力的です。

また、就職した後も個別でサポートを受けられるため、新しい環境に不安があってもすぐに相談できるのも心強いですね。

既卒の就活をしっかりサポートする「UZUZ」

次にお薦めするのは、第二新卒・既卒・フリーター・ニートを中心に、20代の就職にフォーカスしたUZUZ(ウズウズ)」です。

「UZUZ」は、学部時代に就職活動をしてこなかった大学院中退者に向いています。

こちらは、他サービスの10倍時間をかける手厚いサポートを自慢としています。
初回は約2時間にも及ぶキャリアカウンセリングがあり、その内容をもとに推薦状を作成してもらえます。

就職活動への不安も相談しやすい上に、一人ひとりに合わせた面接対策をしてくれるため、「テンプレしか教えてもらえない」といったこともありません。

抱えている求人も、大手上場企業から新進気鋭のベンチャー企業まで幅広い上に、厳しい基準によって離職率の高い職場や求人情報と実態が異なる会社があらかじめ省かれています。

優良企業が多数あるだけでなく、情報処理・情報通信技術者やソフトウェア関係・インフラなど、理系出身者向けの求人が多いのも嬉しいポイントです。

「しっかりサポートしてもらいたい」「不安を細かく解消したい」方は、是非一度キャリアカウンセリングを受けてみましょう。

上場企業への実績が多い「ハタラクティブ」

3つめのお薦めは、第二新卒向けのサイトとして最大手の「ハタラクティブ」です。

既卒・中退者の「はじめての就職」や第二新卒としての「未経験業界への挑戦」に特化したサポートを行っており、あなたの経歴を踏まえながらアドバイスしてもらえます。

個々にあった求人を紹介してくれるため、「どんな会社が向いているかわからない」というところからスタートする方にも安心です。

また、その会社に合わせた選考対策をしてくれるため、採用されやすく就職活動にかかる時間を短縮できる点も売りです。

「ハタラクティブ」は、社員数1,000名以上の大企業への内定が86.5%を占めるという実績を持っています。
たとえ学歴に自信がなくとも大企業で再スタートできるという点が、最大の特長だと言えます。

理系特化のスカウトサイト「TECH OFFER」

最後に紹介するのは、これまで挙げてきたサイトとは異なるスカウト型のサイト「TECH OFFER(テックオファー)」です。

やはり、理系に特化したサイトにも登録しておきたいものですよね。
その点で、「TECH OFFER」はおすすめです。

登録したプロフィールを見た企業からスカウトがくる形式のため、他サイトと違って「自分が能動的に動く」ステップが省略されるという特長があります。
時短ができるのに、自分がやりたかった理系の仕事のオファーが来る点は、複数のサイトを使う上で大きなメリットになります。

それに加えて、スカウト型のサイトは学歴よりも就活生としてのあなたの特長がフォーカスされる傾向があります。

たとえ大学院を中退したとしても、それまでのあなたが否定されることはありません。

自分の経験や専門性を活かした就職を諦めず、まずはプロフィールを登録してみましょう。

大学院中退者が面接で気をつけるべきポイント

ここまで、「大学院中退者の就職活動の実情」や「必勝法」、利用するべき「おすすめサイト」について紹介してきました。

最後に、大学院中退者が就職活動を行う上で重要なポイントとなる面接について、気をつけたいポイントを説明します。

気持ちの整理をつけて中退の理由を説明する

必勝法でも触れましたが、大学院中退者は、面接で中退の理由を聞かれることから逃れることはできません。

大学院中退の理由は人によって様々ですし、あまり積極的に言いたくない気持ちもあるかもしれません。

しかし、この質問にうまく返答できなければ、採用担当者は「大学院を中退したみたいに、せっかく採用しても辞めてしまうかも……」と感じてしまいます。

そのため、面接に臨む前には気持ちの整理をつけましょう。
思っていたものとは違う道を進んでいくことで、大学院を中退したことに後ろめたさを感じているかもしれません。ですが、内定はその苦しみを肯定して乗り越えた先にあります。

気持ちの整理をつけた上で、「自分がなぜ大学院を中退したのか」をはっきりと伝えられるように面接対策をすることが大事です。

中退をマイナス要素のままで終わらせない

中退の理由を説明する際に気をつけたいのは、「大学院中退をマイナス要素のままで終わらせない」ことに尽きます。

たとえ中退したとしても、大学院に進んだことであなたは「自分にしかない経験」を得ています。
研究していた内容の専門性はもちろん、研究をする上で踏んでいたプロセスは、社会人として働く上でも活きる能力です。

大学院中退の理由で終わらせず、「今まで得た経験や学びを今後どのように活かしていきたいか」というところに結びつけることができたなら、採用担当者も納得します。

事前に聞かれると分かっている質問だからこそ、きちんと対策すれば乗り切ることができます。しっかり対策をして、内定を獲得しましょう!

これだけは知っておきたいポイント(まとめ)

この記事では、「【理系の就職】大学院中退でも諦めない!押さえておくべき就活必勝法」について解説してきました。

重要なポイントをおさらいします。

・大学院を中退しても、内定を獲得できる!

・大学院中退者が押さえておくべき必勝法
 ➀キャリアプランを立てる
 ②転職エージェントや就活サイトを賢く利用する
 ③面接対策をしっかり行う

・大学院中退者におすすめの就活サイト
 ①JAIC
 ②UZUZ
 ③ハタラクティブ
 ④TECH OFFER
 理系の就活に特化した逆オファーサイト「TECH OFFER」なら、大学院中退でも専門性を活かした就職が実現できる!

・大学院中退者が面接で気をつけるべきポイント
 ①気持ちの整理をつけて中退の理由を説明する
 ②大学院中退をマイナス要素のままで終わらせない