こんにちは。理系就活情報局です。
「26卒 就活」とWEBで検索すると、「やばい」というワードがサジェストされて、不安になっている理系就活生の方もいると思います。
今回は、そんな理系就活生に向けて、やばいと言われる26卒の就活について解説します。就活を始める前に、ぜひ参考にしてみてください!
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26卒の就活はやばい?チェックしたいポイント
就職内定率は回復傾向にある
「26卒の就活がやばい」と言われる理由の1つに、就職内定率があります。
コロナ禍の煽りを受けて、新卒採用ストップや内定取り消しが発生したニュースも記憶に新しいと思います。
2023年の大卒求人倍率は1.58で、2022年より0.8ポイント回復しており、ゆるやかな回復傾向が見られます。
とはいえ、まだコロナ前にあたる2020年の1.83・2015年の1.61の水準には戻っていません。このことから、就活の心配をしている26卒が多いようです。
参考:リクルートワークス研究所「第39回 ワークス大卒求人倍率調査(2023年卒)」
インターン参加が前提の就活
「26卒の就活がやばい」と言われる理由の1つに、インターン参加が前提の就活になることが挙げられます。
すでに公表されている通り、今後はインターンの評価を採用選考に利用できるようになりました。
26卒の就活では、従来よりもインターン参加が内定につながる可能性が高くなります。
年々早期化が進む中、企業も優秀な人材を早い段階で確保したいと考えています。
26卒は、インターンに参加することを前提に就活スケジュールを立てましょう。
参考:内閣官房「2024(令和6)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動について(周知依頼)」
専門人材は前年の3月から選考が可能に
2023年12月に、政府は2025 年度(2026 年3月)以降に卒業・修了予定の学生に関して、インターンを通じて高い専門的知識や能力を有すると判断された学生は前年の3月から採用選考活動を可能とする新たな就活ルールを示しました。
高い専門性を持つ理系就活生は、インターンに参加することで早期内定が狙えます。
早い段階で優秀な学生を確保した後は、企業が通常選考における採用人数を絞ることも予想されます。
26卒の就活は、インターンに参加した時点で大きく道が分かれると言っても過言ではないでしょう。
参考:就職・採用活動日程に関する関係省庁連絡会議「2025 年度卒業・修了予定者の就職・採用活動日程に関する考え方」
就活がやばくなる26卒の特徴とは?
何から手を付けたらいいかわからない
就活がやばくなる26卒の特徴1つ目は、何から手をつければいいのかわかっていないことです。
就活が早期化する中、やることがありすぎて手を付けられない人は、そのまま月日が経過してしまっても就活準備をしないままになってしまう可能性があります。
何から手をつければいいのかわからない人は、自己分析から取りかかりましょう。
自己分析は、自分の就活をどのように進めていくのかを知る道しるべです。
自分がどの業界や企業で働きたいのか・自分の強みや長所はどこで活かせるのかを考えるためにも、自己分析をしましょう。
スケジュールを把握していない
就活がやばくなる26卒の特徴1つ目は、スケジュールを把握していないことです。
中には、就活が本格的に始まるのは、マイナビやリクナビといった大手ナビサイトの利用が開始してからだと思っている人もいます。
ここ数年、政府推奨の就活スケジュールに沿って新卒採用活動を行う企業よりも、同業他社に先んじて優秀な学生を確保しようと、早期から採用活動を行う企業が増えています。
就活ルールで決められた翌年6月以前に本選考を行って、早々に内々定を出している企業も珍しくない現状、就活スケジュールを把握しないことには内定のチャンスも減ってしまいます。
インターンに参加していない
就活がやばくなる26卒の特徴3つ目は、インターンに参加していないことです。
理系就活生は、文系と比較しても学業が忙しく、選択するゼミの方針や研究内容によっては夏休みも学校に通い詰めになります。
何かと忙しい理系就活生は、インターンに参加するかどうか悩むでしょう。
ですが、26卒はインターンへの参加が必須だと考えてください。
インターンに参加しなければ、早期内定ルートに乗れない可能性があるだけでなく、志望する企業の採用機会を逃してしまうかもしれません。
26卒が早期に就活を行うメリット
26卒が早期に就活を行うメリットは、ゆとりをもって就活に取り組めることです。
従来のスケジュールに沿えば、研究や学業が忙しい大学3年時から就活がスタートします。
一方、大学2年時に就活を始めておけば、学業で忙しいピークとずらすことができ、就活準備にも十分な時間を割けます。
忙しい合間を縫って慌てて準備することもなく、しっかりと考える時間を取りながら就活が進められるので、自分に合った企業も見つけやすくなるでしょう。
また、時間をかけて対策できることで、自己分析が不十分なのにESや面接に取り組んで失敗することも少なくなります。
就活が不安で怖い人こそ、早期から就活に向き合うことをおすすめします。
大学2年時からできることを始めてみてください。
いつから何が始まる?26卒の就活スケジュール
※ここで紹介するのは、25卒を参考にした26卒の就活スケジュールの見通しです。
業界や企業によって選考時期は変動するほか、早期化も進んでいます。
志望企業の選考スケジュールは各自で確認することをおすすめします。
2024年4月~6月:就活準備開始
26卒の就活は、2024年4月からスタートします。
この時期は、自己分析や企業選びの軸を決めたり、気になる企業情報を収集したりと、入念に準備を行いましょう。
就活スケジュールの変化に伴い、26卒の学生向けの就職サイトが本格的に始動することが予想されます。この時期に、インターンや就活イベント・セミナー情報も順次公開されると見て良いでしょう。
中には、4月や5月に応募を締め切る可能性もありますので、「準備期間だから」と安心せず、こまめに情報収集をしてください。
2024年7月~9月:インターン参加
2024年7月~9月は、夏のインターンが開催されます。
この時期のインターンはプログラムの種類も豊富で、中にはオンラインで参加できるものもあります。
志望企業が採用直結型のインターンを開催している場合は、逃さず参加しましょう。
インターンは、自分と志望業界、志望企業との相性を図る機会です。
入社後にこんなはずじゃなかったと後悔しないためにも、インターンに参加して、自分がめざしている業界や企業が本当にマッチしているのかを体感してみましょう。
2024年10月~:秋~冬インターン
2024年10月~は、秋・冬のインターンが行われます。
また、この時期になると、26卒の新卒採用情報を先行公開したり、早くもエントリーを受付しはじめたりする企業が増え始めるでしょう。
志望業界を迷っている方は、夏の終わりまでに検討を終えると、エントリーが開始されてから焦ることもなくなります。
早期選考を行う企業もありますので、気になる企業の募集時期が過ぎてしまわないよう、常に情報をチェックしておくことをおすすめします。
2024年12月~:説明会・学校推薦
2024年12月~は、学校推薦の説明会を開催する大学が増え始めます。
業界や企業の採用スケジュールによって多少前後するものの、2025年2月頃は説明会やエントリーシートの作成・締め切りがピークを迎えます。
就活はエントリーをしないことには選考に参加できないため、一度機会を逃せばその企業に就職するルートはほとんど閉ざされてしまいます。迷ったらエントリーして、将来の選択肢を増やしておきましょう。
2025年3月~:採用情報公開・エントリー開始
2025年3月~は、就活ルールに則った採用情報公開時期です。
早期エントリー済みの理系就活生も、このタイミングで再びESに向き合うことになります。
また、この時期になると、早期選考を行っていた企業から内々定が出始めます。
インターンに参加した学生の選考や内定出しも開始するため、周囲でも内定獲得者が増えてくるでしょう。
2025年5月~:内々定・内定
2025年5月~は、就活スケジュールに沿って採用を行った企業も内々定を出し始めます。
複数の企業から内定をもらった場合は、就職する企業を絞り、内定受諾・内定辞退の連絡を入れましょう。
26卒が就活を有利に進めるポイント
就活準備は1日でも早く取り組む
26卒が就活を有利に進めるためには、1日でも早く就活準備を始めてください。
自己分析や業界・企業研究、ES作成、SPI対策、面接練習など、就活で準備しなければならないことはたくさんあります。
必要になってから取りかかるよりも、事前準備に時間を充てて、余裕のある就活をめざしましょう。
自己分析を徹底し、企業の人材ニーズも把握
外側に視点を置きがちになる就活ですが、すべての基準は自分の内面を知ることからスタートします。
自分の得意・不得意・好き・嫌い・やりたいこと・やりたくないことなどを洗い出し、自己分析を通して価値観を把握しましょう。
歩みたい人生の方向性や、やりたい仕事などの指針に従って企業を選定した後は、企業側が求める人材像も把握しながら、自身が貢献できる部分をアピールすることが大切です。
土台がしっかりとしていれば、後悔のない就活を進められるでしょう。
幅広い手法で柔軟に就活を進める
26卒の就活で大切なのは、幅広い就活方法を模索し、実際に行動に移すことです。
たとえば、オンライン就活を避けた場合は、対面・オンラインの両方を活用する方に比べて、間口は半分に減ってしまいます。
チャレンジの回数自体が減ることで、内定の可能性も低くなるのは明らかです。
可能性を最大限広げるために、初めてのことでも挑戦してみることが非常に重要です。
就活サイトなども活用しながら、柔軟に就活を進めていきましょう。
インターンに参加する
26卒の就活では、インターンに参加する・しないで迷わないでください。
早期内定のチャンスが見えている分、インターンへ参加するハードルも上がります。
人気企業のインターンは応募者が殺到するでしょう。
インターンへ参加するには、ESなどの選考を突破しなければならない場合も多くありますので、事前準備をしっかり行ってください。
たとえ早期選考ルートに進めなくとも、インターンでの経験は、あなたの糧になります。
自分が興味を持っている業界・企業の業務を実際に経験することで、キャリアビジョンを具体化させられるでしょう。
逆求人型サイトに登録する
26卒の理系就活生は、大手ナビサイトだけでなく、企業から就活生にオファーが届く逆求人型サイトにも登録しておきましょう。
理系就活生には、理系に特化した逆求人型サイト「TECH OFFER」がおすすめです。
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まとめ
本記事では、26卒の就活について解説しました。
何かと変化の多い26卒の就活は、1日でも早く取りかかることが重要です。
自分らしく働ける未来を実現するために、さっそくアクションを起こしましょう!