【理系就活必勝講座】説得力がある強い志望動機の書き方とポイント

企業の採用担当者は志望動機から、その就活生の志望度の高さ、その考えが企業とマッチングしているかを見ています。
志望動機を明確にし、どのような貢献ができるかまでをイメージさせることが大きなアドバンテージとなります!

目次

  • 志望動機から企業は何を知りたいのか
  • 志望動機を作る前に自分と企業の接点を知ろう
  • 簡単にできる!志望動機の書き方4ステップ
  • 志望動機を書く際のポイント
  • 志望動機でよくやってしまいがちなミス

採用選考において、「志望動機」は「学生時代頑張ったこと」と並んで非常に重要な項目です。

しかし、

「志望動機の書き方がよくわからない」

「特定の業界や企業でやりたいことがない」

「説得力のある志望動機にするにはどうすればいいのだろう」

と、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、志望動機の書き方とポイントを解説していきます。

具体的には、

・志望動機から企業は何をみているのか

・強い志望動機を作るための前準備

・志望動機の書き方

・志望動機を書く際のポイント

・よくやってしまいがちなミス

の順に重要なポイントに絞ってご紹介します。

型が1度出来てしまえば、簡単に志望動機が書けるようになりますので、時間のない理系就活生の皆さんはぜひ参考にしてみてください。

志望動機から企業は何を知りたいのか

そもそも企業は志望動機から何を知りたいのでしょうか?

この意図を知ることでより説得力のある志望動機につながります。

知りたいポイントは2つ。

・志望度の高さ・本気度

・自社とのマッチング

詳しく見ていきましょう。

志望度の高さ・本気度

「志望度の高さ・本気度」が知りたいポイントの1つ目です。

出典:就職白書2018

新卒採用では特にこの項目が重視されており、リクルートの調査「就職白書」によると、77.6%もの企業が「企業への熱意」を重視している(全項目中2位)というほど。

ポテンシャル採用が中心の新卒採用では、能力面での差があまりないのでより働く意欲の高い学生を企業は採用したいのです。

志望度の高さをアピールするためには、業界・企業研究はマスト

合わせて、

・入社後に挑戦したいこと

・入社後にどのようなことができるか

・将来のビジョン

などを具体的に伝えると、働いている姿をイメージしやすく「志望度の高さや本気度」のアピールにつながります。

自社とのマッチング

「自社とのマッチング」が知りたいポイントの2つ目です。

企業は「新卒者には長く活躍してもらいたい」という想いで、時間や労力を割いて採用選考を行っています。

そのため、入社時点でのミスマッチは避けたいのです。

当然、自身のやりたいことや求める環境が企業と一致しなければ選考を勝ち抜いていくことはできません。

業界・企業研究をしっかりと行い、自分の就活の軸と企業のマッチしている点を具体的に伝えるようにしましょう。

合わせて、「マッチしているから自分にはこういったことができる」と伝えられるとより説得力の高い志望動機を書くことができます。

志望動機を作る前に自分と企業の接点を知ろう

先ほど解説した通り、志望動機では志望度の高さ・マッチングが見られています。

そのため、自分の就活の軸と企業の接点を見つけることは、志望動機を作るうえで非常に重要です。

ここでは志望動機作りの前準備としてその方法を解説します。

①自己分析で就活の軸を見つける

②業界・企業研究で事業内容や風土を把握する

③就活の軸と企業のどこがマッチするのか整理する

順番に見ていきましょう。

TECH OFFER理系就活情報局に掲載の動画、理系就活の良くあるミス~志望動機あるある~なども参考にして下さい。

①自己分析で就活の軸を見つける

志望動機の要になるのが、何を大事にして企業を選ぶのかという「就活の軸」。

・どんなことをしていきたいのか

・何に価値を感じるのか

など、自分の経験や価値観を見つめなおすことで、自分が会社や仕事に求めていることが見えてきます。

軸がないまま就活を進めてしまうと、

・言葉に説得力がでない

・本気度が伝わらない

・企業とのミスマッチ

といったことが起きてしまうので、1つは譲れない軸を設定するようにしましょう。

詳しい自己分析の方法についてはコチラの記事で解説していますので、参考にしてみてください。(内部リンク)

②業界・企業研究で事業内容や風土を把握する

もう1つ重要なのが、「企業のどこに魅力を感じたのか」ということです。

そのために、業界・企業研究を進めて事業内容や企業風土を把握することが重要になります。

業界全体を見ることで初めてその企業の強みや特徴といった魅力が見えてくるので、業界研究も欠かさないようにしましょう。

企業の魅力を具体的に説明できれば、志望動機に説得力が生まれますよ。

詳しい業界・企業研究の方法についてはコチラの記事で解説していますので、参考にしてみてください。(内部リンク)

③就活の軸と企業のどこがマッチするのかを整理する

就活の軸と企業とがマッチする部分を整理しましょう。

就活の軸をもとに企業探しを進めていくと、自ずとマッチする部分がわかります。

「どのような考えで、なぜその企業でなくてはならないのか」

ここに筋が通り、説得力のある志望動機につながりますよ。

簡単にできる!志望動機の書き方4ステップ

簡単にできる志望動機の書き方・基本の型をご紹介します。

①志望動機を一言で

②その理由を具体的に

③なぜその会社でなくてはならないのか

④入社後の展望・抱負

この4ステップをマネするだけで、論理的でわかりやすい志望動機を書くことができるので、ぜひ参考にしてみてください。

完成形のイメージのために例文を示しておきます。ホームページの抜書きにならないように、自分ならではの体験やエピソードで説得力を持たせることがポイントです。

例文:

①私が貴社を志望する理由は、世界一安全な原子力発電所の製作に貢献したいからです。

②私の一家は◯◯や◯◯出身であり、祖父母は全員被爆者でもあります。そんな祖父母から、原子力の技術を人の幸せに使うことの重要性を自分が幼いころから教わりました。しかし、福島の事故など原子力発電には安全性に問題があると考えられています。

③今現在各社が原子力発電所の安全性能の改善や開発に力を入れていますが、その中でも貴社は、真摯に原子力発電所の安全問題について取り組んでいる姿勢や技術が説明会を通して伝わりました。

そのような貴社なら自分の夢である、世界一安全な原子力発電所の製作に貢献することを達成させることができると強く思いました。

④そのために自分が持っている非破壊検査による三次元形状の分析及び解析の技術を深めることで、それを達成したいです。

貴社に入社後は、情報分野に長けており更に非破壊検査にも通じているという点で、貴社で原子力システムの安全に取り組みながら、検査のための遠隔・自動装置の開発にも携わり、原子力発電所の安心・安全に繋げたいと思います。

①志望動機を一言で

まずは志望動機(結論)を一言で伝えましょう。

・成し遂げたい事・目標

・魅力に感じたこと

など、結論をはじめに伝えることでわかりやすい構成になります。

長い文章は要点がわかりにくいのでNGです。

②その理由を具体的に

次にその理由を説明します。

・自身の経験

・価値観

・きっかけ

などをもとに、具体的なエピソードを交えて説明しましょう。

自身のエピソードをもとに伝えることで、説得力のあるあなただけの志望動機を書くことができます。

③なぜその会社でなくてはならないのか

その次に、なぜその会社でなければならないのかを伝えましょう。

業界・企業研究をもとに志望企業の特徴を捉えて、自分のビジョンにつなげます。

④入社後の展望・抱負

入社後の展望や抱負を伝えることで、熱意・やる気をアピールすることができます。

「(自分の長所)を活かして、〇〇していきたい」と自身の強みを加えることで、自己アピールにもつながりますよ。

志望動機を書く際のポイント

書き方の基本は先ほどの解説でわかったと思います。

そこで次に、志望動機を書く際のポイントを2つご紹介します。

・価値観や根拠をエピソードを交えて伝える

・読みやすい文を書く

順番に見ていきましょう。

価値観や根拠をエピソードを交えて伝える

「なぜ〇〇に興味を持ったのか」

「なぜこの会社を選んだのか」

その価値観や根拠を交えることで、志望動機に説得力が増します。

また志望動機の説得力が増せば、それだけ熱意や本気度のアピールにつながりますので意識するようにしましょう。

ここでは、

「祖父母は全員被爆者でもあります。そんな祖父母から、原子力の技術を人の幸せに使うことの重要性を自分が幼いころから教わりました。」

「貴社は、真摯に原子力発電所の安全問題について取り組んでいる姿勢や技術が説明会を通して伝わりました。」

がその部分に当たります。

読みやすい文を書く

いくら内容が良くても、読みにくいわかりづらい文章では台無しです。

そこで、文字書きの私が読みやすく書くための小技を5つご紹介します。

・1文をできるだけ短くする(多くても40字程度)

・長くなりそうなら一度。で切る

・主語と述語はなるべく近づける

・同じ文末表現を繰り返さない

・体言止めでリズムを生む

以上に気を付けるだけでグッと読みやすい文章になりますので、ぜひ参考にしてみてください。

志望動機でよくやってしまいがちなミス

最後に、志望動機でよくやってしまうミスをご紹介します。

採用担当者は数えきれないほどの志望動機を見ているので、ありきたりな文章では印象を残すことはできません。

この記事を参考に最終チェックをしてみましょう。

就業環境が志望動機になってしまっている

+++++++++  NG例  ++++++++++

御社は○○に関する素晴らしい製品をお持ちで、グローバル展開されており、私もこのユーザーでした。

○○に関する研究能力、技術能力が高く、私もそのようなハイレベルのものづくりの一員になれればと考え、御社を志望しました。


++++++++++++++++++++++++++

要約すると、「御社はグローバル展開する優良企業で技術力が高くて良い会社なので入社したいです」というHP情報の抜き書きになってしまっています。

志望動機欄は、「相手のことをほめる、HPの抜書き」ではなく「自身と応募先との関係性を説明する欄」なので、価値観や根拠をエピソードを交えて伝えるようにしましょう。

*********  OK例   **********

私はメーカーの技術者である父親の影響もあり、幼少時から機械いじりが好きで様々なものを分解して遊んでいました。大学ではロボコンに参加するほか、○○技術に関して研究を行い

●●技術はごく狭い領域の技術ですが、御社でのものづくりの場面において技術的に共通する部分があると感じて御社に興味を持ちました。

会社説明の中で御社の技術者の方が○○という価値観を大切にされているという話が印象的で、チームワークのもとで○○を達成するということにやりがいと魅力を感じています。

広い視野を持ち様々な技術で、様々な場面に挑戦ができればと考え御社を志望します。


***************************

自分ではなく技術やその将来性の売り込みになってしまっている

NG例:

私は大学院で○○に関する研究を行っており、この技術は○○の場面で役に立つと有望視されている技術となります。

御社の事業領域の○○と組み合わさることで○○を達成するというような可能性も感じています。

○○の技術で社会に少しでも貢献できればと考えて御社を志望します。

自分ではなく、技術とその将来性の売込みになってしまっています。

企業は、大学で学んだ技術素養は評価しますが、技術そのものが合致するということだけでは採用しません。

むしろ、技術は(素養があれば)後からでも身につくと考え、技術は時代に合わせて陳腐化するという理解をします。

そのため志望動機では、

「自分がどういう価値観の人間で、どういうことにやりがいを感じるか?」

「(技術は変遷するけれど)○○という価値観や能力は変わらず、強い意志をもって努力して頑張っていけるのか?」

ということとその根拠を伝えるようにしましょう。


<H2>これだけは知っておきたいポイント(まとめ) 

今回は、志望動機の書き方とポイントをご紹介しました。

1)志望動機では「熱意や本気度」と「マッチング」が見られている

2)自己分析、業界・企業分析から自分と企業の接点を見つける(前準備)

3)価値観や根拠をエピソードを交えて説明すると説得力が増す

以上のポイントを参考に志望動機づくりを進めていってください。

ご紹介した型を使えば、簡単に論理的な志望動機が書けるはずですよ。

  • 監修
    株式会社テックオーシャン
    人工知能やビッグデータを駆使し、理工系人材領域における採用ベストマッチングを生み出すHR Tech企業です。 理工系学生専門のオファーがもらえる就活サービス「TECH OFFER」と、大型イベントから1on1面接まで、気軽に企業と出会えるカジュアル就活サービス「TECH MEET」を運営しています。