登録者情報
ニックネーム:だいき
千葉大学大学院 融合理工学府先進理化学専攻物質科学コース / 22卒

選考企業情報
企業名:TDK株式会社
職種:知的財産職
インターン参加:短期インターン参加
最終選考結果:最終選考通過(内定)

エントリーシート

TDKに興味を持ったきっかけを教えてください。

 私は幼い頃から工学、薬学、医工学等様々な分野での技術を紹介するテレビを見て、その精密さ・革新さに驚くという事が好きでした。そして、企業研究をする時、「自分も世界に誇れる技術に携わる事が出来る仕事に就きたい」という思いで、「世界に誇れる技術」を有している企業を調べていました。  そして貴社を見つけ、世界を率先し続けてきた磁性技術を有していると知りました。又、私の研究内容が二次元層状物質・半導体プロセス分野であった為、自分の専門知識を活かす事が可能ではないかと思った事が貴社に興味を抱いたきっかけです。

TDKのインターンシップ(仕事体験)参加を志望するあなたの熱意をアピールしてください。※300文字以内

 私は知的財産の取得の仕方次第で、国内の高度な技術を有する企業・製品を中国、台湾、韓国、アメリカ合衆国等から守る事はもちろん、他国に抜かされてしまった製品や技術を再び世界シェア一位に戻す事さえも可能であると考えています。貴社のインターンシップでは、世界をリードする貴社の磁性技術・製品に対してどの様に権利を付加していくのか、その権利をどうやって企業戦略に取り組んでいこうと取得前に考えるのか等、講義だけでは学べない事を学び、先述の考えを確信に変える事が出来たらと思っています。又、知的財産部門の実務ならではの難しさと楽しさとは何かを実体験し、自身の進路の指針を得たいと思います。

選んだ応募要件について、詳細を教えてください。(学習している具体的な内容、期間等)※300文字以内【大学で知的財産系の科目を2単位以上履修し、基礎的な知的財産に関する理解がある。】

 今年の4月から7月末まで大学院の授業にて知的財産に関する授業を履修していました。この授業では弁理士の方から特許権・実用新案権・商標権・意匠権・著作権について具体的な製品を用いて学び、更に特許請求の範囲の書き方や国際的な特許の取得の流れと注意事項まで学びました。そして、新製品に対してどの知的財産権が当てはまるか、どのように権利の範囲を広くとるか等を考えるケーススタディ形式の課題を毎週提出し、それに対して先生からフィードバックを頂いていました。私たちが将来企業に就職した際に困らないようにと、特許請求の範囲・請求項の書き方については3週間に亘って熱心に指導して頂きました。

結果通知時期および結果通知方法

結果通知方法:マイページ上

インターン参加内容

インターンシップ名

知的財産インターンシップ

インターン参加企業を知ったきっかけは何ですか。

電気電子系のメーカーを調べて、事業内容に興味を持った。

どういった基準でインターンを選びましたか。また他にどんなインターンを受けていましたか。

知財職と技術職とのどちらにも興味があった為、知財職を体験したいと思って選んだ。このインターンは抽選であった為、落ちてしまうと知財職の実務を経験できないと思い、他社の知財職のインターンや技術職のインターンも同時に受けた。

このインターンを受けるにあたり特に工夫したことはありますか。

授業で知的財産を扱う講義を受講した。また、工学系であったのでものづくりという観点はあるが、それをどう活かすかの観点があまりなかった。権利というものを意識して身の回りにある製品を見てみたり、自分ならどう活用するかを考えてみたりした。

インターンを受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。

知的財産については詳細に教えて頂ける座学がある。が、知財の種類とフローは知っておくと良いと思う。また、チームでExcel・Power pointで資料作成や分析を行う事が多いので、基本的な操作はできるようにならないとチームに迷惑がかかる。

実施日程および場所

実施日程:9月14日~9月18日 実施場所:Web

インターンの形式

実務体験

インターン期間

1週間

参加社員数および参加学生人数

参加社員数:全体で5人(不定期で新入社員や部長などが見学に来ていた) 参加学生数:20人程度

参加学生の属性

大阪工業大学の知的財産学部の学生と院生が半数以上を占めていた。他は法律系のゼミに所属している方が多かった。工学系は少数。

インターンで取り組んだ課題・業務の具体的な内容

特許の出願方法・拒絶された物への対処(中間処理)・特許調査の3つの観点で毎日午前中に講義を受け、午後に個人ワークをした上でグループに持ち寄り、一つの成果物とした。グループの編成方法はランダム? 9時から17時まで一週間毎日あった。昼休憩が45分程度。その他休憩が15分程度。 最終日は、先述した3つの観点の内、1つについて自分が学んだ事・成果物・感想等を役員の方々の前で報告した。

ワークの具体的な手順

その日に扱う内容について座学→体験。グループワークは2回ほどグループを入れ替えた。発表する度に社員の方からFBがあった。

インターンの感想・注意した点

インターンに参加して初めに思った事は「自分はお門違いではないか?」だった。というのも、知的財産について専門的に3年以上学んできている学生がほとんどであり、その他の学生も法律系のゼミ出身の方が多かったからだ(特許法について学んでいる方もいた) 。特許に触れたのは直前に受講していた院の授業のみだったので、とても不安であった。 実際、法律的な言い回しの解釈に慣れるのは大変だった。しかし、自分が大学・大学院で工学系の勉強をした事もかなり訳に立てる事が出来た。というのも、出願・中間の実務体験に用いるのはTDK株式会社様の製品であり、その仕組みや専門用語の理解に苦労はしなかった。 この点から知的財産職は文理問わず誰でも就くことが可能で、製品の可能性を広げる事が出来る面白い職であると再認識することが出来た。

懇親会の有無と選考への影響

無し。

インターンシップ参加による、本選考での特典(一部選考免除)などがありますか。

特にないと思う。

インターン中の社員との交流

社員の方々のバックグラウンドは様々で技術職として製品作りに携わった後で、知的財産本部に来た人や知的財産学部・法律系ゼミ卒業の方もいた。 また、中国出身の方もいて多様性に満ちていた。 全員知的財産部門の社員であった。

インターン前の企業・業務・社員に対するイメージ

厳格な人が一人で行う業務

インターン後の企業・業務・社員に対するイメージ

たくさんの人が意見を交わしあいながら進めていく業務