登録者情報
ニックネーム:朝顔
愛媛大学大学院 農学研究科生命機能学専攻 / 22卒

選考企業情報
企業名:井村屋グループ株式会社
職種:技術系総合職
インターン参加:参加していない
最終選考結果:最終選考通過(内定)

エントリーシート

趣味・特技を教えてください。100文字以下

趣味は俳句です。たった17音で表現できる世界の広さに魅了され、句会を主催するほど熱中しています。俳句のおかげで、日常の情報をキャッチするアンテナが高くなりました。特技は県大会まで出場した水泳です。

今までに経験した逆境とそれを乗り越えたもしくは、乗り越えようとした経験を教えてください。また、結果としてそこから学んだことも教えてください。 1000字程度、1200文字以下

大学での研究活動で逆境を経験しました。私の研究チームは植物由来の成分の健康効果に着目し、新たな肥満治療法の確立に挑んでいます。メンバーはそれぞれ違ったアプローチでその目標に挑んでおり、私は新たな観点から研究を進展させるべく“食欲”への影響に注目しました。しかし、その研究を進める中で大きく2つの逆境にぶつかりました。1つ目は、従来の実験法では食欲調節因子の変動を捉えられなかったことです。己の知識不足を痛感した私は、変動を正確に捉える方法を確立するために、食欲研究の論文を多数読破しました。教授や先輩とは毎日議論を交わすことを半年間続けました。加えて、多くの知見を取り入れるため、積極的に自分の考察を話しに行くことで、メンバー間の意見交流の回数を増やし、互いに新しい論文の情報を提供し合うような関係になりました。新たな方法を確立することは難しく、投げ出したくなる時もありましたが、研究を進めていくにつれ“食欲”の奥深さに魅了され、食欲の謎を解き明かしたいと思い尽力し続けました。他の研究室の先生方にも協力を仰ぎ、食欲の変動をより正確に捉えられるよう、実験計画の改善を図り続けた結果、複数の実験を組み合わせた新たな実験型を考案にこぎ着けました。しかし、ここで2つ目の逆境にぶつかりました。その計画は時間と資金を多く要するため、最初は教授に受け入れられませんでした。そこで、教授が納得してくださるような提案を目指し、2つの点を意識して説明しました。1つは、この計画でなければ食欲の変動を正確に捉えられないことを過去の研究と比較して論理的に、もう1つは、この実験で食欲の変動を捉えられれば今後の実験が飛躍的に進むという重要性を熱心に訴えました。その結果計画は採用され、その計画に基づき実験を続けた結果、自身の仮説の実証に成功しました。私は、自分にはずば抜けた才能は無いと思っています。そんな自分が仕事や勝負事で良い結果を出すためには、人並み以上の努力が必要で、試行錯誤を繰り返し、諦めない粘り強さと臨機応変な柔軟さこそが大切だと感じています。この経験から、目標達成のためできることを考え抜いて、それを泥臭く実行に移すことが自身の研究スタイルなのだと気付くことができました。この研究スタイルは大学での研究活動以外でも役に立っています。現在行っている就職活動でも、業界や企業について研究する過程や、自身の強みや特性の分析にこの研究スタイルを役立てています。研究活動で苦労したこの経験がなければ、私はまだ自身の思考する型を身に付けていなかったかもしれません。貴社に入社した暁には、貴社での業務を通じてよりこの思考スタイルに磨きをかけ、自身を成長させていけると考えています。

新型コロナウイルスのワクチン摂取を強制すべきかどうか、理由も含めて述べてください。 1000字程度、1200文字以下

強制すべきでないと思います。接種される側がワクチンの有効性やリスクをしっかり理解している状態でなければ、強制はインフォームド・コンセントの考え方に反するからです。現段階でワクチンに関する詳しい情報が、正しい形で全国民に行き届いているとは到底言い難いです。まず、少なくとも私は「知っている」と胸を張って言えない。友人や家族にも実際に聴いてみましたが、ワクチンに関する詳しい情報をすらすらと話せた人は一人もいませんでした。このような状況で強制しても、国民には不満や不安が残るでしょう。なぜリスクがあるものを強制的に接種されなければならないのか、このワクチンを接種して副作用はでないのか、という国民の声は大きくなると考えます。そうなれば、今まで自粛生活を強いられてきた国民に更なる負荷をかけることになり、それはあまりにもむごいことだと私は思います。ワクチン接種が強制されていない現段階においても、ワクチンを接種したいと答える人はそう多くはありません。いくつかの媒体で行われたアンケートの結果を調べましたが、概ね接種したくないという人の方が接種したいという人の割合よりも多いようです。加えて、接種したいと答えた人に理由においても、「接種しておけば、発症したときの免罪符になるから」という消極的な理由を挙げている人もいます。この現状を鑑みるに、私は今議論すべきなのは「強制すべきか否か」という問題では決してないと考えます。新型コロナウイルスという未知の脅威に対して初めて開発されたワクチンの情報を、正確な形で国民全員に伝達することが最優先であり、そのための方法を考えることが先ではないのでしょうか。ワクチンが安全なものであり、有効性も確証されていることがわかれば、強制しなくとも接種する人は増えるはずです。ワクチン接種を「強制」するという考えには、「政治・経済的」な考えが色濃く出ていると感じました。ワクチン接種を強制すれば、クラスターの発生が減少し、飲食店の時短営業の解消など経済活動にプラスになるという考えが見え隠れします。新型コロナウイルスに関しては、感染しないことが最重要である点を最も周知すべきです。また、もし強制された場合ワクチンの流通は接種場所が限定されると考えられ、接種場所で密集状態が生まれて逆に感染を助長する危険性があります。さらに、現在臨床試験が進められているワクチンは、mRNAワクチンやウイルスベクターワクチンといった比較的新規の形態です。mRNAはワクチンを含め、医薬品として認可されるのは今回が初めてで、ウイルスベクターは一部のワクチンや希少疾病に対する遺伝子治療などで承認されているが、多くの使用経験があるとは言い難いです。その意味では、そもそも副反応のはっきりしないワクチンを承認すべきではない、と私は考えます。

各質問項目で注意した点

設問数が少なかったので、各設問でしっかりと自分の考え方や価値基準を明確に伝えられるよう気を付けた。

結果通知時期および結果通知方法

結果通知時期:4~5日以内 結果通知方法:メール