登録者情報
ニックネーム:機械系院生
東京農工大学大学院 工学府機械システム工学専攻 / 22卒

選考企業情報
企業名:日本電気株式会社
職種:技術系
インターン参加:参加していない
最終選考結果:最終選考通過(内定)

エントリーシート

志望理由

私は、幼いころから「自然を大切にしながら、人々が安心して健康に生活できる社会」を実現したいという強い思いを持っています。大学においては、リチウムイオン電池の高性能化を目指した自身の研究を通じて、電気やエネルギー、特に低炭素社会の実現に向けた再生可能エネルギーの活用に関心を持ちました。貴部門では、AIやICT、IoT技術を活用したインフラの発展、エネルギーの有効活用、さらには再生可能エネルギーの利用促進により、低炭素社会の実現に貢献しておられます。貴部門であれば、人々の生活と自然環境保全の双方に貢献する仕事ができると考えました。入社後は、VPPやDRを活用した電力需給の調整力事業に従事し、電力系統の安定化を通じて、低炭素社会の実現に取り組みたく存じます。また、私が研究活動で得たプログラミングスキルを発揮し、貴社の有する最先端のAIやIoT、ICT技術のさらなる発展に貢献したいと考えます。

ご自身のPRになることや、強みが伝わるようなエピソードをご記入ください。

新型コロナウイルスの蔓延により、大学内での活動が制限され、研究活動を自宅で行う機会が増加したことで、研究に対する集中力の維持および健康管理が課題となりました。私は、コロナ禍以前よりも徹底したスケジュール管理、自己管理を行うことで、これらの課題を乗り越えました。週単位、日単位の計画を作成し、指導教員への報告と相談をこまめに行うことで、コロナ禍以前と大きく変わらずに着々と研究を進めることができ、学会発表の機会も得られました。また、筋トレとストレッチ、ランニングを毎日の習慣とすることで、体調、メンタル共に健康を維持できました。コロナ禍のような困難な状況も、自身の行動や生活習慣を改善することで乗り越え、成功体験に変えることができると学びました。しっかりと計画を立て、それを実行するために自己管理を徹底する習慣は、社会人になっても変わらず大切にしたいと考えております。

得意科目

私の得意な科目は、研究活動において学んでいる材料力学です。私の研究テーマである電池の劣化挙動解析では、電池の劣化の背景に物理的な破壊現象があるため、材料力学に基づく数値シミュレーションを行っています。研究活動を進めるにあたっては、学部で習った知識だけでは不十分であり、新たに勉強しなくてはならない部分が多くありました。本を用いて材料力学の基礎勉強を進め、先行研究の調査をする中で知らない単語や知識に遭遇するたびに調べ、こまめにノートにまとめました。さらに、私が選択していた学科コースのものでない授業にも参加し、材料力学に基づく数値シミュレーションについて学びました。研究活動において、基礎勉強を行い、先行研究を調査し、積極的に学ぶ場を探した経験は、入社後の仕事においても、新たな知識が必要とされたときに活かすことができると考えます。

自由コメント

研究で最も苦労した点と、どのように乗り越えたかを説明します。最も苦労した点は、既存のプログラムに、新たなアルゴリズムを導入する作業です。新たなアルゴリズムを導入する際、バグが発生することは多々あり、必ずしも望んだシミュレーション結果が得られるとは限りませんでした。バグの原因を発見するために、理論式と数千行に及ぶプログラムを照らし合わせながら、問題の本質を考える作業が多くありました。この作業にあたっては、部活動で培った分析的思考と粘り強さをもって、仮説と検証を繰り返しながら乗り越えました。望み通りの結果が得られたときの達成感は大きく、この達成感が研究活動のモチベーションとなっています。

結果通知時期および結果通知方法