こんにちは。理系就活情報局です。
近年、多くの企業がインターンシップを取り入れています。2022年4月に行われた経団連と全国の大学の関係者でつくる産学協議会で、25卒就活生からインターンシップで得た学生情報を、一定の条件下で採用選考に活用できる方針が示されました。
インターンシップに参加しないと就職できないわけではありませんが、業界知識を身につけられ、就活でのアピールポイントにもなるため、参加することで、業界理解や自己PRにつながる材料を得られます。
インターンシップでも面接を行う企業が多いため、希望する企業のインターンシップに参加するためには面接対策が欠かせません。特に人気企業は倍率が高いため、対策が合否に影響します。
本記事ではインターンシップ面接でよく聞かれる質問と回答例を解説します。
インターンシップの面接対策に悩んでいる理系就活生の方は、ぜひ参考にしてみてください!
インターンシップ面接の目的

インターンシップで面接を行う目的は、自社と相性の良い学生を絞り込み、採用活動を効率的に進めるためです。
インターンシップに参加する学生は採用候補者であり、人事担当者はインターンシップの段階から有望な学生を探しています。
具体的な面接対策を解説する前に、インターンシップ面接の目的をみていきましょう。本章ではインターンシップ面接と採用面接の違い、インターンシップ面接で人事部が何を見ているかを解説します。
インターンシップ面接と採用面接の違い
インターンシップとは、「学生が在学中に、将来のキャリアに関連した就業体験を行うこと」です。企業側は自社の魅力を知ってもらい、本選考で自社に合った優秀な学生の応募を増やす狙いがあります。
したがって、インターンシップ面接は、長期雇用することが目的の採用面接とは異なり、一時的な就業体験として、受け入れるかどうかを判断するための面接となります。
インターンシップの参加を通じて、優秀な学生に自社への関心を高めてもらうことが目的のため、現時点で志望度や自社への熱意が高くなくても問題とはなりません。
インターンシップ面接は採用面接ほどの厳しさはありませんが、以下のポイントは採用面接と共通してチェックされています。
- ・社会人になるための基本的なマナー
- ・身だしなみがクリアできているか
- ・コミュニケーション能力があるか
インターンシップ面接で人事部が知りたいことや目的
インターンシップ面接と採用面接は目的が違うため、面接で人事部が見る観点が違ってきます。
採用面接では自社の成長に貢献する活躍をしてくれるか、企業のビジョンと合っているか、入社意欲があるかなどを見極めます。
一方インターンシップ面接では、「基本的なマナーが身についているか」「優秀な学生か」を見ることが多いです。
採用面接とインターンシップ面接では質問される内容も違うため、自ずと対策も異なります。
インターンシップ面接で落ちる方の共通点
対策を講じても落ちることはありますが、インターンシップ面接で評価につながりにくい方には、以下の共通点があります。
- ・言葉遣いや身だしなみなどのビジネスマナーが不十分
- ・基本的な質問に答えられない
- ・受け答えに自信が感じられない
上記の共通点から、インターンシップの面接は、基本的な回答やふるまいができないと落ちる可能性が上がると考えましょう。
インターンシップの面接通過率を上げるための対策

採用面接ほどの厳しさがないとはいえ、インターンシップ面接も対策は必須です。合否にも影響し、本選考の面接対策にもつながるため、基本的な準備を丁寧に進めましょう。インターンシップの面接に向けて、やっておきたい対策は以下のとおりです。
- ・志望動機を考える
- ・自己分析を行う
- ・よく聞かれる質問への回答準備をする
- ・面接マナーを確認する
- ・逆質問を準備する
- ・面接の練習をする
インターンシップ面接対策①:志望動機を考える
採用面接と同様に、インターンシップでの面接でも志望動機が問われるため、準備が必要です。
特に、人気企業の面接を通過するには「研究の延長線上にあるから」「見知った企業であるため」などの志望動機より、もう一歩踏み込んだレベルが求められます。
より深い志望動機を作るためには、企業研究を行い、自分と企業との接点を見つける必要があります。
企業研究を通して、企業文化や企業が目指す方向性を把握できれば、自分と企業との接点が見つけられ、説得力のある志望動機を作ることが可能です。
また、企業研究をすることで、事業内容や仕事内容を把握できれば、インターンで経験したいことを面接で伝えやすくなります。
手始めに企業のホームページから調査を始め、企業理念や社長、代表取締役の名前、商品やサービス、職種など必要最低限の情報を手に入れます。それから、インターンシップのプログラム内容は把握しておきましょう。
「学生が企業研究をしているかどうか」「インターンシップに対する熱意と目的意識があるかどうか」を、面接官は見ています。
インターンシップ面接対策②:自己分析を行う
採用面接対策と同じく、自己分析は欠かせません。
インターンシップの面接でも、自己PRや「自分の強み、弱み」を聞かれることがあります。面接官から見て、「ぜひインターンシップに参加してほしい」と思ってもらえるように自分の魅力を伝えることが大切です。
「自分の強みを生かしてどんな仕事をしたいと考えているのか」「どんな価値観を持っているのか」を伝えられると、魅力的に映ります。
インターンシップ面接対策③:よく聞かれる質問への回答準備をする
面接でよく聞かれる質問については、回答を準備しておくことが必須です。的を射ない回答をすると準備不足な印象を与え、挽回するのが難しくなります。
よく聞かれる質問について後ほど解説するため、回答をしっかりと準備して、本番をイメージしながら練習を繰り返すことが自信につながります。
インターンシップ面接対策④:面接マナーを確認する
インターンシップの採用の面接といえども、気をつけるべきマナーは本採用の面接と同じです。基本的にリクルートスーツで面接に臨み、靴やバッグ、髪型や髪色などの身だしなみに気をつけましょう。
面接の際には姿勢や表情なども見られます。受け答えは、面接官に聞こえる大きな声で話し、話すスピードにも気をつけ、面接官の目を見ながら答えましょう。声が小さくうつむいていると、自信がない人との印象を持たれます。
インターンシップ面接対策⑤:逆質問を準備する
本採用の面接と同様に、インターンシップの面接でも逆質問の重要度は高いため、準備が必要です。
逆質問は企業研究を重ねて、わからなかったことを質問するようにしましょう。
たとえば、類似製品との価格が異なる理由や現在の製品を用いた業界戦略などは、インターネットなどで調べてもわからないことです。
調べればわかることを逆質問に取り上げると企業研究が不十分と判断され、マイナスの評価となる可能性が高まります。
逆質問が重要な理由や具体的な逆質問の例は、後の章で解説します。
インターンシップ面接対策⑥:面接の練習をする
よくある質問や逆質問の準備が整った後は、本番を想定して面接の練習をしましょう。
受け答えの練習や入室から始める模擬面接など、さまざまな練習を繰り返して本番での対応力を高めていきます。
面接練習を繰り返すほど面接への自信がつくため、できるだけ多くの練習を積みましょう。
面接に苦手意識を持つ方のなかには、企業の担当者と接し慣れていないため、緊張する方もいるはずです。
普通の学生生活を送っていれば、企業の担当者と接する機会が多くないため、面接で緊張するのは自然な心理状態といえます。
緊張感を覚えるのであれば、企業の担当者と接する機会を多く積むことで、自信を深めていきましょう。
企業の方と接触する機会を増やす方法として、おすすめなのはオファーサービスの活用です。
オファーサービスにプロフィールや研究実績を登録しておくと、企業側からオンライン面談や企業説明会などのオファーが届きます。
一般的な就活のやり方より、企業の担当者とやり取りをする機会を手軽に増やせるうえに、実際に話す機会も面接より作りやすくなります。
実際に企業の担当者と話す実践的な場を増やせば、企業で働く方とのコミュニケーションに慣れて面接もスムーズに進めやすくなるでしょう。
オファーサービスはいくつかありますが、理系学生におすすめなのは『TECH OFFER』です。
『TECH OFFER』は理系学生に特化したサービスであり、理系学生を採用したい企業が数多く利用しています。
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インターンシップ面接でよく聞かれる7つの質問と回答例

インターンシップ面接でよく聞かれる質問と、受け答えで心がけるポイントを紹介します。
質問①:自己紹介
採用面接と同様に、インターンシップの面接でも最初は自己紹介から始まります。
氏名・学校名など基本的な情報を伝えましょう。
また自己紹介の長さは、企業側から「30秒」「1分」など長さを指定されるケースがあるため、いくつかパターンを用意しておくと安心です。
相手の目を見て大きな声で話すと、良い第一印象が与えられます。
【質問】
「自己紹介をお願いします」
【回答】
「A大学理工学部機械工学科から参りました山田太郎です。本日はよろしくお願いいたします。」
「A大学理工学部機械工学科から参りました山田太郎です。大学では内燃機関における熱力学を研究しております。本日はよろしくお願いいたします。」
「A大学大学院機械工学研究科から参りました鈴木一郎です。大学院では内燃機関における熱力学を研究しております。本インターンシップでは研究・開発の現場を体験して、より実践的なアイデアを得たいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。」
質問②:自己PR
企業が見ているポイントは、「コミュニケーション能力」や「人間性」です。自分の特徴や強みを述べ、具体的なエピソードを交えながら強みを発揮した経験をアピールしましょう。インターンシップで活躍できるイメージをしてもらえるよう、意欲や意気込みも伝えると効果的です。
【質問】
「自己PRを1分(3分)でお願いします」
【回答】
「私の強みは、目標達成までやり遂げる粘り強さです。大学では情報系におけるプロジェクト型の授業に取り組み、チームでシステム開発を行いました。開発初期はエラーが多発し、予定どおりに進まない状況が続いていましたが、ログ分析や動作確認を繰り返した結果、問題が発生する箇所を特定しました。エラーの発生箇所を特定した後、開発スケジュールを立て直して、期限内に成果物を完成させることができました。入社後も、現場でのトラブルや地道な調整が必要な場面でも、決して投げ出さずに周囲と協力しながら、取り組みたいと考えています。」
「私の強みは、周囲と協力しながら物事を進める力です。大学では内燃機関の研究をしており、複数人で役割分担を行いながら実験を進めていました。しかし、個々の作業に集中する意識の強さから、進捗状況の共有不足が起こり、作業の重複や遅れが発生することがありました。そこで私は、週一回の定例会議を設け、各メンバーの進捗や課題を整理するようにしました。その結果、各メンバーが「いつまでに」「何をしなければならない」かが整理され、効率的に研究を進められるようになりました。入社後も、周囲と積極的にコミュニケーションを取りながら、チームで成果を出せる人材として貢献いたします。」
質問③:長所・短所
具体的なエピソードを交えながら、長所をアピールしましょう。また、「長所が仕事の上でどのように活かせるのか」「今後どのように活躍していきたいのか」を面接官にしっかり伝えます。
長所と短所は表裏一体です。短所を克服するため、具体的に努力したり工夫していることを回答するといいでしょう。「短所はありません」は自分への理解が足りていないと判断されるため、NGです。
【質問】
「あなたの長所と短所を教えてください」
【回答】
「私の長所は、一度決めたことを粘り強く続けられる継続力です。大学の研究では専門分野に加えて、実験で使う機材の操作方法を習得するために、日々勉強に取り組みました。成果につながる勉強や訓練を地道に重ねて、御社の研究開発に貢献したいと考えております。
短所は一人で抱え込みやすい点です。問題が発生すると、自分一人で解決しようとするため、最終的に手が回らなくなることを何回か経験しました。最近は、早めに周囲へ相談することで、より素早く対処するよう意識しています。」
「私の長所は、情報を整理しながら論理的に考えられる分析力です。実験や課題でも、原因や結果を整理しながら進めることで、効率的に改善策を考えてきました。御社に入社後もトラブルや課題に直面した際には、論理的に原因を捉えると同時に、適切なアプローチをして御社の研究開発に貢献する所存です。
一方で、短所は考えすぎることです。複数の選択肢を比較して慎重に判断するため、決断に時間がかかりすぎてしまうことがあります。現在は、期限を決めて判断することを意識し、スピード感も大切にしています。」
質問④:インターンに参加したい理由
採用試験で志望動機が必ず聞かれるのと同じように、インターンシップ面接でも志望動機を聞かれます。
業界やその企業に興味を持った理由を説明する際には、大学や大学院での研究やサークル活動、ボランティア活動などの経験を具体的に語りましょう。どのような思いを持ってインターンシップに応募したか、熱意をしっかり伝えます。
「なぜその企業なのか」は、企業研究で共感した点やその企業で自分がどのようなことをしてみたいのかをイメージして回答しましょう。
【質問】
「当社のインターンに参加したい理由は何ですか?」
【回答】
「御社のインターンシップに参加したい理由は、実際の業務を通じて業界や仕事への理解を深めたいと考えているためです。大学院では送電技術に関する研究をしていますが、開発の現場で、どのように技術が活用されているのかを知りたいと考えています。御社は絶縁技術に強みを持ち、社会インフラを支える開発に取り組まれているため、大変魅力を感じています。インターンシップでは、現場で求められる考え方や働き方を学び、今後の成長につなげたいです。」
「御社のインターンシップに参加したい理由は、大学で学んだ知識やスキルを実践の場で試したいと考えているためです。大学では、プログラミングやシステム開発について学んでおり、チームでアプリ開発にも取り組んでいます。しかし、実際の開発現場ではスピード感や品質への考え方など、学生とは異なる視点・レベルが求められると考えております。御社の開発プロセスは、非常に洗練されていると伺っており、御社の開発現場の一端を拝見できることに大きな魅力を感じています。御社のインターンシップを通じて、自分に不足している点を把握し、今後の学習へ活かしたいです。」
質問⑤:インターンで学びたいこと・身につけたいスキル
企業研究とあわせて、インターンシップのプログラム内容を調べておきましょう。インターンシップを通して何を学びたいのかイメージしておくことが不可欠です。
また、インターンシップを通して、どのようなスキルを身につけ、成長したいのかを答えられるよう回答を準備しておいてください。
スキルというのは、プログラミングスキルなど実際の仕事のスキルもありますが、「主体的に考えて動くスキル」「自らチャレンジすること」など仕事に対する姿勢でもかまいません。
【質問】
「今回のインターンで学びたいことは何ですか?」
「インターンで身につけたいスキルを教えてください」
【回答】
「私が今回のインターンシップで学びたいことは、クライアントにとっての最適解を探すプロセスです。大学の授業では「正解のある問い」を解くことが多いですが、実際の現場では手探りの状態で開発を進めなくてはなりません。御社のインターンシップを通じて、ユーザーの潜在的な不満をどのように解決していくのか、課題特定から実装までのプロセスを学びたいと考えております。」
「私が今回のインターンシップで学びたいことは、チーム開発における連携です。実際の開発では開発チームの事情はもちろん、営業や企画などの意向を汲み取りながらの開発になると認識しております。御社のインターンシップを通じて、異なる目標を持つ方々と、どのように合意形成を得るのかを学びたいと考えております。議論の進め方や調整方法を間近で学び、自分もその一助となれるよう取り組みたいです。」
質問⑥:学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)
特別すばらしい経験を話す必要はありません。研究・サークル活動・アルバイト・留学・インターンシップ・ボランティアなどの経験を通して、どのようなことを得られたかを伝えましょう。自身の経験談を伝えることで、人となりが見えてきます。
「何に力を入れて、何がたいへんだったか」「経験から何を学んだか」を話せるように準備しておきましょう。
【質問】
「学生時代にどんなことに力を入れましたか」
【回答】
「私が学生時代に力を入れたことは、研究活動です。研究で思うような結果が出ないことが半年も続き、何度も挫折しそうになりましたが、粘り強く原因を分析し、試行錯誤を重ねました。300回以上、実験を繰り返した結果、実験データが安定しない原因を発見できたため、狙った結果が得られるようになりました。この経験を通して、課題に粘り強く向き合う力と論理的に考える力を身につけました。」
「私が学生時代に力を入れたことは、大学でのシステム開発です。複数人のチームで開発を進めましたが、安定した品質を目指したい方とより魅力的なシステムにしたい方で、対立が頻繁に起こっていました。そこで私は、定期的な会議の場を設けて、目指すシステムの理想像や現実的なスケジュールを確認して、両者の落としどころを探りました。その結果、対立していたメンバーが納得できる妥協点を見出せました。チーム内の連携が改善された結果、期限内に開発を完了できました。この経験から、チームワークの重要性を学びました。」
質問⑦:趣味
趣味は、その人のことを知る話題のきっかけになります。「何が好きか」を話すだけではなく、その趣味のどんなところに魅力を感じたかを説明しましょう。趣味を通して得たものを自己PRにつなげてください。
たとえば、「仲間との絆ができた」「チームワークで取り組む」「コツコツ取り組む」などは、人となりが伝わるため、プラスイメージにつながるでしょう。
【質問】
「あなたの趣味は何ですか?」
【回答】
「私の趣味は筋力トレーニングです。継続的に取り組むことで、筋力が上がるだけでなく、目標に向けて努力を続ける習慣も身につきました。自分で計画を立てて取り組む点に面白さを感じています。」
「私の趣味は旅行です。普段行かない場所へ行き、その土地の文化や食べ物に触れることを楽しんでいます。旅行を通して、新しい価値観や考え方を知ることができる点に魅力を感じています。」
インターンシップ面接における逆質問

採用面接と同様にインターンシップの面接でも逆質問は求められます。
逆質問が求められる理由を把握すると同時に、逆質問を考える際の参考にしましょう。
企業が逆質問をする理由
企業がインターンシップの面接で逆質問を求める理由は「志望度の高さ」と「自社との相性」を見極めるためです。
インターンシップへの参加意欲が高ければ、具体的かつ多くの逆質問が学生からくるため、「どれだけインターンシップに参加したいか」の熱意が見極められます。
加えて、質問の内容から学生が企業に求めるものが見極められ、自社に合う学生・合わない学生がわかります。
逆質問はインターンシップに関する疑問を解消する機会であると同時に、企業へのアピール機会でもあるため、入念な準備が必要です。
インターンシップ面接の逆質問例7選
インターンシップ面接での逆質問は、貴重なアピールチャンスでもあるため、インターンシップに関する疑問に加えて、以下のような質問を用意しましょう。
- 「御社ではどのような社員が活躍されていますか」
- 「インターンに参加するまでに学んでおくほうがよいことはありますか」
- 「インターンにはどのような姿勢で臨めばよいでしょうか」
- 「インターンシップでは、部署を超えて連携する機会はあるのでしょうか」
- 「過去のインターンシップ参加者は、どのような点で成長されましたか」
- 「御社の魅力は風通しの良さと伺っていますが、インターンシップで御社の魅力である風通しの良さを感じる機会はありますでしょうか」
- 「インターンシップの選考で重視されている点を教えてください」
インターンシップ面接での想定外の質問と対策

インターンシップ面接では、想定していない質問、すなわち回答の準備をしていない質問をされることもあります。どんな質問をされても、はきはきとした回答が落ち着いて回答できると、自分の考えを伝えやすくなります。
想定外の質問①:得意分野
専門の研究について話す場合は、専門的な知識がない面接官にも伝わるよう、専門用語を使いすぎずわかりやすく話すことが大事です。
英語などの語学力に自信があれば、得意分野を聞かれたタイミングでアピールができます。得意分野のアピールはインターンシップの内容に合わせて伝えると、さらに意欲が伝わるでしょう。
【質問】
「得意分野を教えてください」
【回答】
「私の得意分野は、膨大なデータから課題を抽出する定量的な分析です。内燃機関の実験データを扱う際、膨大な種類のデータを取得し、結果を判断する過程で多角的な分析が得意になりました。分析能力は研究室の教授にも買われており、他の研究データの分析を任された経験があります。本インターンシップでも、分析からエビデンスに基づく提案・課題解決を行いたいと考えています。」
「私の得意分野は、海外留学で培った英語力です。大学2年生の1年間を交換留学生として、海外の大学で学んでいました。話すことや聞くことはもちろん、海外の文化を理解したコミュニケーション力には自信があり、AIでは代替できない能力と自負しております。本インターンシップでも、海外の方が多く参加されていますのでコミュニケーションをしっかりと取り、業務を推進していきたいと考えております。」
想定外の質問②:苦手な人は
人には誰しも苦手に感じる人が存在します。
苦手な人のタイプを話すだけでなく、「どのように接することで調和を保ち、多様性を認めているか」を伝えられるよう工夫してください。
社会人になると苦手と感じる同僚や上司とも協力してチームワークで仕事を進める必要があります。インターンシップでもグループでの仕事をする場面が多くなるため、苦手と感じる方とも円滑に仕事が進むように付き合う必要があります。
【質問】
「苦手な人はいますか」
【回答】
「私の苦手な方は、意見の主張が強いタイプの方です。強い主張に圧倒されてしまうため、苦手と感じています。そのような方を相手にする場合、感情的になると意見がぶつかってしまうため、自分の意見を根拠とあわせて、落ち着いて伝えるよう心掛けています。相手を否定するのではなく、建設的に話し合う姿勢で接しています。」
「私の苦手な方は、慎重さに欠けるタイプの方です。確認不足のまま、失敗をすることにもったいなさを感じるため、そのような方を苦手としています。慎重さが欠けるタイプの方を相手にする場合、相手の行動や考えるスピードにできるだけ合わせるようにしています。その上で、必要な確認事項を共有して、できるだけミスを防ぐように協調する姿勢で接しています。」
想定外の質問③:自分を色(動物)にたとえると
「自分を色にたとえると何色ですか」
「自分を動物にたとえると何の動物ですか」
これらの質問には正解はなく、自分らしさを伝えられる回答ができれば、問題ありません。
たとえば、以下のように仕事で活かせる特徴と結び付けてアピールすることもできるでしょう。
- 「白=新しいことにチャレンジするのが得意」
- 「オレンジ=協調性がある、人の立場に立ってものを考えられる」
- 「犬=社交性がある」
- 「ネコ=冷静、分析上手」
インターンシップ面接の流れとポイント

インターンシップ面接の流れを把握することは、対策を立てるうえで鍵となります。
また面接で注意すべきポイントを知ることは、思わぬ減点を防ぐために必要です。
本章では、インターンシップ面接の流れとポイントを解説します。
対面面接の場合
対面面接の場合、企業に到着後は以下の流れでインターンシップの面接が進みます。
- 1.受付での対応:受付に学校名と氏名、本日の要件を伝える
- 2.指定された場所で待機:案内された場所で待機します
- 3.面接室へ入室:事前の練習どおりに落ち着いて入室します
- 4.面接開始:挨拶やアイスブレイクの後に面接が本格的に始まります
- 5.面接終了:終わりの挨拶をして退室時も気を抜かずに対応します
対面面接で気を付けたいポイント
対面面接では、オンライン面接に比べて、話し方や身だしなみや立ちふるまいなど、さまざまなポイントがチェックの対象となります。
面接前日や面接前には、以下のポイントに注意して、思わぬ減点を受けないようにしましょう。
| 注意点 | 詳細 |
| 身だしなみ | スーツやワイシャツ/ブラウスに汚れやしわがないようにする |
| コート | 建物に入る前には脱いでおく |
| スマートフォン | マナーモードにしておく |
| 到着時間 | 5分前には到着しておく |
| 入室 | ノックは3回で「どうぞ」と声を掛けられてから入室する後ろ手でドアは閉めない |
| 挨拶 | 目を合わせて挨拶 |
| 椅子に座る姿勢 | 椅子に深く腰かけない |
| 退室 | ドアの前でお辞儀をして、静かにドアを閉める |
オンライン面接の場合
オンライン面接の場合は、以下の流れでインターンシップの面接が進みます。
- 1.面接準備:オンライン通話が正しくできるように準備をします
- 2.開始まで待機:面接時間になるまで待機します
- 3.企業との通話開始:音声や映像の状況を確認します
- 4.面接開始:挨拶やアイスブレイクの後に面接が本格的に始まります
- 5.面接終了:終わりの挨拶など最後まで気を抜かずに対応します
オンライン面接で気を付けたいポイント
オンライン面接では、音声が聞こえなくなったり、自分の声が相手に伝わらないなど、リアルの面接では起こりえないことが発生します。
面接当日や面接前に、以下のポイントに注意して、適切に面接ができる環境を整えましょう。
| 注意点 | 詳細 |
| 通信環境 | 有線LANなどを使用して安定した環境にする |
| バッテリー | 長時間の通話に耐えられる状態にする |
| 背景 | 生活感を隠して部屋を明るくする |
| アカウント名 | フルネームにしておくビジネスに相応しくないアカウント名にはしない |
| イヤホン | 音声が聞こえる状態にする |
| マイク | 相手に声が伝わる状態にする雑音が入りにくくする |
| カメラ位置 | 見下ろさない角度に設置する |
| 面接中の視線 | 画面ではなくカメラをみること |
| リアクション | 伝わりやすいように少し大きくする |
| 身だしなみ | 対面面接と同じようにする |
| 入室 | 開始3分前には入室する |
| 退室 | 先方が通話を切ってから退室する |
| トラブル対応 | デバイスにトラブルが起きたときのために別のデバイスも用意する |
インターンシップ面接に関するよくある質問

インターンシップの面接で、初めて企業と面接をする方も多いため、さまざまな疑問が浮かんでくるでしょう。
本章ではインターンシップ面接に関するよくある質問を解説します。
インターンシップで面接がないパターンはある?
企業によっては、書類選考だけのケースやそもそも選考自体をおこなわない企業もあります。
面接がないインターンシップは、短期のケースが多くなっています。
インターンシップ面接の服装は何がいい?
企業側から指定がない限りは、リクルートスーツにしましょう。
企業側から私服の指定がある場合は、ジャケットとパンツのオフィスカジュアルが無難なスタイルです。
インターンシップ面接後にお礼メールはいる?
面接後のお礼メールは送信してもしなくても、どちらでも問題ありません。
上手くアピールができなかったと感じた場合には、面接後にお礼メールを送りましょう。
丁寧な対応のできる学生との印象が与えられ、プラスの評価になる可能性があります。
インターンシップ面接は想定質問対策をして臨もう
インターンシップ面接の対策やよく聞かれる質問について解説しました。インターンシップ面接は、必ず聞かれる質問があり、想定できる質問への回答をしっかりと準備しておくことが欠かせません。
希望する企業のインターンシップに参加できるよう、何度も練習し、自信を持ってインターンシップ面接に臨んでください。







