「ITの力で社会にイノベーションを起こしたい」「最先端の技術を駆使して、企業の課題を解決したい」と考えている方は多いのではないでしょうか。

数あるIT企業の中でも、独立系SIerとして国内トップクラスの規模と技術力を誇る伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、伊藤忠テクノソリューションズ)は、理系学生にとって非常に魅力的なキャリアパスの一つです。しかし、人気企業だからこそ、「具体的にどんな強みがあるのか?」「自分の専攻は活かせるのか?」といった疑問をお持ちの方も多いはずです。

この記事では、伊藤忠テクノソリューションズの事業内容から採用難易度、年収、そして選考を突破するためのポイントまでを解説します。

伊藤忠テクノソリューションズへの理解を深め、ぜひ納得のいく就職活動の第一歩を踏み出してください。

伊藤忠テクノソリューションズはどんな会社?

伊藤忠テクノソリューションズはどんな会社?

伊藤忠テクノソリューションズの基本情報と強み、そして社員を支える福利厚生について確認していきましょう。

伊藤忠テクノソリューションズの概要

伊藤忠テクノソリューションズは、ITインフラ構築を中核とした国内有数の独立系SIerです。

1972年の創立以来、最先端のIT技術をいち早く取り入れ、コンサルティングから設計・構築、運用・保守に至るまで、ワンストップのソリューションを提供しています。伊藤忠商事のグループ企業として強固な経営基盤を持ちつつ、「マルチベンダー」としての柔軟な提案力が特徴です。

金融・流通・通信・製造・公共など、あらゆる産業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を技術力で支えています。

創立1972年4月1日
設立1979年7月11日
代表者(社長・CEO)代表取締役社長 新宮 達史
本拠点東京都港区虎ノ門4-1-1神谷町トラストタワー
売上高(連結)7,282億円(2025年3月期)
従業員数単体6,425名、伊藤忠テクノソリューションズグループ12,862名(2026年4月1日現在)
平均勤続年数12.8年(2024年度末時点、伊藤忠テクノソリューションズ単体)
離職率2.2%(2024年度末時点、伊藤忠テクノソリューションズ単体)

参照:概要|伊藤忠テクノソリューションズ
参照:2025年度決算関連資料|伊藤忠テクノソリューションズ
参照:DATA OF CTC|伊藤忠テクノソリューションズ

伊藤忠テクノソリューションズの事業内容

伊藤忠テクノソリューションズの事業は、企業のIT戦略の立案から日々の運用までを一貫して支える「ITライフサイクル」の全行程を網羅しています。

事業区分具体的な内容ビジネスモデル
システム販売・構築クラウド、AI、データ分析、サイバーセキュリティなど、世界中の最先端製品を組み合わせた最適なIT基盤の提供BtoB
ITライフサイクルサポートコンサルティング(戦略立案)から、システムの設計・構築、導入後の運用・保守、リプレースまでをトータルで支援BtoB
科学・工学系ITサービス気象予測、流体解析、地震解析など、高度な専門知識を必要とするシミュレーションや解析システムの提供BtoB

参照:会社概要|伊藤忠テクノソリューションズ

伊藤忠テクノソリューションズの強み

伊藤忠テクノソリューションズの強みは、大きく分けて以下の3点に集約されます。

マルチベンダーとしての柔軟性

世界中の最先端技術の中から、顧客の課題解決に最適な製品・サービスを自由に選定して組み合わせられます。特定の製品に固執することなく、真に顧客にとって価値のあるシステムを構築できるのが大きな強みです。

強固なインフラ基盤と高い技術力

創業以来培ってきたネットワーク、サーバー、クラウド基盤の構築実績は業界内でも圧倒的です。クラウド技術やAI、データアナリティクスなど、トレンド技術の習得にも積極的で、エンジニアが成長できる環境が整っています。

大手商社グループとしての安定性とネットワーク

伊藤忠商事グループのネットワークを活かした大規模プロジェクトが多く、ビジネスの規模感も非常に大きいです。安定した経営基盤があるからこそ、長期的な視点でのシステム開発や、未知の技術への挑戦が可能です。

参照:SI業界とCTCグループが目指す姿|伊藤忠テクノソリューションズ

伊藤忠テクノソリューションズの福利厚生

伊藤忠テクノソリューションズは、社員が長く安心して働ける環境づくりに注力しており、福利厚生は極めて充実しています。

福利厚生施策内容
教育支援新入社員研修、OJTトレーナー制度(3年間)、海外研修、資格取得報奨金制度など
住宅支援賃貸居住の独身世帯主を対象とした家賃補助制度、住宅購入時の利息補助など
休暇制度連続休暇を促進する「フレックスホリデー」、勤続の節目に取得できる「リフレッシュ休暇」など
年次有給休暇初年度14日、勤続年数に応じて最大20日まで付与、また半日/1時間単位で取得可能

参照:福利厚生|伊藤忠テクノソリューションズ

圧倒的な売上規模と低い離職率を誇る安定した経営基盤、そしてエンジニアの成長を支える手厚い福利厚生が同社の大きな魅力です。まずは、こうした基本情報を土台にして、次に実際の社風やワークライフバランスについても深掘りしていきましょう。

伊藤忠テクノソリューションズの社風・働きがい

伊藤忠テクノソリューションズの社風・働きがい

伊藤忠テクノソリューションズの略称はCTCです。これは「Challenging Tomorrow's Changes」(明日の変化に挑戦する)というものです。この言葉には、「IT技術を軸に柔軟で風通しが良く、多様性を重んじながら新しいことに挑戦する」という企業のメッセージが込められています。

社員の声から見る伊藤忠テクノソリューションズ

実際に働く社員からは、以下のような声が多く聞かれます。

・「やりたい」を後押しする文化

年次に関係なく、新しい技術の導入や業務改善の提案を歓迎する雰囲気があります。「まずはやってみよう」という前向きな姿勢を持つ社員が多く、若手のうちから大規模プロジェクトの一部を任されることも珍しくありません。

・スペシャリストへのリスペクト

エンジニアを大切にする会社であり、特定の技術領域を極める「スペシャリスト」としてのキャリアパスが明確です。周囲に優秀な技術者が多いため、日々刺激を受けながら成長できる環境だという声が目立ちます。

・チームプレーを重視

システム開発は一人では完結しません。部署の垣根を越えて協力し合う「チーム・シーティーシー」の精神が根付いており、困ったときに相談しやすい温かい人間関係が魅力の一つです。

参照:社員インタビュー|伊藤忠テクノソリューションズ

伊藤忠テクノソリューションズのワークライフバランス

IT業界は、「激務」というイメージを持たれがちです。しかし、伊藤忠テクノソリューションズは業界内でもワークライフバランスの充実に先進的に取り組んでいる企業として知られています。

・スライドワークとテレワークの活用

始業・終業時間を前後させられる「スライドワーク(時差出勤)」や、テレワークが標準化されています。「集中して作業したい日は在宅、チームで議論したい日は出社」といった、業務に合わせた柔軟なスタイルが浸透しています。

・残業時間の徹底管理

全社を挙げて長時間労働の削減に取り組んでおり、PCのログ管理やノー残業デーの設置など、無理な働き方を防ぐ仕組みが機能しています。1人当たりの月間残業時間は12時間というデータもあります。

・男性の育児休業取得の促進

女性だけでなく、男性社員の育休取得も強く推奨されており、ライフイベントを経て働き続ける社員が非常に多いのも特徴です。同社のデータでは、男性の育児休暇取得率も68.9%に上っています。

こうした環境があるからこそ、社員は高いパフォーマンスを発揮し続けられ、結果として顧客への質の高いサービス提供につながっています。

参照:DATA OF CTC|伊藤忠テクノソリューションズ

伊藤忠テクノソリューションズの就職難易度

伊藤忠テクノソリューションズの就職難易度

伊藤忠テクノソリューションズの就職難易度は、各種就職偏差値ランキングでも上位に位置しており、「入社が難しい企業」の一つです。

近年の採用倍率も、非常に高い値で推移していると推測されます。ただし、技術職(エンジニア職)に絞れば、理系学生特有の専門スキルや論理的思考力が正当に評価されるため、チャンスは十分にあります。

伊藤忠テクノソリューションズの就職難易度が高い理由は、単に知名度があるからだけではありません。「最先端技術に触れられる」「マルチベンダーとして幅広い製品・サービスを組み合わせて提案できる」「待遇が良い」といった、エンジニアとして理想的な環境が揃っており、全国から多くの就活生が集まるためです。難易度の高さは、伊藤忠テクノソリューションズの魅力を示すものだと考えられます。

伊藤忠テクノソリューションズの採用大学・採用人数

伊藤忠テクノソリューションズの採用大学・採用人数

実際に、どのような大学から伊藤忠テクノソリューションズに採用されているのか、具体的な実績を見てみましょう。

伊藤忠テクノソリューションズの採用大学一覧

伊藤忠テクノソリューションズは全国の国公立・私立大学から幅広く採用を行っています。

区分大学
国立大学東京大学、京都大学、大阪大学、東京工業大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、九州大学、筑波大学、千葉大学、広島大学、電気通信大学、東京農工大学、大阪公立大学など
私立大学慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、東京理科大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学、芝浦工業大学など

参照:募集要項|伊藤忠テクノソリューションズ

就職難易度の高さから、「高学歴でないと受からないのでは?」と不安に思う方もいるかもしれません。しかし、伊藤忠テクノソリューションズにおいて明確な学歴フィルターは存在しないと考えられます。

実際に、中堅私立大学や地方大学からの採用実績も豊富です。また、高等専門学校(高専)専攻科の採用枠もあります。これらの事実を総合的に考えると、「何をしてきたか」「ITを使って何を成し遂げたいか」という個人の資質や技術への意欲を重視する傾向があると考えられます。

伊藤忠テクノソリューションズの採用人数

近年の伊藤忠テクノソリューションズの採用人数は、2024〜2025年度は300名前後、2023年度は218名となっています。

過去3年間の新卒採用者数(男女別)

年度採用者数男性女性
2025年284名180名104名
2024年294名182名112名
2023年218名141名77名

参照:伊藤忠テクノソリューションズ株式会社|伊藤忠グループ新卒採用

300名という枠は決して狭き門ではありません。しっかりとした対策をして臨むことが良い結果につながります。

伊藤忠テクノソリューションズが求める人物像・活かせるスキル

伊藤忠テクノソリューションズが求める人物像・活かせるスキル

伊藤忠テクノソリューションズは、単にITスキルがある人を求めているわけではありません。変化の激しい業界で、自ら価値を生み出し続けられる人材を求めています。

伊藤忠テクノソリューションズが求める人物像

伊藤忠テクノソリューションズは公式サイトにて、求める人材像として以下の5つの要素を掲げています。

要素内容
チャレンジ精神どんな時でも挑戦意欲をもってやり遂げる人物
好奇心様々なことに興味を持ち、新たなアイデアを生み出せる人物
コミュニケーション他人の言っていることを正しく理解し、自分の考えをわかりやすく伝えられる人物
協働力周囲と協力し、巻き込んでいける人物
自律性主体性を持ち、自らを律しながら率先して行動できる人物

出典:求める人材像|伊藤忠テクノソリューションズ

これらを理系学生の視点で解釈すると、以下のように言い換えられます。

  • ・「未知の技術や課題に対して、研究で培った探究心を持って取り組み(好奇心・自律性)、周囲の専門家と協力しながら最適解を導き出す力(協働力・コミュニケーション)」

マルチベンダーである伊藤忠テクノソリューションズでは、決まった正解がありません。「どの技術を組み合わせるのがベストか」を常に考え、挑戦し続ける姿勢が何よりも重視されます。

理系学生が活かせるスキルや専攻

「情報系以外の専攻だけど大丈夫かな?」と心配する必要はありません。伊藤忠テクノソリューションズは、情報系以外の理系学生が輝けるフィールドが数多く存在します。

理系学生が活かせる代表的なスキルと専攻を紹介します。

スキル専攻内容
論理的思考力とデータ分析力全専攻共通日々の実験や論文執筆で培った「仮説→検証→考察」のプロセスは、システム設計やトラブルシューティングの現場でそのまま活きる最強の武器です
シミュレーション・解析技術物理・数学・土木系など「科学・工学系ITサービス」を展開する伊藤忠テクノソリューションズでは、流体解析や構造解析、気象予測などの知識が直接業務に繋がります。また、研究で使用した解析ソフトや数値計算の知識は、他社にはない大きなアドバンテージになります。
粘り強く本質を追求する姿勢全専攻共通実験が失敗しても原因を究明し、成功まで漕ぎ着ける理系学生の「粘り強さ」は、複雑なシステム構築を完遂するために不可欠な資質として高く評価されています。

「専門外だから」と引け目を感じる必要はありません。「自分の専攻で培った〇〇という考え方は、ITの現場でもこう活かせる」と変換して伝えることが、内定への近道です。

伊藤忠テクノソリューションズの年収・初任給

伊藤忠テクノソリューションズの年収・初任給

理系学生にとって、就職先の「年収」や「待遇」は、将来の生活設計や自己投資を考える上で欠かせない要素です。伊藤忠テクノソリューションズはIT業界の中でも給与水準が高いことで知られていますが、最新の数字はどうなっているのか見ていきましょう。

伊藤忠テクノソリューションズの平均年収

伊藤忠テクノソリューションズの平均年収は1,090万円です。一方、国税庁の令和5年分民間給与実態統計調査結果によると、給与所得者の平均年収は460万円であり、比較するとかなり高いことがわかります。

また、就職支援メディアのランキングではSIer業界の中でもトップとして紹介されることがあります。

参照:DATA OF CTC|伊藤忠テクノソリューションズ

伊藤忠テクノソリューションズの初任給

伊藤忠テクノソリューションズは2023年度以降、さらなる優秀な人材の確保を目指し、初任給の大幅な引き上げを行っています。2026年4月入社予定者の初任給は、以下の通りです。

区分初任給
修士了321,100円
学士卒・高専専攻科卒301,500円
高専本科卒279,100円

出典:CTCの初任給・年収イメージ|伊藤忠テクノソリューションズ

厚労省の令和6年賃金構造基本統計調査では、新規学卒者の大学卒賃金は24.83万円であり、比較すると非常に高い水準です。特に理系学生の場合、大学院で培った専門性が「修士了」としての給与にしっかりと反映される点は大きな魅力と言えます。

また、同ページには、大卒者の年収のイメージも提示されており、順当にいけば入社後7年目で900万を超える年収が期待できることが分かります。

年次月例給イメージ年収イメージ
大卒2年目37.6万円683万円
大卒5年目42.2万円775万円
大卒7年目50.5万円906万円

出典:CTCの初任給・年収イメージ|伊藤忠テクノソリューションズ

業界トップクラスの給与水準に加え、修士了などの専門性がしっかりと初任給に反映されるのは、理系学生にとって非常に大きな魅力です。将来の生活設計を立てやすく、自分の技術力を磨くことに集中できる環境といえるでしょう。

伊藤忠テクノソリューションズのインターンシップ情報

伊藤忠テクノソリューションズのインターンシップ情報

伊藤忠テクノソリューションズの選考は非常に人気が高いです。インターンシップへの参加は、業務理解を深めるだけでなく、本選考を有利に進めるステップとなります。

伊藤忠テクノソリューションズでは、学生が自分の適性や興味に合わせて選べるよう、複数のインターンシッププログラムが用意されています。公式サイトには、オンラインで開催される「職種理解型ワークショップ」の情報が掲載されています。

開催期間職種理解型ワークショップは6月~12月にかけて2Daysで開催その後、ワークショップ参加者限定のインターンシップ・イベントを8月以降に実施予定
開催方法職種理解型ワークショップはオンラインで開催
(その他コンテンツについては登録者に連絡)
募集人員全開催で計1,000名程度

参照:インターンシップ|伊藤忠テクノソリューションズ

インターンシップへのエントリー方法

インターンシップへのエントリーは、主に以下のステップで進められます。

  1. 1.エントリー

まずは伊藤忠テクノソリューションズの採用公式サイト(マイページ)に登録します。後日、企業の方からイベントの情報が届きます。

  1. 2.ES(エントリーシート)提出

「プログラミングの経験」(150字程度)「参加志望動機」を300文字程度で記述するものが過去に出されています。

  1. 3.選考

書類選考や動画選考などが行われます。

過去のインターンシップ内容

伊藤忠テクノソリューションズでは、次のような内容のインターンシップが実施されています。

  • ・職種理解型ワークショップ(2日間)

SE(システムエンジニア)や営業の仕事を疑似体験するプログラムです。顧客の課題に対し、最新技術を組み合わせてどのようなソリューションを提案するか、チームで議論しプレゼンテーションを行います。

  • ・サイエンス5daysインターンシップ(理系対象)

伊藤忠テクノソリューションズ独自の「科学システム本部」の業務を体験できる、理系学生に大人気のプログラムです。CAE解析ソフトウェアを用いた例題解析などを通じて、気象・地震・流体といった専門知識がITビジネスにどう直結するのかを、現場のエンジニアから直接学べます。

インターンシップは、社員の方々の雰囲気やマルチベンダーならではの「技術選定の面白さ」を肌で感じられる貴重な機会です。

インターンシップの準備については次の記事でも詳しく説明しています。

伊藤忠テクノソリューションズのエントリー方法・選考フロー

伊藤忠テクノソリューションズのエントリー方法・選考フロー

伊藤忠テクノソリューションズの選考は、マイページを通じて行われます。まずは会員登録を済ませ、最新の採用スケジュールを確認しましょう。

伊藤忠テクノソリューションズでは、次のような選考フローで採用が行われます。

  1. 1.プレエントリー(マイページ登録)
  2. 2.本エントリー(ES提出・適性検査受験)
  3. 3.書類選考・適性検査選考
  4. 4.グループディスカッション選考
  5. 5.面接(複数回:通常2〜3回)
    1. ・一次面接:若手〜中堅エンジニアや人事担当者による。ガクチカや志望動機の深掘りが中心
    2. ・二次面接:現場のマネージャークラスによる。技術への理解度や、伊藤忠テクノソリューションズでの具体的な貢献イメージが問われる
    3. ・最終面接:役員クラスによる。入社への熱意や価値観のマッチング、キャリアビジョンが重視される。

参照:選考の流れ|伊藤忠テクノソリューションズ

ESやWebテストから始まり、複数回の面接を経て内定へと至るステップは、自分自身を深く見つめ直す貴重な機会でもあります。理系学生の強みである論理的な思考を武器に、各選考段階での評価ポイントを意識して準備を進めましょう。

伊藤忠テクノソリューションズの選考を通過するためのポイント

伊藤忠テクノソリューションズの選考を通過するためのポイント

高い倍率を勝ち抜くためには、熱意だけでは足りません。理系学生が特に注力すべき3つの対策を紹介します。

伊藤忠テクノソリューションズへの志望動機を明確にする

伊藤忠テクノソリューションズの選考で問われるのは、「なぜITなのか」「なぜSIerなのか」だけではありません。、「なぜ伊藤忠テクノソリューションズなのか」という点を深掘りされます。

自分の研究活動で感じた「課題解決の面白さ」や「技術の可能性」を起点にしましょう。「特定のメーカーに縛られず、世界中の最先端技術を組み合わせて最適解を出したい(マルチベンダーへの共感)」という軸に、自分の専門性(例:シミュレーション、データ解析、粘り強い実験プロセスなど)を絡めると、説得力が格段に増します。

志望動機の作成の仕方については、次の記事で詳しく説明しています。

【理系特化】志望動機の書き方│ポイント解説と例文付き

伊藤忠テクノソリューションズのOB・OG訪問を行う

伊藤忠テクノソリューションズは「人」を大切にする企業です。実際に働く社員の雰囲気を知ることは、社風とのマッチングをアピールする上で非常に有効です。

できれば自分と同じような専攻出身のエンジニアを訪ねてみましょう。「大学での知識がどう業務に繋がっているか」などを具体的に聞くことで、面接での受け答えに説得力が出ます。また、伊藤忠テクノソリューションズ独自の科学・工学系ビジネスの現場を知ることで、志望動機がより強固になります。

OB・OG訪問については、次の記事でも詳しく説明しています。

WEBテストやSPIの対策をする

伊藤忠テクノソリューションズの選考では、初期段階でWEBテスト(SPIなど)が課されます。人気企業ゆえに、ここでの「足切り」は確実に存在すると考えたほうが賢明です。

理系学生は数学(非言語)が得意な傾向にありますが、SPIは「速さと正確性」が求められる独特の形式です。油断せず、問題集を一冊仕上げる程度の対策は必須です。また、伊藤忠テクノソリューションズは適性検査の結果を論理的思考力の証明として重視するため、高スコアを狙うことは大きなアピールになります。

SPIの勉強法については、次の記事でも詳しく説明しています。

伊藤忠テクノソリューションズに関するよくある質問

伊藤忠テクノソリューションズに関するよくある質問

伊藤忠テクノソリューションズの選考や入社後のキャリアについて、受験生からよく寄せられる質問をまとめました。

Q1.プログラミング未経験ですが、エンジニア職に応募できますか?

A.可能です。伊藤忠テクノソリューションズでは研修制度が非常に充実しており、未経験からでもエンジニアとしての基礎をしっかりと身につけられます。ただし、選考では「IT技術への興味関心」や「学び続ける意欲」が強く問われます。そのため、独学の経験やITパスポートの取得など意欲を証明するエピソードがあると有利です。

Q2.英語力はどの程度必要ですか?

A.入社時に必須のスコアはありませんが、海外の最先端製品を取り扱うマルチベンダーであるため、英語ベースの技術ドキュメントを読み解く機会は多いです。英語に抵抗がないことは、大きな強みになります。また、グローバルプロジェクトに携わりたい場合は、TOEIC等のスコアが評価されることもあります。

Q3.配属先はどのように決まりますか?

A.本人の希望と適性、および各部署のニーズを総合的に判断して決定されます。伊藤忠テクノソリューションズには金融・流通・公共・科学システムなど多岐にわたる事業部があります。そのため、選考段階から「どの分野で、どのような技術を扱いたいか」を明確に伝えておくことが、希望の配属に近づくポイントです。

Q4.文系出身者と理系出身者の比率はどれくらいですか?

A.年次によりますが、全体では文理比率が「4:6」から「5:5」程度です。IT業界の中では、比較的理系比率が高い傾向にあります。特に、高度なシミュレーションを扱う部署やインフラの根幹を支える部署では、理系出身者がその専門性を存分に発揮しています。

Q5.勤務地はどこになりますか?

A.本社のある東京(霞が関、駒沢、豊洲など)を中心に、大阪、名古屋、福岡などの主要都市の拠点が中心です。近年はテレワークが普及しているため、居住地の柔軟性は高まっていますが、プロジェクトの性質や顧客対応の有無によって出社頻度は異なります。

まとめ

伊藤忠テクノソリューションズは、独立系SIerとしての自由度と大手商社グループの安定性を兼ね備えた、理系学生にとって理想的な企業です。

就職難易度は高いですが、研究で培った論理的思考力や探究心を正しくアピールできれば、内定の可能性は十分にあります。まずは徹底的な自己分析と企業研究を行い、あなただけの「伊藤忠テクノソリューションズでやりたいこと」を見つけ出してください。

伊藤忠テクノソリューションズのような人気企業の内定を勝ち取るには、早期から自分の専門性を武器にする準備が必要です。

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