就活塾にはいつから通うべき？理系就活に最適な時期を解説

こんにちは。理系就活情報局です。

就職活動に向けての準備をするうちに、友達から「就活塾を検討している」という話を聞いた人もいると思います。

「そもそも就活塾ってなに？」

「いつから就活塾に通うべき？」

そんな疑問を抱いている理系就活生向けに、今回は就活塾についての基本や理系就活に最適な開始時期、おすすめの就活塾について解説します。

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就活塾とは

就活に必要なスキル・知識が学べる有償サービス

就活塾とは、就職活動に必要な様々なスキルと知識を学べる有償サービスです。

就活塾では、エントリーシートのコツや添削、面接やグループディスカッションの練習といった選考対策が受けられます。

自分一人では自信がない方や、プロから学んで効率的な就活をしたい人におすすめのサービスです。

就活塾の相場は？

各就活塾のサービスにかかる費用を、以下の表でまとめました。

※料金は2024年11月現在

就活塾の相場は、10～30万円前後と、サポート内容や実績、内定保証の有無によってさまざまです。

同じ就活塾でも、サポート内容が異なるリーズナブルなコースがある場合もあります。

まずはどの就活塾が自分に合うのか調べてみて、可能な範囲で利用を検討してみましょう。

就活塾で学べること

自己分析指導

就活塾では、自己分析指導が受けられます。

理系就活生は研究や実験に追われるあまり、自分自身の強みやアピールポイントを見失いがちです。自己分析が揺らいでいると、就活を進めていく段階で何度も迷いが生じてしまいます。

就活塾では自己分析のワークショップやカウンセリングを通じて、自分の特性や強み、キャリアの方向性を見つける手助けをしてもらえます。

就活のプロに手助けしてもらいながら自己分析を進めれば、面接やエントリーシートでの表現力が向上し、より魅力的に自分をアピールできるようになります。

就活の自己分析はどうやる？やり方やおすすめのツールも解説！

エントリーシートの書き方

就活塾では、エントリーシートの書き方指導が受けられます。

選考に参加するためには、エントリーシートを通過しなければなりません。

なかなかその先の選考に進めない方の中には、自分一人でエントリーシートを書くことに限界を感じている人もいるでしょう。

就活塾では、自分の視点では見つけられなかった改善ポイントを客観的かつ的確にアドバイスしてもらえるため、選考に通りやすいエントリーシートに仕上げられるようになります。

なかなか選考に進めない場合は、就職活動のプロに相談してみましょう。

エントリーシートにおける自己PRの書き方とは？例文も詳しく解説

面接やグループディスカッションの練習

就活塾では、面接やグループディスカッションの練習が受けられます。

就活塾ではオンラインおよび対面の模擬面接やグループディスカッションの練習をして、実際の選考に備えることが可能です。

面接やグループディスカッションの練習は友人同士でもできますが、就活塾ではプロの視点で面接官の視点に立ったアドバイスを得られます。

採用経験が豊富な教師や難関企業の選考を突破した経験がある教師が指導してくれるため、内定を獲得できる可能性が大きく高まります。

グループディスカッション徹底攻略！特徴と全体の流れを解説

ビジネスマナー

就活塾では、ビジネスマナー指導が受けられます。

就活の場では、日常生活では意識してこなかったビジネスマナーが必要になります。

メールの書き方や面接時の挨拶、入退室のマナーや言葉づかいなど、ビジネスマナーの有無は理系就活生の印象を大きく左右します。

ビジネスマナーは個人でも勉強できますが、対面接の話し方やマナーに不安がある方はプロの指導を受けてみましょう。

理系学生が就職面接で押さえておくべきマナーとは？好印象を与えるコツも解説

就活塾はいつから通うべき？

早ければ早いほうがいい

早期化が進む現在、就活準備は早くするに越したことはありません。

就活が不安な理系就活生の場合は、就活塾に通うことを早めに検討してみましょう。

中には、大学1年生から就活塾に入る人もいます。

早い段階で就活塾に入れば、それだけ就活の準備に長く時間をかけられます。そのため、志望企業が明確でプロの指導を受けたい人は、対策の一環として就活塾の利用を考えてみてください。

大学3年ならインターン前がベスト

就活塾に入るタイミングとしては、大学3年生のインターン前が理想的です。

上記の時期に大学で就職活動に関する説明会が行われるため、周囲の学生も一斉に就職活動のモードに移行していきます。

サマーインターンシップで評価されれば、早期選考ルートに乗れる可能性もあります。そのため、大学3年生の4月から5月にかけて就職塾に入っておくと、他の就活生と差を付けられるでしょう。

サマーインターンに落ちた時

就活塾に入るタイミングとしては、サマーインターンに落ちた時も目安の一つです。

サマーインターンで結果が出なかった場合、以降の就活で失敗をくり返さないためにも早めの対応が求められます。

就活は、常に見直しと改善の繰り返しです。

サマーインターンに落ちてしまったとしても、就活塾で就活方針を見直せば、内定を勝ち取るために必要な対策を取れるでしょう。

大学4年から通うならカリキュラム内容で判断

大学4年生の4月は既に多くの企業が選考を進めており、早ければ内定も出ている時期です。

大学4年生で就活塾を検討している場合は、まず4年生向けの対策やカリキュラムを提供している就活塾を探してみましょう。

塾によっては大学4年生向けにピンポイントな指導を行うコースや、直前の面接対策講座など今すぐに役立つサービスを提供しています。

大学院生は遅くとも修士1年の秋まで

大学院生の場合は、遅くとも修士1年の秋までに就活塾に入ることをおすすめします。

理系の大学院生は研究が忙しいため、早めの就活対策が鍵となります。

研究は理系の大学院生の大きなアピールポイントのため、就活と研究を両立することが大切です。

就活と研究を両立するためには、就活塾に入って就活を効率化するという選択肢もあります。

理系の院生は専門性という大きな魅力がありますが、就活の基本的な準備を疎かにしていると選考に通過するものも通過しません。

学部生の頃は就活しなかった理系の院生は、就活塾の利用を検討してみましょう。

就活塾に通うメリット

就活を効率化できる

就活塾に通うメリットの1つ目は、就活を効率化できることです。

就活塾には大手企業や上場企業に複数内定していたり、コンサルティングやコーチングで豊富な経験を持つ就活のプロがいます。

中には、内定を獲得できなかった場合には全額返金する「内定保証」を設けている就活塾もあります。

豊富なノウハウを持ち、カリキュラムに自信を持っている就活塾を利用すれば、就活のプロセスを効率化できるでしょう。

内定率がアップする

就活塾に通うメリットの2つ目は、内定率がアップすることです。

理系就活生にとって、就活塾は内定率をアップさせるための強力な味方です。

就活塾では独自のカリキュラムやカウンセリングを通して、「どうしたら内定が取れる理系就活生になれるのか」を学べます。

就活塾に蓄積されたノウハウをもとに成長できれば、内定率もアップするはずです。

客観的なアドバイスが受けられる

就活塾に通うメリットの3つ目は、客観的なアドバイスによって自分の弱点を明確にして改善策を見つけられることです。

自分なりに試行錯誤したつもりでも、就活で失敗が続くと客観性を失ってしまいます。

理系就活生の中には、専門分野には強いものの面接対応や質問の仕方については自信がない人も多いのではないでしょうか。

就活に行き詰まった時、ヒントになるのは客観的な意見です。

就活塾では、就活のプロから客観的かつ実践的なフィードバックを受けられます。

就活塾に通うデメリット

費用がかかる

就活塾に通うデメリットの1つ目は、費用がかかることです。

就活塾に通うためには、相場で10～30万円前後の費用がかかります。そのため、ただでさえ就活費用がかかる中、通塾するお金を捻出する余裕がないと感じる理系就活生の方も多いでしょう。

就活塾に費用をかけられない方は、大学のキャリアセンター・無料の就活エージェントなどを活用すると、お金をかけずに就職活動を進められます。

理系学生におすすめの就活エージェントをジャンル別に紹介！

中には悪質な就活塾がある

就活塾に通うデメリットの2つ目は、中には悪質な就活塾があることです。

例えば、カリキュラムの内容が異常に浅い・高額な教材を追加購入する必要があるなど、悪質な就活塾にあたる可能性があります。

できるだけ安心できそうな大手を中心に検討したり、事前に評判を調べたりして信頼できる就活塾に入りましょう。

就活塾を選ぶポイント

内定実績

就活塾を選ぶポイントの1つに、内定実績があります。

就職活動を支援する塾の実力は、内定実績を見れば一目瞭然です。

就活塾にとって、内定実績は重要なアピールポイントです。内定実績が伏せられている場合は信頼できる就活塾か疑わしくなります。

全体の内定実績の高さも大事ですが、志望する業界の場合や大手企業・上場企業の場合の数値が出ていれば、信頼に値すると考えられます。

オンライン受講の有無

就活塾を選ぶポイントの1つに、オンライン受講の有無があります。

研究と就活の両立に悩む理系就活生の場合、就活塾に通う時間を捻出しづらい方もいるでしょう。

オンライン受講できる就活塾であれば、通う時間や手間を省略できます。

時間を有効活用したい方は、オンライン対応が可能な就活塾を検討してみましょう。

求めているサポートの有無

就活塾を選ぶポイントの1つに、求めているサポートの有無があります。

受けられる指導やサポートは、就活塾によって異なります。

サポート期間や回数を制限している就活塾もあれば、所属する講師の実績が志望業界ではない場合もあります。

就活塾の多くは無料相談を行っているため、複数の塾を比較して自分に合った就活塾を探しましょう。

返金制度の有無

就活塾を選ぶポイントの1つに、返金制度の有無があります。

就活塾は高額な費用がかかるため、返金制度や内定保証制度があるかどうかは重要なポイントです。

内定保証制度とは、就活塾を利用したにもかかわらず内定を得られなかった場合に全額返金する制度です。

内定保証制度を設けている就活塾は、サービス利用者は内定獲得できるという自信の表れでもあります。

少なくないお金をかける分、就活塾選びは慎重に行いましょう。

おすすめの就活塾5選

ホワイトアカデミー

おすすめの就活塾1つ目は、ホワイトアカデミーです。

ホワイトアカデミーは、ホワイト企業への内定をめざす人を対象にしたきめ細やかなサポートを売りにしている就活塾です。

独自のカリキュラムを完了した人の内定率は、2023年度実績で100%と高く、一部上場企業やグループ会社への内定率も60%以上を占めています（2023年9月時点・公式サイト情報）。

内定ラボ

おすすめの就活塾2つ目は、内定ラボです。

内定ラボは、短期間で就活の基礎知識をしっかりと身につけられるカリキュラムが売りの就活塾です。

ES添削や面接指導などのサポートは回数無制限で、専任のコーチが志望する企業で内定を獲得するためにマンツーマンでサポートするスタイルです。

大手広告代理店や外資系・コンサル企業への内定実績も豊富なため、大手志向の方でも安心して利用できます。

キャリアアカデミー

おすすめの就活塾3つ目は、キャリアアカデミーです。

キャリアアカデミーは、人事や採用経験がある講師が複数在籍しており、回数無限のオーダーメイド面談や模擬面接が売りの就活塾です。

フルサポートコースは就活相談を回数無制限で受けられるほか、対面とオンラインのハイブリット指導を行うスタイルです。

オーダーメイド面談・集団トレーニング・講義は、受講日の前日17:00までWeb上で予約・キャンセルが可能と柔軟なスケジュール対応も魅力です。

我究館

おすすめの就活塾4つ目は、我究館です。

我究館は、日本で最初に就活塾を始めた歴史と就活対策の面談は受け放題が売りの就活塾です。

サポート期間は2年半あり、Slackでの受講生同士の交流も盛んなため、講師だけでなく就活仲間との関係を深めたい人にも人気です。

Abuild就活

おすすめの就活塾5つ目は、Abuild就活です。

Abuild就活は、最難関のトップ企業に内定できる力を鍛えるカリキュラムが売りの就活塾です。

期間中はES添削、面接対策を無期限で受けられるほか就活相談を専属コーチにいつでもチャットで相談できます。

GAFAM・総合商社・広告代理店・メーカー・金融など幅広い業界のトップ企業で内定実績があり、大手志向の方におすすめです。

就活塾を検討したら逆求人サイトにも登録しよう

就活塾を検討している理系就活生には、逆求人サイトにも登録することをおすすめします。

理系就活生には、就活生ではなく企業からアプローチを行う逆求人サイトがおすすめです。

逆求人サイトでは、自分が登録したプロフィールをもとに、相性の良い企業と出会えます。

中には、早期選考を案内されたり、自分では見つけられなかった優良企業からオファーが届いたりすることもあります。

理系就活生におすすめの逆求人サイトは、『TECH OFFER』です。

『TECH OFFER』は理系学生に特化したサービスであり、利用する企業は理系学生を求める企業です。

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ぜひ会員登録をして、相性の良い企業からスカウトを受けてみましょう！

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まとめ

理系学生の就活は、早めの準備が成功の鍵となります。

これまでの就活に自信がない方や、一人での就活に不安を感じている方は、就活塾を利用することを検討してみましょう。

就活塾に通えば、効率的に実践的なスキルが身に付き、就活を有利に進められるはずです。

就活塾を利用して、自信を持って社会に羽ばたく準備を整えましょう！