ESで研究内容を聞かれても、「専門的な内容をどう説明すればいい?」「研究がまだ始まっていない場合は何を書く?」と悩む理系学生は少なくありません。
また、50・200・400文字など文字数が指定されると、「どの情報を優先すればよいのか」迷うこともあるでしょう。
本記事では、ESに研究内容を書く際のポイントを4ステップで整理し、50・100・200・300・400文字の例文とあわせて解説します。研究が始まっていない場合の書き方や面接で深掘りされたときの対策も紹介するので、ES作成の参考にしてください。
企業がESで研究内容を聞く理由

学生の興味・関心と人柄を知りたい
企業がESで研究内容を聞くのは、学生がどのような分野に興味を持ち、何に関心を向けているのかを知るためです。
数あるテーマの中から、研究テーマを選んだ理由を知ることで、企業側は興味の対象や価値観、モチベーションの源泉を読み取ります。
また学生の興味・関心だけでなく、企業はESから学生の人柄も知ろうとしています。
たとえば、専門的で難しい内容をわかりやすく伝えようとする姿勢からは、相手への気配りができる性格と判断が可能です。
研究テーマやESの書き方など、企業はES全体をチェックして、学生のことを知ろうとしています。
取り組み姿勢と課題解決力を見ている
企業がESで研究内容を問うのは、研究の過程で発生した課題に対して、どのように取り組み、解決したのかを知るためです。
研究では予想どおりの結果が出ないこと、未知のトラブルに直面することは珍しくありません。
直面した課題に対する分析アプローチや仮説の立て方から、企業側は粘り強さや論理的思考力を測っています。
実際の業務も研究と同様に、計画どおりに進まない事例や複雑な問題に挑む場面は少なくありません。
研究への取り組み方や課題解決のプロセスを伝えることで、入社後の仕事への向き合い方をイメージしてもらいやすくなります。
学びを仕事にどう活かすかを確認する
企業は大学・大学院で学んだことを、仕事でどのように活かすかを確認するため、ESで研究内容を質問しています。
企業はアカデミックな環境とは異なり、利益の向上・企業の発展に貢献できる人材を求めています。
単に学んだ内容を伝えるだけでは不十分であり、仕事でどのように活かすかまでをアピールできなければ、良い評価を得るのは難しいでしょう。
「学んだ内容を、どのように企業へ貢献するのか」を具体性を持って伝える必要があります。
ESに研究内容を書くときのポイント

研究内容を端的に説明する
エントリーシートで研究内容を書くときのポイント1つ目は、研究内容を端的に説明することです。
採用担当者は、あなた自身のことやあなたの研究を知らない人です。
あなたについて詳しく知っている教授や、同じ研究室の友人には分かっても、採用担当者に内容が伝わらないことは珍しくありません。
研究について書くときは、 全く分野が違う人にも伝わるように心がけながら、端的にまとめましょう。
「私が取り組んできた研究内容は◎◎◎です」と端的に示せば問題ありません。
まずは、何も知らない人に対して一目で理解できるように、研究内容をまとめてみてください。
まだ卒業研究の内容が決まっていない段階でエントリーシートを書く場合は、理由を説明し、今後取り組みたい研究を書くと良いでしょう。
研究を選んだ理由と具体的な取り組みを説明
エントリーシートで研究内容を書くときのポイント2つ目は、研究を選んだ理由と具体的な取り組みを説明することです。
研究テーマは一緒でも、研究に興味を抱いたきっかけや取り組み方は、一人ひとり異なります。
どんなきっかけで興味を持ち、どんな目標を設定してどんな課題に立ち向かったのかをアピールしましょう。
研究を通して得た学びと今後の活かし方を述べる
エントリーシートで研究内容を書くときのポイント3つ目は、研究を通して得た学びと今後の活かし方を述べることです。
具体的な取り組みを述べた後は、研究を通して得た学び(成果や実績)を提示しましょう。
学びの部分は、研究会での発表や論文掲載だけではありません。大きな実績がないと悩んでいる方や研究途中の方は、実績ではなく「自分が研究から得た学び(経験や身につけたスキル)」にフォーカスしてみると良いでしょう。
「研究から得た学び」を述べたあと、「今後の活かし方」を添えれば、企業へのアピールになります。
「研究での学びを活かして、どんな活躍ができるのか」を述べることで、研究内容と実際の業務内容を紐付けて、志望度の高さをアピールしましょう。
専門用語を使わずわかりやすくまとめる
エントリーシートで研究について書くときは、「採用担当者があなたの専門分野に精通しているとは限らない」ことを念頭に置きましょう。
専門職の募集だったとしても、エントリーシートを見る採用担当者は、必ずしも専門分野に詳しい人とは限りません。
せっかくアピールできる実績やスキルがあっても、ESの内容が伝わらなければ、アピールにつながりません。
エントリーシートは、専門外の人が読んでも理解できるように専門用語を多用せず、わかりやすい内容にすることを意識しましょう。
理系でよく使われる専門用語と言い換え例は、以下のとおりです。
| 専門用語 | 言い換え例 |
| エビデンス | 科学的な根拠 |
| プロトコル | 実験の手順 |
| アルゴリズム | 問題を解決するための処理手順 |
| デバッグ | プログラムの不具合を見つけて修正する作業 |
| UI | ユーザーが触れる画面のデザイン |
| 触媒 | 自分自身は変化せず、化学反応の速度を速める物質 |
| PCR | DNAの特定の領域を何百万倍にも増幅させる技術 |
| データドリブン | 数字や記録などのデータを根拠に判断する考え方 |
| トランジスタ | 電流の増幅・スイッチをおこなう半導体素子 |
| オシロスコープ | 電圧の変化を波形で表示する測定器 |
ESに研究内容を書く流れ(型)

①研究内容を一言で説明する
ESに研究内容を書く際は、まず研究テーマを一言で説明しましょう。
冒頭で研究内容のまとめを示すことで、「どのような研究をしているのか」が理解しやすくなります。
具体的な記載例は、以下のとおりです。
- 「私は『ネットワークにおける情報伝達と検知方法』をテーマに研究をしています」
- 「私の研究テーマは、電気電子用素材の応用です」
②研究の背景・目的を述べる
研究テーマを冒頭で記載した後は、研究の背景・目的を記載します。
研究内容の詳しい実験内容や手順を記載するだけでは、研究に取り組む重要性を理解してもらうのは難しいでしょう。
現状の課題と課題を解決する目的をセットで記載することにより、研究の重要性が理解されやすくなります。
また研究テーマを採用した理由には、学生の興味・関心、人柄が表れます。
研究の背景・目的を具体的に記載することで、モチベーションの源泉や自身の人柄をアピールできるでしょう。
具体的な記載例は、以下のとおりです。
- 「この研究を選んだ理由は、SDGsに関心があり、自動車の製造段階から取り組みたいと考えたからです」
- 「大気汚染を促進する物質が多く使われているという課題があるため、代替成分の選択肢を明らかにすることを研究の目的としています」
③自分が工夫した点・取り組みを書く
研究の過程でおこなった工夫や取り組みを具体的に記載します。
自分なりに工夫した点や研究を進めるうえで直面した課題、課題に対して取った行動を書くとよいでしょう。
研究過程での工夫や取り組みから、企業は入社後に活躍できる学生なのか、思考のプロセスは自社に相応しいかを確認しています。
具体的に記載することで、研究での工夫や取り組みに再現性があることをアピールしましょう。
具体的な記載例は、以下のとおりです。
- 「製造段階から取り組むために、機械工学科の授業に出席して、必要な知識を事前に習得しました」
- 「一般論ではなく、市場に出回る製品を集めて、大気汚染を促進する物質がどのレベルで使用されているかを調査しました」
④学びと入社後の活かし方で締める
ESの最後は研究から学んだこと、入社後に学びをどのように活かすかを記載して締めます。
たとえば、論理的思考力や粘り強さなどを挙げて、入社後の分析業務や実験で活かせることをアピールしましょう。
学びと入社後の活かし方から、企業は利益・企業の発展に貢献できる学生なのか、入社後も成長できる学生なのかを確認しています。
入社後の学びの活かし方が具体的であるほど、入社後の姿をイメージしてもらいやすくなります。
具体的な記載例は、以下のとおりです。
- 「研究を通して身につけた粘り強さを、貴社の研究業務で活かしたいと考えております」
- 「研究で養われた論理的思考力を活かして、貴社の研究をさらに一歩進めたいと考えております」
【文字数別】ESの研究内容の書き方と例文

ESに研究内容を書く際は、文字数によって盛り込める情報が異なります。
文字数が少ない場合は研究テーマや要点を優先し、余裕がある場合は研究の背景や具体的な取り組み、学びまで段階的に加えていきましょう。
| 文字数 | 盛り込む内容 |
| 50文字 | 研究テーマ・研究内容 |
| 100文字 | 研究内容・学び・今後の活かし方 |
| 200文字 | 研究内容・具体的な取り組み・学び |
| 300文字 | 研究内容・取り組み・課題・学び |
| 400文字 | 研究背景・取り組み・結果・学び・今後の活かし方 |
文字数が増えたからといって、情報を詰め込みすぎる必要はありません。限られた文字数の中で、採用担当者に「何を研究し、どのように取り組んだのか」が伝わる内容を優先することが大切です。
※以下の例文は、書き方のポイントをわかりやすく示すために編集部で作成したものです。実際にESを書く際は、ご自身の研究内容や経験に合わせて調整してください。
50文字の場合:研究内容を端的に書く
文字数制限が50文字の場合は、書けることは多くありません。
この場合は、詳しく説明したい気持ちを堪えて、研究内容を端的に述べましょう。研究内容が長い場合は、研究テーマを書くだけで構いません。
◎例文
私は、「ネットワークにおける情報伝達と検知方法」をテーマに、正確な情報の検知について研究しています。(50文字)
100文字の場合:研究内容・学び・活かし方を書く
文字数制限が100文字あれば、研究内容に加えて、その研究から得た学びと今後の活かし方を書けます。
字数的な限界はありますが、詳しい内容は面接で質問してもらうことを想定して書くと良いでしょう。
◎例文
私の研究テーマは、電気電子用素材の応用です。この研究を通して、コツコツと向き合う根気強さを身につけました。入社後は、この根気強さを活かして研究に取り組み、貴社の事業に貢献したいと考えています。(96文字)
200文字の場合:研究内容・具体的な取り組みを書く
文字数制限200文字になると、50文字や100文字と比べて、多くのことを書けます。
研究内容・学び・活かし方に加えて、具体的な取り組みを書いて、自分のスキルや強み、人柄をアピールしましょう。
◎例文
私は、自動車の製造における部品の共通化について研究しています。
この研究を選んだ理由は、SDGsに関心があり、自動車の製造段階から取り組みたいと考えたからです。
私は駆動部品に着目し、自動車メーカーと協力し車種に限定されない部品の試作品を作成しました。製品化には至っていませんが、研究を通して誠実に課題へ向き合う大切さを学びました。入社後も、社会や環境に役立つよう真摯に仕事に取り組みたいと考えています。(200文字)
300文字の場合:研究内容・取り組み・学びを書く
文字数が300文字の場合は、研究内容・取り組み・学びを書きましょう。
より具体的に記載することで、人柄への理解が進むと同時に入社後の活躍をイメージさせられます。
◎例文
「私の研究テーマは、植物由来の成分を活用した食品の保存性向上です。
食品廃棄の削減につながるとして、植物に含まれる成分が食品の保存状態に与える影響を調査しています。
研究では複数の条件で実験をおこない、得られたデータを比較・分析しました。
予想と異なる結果が出た際には、実験条件や測定方法を見直し、原因を一つずつ検証・解決することで改善を実現しました。
研究での経験から、課題に直面した際でも丁寧に原因を分析し試行錯誤を繰り返せば、解決に至ることを学びました。
入社後もこの経験を活かし、業務上の課題に対して丁寧に向き合い、改善まで粘り強く取り組みたいと考えています。」(278文字)
400文字の場合:研究背景・取り組み・結果・学びを書く
文字数400文字は、自身をアピールするのに十分な文字数です。
研究背景・取り組み・結果・学びを具体的に記載して、自身を積極的にアピールしましょう。
◎例文
「私の研究テーマは、機械学習を活用した製造設備の異常検知です。
製造現場では設備の故障による生産停止が課題となるため、センサーデータから異常の兆候を早期に発見する方法を研究しています。
研究では、設備から取得した温度や振動などのデータを分析し、正常時と異常時の特徴を比較しました。当初は十分な精度を得られませんでしたが、使用するデータの種類や分析条件を一つずつ見直しました。その結果、特定のデータを組み合わせることで異常を判別しやすくなることを確認できました。
この経験から、結果が思うように出ない場合でも、原因を整理して仮説と検証を繰り返す大切さを学びました。入社後もこの経験を活かし、課題の原因を論理的に分析しながら改善に取り組みたいと考えています。」(323文字)
研究内容をESに書くときのコツ

ここでは、研究内容をESに書くときのコツを詳しく解説します。
語尾は統一する
研究内容をエントリーシートに書く時のコツ1つ目は、語尾を統一することです。
語尾の書き方には、「ですます調」と「だ・である調」の2種類があります。
別種類の語尾が文章内に混在すると、別々の文章をコピペしたような違和感のある文章になり、内容が伝わりづらくなります。
エントリーシートでは、必ずどちらかの書き方に統一しましょう。
エントリーシートでおすすめなのは、丁寧な印象を与える「ですます調」です。
また、語尾を統一したとしても同じ語尾が連続すると、文章が単調になり、読みづらくなります。
「ですます調」で統一する場合は、「です」「ます」「でした」「ました」を使い分けることで、読みやすい文章にできるでしょう。
文章に不安がある場合は、キャリアセンターで見てもらいましょう。
図やグラフも活用する
研究内容をエントリーシートに書く時のコツ2つ目は、図やグラフも活用することです。
研究内容をわかりやすく伝えるために、企業指定の研究概要書や自由形式のPDFなど、図やグラフの使用が認められている場合は、必要に応じて活用しましょう。
図やグラフを使うと、実験結果の変化や研究の仕組みなど、文章だけでは伝わりにくい内容を視覚的に説明できます。
ただし、Webフォームなど、図やグラフを挿入できない形式もあります。まずは企業が指定している提出方法やフォーマットを確認してください。
また、図やグラフを多く掲載すると、研究内容を説明するスペースが少なくなってしまいます。あくまで文章を補足するものとして、必要なものだけを掲載することが大切です。
質問を想定して余白を作る
研究内容をエントリーシートに書く時のコツ3つ目は、質問を想定して余白を作ることです。
研究内容をESに書く際は、面接で質問されることも想定して内容を整理しましょう。
ESでは、研究目的や自分が工夫したこと、研究を通して得た学びなど研究の全体像が伝わる情報を優先して記載します。
一方で、細かな実験条件やすべての失敗例、検証過程の詳細までES内に書き切る必要はありません。面接では、以下のような内容を深掘りされる可能性があります。
- ・なぜその研究テーマを選んだのか
- ・なぜその方法で研究を進めたのか
- ・研究中にどのような課題があったのか
- ・課題に対してどのような工夫をしたのか
- ・別の方法は検討したのか
- ・研究経験を入社後にどう活かしたいのか
ESには要点をわかりやすくまとめ、詳細は面接で説明できるよう準備しておくことが大切です。
一人称は「私」で統一する
研究内容をエントリーシートに書く時のコツ4つ目は、一人称を「私」で統一することです。
ビジネスシーンでは、一般的に一人称は「私」を用います。
エントリーシートを書く時もビジネスマナーにのっとり、「私」を使うことをおすすめします。
「私」は丁寧な一人称で、就活の場面にも適しています。一方、「僕」や「自分」といった一人称は日常会話での口語的な印象が強く、就活の場では適切ではありません。
人によっては「私」という一人称はあまり使わないかもしれませんが、面接などの場面でも使用されるため、徐々に慣れていきましょう。
ビジネスマナーに沿った丁寧な言葉遣いは、就活の基本的なマナーです。
チェックリストを使って校正する
ビジネス文章に自信がない方は、チェックリストを作って校正するのもおすすめです。具体的には、以下のような確認項目を並べてチェックリストを作りましょう。
- ・誤字脱字がないか
- ・話し言葉を使っている部分がないか
- ・文体は「ですます調」「だ・である調」に統一されているか
- ・客観的にわかりやすい文章になっているか
- ・記入欄の8割以上を埋められているか
- ・読みやすい字で書けているか(手書きの場合)
ほか、自分がミスしやすいポイントがあれば適宜追加して、エントリーシート提出前のチェックリストを作りましょう。
研究が始まっていない・ゼミ未加入の場合の書き方

研究室にまだ配属されていない場合や卒業研究のテーマが決まっていない場合も、無理に研究実績を作る必要はありません。現在の状況を正直に伝えたうえで、今後取り組みたいテーマや、研究以外で力を入れていることを説明しましょう。
| 現在の状況 | ESで書く内容 |
| 研究室に未配属 | 興味のある研究分野・学びたい内容 |
| 研究テーマは決定済みだが未開始 | 研究テーマ・背景・今後の研究計画 |
| 研究中だが結果が出ていない | 研究目的・取り組み・工夫・現在までの学び |
事実はシンプルに伝え、理由は前向きに書く
研究が始まっていない・ゼミ未加入で、ESに研究内容の記載を求められた場合は、事実をシンプルに伝えて理由を前向きに書きましょう。
記載例としては、以下のとおりです。
研究が始まっていない記載例
以下の研究テーマを設定していますが、研究が始まっておりません。
・研究テーマ:原料・材料の違いによる移動する物体への空気抵抗
適切な実験方法・調査のゴールを見定めている段階であり、両方が確定次第、ただちに研究を開始する見込みです。
空気抵抗のより少ない原料・材料を発見できれば、航空機やドローンなどの省エネ化につながります。
ゼミ未加入の記載例
IT企業でのインターンシップに力を注ぐために、現在はゼミに所属していません。
7月より所属予定です。
理系のESで研究内容が記載できないのは不安に感じるかもしれませんが、研究をしているようにふるまうことなど、虚偽の内容を記載することは避けましょう。
虚偽の内容でESを通過した場合、以降の選考も嘘をつき続けなければなりません。
ゼミの代わりに取り組んだことを軸にする
ゼミ未加入の場合は、ゼミの代わりに取り組んだことを記載してESを組み立てる方法もあります。
ゼミに所属していないことだけで評価が決まるとは限りませんが、企業によっては未加入の理由を確認される可能性があります。
そのため、授業やインターンシップなど、ゼミの代わりに取り組んできたことを具体的に伝えましょう。
ESに研究内容を書く際のよくある質問

以下では、ESに研究内容を書く際のよくある質問を紹介します。
インターンシップのES用の書き方はある?
インターンシップのES用の書き方は、特にありません。
与えられたテーマに対して、結論ファーストや具体的に記載することは、インターンシップ・本選考にかかわらず共通です。
ただし、インターンシップのESが通過したからといって、本選考も通過できるとは限りません。
インターンシップの参加で得た学びや企業への理解を盛り込み、ブラッシュアップする必要があります。
学部生と院生では書き方が違う?
学部生と院生で、ESに研究内容を書く際の基本的な構成が大きく変わるわけではありません。どちらも、研究テーマ・研究の目的・具体的な取り組み・研究から得た学びをわかりやすく伝えることが基本です。
ただし、院生は学部生よりも研究に取り組んでいる期間が長いケースが多くあります。そのため、自分が担当した役割や直面した課題、課題に対して工夫したこと、得られた成果まで具体的に示すと研究経験の深さが伝わりやすくなります。
一方、学部生で研究を始めたばかりの場合は、無理に成果を書く必要はありません。研究を選んだ理由や現在取り組んでいること、今後の目標などを中心にまとめましょう。
学部生・院生のどちらの場合も、専門用語を多用せず、採用担当者が研究分野に詳しくなくても理解できる内容にすることが大切です。
手書きとPCどちらがいい?
企業から提出方法の指定がなければ、手書き・PCのどちらを選んでも大きな問題はありません。
ただし、企業から作成方法や提出形式が指定されている場合は、必ずその指示に従いましょう。
作業効率を重視する場合は、修正や保存がしやすいPCでの作成が便利です。
ESに研究内容を書いた後、面接で深掘りされたら?
前提として、ESに記載した研究内容は面接で深掘りされる可能性が高くなります。
面接で深掘りされてもいいように、質問例への回答は準備しておきましょう。
【深掘り質問例】
- ・その研究テーマを選んだ理由は?
- ・研究の過程で、一番大変だった課題は?
- ・一言で研究内容を伝えるなら、どう説明しますか?
- ・研究から得た経験や学びを、入社後にどう活かしますか?
面接での回答内容は、ESと一貫性を持たせる必要があるため、矛盾がないかのチェックを欠かさないようにしましょう。
まとめ
今回はESの研究内容の書き方やコツを解説しました。
今回解説した内容をまとめると以下のとおりです。
- ・ESで研究内容を聞くのは人柄や課題の解決力を知るため
- ・ESに研究内容を記載するポイントは誰にでもわかりやすいこと
- ・文字数によって記載する内容を変えること
理系の場合、ESで研究内容がテーマになることは珍しいことではありません。
ぜひ本記事を参考にESを書き上げて、次の選考ステップを目指しましょう。







