工学系(機械、電気電子、情報)の就活生が押さえておきたい工業系資格紹介

資格が就職活動において有利に働くことは少なくありません。
加えて、就業後もその資格を持っていることで活躍の幅が広がることがあるため、
比較的時間のある学生のうちに、取得することを考えておくといいかもしれないですね!

目次

  • 工業系の資格をジャンル分けすると3種類
  • 機械工業系の王道資格
  • 電気系の王道資格
  • 情報系の王道資格
  • これだけは知っておきたいポイント(まとめ)

資格はあると便利な上、就活でも大きなアドバンテージとなります。大学生のうちから習得可能な資格は多くあるため、就活の一環として取って見るのも良いでしょう。

そこで今回は機械系、電気系、情報系ごとにおすすめの資格を紹介していきます。

工業系の資格をジャンル分けすると3種類

大学の学部と同じように、工業系の資格にも分野ごとに機械系、電気系、情報系に特化した物があります。実務経験が必要ないものをピックアップして紹介していきます。

機械工業系の資格

機械設計の仕事は資格がなくてもできますが、持っていることで就職にはもちろんのこと、企業に入ってからの評価にも繋がるため、持っていて損はありません。

機械工業系の資格でメジャーな物といえば「機械設計技術者」です。

さらに実用的なスキルを持っていることをアピールできる資格としては「技術士第一次試験」と「CAD利用技術者試験」の二つが有名でしょう。

電気系の資格

電気系の資格は社会人になってから必ず取らなければならない場合もあるため、早めに勉強をしておくことが大切です。

ここでは「電気主任技術者3種」「電気工事士」「アマチュア無線技士」の三つを紹介します。

情報系の資格

情報系の資格は仕事で必須になることは少ないですが、持っていると知識があるアピールになり、信頼にも繋がります。

責任者になる人は持っていることが多いため、社内のポジション的にも有利になります。

今回は「情報処理技術者」「応用情報技術者」「ITパスポート」について解説します。

機械工業系の王道資格

機械工業系の王道とも言える三つの資格を見ていきましょう。

どれも難易度は低くはありませんが、大学の講義や実習の延長線上の知識にあたりますので、同じように勉強しておけば合格の可能性は十分にあります。

機械設計技術者

機械設計技術者は一級〜三級があり、実務経験なしで受験可能なものは三級だけです。

三級の出題科目は機構学・機械要素設計、流体工学、工作法、機械製図、材料力学、機械力学、熱工学、制御工学、工業材料の8科目です。

すべてマークシート方式になり、午前・午後で合計4時間の試験時間となっています。

過去問題は書店やネットなどで入手できますので、セミナーや講習会に行かなくても、独学での習得が目指せます。

これを持っておくことで、機械設計に必要な理論な機構、計算方法などをしっかりと身につけていることをアピールできます。

技術士第一次試験

こちらの資格は先ほどの「機械設計技術者」に比べて広い範囲で出題がされます。

具体的には機械以外にはアルゴリズムやバイオテクノロジー、環境、エネルギーなどが挙げられます。

機械工学のみならず、こうした分野の知識があることで、様々なアイデアを思いつくことができ、他者との差別化を図ることができます。

CAD利用技術者試験

機械設計に関わるほとんどの現場で用いられるCADの技術は即戦力に繋がります。

もちろん各社導入しているCADソフトが異なるため、この資格のために勉強すればすぐにすべてのCADが使用できるようになるわけではありませんが、考え方や理論といったベースは似ているため、技術の習得に役立ちます。

3次元CADと2次元CADの2つのコースがありますが、勉強や実際にソフトを大学で触れる環境であれば3次元のほうをおすすめします。

CADスキルは機械、電気電子系の学生に求められるメジャーなものとなります。

電気系の王道資格

電気系の仕事に関わる場合、人の生活に重要な役割を担うインフラ設備で作業をすることになります。

こうした設備や施設での作業は資格が必要になるため、社会人になってからも資格のための勉強を多くしなければなりません。

そう考えると大学生のうちから、資格のための勉強や知識を蓄えておくことは大切な活動です。

三種電気主任技術者

電気主任技術者は電気作業を行なう作業員が持つことを法的に定められた国家資格です。

三種に合格すると電圧が5万ボルト未満までの事業用電気工作物での作業監督が可能になります。

このことから作業するに欠かせない資格であり、入社後の即戦力としてアピールが可能です。

さらにこの資格を取得してから一定期間の実務経験などの要件を満たすことで、電気管理技術者の資格へとステップアップが可能になり、独立開業の道も切り開けます。

電気工事士

電気工事士は先ほどの電気主任技術者と似た資格ではありますが、より現場での作業に向けた科目が盛り込まれています。

第一種と第二種があり、第二種は実務経験や年齢制限がありません。

電気主任技術者は科目が多いため人によってはかなり難しいですが、電気工事士はそれよりは難易度は低めと言われています。

過去問や今後入社したいと考える企業に合わせて選びましょう。

アマチュア無線技士

「アマチュア無線は今では主流ではないから使えないのでは?」と思うかもしれませんが、近年のパソコンやスマートフォンで使われているWi-FiやBluetoothなどの技術には電波法が関わってきます。

そうしたことから無線技術を用いる機械の設計などでは、こうした知識があると便利なことが増えています。

情報系の王道資格

情報系の資格は持っていることで、就職に有利なだけでなく監督者や責任者になるための評価に繋がることがあります。

入社してからも他の社員と差をつけたいなら持っておきたいです。

今回紹介する3つの試験は「情報処理技術者試験」の区分の中に含まれているもので、国家資格に該当します。

ITパスポート

ITパスポート試験では社会とITとの関連性といった幅広い分野を出題します。

パソコンやインターネット、セキュリティ関連、情報リテラシーといった知識の基礎的な部分が出題範囲であるため、自分の生活に密接することや講義で習ったことを生かせることも多いでしょう。

「情報処理技術者試験」の中では最も合格しやすいとされており、合格率は50%ほどです。

情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験では、インターネットやパソコンといった様々な場面で出てくるセキュリティに焦点を当てて出題されます。

セキュリティの基本的な考え方から運用法、ユーザーとして情報機器を扱う際に必要な心構えなど、基礎を問われることが多いので、勉強すれば合格することは難しくないでしょう。こちらの合格率は45〜50%ほどです。

基本情報技術者

基本情報技術者の試験ではシステム部分に関する知識が問われます。

IT全般からプログラミング、システムの運用方法、定義などの知識を深めることができるため、プログラマーやシステム開発はもちろんのこと、サービスを発注する企業の営業担当などにも求められる資格です。

合格率は先の2つに比べると少し下がり、30%前後のようです。

これだけは知っておきたいポイント(まとめ)

1)資格は将来に渡って役立つ武器になる

就活のためだけでなく、入社後も自分の人材としての価値を高める武器になります。

2)実際に取得まで至らなくても勉強しておくことでアピールになる

ES作成時や面接までに資格が取れていなくても「こういった資格が必要だと思い、勉強している」というアピールだけでも向上心がある人材であるアピールに繋がります。

3)実務経験を積んでより高い資格を取得することで収入アップに繋がることもある

資格があることで特別な手当てが支給される企業も少なくありません。もちろん実務経験を得ることでさらにステップアップも可能になるため、収入面だけでなく自分の社内でのキャリアアップの判断材料にもなります。

  • 監修
    株式会社テックオーシャン
    人工知能やビッグデータを駆使し、理工系人材領域における採用ベストマッチングを生み出すHR Tech企業です。 理工系学生専門のオファーがもらえる就活サービス「TECH OFFER」と、大型イベントから1on1面接まで、気軽に企業と出会えるカジュアル就活サービス「TECH MEET」を運営しています。