こんにちは。理系就活情報局です。

就活で他の学生と差別化するには、資格欄が重要です。

志望企業で必要な資格を取得すれば、他の学生と比較したときに頭一つ抜きん出ることが可能です。

資格はさまざまな種類があり、どの資格が就活に役立つのかわからない方も多いでしょう。

今回は、就活に役立つ工学系の資格と資格を生かした就活のポイントを解説します。

これから資格の習得を目指しており、将来的に役立てようと考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

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資格は就活にポジティブな影響を与える

資格は就活にポジティブな影響を与える

新卒採用はあくまでポテンシャル採用

新卒採用はあくまでポテンシャル採用で、就活で資格取得は必須ではありません。

ですが、企業は大学の学業成績やインターン経験だけでなく、取得した資格にも注目しています。

なぜなら、企業は入社後に活躍してくれる人材を採用したいからです。

資格は専門的な知識やスキルを証明するものであり、採用活動の指標の一つです。

志望する業界や職種に関連する資格を持っていれば、企業にポテンシャルを感じてもらいやすくなります。

主体性や熱意をアピールできる

資格の取得自体は就活において、決定的な役割は果たしませんが、自身のアピールに使えるなどポジティブな影響力を与えます。

例えば、主体性や熱意があることをアピールしたいときに、資格があると効果的です。

主体性や熱意をアピールしたとしても、企業側は言葉だけの可能性があるとという見方をされる可能性もゼロではありません。

しかし、資格を取得しておけば、主体性や熱意の"根拠"となる部分が補完できます。

資格の取得は自身をアピールする際の"根拠"となるため、大きな効果があります。

入社後・内定後に資格取得が必要になるケースも

就活時にポジティブな影響を与える資格ですが、実は入社後に役立つケースも少なくありません。

仕事で資格が絶対に必要になるケースはもちろん、昇進や昇給の条件となっていたり、資格手当がもらえたりします

入社後の1~3年までは、社会人として生活に慣れるまで大変時間がかかるため、資格の取得に費やす時間も取りづらくなります。

学生のうちに取得しておいた資格が入社後に役立ったというケースは、よくあるパターンです。

【難易度付】理系大学生におすすめの工学系資格

【難易度付】理系大学生におすすめの工学系資格

本記事で紹介する工学系の資格を、専門別・難易度付きで一覧にしました。

専門資格概要難易度
機械系機械設計技術者(3級)機械設計技術者の技術力・知識を認定する試験難関:偏差値60程度
技術士第一次試験科学技術全般と専門科目の知識を認定する試験難関:偏差値60程度
CAD利用技術者試験CADの知識やスキルを認定する試験普通:偏差値54程度
建設機械施工技士建設機械の施工管理を認定する試験普通:偏差値56程度
技術士補技術士第一次試験に合格もしくは大学などで指定の課程を修了した場合、手続きすることで得られる資格普通:偏差値60程度
電気系三種電気主任技術者事業用電気工作物に必要な知識を認定する試験普通:偏差値58程度
電気工事士電気工事に必要なスキル・知識を認定する資格普通:偏差値52程度
アマチュア無線技士無線技術の扱いに必要な知識を認定する資格普通:偏差値50程度
ボイラー技士ボイラーの取扱いに必要な知識を認定する資格普通:偏差値56程度
エネルギー管理士電気や熱エネルギーの使用量などを管理する国家資格普通:偏差値56程度
情報系ITパスポートIT技術に関する基礎的な知識を認定する試験易しい:偏差値45程度
情報セキュリティマネジメント試験情報セキュリティの管理・対処法を問う試験普通:偏差値68程度
基本情報技術者IT技術者に必要な基本の知識を認定する資格普通:偏差値49程度
MOSMicrosoft Officeソフトの操作スキルを証明する資格易しい:偏差値39程度
LinuCITエンジニアに求められるシステム構築から運用管理のスキルを証明できる技術者認定普通:偏差値50程度
医用工学臨床工学技士人工心肺装置や人工呼吸器、人工透析機などを操作する免許臨床工学技士
第1種・第2種ME技術者医療機器を安全に正しく扱い、保守や安全管理ができる知識を有することを認める資格普通:偏差値47程度
都市工学技術士・技術士補技術コンサルタントとして建築に関する計画から評価まで行う力があると認定する国家試験普通:偏差値66程度
測量士・測量士補土地の位置や面積・距離などの測量を行う力があると認定する国家試験普通:偏差値59程度
土木施工管理技士土木工事において、施工計画を立案し、工事の監督・指導をするための資格普通:偏差値52程度
建築施工管理技士建設工事の現場において、主に工事スケジュールや安全を管理し、現場監督を担える資格普通:偏差値55程度
建設機械施工技士建設工事の機械施工に従事する技術者の技術向上を目的とした資格普通:偏差値56程度

参考:「資格難易度ランキング 1位~700位

機械系でおすすめの資格

機械系でおすすめの資格

機械設計技術者

機械設計技術者試験とは文字どおり、機械設計に関する技術の認定を目的としている試験です。

試験は1〜3級にわかれており、1・2級は実務経験を必須としている試験になります。

工学系の大学生におすすめなのが、3級です。

3級は基礎知識を習得している学生を対象としているため、実務経験は不要です。

資格を取得していれば、機械設計に関する基礎知識を有している点をアピールできるでしょう。

参考:機械設計技術者試験 

技術士第一次試験

国家資格である技術士の第一歩である技術士第一次試験も、工学系でおすすめの資格のうちの1つです。

技術士第一次試験は基礎科目と適性科目、専門科目の3つから構成されており、幅広い知識を求められるのが特徴です。

機械系以外に幅広い知識を有している点や専門外の知識習得を目指すチャレンジ精神がアピールできるでしょう。

参考: 日本技術士会

CAD利用技術者試験

AD利用技術者試験は、機械設計の分野では最もメジャーな資格といっても過言ではありません。

CADソフトは企業によってまちまちですが、必要となるベースの考え方は資格取得の過程で学べます。

大学でも取得が推奨されるケースはありますが、機械設計に関わる仕事を目指すのであれば、ぜひとも取得しておきたい資格の1つです。

参考:CAD利用技術者試験

建設機械施工技士

建設機械施工技士とは、建設現場における建設機械の施工管理ができることを証明する資格です。

家屋やビル、施設などの建設には建設機械は欠かせない存在です。

今後は建設に関わる人材が減ることが予想されているので、建設機械施工技士を持つ価値は高まるでしょう。

資格は1・2級とわかれており、試験は年1回です。

建設機械施工技士は国家資格でもあるため、強いアピールとなるでしょう。

参考:JCMA一般社団法人日本建設機械施工協会

電気系でおすすめの資格

電気系でおすすめの資格

三種電気主任技術者

電気主任技術者とは国家資格であり、事業用電気工作物を扱うことを許された資格です。

電気によって動くテクノロジーが多い昨今では、まさに需要の多い資格といえるでしょう。

電気主任技術者は第一種・第二種・第三種にわかれており、扱える電気工作物の電圧が異なっています

また企業によっては三種電気主任技術者を取得していると、資格手当が支給される可能性があります。

参考:第三種電気主任技術者試験

電気工事士

電気工事士とは文字どおり、電気工事や電気の取り扱いに必要な資格です。

電気主任技術者と同様に国家資格であり、資格がなければおこなえない作業があります。

電気工事士は第一種と第二種にわかれており、住宅用や小規模施設であれば第二種、大規模施設であれば第一種という住み分けがされています。

第一種には技能試験が含まれるため、まずは第二種からの取得をおすすめします。

参考:一般財団法人 電気技術者試験センター

アマチュア無線技士

アマチュア無線というと趣味の一環のように聞こえますが、立派な国家資格です。

第一級から第四級までランクがわかれており、扱える周波数が資格によって異なります。

昨今はBluetoothやドローンなど、無線でのテクノロジーが発達しています。

無線技術や無線設備に関する仕事に就きたい場合には、うってつけの資格といえるでしょう。

参考:公益財団法人 日本無線協会

ボイラー技士

ボイラー技士とは、施設・ビル・家庭に設置されているボイラーの管理・修繕をおこなうための資格です。

資格は1・2級とわかれており、1級の取得には実務経験が必要となります。

資格取得を目指すのであれば、2級がおすすめです。

2級の取得には実務経験などの受験資格がないため、しっかりと勉強をすれば合格の確率は上がります。

安全衛生技術試験協会によれば、令和4年度のボイラー技士2級の合格率は51%です。

参考:試験実施統計|安全衛生技術試験協会 

エネルギー管理士

エネルギー管理士とは、「エネルギー使用の合理化を図る責任者」になれるスキルを示す国家資格です。

資格は電気分野と熱分野に分かれており、省エネルギーセンターで実施される国家試験に合格し、7日間の認定研修(エネルギー管理研修)を受講して、修了試験に合格すると取得できます。

受験資格は特にありませんが、免状の申請時にはエネルギーの使用の合理化に関する実務経験が1年以上必要です。実務経験は試験後でも問題ないため、学生時代に受験を済ませておくとスムーズです。大学によっては、取得支援の集中講座が行われている場合もあります。

研修は、エネルギーの使用の合理化に関する実務経験が3年以上ある方が対象のため、こちらは勤務開始後に受けると良いでしょう。

参考:エネルギー管理士

電気通信主任技術者

電気通信主任技術者とは、電気通信ネットワークの工事、維持及び運用の監督責任者として活動するための資格です。

一定の規模を有する電気通信事業者は、設備管理ごとに電気通信主任技術者を選任して、配置することが義務付けられています。

電気通信主任技術者は、設備の種類により以下2つの資格に分かれており、監督する設備範囲が異なります。

  • ・伝送交換主任技術者資格者証
  • ・線路主任技術者資格者証

伝送交換主任技術者資格者証は、電気通信事業の伝送交換設備や附属する設備の工事、維持・運用ができる資格です。

線路主任技術者資格者証は、電気通信事業の線路設備や附属する設備の工事、維持・運用ができる資格です。

参考:電気通信主任技術者

情報系でおすすめの資格

情報系でおすすめの資格

ITパスポート

ITパスポートとはITに関する基本的な知識を問う試験です。

IT業界を目指す場合には大きなアピールとはなりませんが、IT業界以外を目指すなら確かな効果があるでしょう。

ITパスポートの取得を足掛かりに、他のIT系の資格取得を目指すのもよい方法です。

参考:ITパスポート試験

情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティをどのように守っていくかの管理方法や対処法を問う試験です。

様々なテクノロジーを使いこなすようになった昨今では、セキュリティの重要性は増しています。

セキュリティのリテラシーが問われる昨今において、高いセキュリティ意識を持っている点をアピールするには有効でしょう。

参考:情報セキュリティマネジメント試験

基本情報技術者

基本情報技術者は、IT業界で働く上で持っておきたい資格の1つになります。

IT業界で働く上で必要な基礎知識を、試験勉強を通して学べるため、大変有効な資格です。

基本情報技術者の取得はIT業界を目指す上で、良いアピールにつながるでしょう。

参考:基本情報技術者試験

MOS

MOSMicrosoft Office Specialist)とは、マイクロソフトのオフィスソフトの操作レベルを証明する資格です。

MOSは一般レベルと上級レベルにわかれていますが、基本的な操作ができると証明できる一般レベルから取得しましょう。

またMOSには365(一般)・2019・2016などバージョンによる種類の違いがあります。

バージョンによって操作性が変わってきますが、基本的には最新バージョンの取得を目指しましょう。

昨今の学生はパソコンの操作が苦手といわれているため、MOSの資格は他学生との差別化に有効です。

参考:MOS公式サイト

LinuC

LinuC(リナック)とは、ITエンジニアに求められるシステム構築~運用管理に必要なスキルを証明できる技術者認定試験です。

アーキテクチャ設計からシステム構築、運用管理を4つのレベルにわけて認定しており、持っていれば企業が求めるスキルを習得していると証明できます。

LinuCの出題範囲と試験開発は、業界標準として広く利用されている技術領域をカバーしており、システム開発や運用管理の現場で本当に必要とされる知識や実践的なスキルを問う内容です。

ITエンジニアを目指すなら、取得を検討してみましょう。

参考:LinuC

医用工学(医工学)でおすすめの資格

医用工学(医工学)でおすすめの資格

臨床工学技士

臨床工学技士は、病院で生命維持に関わる医療機器の操作や保守・点検を行う仕事をするための国家試験です。

試験を受けるには、臨床工学技士養成校(大学・短大・専門学校)で専門課程を修了しなければなりません。

臨床工学技士は、現代のチーム医療に不可欠なメディカルスタッフであり、今後ますますニーズが増えていくことが見込まれます。

病院や診療所、学校や医療機器メーカーなど、医療機器に携わりたい方は、取得を目指しましょう。

参考:臨床工学技士

第2種ME技術者

第2種ME技術者とは、医用生体工学の知識に関する資格です。ME機器やシステムの安全管理を中心とした能力を持っており、適切な指導者のもとで実際の医療に応用できる人材を認定する試験です。

第2種ME技術者の試験内容は「臨床工学技士」に近いため、臨床工学技士の国家試験前の実力試しとして受験する人もいます。

参考:第2種ME技術実力検定試験のご案内

都市工学でおすすめの資格

都市工学でおすすめの資格

技術士補

技術士とは、国が公認する資格であり、科学技術に関する専門知識と実務経験を証明するものです。

技術士の資格には実務経験が必要ですが、その前段階である技術士補は、受験資格に実務経験は必要ありません。

技術士資格は、建設工学、機械工学、計算工学などの部門に分かれており、各部門の知識と研究は、その分野の評価や実践に非常に役立ちます。

参考:公益社団法人日本技術士会

測量士・測量士補

土地の測量に関連する資格には、測量士と測量士補があります。

測量士とは、現場での主任者としての役割を果たし、測量計画の策定から実測まで、あらゆる測量業務を担当する能力を認定する試験です。

測量士補とは、主に土地の測量を実施することが主な業務であり、通常は測量計画の作成は行いません

測量士補は、大学などで測量に関する科目を修めて国土地理院へ登録すると、なれます。

卒業後に実務経験を積めば測量士になればすが、測量士国家試験の受験には実務経験が必須ではないため、最短で測量士になりたい場合は国家試験を受ける道もあります。

参考:測量士・測量士補国家試験及び登録 - 国土地理院

土木施工管理技士

土木施工管理技士は、河川の堤防・護岸工事・橋や道路・港湾やトンネルなどの進捗管理を行いながら、責任者に指示を出す役割を担います。

将来土木施工に携わりたい方は、学生のうちに2級土木施工管理技士を目指すことをおすすめします。

2級土木施工管理技士は、17歳以上であれば誰でも受けられるため、学生のうちに取得が可能です。

入社後に実務経験を積んで1級を目指せる素地があると示せるので、就活でも有効なアピールとなるでしょう。

参考:2級土木施工管理技術検定

建築施工管理技士

建築施工管理技士は、建設工事の現場で主に工事の進行を指示し、現場の監督を担当します。

建築施工管理技士は1級と2級に分かれており、扱える工事の規模も異なります。

1級には実務経験が必要ですが、2級は17歳以上であれば受験可能です。

建築施工管理技士を目指す場合、2級に合格しておけば仕事への意欲をアピールできます。

参考:2級 建築施工管理技術検定のご案内

工学系が食いっぱぐれない資格とは?

工学系が食いっぱぐれない資格とは?

汎用性が高い資格は就職・独立につながりやすい

汎用性の高い資格は、就職・独立につながりやすくなります。

たとえば、英語は多くの企業が求めるスキルであり、TOEICのスコアが高得点な就活生は、海外進出を視野に入れる企業にとっても魅力的な人材です。

グローバル化が進む現代で、英語力があればさまざまなフィールドで活躍できるでしょう。

また、資格を持っていれば、転職や独立の際も有利になります。

一方で、時代の変化によって資格の価値が変動する分野や、アップデートが必要な業種もあります。資格を取得して終わりにするのではなく、自己研鑽も必要です。

おすすめの資格①電気工事士

工学系が食いっぱぐれないためにおすすめの資格1つ目は、電気工事士です。

電気工事士は、建設電気工事や鉄道電気工事の場で活躍します。

電気工事士はニーズが高く、建設会社やビル管理会社などで資格が必要な作業も多いので、転職や独立の際にも就職先に困るケースは少ないです。

電気工事士試験は筆記試験と技能試験に分かれています。難易度は他の資格と比較して高くないため、食いっぱぐれたくない方にとって取りやすい資格です。

おすすめの資格②基本情報技術者

工学系が食いっぱぐれないためにおすすめの資格2つ目は、基本情報技術者です。

基本情報技術者試験はITエンジニアの登竜門的存在で、コンピューター技術・マネジメント・経営戦略までカバーしています。

基本情報技術者試験の資格を取得している人材は、IT業界の戦力として評価されます。IT系の国家資格の中では比較的取得しやすい点も、おすすめです。

おすすめの資格③CAD利用技術者試験

工学系が食いっぱぐれないためにおすすめの資格3つ目は、CAD利用技術者試験です。

CAD利用技術者試験は、CADに関する知識とスキルがあると証明する試験となっています。

CADは、機械系・自動車系・建築系の職場で活用できるスキルのため、幅広いフィールドで汎用できる資格です。

工学系が資格を取る上で注意したいポイント

工学系が資格を取る上で注意したいポイント

専門性やスキルと関連した資格を選ぶ

工学系が資格を取る上で注意したいポイント1つ目は、専門性やスキルと関連した資格を選ぶことです。

就活で資格を自己アピールにつなげるには、専門性やスキルに合わせるのが重要です。

大学で学んだ知識や経験を活かせば、学習時間も短く効率的に資格を取得できます。また、大学の単位が資格取得と関連している場合は、試験の一部を免除される可能性もあります。

求人を見て資格取得後のニーズを知る

工学系が資格を取る上で注意したいポイント2つ目は、求人を見て資格取得後のニーズを知ることです。

せっかく資格を取得しても、求人数が少なかったり希望する職や企業への就職が難しい場合もあります。

資格取得をめざす前には、求人数の多さや取得後の需要を確認してみましょう。

「資格を持っていない就活生と比べて自分の方が良い人材である」とアピールするためにも、ニーズの把握は大切です。

資格があれば一生安泰ではない

工学系が資格を取る上で注意したいポイント3つ目は、資格があれば一生安泰ではない点です。

就職活動や転職活動において、自身のスキルや専門性を証明するために資格の取得は有益ですが、資格があれば一生安泰というわけではありません。

現代社会の変化はめまぐるしく、新しい技術や知識が登場し、需要や市場価値も変動していくことが見込まれます。

資格はあくまで「入り口」であり、その後の成長や継続的な学びが欠かせません。

資格取得後も自己成長を続け、最新の知識やスキルを持ち続ける意識を持ちましょう。

資格を就活でアピールする方法

資格を就活でアピールする方法

資格取得の目的や取得までの過程をまとめる

資格の取得をアピールポイントに使う際に気をつけたいのが、資格取得の目的と取得までの過程です。

企業としては、どのような目的を持って資格を取得したのか、また取得の過程はどのようなものだったかを気にしています。

具体的に企業は、資格取得で得た以下の経験を自社で生かせるかを評価の対象としています。

・資格取得の目的は、どのような理由からきたのか

・資格の取得過程では、どのような壁にぶち当たったのか

・壁にぶつかった際に、どのように解決をしたのか

就活でアピールできるように、資格の取得目的や取得過程の課題、課題の解決策をまとめておくとよいでしょう。

キャリアプランと紐づける

資格取得の目的をキャリアプランと紐づけると、アピールはさらに効果的となります。

将来を見据えて行動ができる、将来目指している道への熱意が高いなど、様々な観点から評価できるからです。

例えば、将来的にはプロジェクトマネージャーになり、チームを引っ張るIT人材になりたいというキャリアプランを立てていたとしましょう。

将来から逆算して、今はITの基本資格である基本情報技術者の資格を取得して、基礎固めをおこなっているとすれば、資格取得の目的にさらに説得力が増します。

オファーサイトを利用する

取得した資格はエントリシートや面接時のアピールに使えますが、他にも利活用する機会があります。

例えば、オファーサイトです。

昨今の就活では、企業からオファーが来るオファーサービスが使われるようになっています。

オファーサイトでは学生がプロフィールや経歴を入力して、企業からのオファーで就活を進めています。

取得した資格もオファーサイトで登録しておけば、大きなアピールとなるでしょう。

オファーサイトは数多くありますが、理系学生の就活におすすめなのは『TECH OFFER』です。

『TECH OFFER』は理系学生に特化したオファーサイトであり、大手企業をはじめとする多くの企業が利用しています。

『TECH OFFER』を通じて、就活を成功させた理系学生はこれまで数多くいます。

『TECH OFFER』への会員登録はたった3分でおこなえますので、ぜひこの機会に『TECH OFFER』を活用した就活をスタートしていただければと思います。

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まとめ

資格の取得によるアピールは熱意や主体性、チャレンジ精神がアピールできるため、大変効果的です。

一方で資格であれば何でもよいわけではないので、注意が必要です。

本記事では就活に役立つ資格と就活で活かす方法を解説しました。

就活に資格の取得を役立てるには、取得する資格と上手なアピールがセットになります。

ぜひ本記事を参考にしていただき、就活で取得した資格を生かしましょう。