登録者情報
ニックネーム:フェルミオン
東京理科大学大学院 理学研究科物理学専攻 / 23卒

選考企業情報
企業名:プライムアースEVエナジー株式会社
職種:技術系総合職
インターン参加:短期インターン参加
最終選考結果:2次選考通過

エントリーシート

趣味・特技

私の趣味はグルメ巡りです。友人とともに大学のキャンパス周辺の様々なジャンルの名店を巡っています。学業や研究のリフレッシュをしつつ、各ジャンルのイチオシの名店を友人と話し合っていました。 私の特技は記憶力です。特にすぐに人の顔や名前を覚えることが得意です。私は大学のティーチングアシスタントの仕事をしていますが、この特技を活かして学生一人一人に合わせて指導しています。

学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容

私はナトリウムイオン電池用固体電解質の結晶構造とイオン導電性の関係性の解明というテーマで研究しています。これは全固体電池の確立へと繋がります。近年の二次電池の主流はリチウムイオン電池ですが、資源やコストの問題から代替候補としてナトリウムイオン電池が注目されています。また、近年は電動車への転換が強く求められており、それを受けて高エネルギー密度や安全性といった利点がある固体電解質の高性能化が急務です。しかし現在は固体電解質のイオン伝導性は液体電解質の1/10以下で、性能が劣っています。これは電解質中をイオンが伝導しにくいことが原因です。 私の研究では固体電解質の構成元素を別の元素に部分的に置換する事で、電解質中をイオンが伝導しやすいように結晶構造を変化させることを試みています。これにより、固体電解質を液体の電解質に匹敵する性能へと向上させることを目指しています。

自己PR

私は目標実現のために努力できるということが強みです。大学の学部生時代には自身の専門性を高めるため、授業の単位を一切落とさないことを目標としていました。 私は実家から大学から片道2時間近くかけて通学していました。それでも授業に欠かさず出席することを心掛けるのとともに、長い通学時間を有効活用するため、電車での移動中に可能な限りその日の授業の予習復習をしました。 試験の勉強は友人とともに励みました。私は大学受験の際に自宅浪人をしていましたが、周囲に仲間がいなく一人で勉強するという環境により心が折れ、志望校に入学できなかったという経験がありました。そこで試験勉強の際は共通の目標を持つ友人とともに取り組み、お互いに理解が不十分な部分を教え合いながら知識を高め合いました。 これらの取り組みの結果、単位取得が難しい大学で4年間単位を一切落とすことなく、卒業時のGPAはX.XXでした。

これまでに直面した困難や挫折の経験と、その際にどのようにして乗り越え、何を学んだかについて教えてください。

研究活動を始めた当初の試料合成が困難でした。この研究は私の研究室では前例がなく、何度繰り返しても合成に成功しませんでした。そこで、自身よりも材料に関する知識と経験のある先輩や先生に対して私自身の見解を伝えながら積極的に話し合って解決策を議論しました。また私は物理学科に所属していますが、研究内容は化学にかなり近いため、研究を進めるうえで化学の専門的な知見が必要だと考えました。そこで、化学科の先生に協力を要請し、合成成功に向けた解決策を話し合いました。それらで得られた知見を研究に取り入れて実験を重ねた結果、試料合成に成功しました。その後は研究で成果を出すことができ、国際学会で発表し、私が筆頭著書の論文の掲載が決まりました。 この経験を通して自身の考えを明確にして伝えるとともに、周囲に意見を求めながら多角的な視点を得て、それを自身の取り組みに取り入れることの大切さを学びました。

自分自身を「モノ」に例えると、何になるかを教えてください。(動物や乗り物、家電、食べ物、服などジャンルは問いません。)

私は馬のように信頼関係を構築することが得意です。私は模擬試験等の運営アルバイトでリーダーとして運営本部の業務を中心に、監督員スタッフへ業務を指示する役割を担っていました。 この仕事で勤務会場は毎回異なり、初対面の人と仕事する機会が多くありました。私が新人だった頃は先輩スタッフとうまく打ち解けられず、仕事上の疑問点等を気軽に聞きにくいと感じていました。そこで、監督員の一日の最初の仕事である試験室の設営の際に各試験室を巡回し、各スタッフとコミュニケーションをとりながら仕事上の不安がないか等を把握し、信頼関係を構築することを心がけました。その結果、初めて一緒に仕事するスタッフからも仕事上の些細な不明点でも気軽に聞いてもらえるようになりました。これによって試験運営の際のミスやトラブルを未然に防ぐことができ、私が勤務した会場ではクレームに繋がるトラブルは発生しませんでした。

当社を志望する理由を教えてください

低コストな車載用電池の開発を通して環境保全に貢献したいと思い、貴社を志望いたしました。 近年は地球温暖化による異常気象が多く発生し、人々の快適な暮らしが奪われることが多くなりました。地球温暖化の一因は車の排気ガスであり、これは電動車の普及によって解決できます。そのためには車載用電池の性能や安全性の向上とともに、さらなる低コスト化が必要だと考えています。電動車を構成する部品のうち車載用電池は電動車のコストの大きな割合を占めるとされています。車載用電池のコストが削減されなければ電動車の価格は高いままであり、電動車の普及は進みません。車載用電池が高コストな一因としては、材料にレアメタルを使用していることです。 私は研究活動で培った二次電池の知識を活かしながら性能や安全性を向上させつつ、レアメタルを使用しない電池のような低コストな車載用電池を開発し、それを通して環境保全に貢献したいです。