登録者情報
ニックネーム:tt
東京理科大学大学院 工学研究科工業化学専攻 / 22卒

選考企業情報
企業名:三菱マテリアル株式会社
職種:技術系
インターン参加:短期インターン参加
最終選考結果:2次選考通過

エントリーシート

研究概要(300字)

交通機関等が発する振動と半永久的に電場を保持する材料であるエレクトレットを用いた時間や場所によらないクリーンな発電方法を生み出すことを目的としております。 私はこれまでに研究室で用いられていたエレクトレット作製法をより簡便かつ精密なものにするために、イオナイザーという除電機を用いた方法を考案しその作製に成功しました。作製時間や加熱温度の変化を加えることでより高い表面電位をもつ基材を作製することを目指して当初は1.0kV程しか発現しなかった表面電位を2.5kV程にまで向上させることができました。今後は、大気中の水分等の影響を調べつつ、より良い条件を検討にて表面電位を向上させることを考えております。

研究・学業等に特に力を入れて取り組んだこと、工夫したこと(300字)

研究を遂行するために最適な実験機材の探索について意欲的に取り組みました。 去年度の研究において研究する基材を分極する際の作業が複雑で時間を要するものであったことや精密な状態が担保出来なかったことから、研究の効率化のためにより簡便な方法を模索する必要性がありました。 そこで私は適用できそうな方法を今までに同作業の方法として検討されなかったような方法も含めて複数の方法を検討し、半年に渡って調査した結果、静電気を除電するために用いる機械を使用することを考えつきました。 結果、より精密な条件下での短時間における実験を行うことに成功し、課題解決についての研究者としての基礎を身につけることができました。

学業以外で力を入れて取り組んだこと・工夫したこと(300字)

学業以外で最も意欲的に取り組んだことは大学の合気道部での活動と学業を両立しながら初段を取得したことです。 入部した一年生の四月から引退するまで週4回の活動をやりきりましたが、課題が多い学科に所属していたため、入部当初は学業との両立に苦労しました。そこで授業の空き時間等を利用して試験対策や実験レポート等の課題に取り組むことで、授業と部活動の隙間の時間を有効活用することを心掛けました。 さらに電車等の移動時間などにおいても稽古での自分の技を見直して技術を向上させることを引退するまで継続して行い、初段を取得した際には師範の先生より先輩方が審査を受けた時よりもいい動きができていたとお褒めの言葉を賜りました

過去に最も苦労したこととその対処法(300字)

大学の部活動における周年行事の開催の直前に重要な役割を代行することになったことです。 学部三年生の際に創部40周年の記念式典が開催されることになっており、私も幹部として広報の役割を担っておりましたが、OB・OGを努めていた同輩が一身上の都合により退部せざるをえなくなる事態が発生しました。その時は式典の開催日まで二か月を切っており、迅速に事態へ対応するためにOB会長の指名により私がその代行を行うことになりました。 当時は学業も忙しい時期で肉体的、精神的に追い詰められることもありましたが、先輩方や現役部員達に相談に乗ってもらう等の協力を得ながら、無事に式典を成功することができました。

第一志望部署への志望理由(高機能カンパニー、デバイス部門 200字以上400字以内)

貴社の事業の発展に私の理念と経験を活かすことでやりがいをもって貢献することができると考えたためです。 私は3.11等を通した経験によりエネルギー問題へ興味を持ち大学へ進学しました。そこで学ぶ中でIoT社会の発展に伴うエレクトロニクス事業の発展が省エネにつながることで、環境問題の解決にも繋がることを知り、自らもそのようなテーマに携わりたいと考え現在の研究に従事しております。 この理念は貴社の本部門の発展に貢献できると考えました。 また本部門の製品は過去に貴社のセメント材料を有効利用するために開発されたものだというお話をインターンシップで伺い強く共感致しました。そのように様々な素材の可能性をモノづくりに活かしながら廃棄物等もリサイクル事業に取り込むことで循環型社会の実現を目指す貴社において、環境への負荷が小さい素材の性能向上を目指して研究を行ってきた私の経験は事業の発展に大きな貢献ができると考えました。

これから働くうえで大切にしたい価値観(50字)

周囲の様々な背景を持つ人々との融和と集合知により新しい技術を創造し続けること