登録者情報
ニックネーム:しもやま
東京工業大学大学院 物質理工学院 材料系 / 22卒

選考企業情報
企業名:ENEOS株式会社
職種:製造・プロセス管理
インターン参加:短期インターン参加
最終選考結果:最終選考通過(内定)

エントリーシート

志望動機(300字)

環境・エネルギー問題に尽力したいからです。私は東日本大震災時の長期停電で、普段当たり前だと思っているエネルギーが有限ではないことを知ってから、エネルギー問題に関心を持ちました。近年、化石燃料の枯渇が心配されており、それに頼らないエネルギー生産が求められています。最大規模で化石燃料を扱う貴社はこの問題の第一人者であるため、解決すべき課題は多く、環境・エネルギー問題に積極的に取り組む必要があると考えます。そこに私も携わり、これまで学んだ化学の知識や強みである逆境での力を貴社で活かすことで、低炭素・循環型社会の実現を目標に、環境・エネルギー問題に貢献したいと考えています。

希望する職種を選んだ理由(200字)

製造・プロセス管理を希望する理由は、現場からエネルギー問題改善に取り組みたいからです。石油製品・化学品が大量に生産されている現在において、それを製造するプラントが環境に与える影響は大きいと考えます。大規模かつ長時間運用される装置の効率化・高度化に携わることで、消費エネルギーの大幅な低減やCO2の排出削減を実現し、低炭素・循環型社会の形成に貢献したいと考えています。

あなたが学生時代に力を入れたことについて2つお聞かせください。※中学・高校時代でも構いません。(800文字以下)

一つ目は研究活動です。学部時代、私は水素化カルシウムを使用したアンモニア合成触媒の開発を行っていました。研究を初めてすぐに高性能な触媒を開発することができました。しかし再現性が悪いという問題があり、実験操作の改良を試みても改善しませんでした。私は物質自体に固執していることに気づき、触媒自体にアプローチすることにしました。具体的には、大気中で不安定な出発物質を用いていることが再現性の悪い原因と考え、安定な物質を出発材料に用いることにしました。また、添加物質の分散度を向上させるため、従来は物理混合により調製していた触媒を液相法により調製することを検討しました。その結果、再現性を克服した上、従来よりも高性能な触媒を開発できました。この経験から、既存の方法にこだわらず、多角的な視点から問題解決に取り組むことの重要さを学びました。 二つ目は100人規模の陸上競技部を取り仕切る幹部を務めた経験です。私が幹部を務めた年に新入生が40人以上入部したことで、大学対校戦に出られない部員が増加しました。大学対校戦出場という目標が遠くなった部員は、モチベーションの低下により自主練習が減り、強い選手との差が更に開いてしまうことが懸念されました。私は気軽かつ明確な目的をもって自主練習に取り組める環境を作ることでこの問題を解決できると考えました。まず定期的にミーティングを開催し、部員それぞれの長所・短所に関する意見交換を行いました。そして課題を明確化させ、その克服に必要な練習を認識させました。また、部員の自主練習計画をオンラインで共有することで、それまで個人で行っていた練習を気軽に一緒に行えるようにし、常に切磋琢磨できる環境を作りました。その結果、自主練習が活発に行われるようになり、部全体を活気づけることに成功しました。この経験から、チームを高められる環境を自ら作り出す姿勢を身につけることができました。

一番のPRポイントは何ですか?(性格、経歴等何でも結構です)理由と併せて記入してください。(250字)

私は逆境の中でも前向きに努力できる人間です。大学の陸上競技で怪我をした際、走れない期間を逆にチャンスと捉え最大限利用することに決めました。私は自分の弱点を克服するため、上半身の筋力強化、陸上の勉強を行いました。また、動画で自分の走りを分析し、改善点の研究も行いました。その結果、筋力面ではベンチプレスで15kg以上自己ベストを更新しました。また、知識面の強化により自分の長所と短所が明確になり、より理論的に練習を組み立てることができました。こうして弱点を克服し、復帰直後に自己ベストを更新できました。

得意科目(50字)

触媒化学です。実際の研究においても表面分析や速度論的解析を行い、触媒性能の評価をしています。

趣味・特技(50字)

中学生から続けている陸上競技です。市民大会での入賞を目標に練習しています。

各質問項目で注意した点

結論を最初に書くように心がけた。

結果通知時期および結果通知方法

結果通知時期:2~3日以内 結果通知方法:マイページ上