登録者情報
ニックネーム:んちぴ
北海道大学大学院 工学院 / 22卒

選考企業情報
企業名:東京エレクトロン株式会社
職種:エンジニア
インターン参加:参加していない
最終選考結果:最終選考通過(内定)

エントリーシート

◆東京エレクトロンを志望する理由(入社したら、どんな仕事で、どんな風に活躍したいかも含めて)

プロセスエンジニアを志望します。自身の材料研究の経験を活かせる可能性を感じた点と、広く深い知識を掛け合わせたオリジナリティのある仕事ができると感じた点が理由です。私は研究活動で多角的な知識が研究で役立つことを実感しました。例えば、研究の新規性は、他の学問領域の知識がなければ「なぜ新しいのか」という点に説得力を持たせることが出来ません。具体的には、私の研究の新規性は、今まで無視されてきたエネルギー領域の中性子を用いている点です。これは、私の専門外である物性物理学や原子炉物理で、どのように中性子が用いられているかという知識がなければ「新しい」とは言えません。さらに、他分野の学会に参加することで自身の研究のアイデアを頂くことがありました。以上の経験から、貴社で働くことで半導体業界全体を支え、社会貢献していきたいと思います。

◆自己PR

物おじせず、失敗や恥を恐れず挑戦できます。そのために目的意識を持つようにしています。具体的には、研究活動で海外の研究所に働きかけた経験があります。この動機は、自身の研究成果に説得力を持たせるためには、説得力のある実験データが必要と考えたことでした。そのために、実績のある海外の大型施設で実験を行いたいと考えました。初め、担当教授には学内の研究施設での実験を勧められました。そこで、学内の研究施設には適切な装置がないこと、海外の施設には実験に特化した装置があることを調べ、もう一度相談したところ、説得に成功しました。施設の利用状況を理由に断られることもありましたが、自身の研究の有用性を信じ依頼を続けました。結果、2つの研究所から共同研究として実験データを取得することが出来ました。この経験から、目的意識を持ち挑戦し続けることを自身の持ち味として仕事に活かしていきたいと思います。

◆力を注いだ科目または研究テーマの概要

電子を用いた温度解析技術を開発しています。これにより、材料や機器内部の温度を非破壊非接触で実測でき、温度を考慮した設計に役立ちます。例えば電子機器は、部品が組み合わさった状態で温度測定を行い、発熱や排熱を考慮した設計をする必要があります。私の提案する手法では、電子の高い物質透過能力を活かし、機器内部の温度の実測が可能です。この研究の新規性は、従来の実験では利用されない、低いエネルギー領域の電子を利用する点です。研究内容として、試料の反応エネルギーから温度を導出するプログラムを開発しました。またその過程で、従来常識的に使われてきた温度関数が誤りであることを発見しました。さらに海外施設で実験データを取得し、その温度関数の補正パラメータの導出にも成功しました。

結果通知時期および結果通知方法

結果通知時期:2~3日以内 結果通知方法:電話