登録者情報
ニックネーム:な
大阪大学大学院 理学研究科化学専攻 / 24卒

選考企業情報
企業名:中外製薬株式会社
職種:研究職
インターン参加:短期インターン参加
最終選考結果:最終選考通過(内定)

エントリーシート

あなたの強みを活かすことで、当社にどのような貢献ができると考えますか?ご自身の強みとあわせてご記入ください。(800文字以内)

私の強みは、負けず嫌いで、結果が出るまで諦めずに根気強く努力を続けられる点です。この強みは、研究活動において発揮されました。現在、私は糖鎖とタンパク質が結合した、糖タンパク質の新規合成法の開発を行っています。これには前任者が一年間取り組んでも、実現しなかった反応を実現させることが必要でした。この反応は、失敗要因の特定が困難であるため、諦めずに試行錯誤を繰り返し、成功の条件を見つけるしかありませんでした。周囲はこの反応を成功させるのは困難ではないかと評しましたが、私はそれに対して対抗心を燃やし、何としてでも実証したいと考えました。そこで休日にも研究室へ行き、何度も反応条件を変えて挑戦することで、根気強く改善を行いました。また、毎日論文を読んで情報を集めたり、教員や先輩との議論を通して多角的な視点から考察を行いました。その結果、半年でこの反応を成功させることができ、糖タンパク質の新規合成法の開発に一歩近づきました。 上記の強みは、高い技術力を持ち、新薬を創出し続けている貴社の創薬研究において、新しい価値を付与した新薬の開発に、大いに貢献できると自負しています。創薬研究では、数年はおろか、10年、20年かけてようやく新薬開発に成功することがほとんどです。そのため、新薬開発には並大抵ではない努力と継続力が必要になると考えています。また、近年の医療業界では、低分子化合物を中心として、創薬ターゲットが枯渇しつつあります。そのため、既存の研究手法の応用のみでは、新薬の創出は困難です。そこで私の根気強さを活かし、世の中にまだない新技術・新価値の創出を目指して、予想通りの結果が出ない時にも、諦めずに挑み続け、最終的に新薬を待ち望む患者様の笑顔に貢献したいです。また、このような貴社での創薬研究を通して「化学の力で、人々の暮らしを根底からより豊かにしたい」という私の目標を達成したいと考えています。

各質問項目で注意した点

自身の性格・特徴を明確に伝えるとともに、それを企業でどう活かせるのかを、論理的に伝えるように心がけました。

結果通知時期および結果通知方法

結果通知時期:2週間以内 結果通知方法:マイページ上

インターン参加内容

インターンシップ名

ジョブ型インターンシップ

インターン参加企業を知ったきっかけは何ですか。

ホームページ

どういった基準でインターンを選びましたか。また他にどんなインターンを受けていましたか。

自身の化学の知識や技術を活かせる会社か、研究に力を入れている会社か、もっとその企業を知りたいと思える会社か、やっている研究に興味を持てる会社かを基準に選びました。他には化学メーカーや食品会社などのインターンも受けました。

このインターンを受けるにあたり特に工夫したことはありますか。

他の企業ではあまり聞けない、創薬研究の裏側などを聞く機会があったので、知識を深めるとともに、その後の面接で聞けそうな質問も考えながらインターンに参加するように心がけました。また、部署ごとのインターンシップだったので、その部署と他の部署との違いも考えながら参加しました。

インターンを受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。

創薬に関しては、専門外の点も多かったので、創薬研究の基礎的なことを勉強してから参加すれば、より身になったのかなと思います。

実施日程および場所

実施日程:12月から1月のうち、5日間 実施場所:オンライン

インターンの形式

実務体験

インターン期間

5日間

参加社員数および参加学生人数

参加社員数:各々の部署の部長、人事 参加学生数:全体で120人ほど

参加学生の属性

旧帝大の修士学生が多い

インターンで取り組んだ課題・業務の具体的な内容

インターンシップの3日目に、個人課題に関する説明があります。「創薬プロジェクトを提案するための個人でのアイディアクリエーションと議論の体験」がテーマです。部署ごとに違うと思いますが、「面白い・興味深いと思う生命現象について、その内容、なぜ面白い・興味深いと思うのか、未解明な部分とそれを明らかにするための実験提案、更に可能なら創薬の提案」をスライドにまとめ、発表を行いました。

ワークの具体的な手順

個人課題なので、インターンシップの時間外で、調べたり、まとめたりする必要があります。

インターンの感想・注意した点

かなり時間のかかることを、非常に短時間でまとめて、発表できる段階にする必要があったので、かなりハードでしたが、いい体験になりました。部長からの質問も的確なので、いかに論理的に詰めていけるかが重要だと思います。

懇親会の有無と選考への影響

なし

インターンシップ参加による、本選考での特典(一部選考免除)などがありますか。

インターンシップの5日目が一次面接

インターン中の社員との交流

インターンシップの4日目に、部長と研究職員、自身と他のインターンシップ生(2人)で、個人課題の中間発表会が行われます。そこで、部長や社員から、アドバイスであったり、もう少し詰めるべき点などを提案していただいたりする機会がありました。

インターン前の企業・業務・社員に対するイメージ

製薬会社ということもあり、堅い人が多いイメージ

インターン後の企業・業務・社員に対するイメージ

真面目だが、ユーモアのある人が多い印象