登録者情報
ニックネーム:T
広島大学大学院 先進理工系科学研究科 / 24卒

選考企業情報
企業名:三菱重工業株式会社
職種:技術系職種
インターン参加:短期インターン参加
最終選考結果:最終選考通過(内定)

エントリーシート

当社志望理由をご記入ください。(500文字以内)

私が貴社を志望する理由は三つあります。一つ目は貴社の社員と職場のレベルの高さです。私はインターンシップで貴社にお世話になった際に実習で製造現場を歩き回り、社員の方にお話を聞いて回る機会がありました。そこでは社員一人一人が深い知識を持ち、またお互いに教え合うことで互いを高めあっていました。また、職場も常に整理整頓が行き届いている非常に良い環境であり、ここで働くことができればどこよりも自分の能力を発揮し、貢献していくことができると考えました。二つ目は貴社のものづくりは社会を支えることができるということです。貴社は電力や交通機関など街の基盤となるような製品をつくっています。更に環境問題などに対処する新たな製品開発も行っており、非常に魅力的だと考えています。私も社会を支える仕事をしたいので、貴社で社会を長く支える仕事をしたいと考えています。三つめは世界で活躍できるということです。私は大学院一年生の夏にタイへ研究のため留学し、現地の学生や研究機関の方と研究を行ってきました。出張や駐在など世界中で仕事をする機会がある貴社で私の留学の経験を活かしていくことができると考えています。

配属予約(マッチング)希望先の中で強く希望する分野があれば、理由とともにご記入ください。(500文字以内)※複数分野記入可

私はエネルギー分野の事業を志望します。中でもET&P製品関連事業分野で大型ガスタービンの製造に携わることを強く志望しています。貴社は日本で唯一の大型ガスタービンの開発から製造まで行うことのできる企業です。そして、製造されたガスタービンを組み込んだGTCCシステムは世界一の効率をもち、世界中で発電を通じて社会を支えています。加えて、2040年カーボンニュートラルを目指して水素混焼・専焼タービンの開発を目指すなど、今後も世界一であり続けられるような努力も欠かしておらず、将来性もあると感じています。また、私は実際にインターンシップで高砂製作所のブレード・燃焼器製造部にお世話になり、ガスタービンの製造現場を見て回り、生産技術職を体験させていただきました。生産技術職は実際に作業を行う現場の方のお話をよく聞きながら考えていくお仕事で、様々な人と協力して仕事をしたいと考えている私にあっていると感じました。また、何よりも多くの方と協力し、図面から製品を形にしていく生産技術職は私にとって非常に面白いお仕事でした。以上から、貴社で世界一のガスタービンの製造に携わることで世界を支えていきたいです。

周囲と協力して、大きな目標を達成した経験を簡潔に教えてください。 (100文字以内)

大学入学後から高校生向けの金融経済の知識を競うクイズ大会の運営スタッフをしており、他のスタッフと協力して高校生が楽しめる大会をコロナ禍も含め開催させ続けてきました。

前項で回答した経験について、下記の3つの要素を交えて詳細を教えてください。(1)目標達成に向けた1番の課題 (2)課題に対する工夫・努力 (3)経験からの学び(400文字以内)

私が携わったクイズ大会では毎年ルールを新たに考え、これまでにない大会をつくり続けています。また、スタッフの人数が多いため、役割に応じていくつかの班に所属しています。そのため、班ごとに調整が必要でなかなか話が進まないことや、他の班の仕事を理解していないことで新たなルール案を考えても実行不可能な案が乱発するといった課題がありました。そこで、私は普段から多くの人と交流をとり、またほかの人にも呼びかけ、他の班が何をしているのかを互いに教え合うように努めてきました。その結果、近年では班ごとの意見対立が減り、企画から決定までのスピードが速くなりました。この経験から、組織の内部でのコミュニケーションの欠如は意思決定に大きな影響があること、お互いへの理解が非常に大切であるということを学びました。また、何かを考える際には自分の管轄以外でも問題が起きないか、事前によく考えることの重要性を学びました。

研究の目的・概要(500文字以内)

現在、化石燃料の利用による二酸化炭素排出が地球温暖化などの問題を引き起こしています。そのため、バイオマスを始めとした再生可能資源の活用が必要です。しかし、バイオマス利用には何らかの変換技術が必要であり、私の研究は高温高圧の水中でバイオマスを水素やメタンを含んだガスに変換させる超臨界水ガス化という技術についてです。しかし、超臨界水ガス化は固体生成物の副生によって完全にガス化できない問題があります。この固体は昇温中の低温域で生成するため、急速昇温によって低温域の時間を減らすことで完全にガス化できると考えられています。そこで、私は誘導加熱を用いることでコンパクトかつ急速昇温可能な装置を考え制作しました。現段階では研究室にある従来の装置と比較して約50倍の昇温速度を達成できましたが、死容積の影響により一部の水が凝縮し十分に圧力が上がらないため超臨界ガス化を起こせず、完全にガス化させることができませんでした。そのため、現在は死容積の影響低減や内部の圧力を十分に保ち、目標通り装置が動くように原因究明と改良、実験を繰り返しています。その後、昇温速度とガス化率の関係を調べることを目標としています。

各質問項目で注意した点

インターンシップへ参加した経験なども盛り込むように心がけて書きました。また、研究についてなどはあまり知識がない人でもわかりやすいように専門用語を多用しないように気を付けました。

結果通知時期および結果通知方法

結果通知時期:2週間以内 結果通知方法:マイページ上