こんにちは。理系就活情報局です。

理系と一口に言っても、学科が異なれば専門性はもちろんのこと、進路先も異なります。

「よく理系は就職活動に強いって言うけれど、物理学生もそう?」

「物理学科で学んだ知識を活かせる仕事って何?」

いざ将来を考え始めた時、ふと立ち止まってしまう方もいるのではないでしょうか。

そんな悩みを持つ理系学生に向けて、今回は物理学生の就職先として人気の業界や就活対策を紹介します!

就職先の業界や職種を悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください!

物理学科が社会で活かせる長所とは? 

物理学科が社会で活かせる長所とは? 

まずは、就職活動で活かせる物理学生の長所について確認しましょう。

論理的思考力

物理学科が社会で活かせる長所の1つ目は、論理的思考力です。

物理学は、自然現象や物質について普遍的な法則や理論をもとに見出していく学問です。

物理学の主な分野に、力学・電磁気学・熱力学・量子力学・統計力学があります。

各専門分野において、物理学生は、基礎から応用、理論から実験まで幅広く対応できる力を身につけます。

実験で得られたデータをもとに論理的に分析し、理論を構築していく物理学生の論理的思考力は、どんな業界でも必要です

また、論理的思考力は、プレゼンや営業力にも通じます。

客観的なデータを筋道を立てて説明できる能力は、専門性が高い仕事こそ求められるものです。

就職活動では、「筋道を立てて物事をロジカルに考える能力」を実際の業務と関連付け、具体的にどのように役立つかをアピールすると良いでしょう。

物事を突きつめて考える力

物理学科が社会で活かせる長所の2つ目は、1つの物事を突きつめて考える力です。

物理学生は、専門分野の勉強や研究を通して、自然現象や法則が「本当に正しいものなのか」「その現象の本質とは何か」と追求します。

理論に基づいた仮説と実験をくり返しながら行う研究は、必ずしも短期間で結果が出るものではありません。

「長期間にわたって課題に熱心に取り組み、成果を目指す力」は、物理学生が思っている以上に社会で求められるスキルです。

就職活動では、「課題に意欲的に取り組み、成果を導き出す力」を成長力や熱意と結びつけてアピールしてみましょう。

物理学科に人気の業界

物理学科に人気の業界

IT

物理学科の理系就活生に人気の業界1つ目は、IT業界です。

IT業界は、物理学生が持っている「プログラミングスキル」や「論理的思考力」、「統計学などの数学的知見」が活かせます。

システムやネットワークの構築だけでなく、ますます需要が増しているビッグデータを解析するスキルを持つ人や、IoT化で注目を集めるアルゴリズム化に取り組んできた人にもオススメです。

メーカー

物理学科の理系就活生に人気の業界2つ目は、メーカー業界です。

メーカー業界では、自分が専門とする知識を活かして、製品の開発や改良に携わります。

そのため、大学時代に学んできたことが直結する仕事がしたい人にオススメです。

「モノづくりがしたい」人や、「自分の能力を用いて社会や人に影響を与えたい」人にも向いているでしょう。

主なメーカーの種類としては、電機メーカーや半導体メーカー、医療機器メーカーや化粧品メーカーなどがあります。

金融・コンサル

物理学科の理系就活生に人気の業界3つ目は、金融・コンサル業界です。

金融・コンサル業界は、一見物理学とは関係ない印象があるかもしれません。

この業界は、ビッグデータをはじめとするさまざまな情報を分析することで成り立っています。

学生時代に培った「データに基づいた高い分析力」と「論理的思考力」を持つ物理学生は、金融・コンサル業界で専門性を大いに活かせるでしょう。

金融・コンサル業界は、企業の経営層と関わる仕事や、規模の大きな仕事をしてやりがいを感じたい方に向いています。

関連記事:金融業界に入りたい!三菱UFJ銀行を例に見る理系の就活

教育

物理学科の理系就活生に人気の業界4つ目は、教育業界です。

理科や物理の教師や塾の講師として物理学の魅力を伝えるのも、専門性を活かす道の一つです。

教育業界は、「物理学の面白さを伝える仕事がしたい」「直接人と関わりあいながら、社会の役に立ちたい」人に向いています。

専門性を軸にやりたい仕事について考えたとき、「製品や技術よりも人に関わることでやりがいを感じたい」と感じたならば、一度検討してみると良いでしょう。

物理学科に人気の職種

物理学科に人気の職種

システムエンジニア

物理学科の理系就活生に人気の職種1つ目は、システムエンジニアです。

システムエンジニアは、クライアントのニーズをもとにシステムの設計・開発を行います。

システムエンジニアの仕事は、プログラミング力と併せて、筋道を立てて課題解決に取り組む能力が問われます。

その点で、「論理的思考力」や「物事を俯瞰して観る視野」を持つ物理学生は向いているでしょう

システムエンジニアは、プログラミングを学んだ人や、コツコツと課題解決に取り組むのが得意な方にオススメです。

関連記事:【理系就活】システムエンジニアになりたい!仕事内容を基本から徹底解説

研究開発職

物理学科の理系就活生に人気の職種2つ目は、研究開発職です。

研究開発職は、メーカーなどで新しい製品の開発や製品開発のための技術研究を行います。

メーカーには、家電を中心にさまざまな事業を展開する「電機メーカー」や世界的な市場規模の大きい「半導体メーカー」や、高年齢化に伴いニーズが増す「医療機器メーカー」などがあります。

化学が専門であれば化粧品メーカーを、生物学専門なら製薬会社を目指すのも良いでしょう。

「自分の専門性が直結する仕事をしたい」人に、研究開発職はオススメです。

関連記事:研究職とは?開発職との違いや種類、魅力も解説

クオンツ

物理学科の理系就活生に人気の職種3つ目は、クオンツです。

クオンツは、株価や企業の業績をはじめとする膨大なデータを数値化して、統計学的手法や数学的理論によって将来の市場を予測・分析します。

その予測結果をもとに投資に関する戦略を立て、金融商品の考案や開発を行うまでが、クオンツの仕事です。

クオンツは、銀行や生命保険、証券会社やITコンサルタントなど、金融業界の幅広い業態で活躍できる職業です。

仕事の内容は所属する金融機関によって異なりますが、数学・統計学・計算科学を使用する点では共通しています。

「物理学科で得た知識を使って、大きな規模の仕事をしたい」で「自分の能力を試して成長し続けたい」方に、クオンツはオススメです。

物理学科が押さえておきたい就活対策

物理学科が押さえておきたい就活対策

これまで、「物理学科が社会で活かせる長所」から「物理学科で人気の職種」まで解説してきました。

就職活動に悩んでいた方も、自分の進みたい業界や職種が絞り込めてきたと思います。

最後に、物理学科が押さえておきたい就活対策について解説します。

専門性をどのようにアピールするのか考える

物理学科が押さえておきたい就活対策1つ目は、専門性をどのようにアピールするのか考えることです。

物理学生は、大学時代に学んだ専門知識をさまざまな業界で活かせるポテンシャルを持っています。

一方で、研究開発職のように専門性が仕事内容に直結しない進路を選んだ場合は注意が必要です。

自分の志望動機を明確にして、自分の強みがその企業でどのように活かせるのかを説明できるようにしましょう

「専門性をどのように仕事に活かせるのか」を説得力を持つ言葉でアピールできれば、面接官に熱意を伝えることができます。

インターンシップでミスマッチを防ぐ

物理学科が押さえておきたい就活対策2つ目は、インターンシップに参加してミスマッチを防ぐことです。

志望度が高い企業がある人や、複数の業界を検討している人は、ぜひインターンシップに参加しましょう。

インターンシップでは、データからは分からない企業の雰囲気や社風、社員の仕事スタイル、業務の流れなど、直接触れなければわからない情報がたくさん得られます。

インターンシップで実際に業務の一端に触れると、「意外とこの業界が向いてるかも」と感じたり、「この会社を第一志望にしていたけれど、自分には合わないかもしれない」とミスマッチに気づくことが可能です。

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プログラミングスキルや資格を取得する

物理学科が押さえておきたい就活対策3つ目は、プログラミングスキルや資格を取得することです。

目指したい業界や職種が明確になったら、将来的に役立つスキルや資格を身につけましょう。

特に、IT業界に進みたい方は、プログラミングについて基礎的な力を養っておくことをオススメします。

スキルや資格の勉強をしていれば、就職活動でアピールすることが可能です。

もし資格取得まで至らなかったとしても、「その仕事に対する熱意」を示せます。

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まとめ

物理学科の学生は、専門性に直結する仕事から理系的な素養を活かせる仕事まで、自分が活躍するフィールドを選べす。

大学で学んだ知識の活かし方が進む道によって変わってくるからこそ、業界研究やインターンシップへの参加が大きな意味を持ちます。

「将来自分が何をしたいのか?」をしっかり突きつめて考え、志望業界や目指す職種を決めていきましょう!