NTT都市開発は、NTTの街づくりを担う中核の企業です。
デペロッパーや不動産業界を志望する方のなかには、NTT都市開発の規模感に魅力を感じて、志望する方は多いのではないでしょうか。
NTT都市開発は魅力的な就職先である一方で、エントリーの多さから選考が厳しくなることはいうまでもありません。
多くの学生から内定を勝ち取るためには、採用したい学生と思わせる自己PRが必要です。
今回はNTT都市開発向けの自己PRの作り方と自己PRで評価されるポイントを解説します。
NTT都市開発を受けようとする方で、自己PRの作成に不安を感じている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
NTT都市開発とはNTTグループ唯一のデベロッパー
NTT都市開発は、NTTグループのなかで唯一のデペロッパーとして、街づくりの中核を担っています。
デペロッパー志望の学生はもちろん、NTTグループの安定性に魅力を感じて応募する学生は少なくありません。
厳しい競争を勝ち抜くに、まずは選考の情報を押さえておく必要があります。
本章では、NTT都市開発の選考情報を解説します。
NTT都市開発の求める人物像
NTT都市開発では、求める人材の特徴を以下としています。
- ・幅広い分野への興味を持つ方
- ・高いプロ意識を持って成長できる方
- ・成長に貢献してくれる多様な経験・知識のある方
総合職の募集が基本としていることから、総合力を高めたい人材を求めている傾向にあります。
参考:NTT都市開発 FAQ
NTT都市開発の採用倍率
デベロッパーとして大手クラスであり、NTTグループに所属している魅力から、NTT都市開発は人気の企業です。
NTT都市開発の採用倍率は、約50倍とされています。
一般的な採用倍率が2〜3倍とされていることを考慮すると、内定を勝ち取るのがいかに難しいかがわかります。
NTT都市開発の選考フロー
就職難易度の高いNTT都市開発の内定を勝ち取るには、選考対策に万全を期す必要があります。
最初の一歩として、NTT都市開発の選考フローを抑えることから始めましょう。
NTT都市開発の選考フローは以下のとおりです。
- 1.書類選考
- 2.適性検査
- 3.グループディスカッション
- 4.1次面接
- 5.2次面接
- 6.社員座談会
- 7.最終面接
NTT都市開発向けの自己PRで評価されるポイント
各企業は自社と相性の良い学生を採用したいことから、各企業で自己PRの評価ポイントは異なります。
NTT都市開発に刺さる自己PRを作るには、同社がどのようなポイントを評価するのかを把握しなくてなりません。
本章ではNTT都市開発向けの自己PRで評価されるポイントを解説します。
NTT都市開発の行動指針に合致する人柄である
NTT都市開発では、以下の行動指針を示しており、指針に合致する学生には高い評価を下すと考えてよいでしょう。
行動指針を読み取ると、チャレンジ精神や粘り強さなどのキーワードが自己PRのポイントになります。
- ・常に新しい価値の創造を考え、当社らしさを追求しよう
- ・常に多様性を尊重し、多様な価値を生み出そう
- ・成功するまで、あきらめることなくチャレンジしよう
- ・失敗しても次に活かせば成功と同じ
自己PRを作る際には、上記の行動指針を意識して内容を構成しましょう。
参考:NTT都市開発 行動指針
入社後の活躍をイメージさせる内容である
自己PRには学生の人柄を伝える以外にも、入社後にどのような活躍ができるかを伝える役割もあります。
NTT都市開発に入社後、強みを生かして、どのように活躍するかをイメージさせる内容にしましょう。
データや数値を用いると、アピール内容にリアリティが増すため、企業側も活躍をイメージしやすくなります。
NTT都市開発向けの自己PRの例文4選
NTT都市開発では、チャレンジ精神や粘り強さを持つ方を求める傾向にあります。
本章では、NTT都市開発向けの自己PRの例文を4つ解説します。
上記の強みをアピールする内容を含んでいますので、ぜひ参考にしてください。
NTT都市開発向けの自己PRの例文:チャレンジ精神をアピール
私の強みは、どのような状況でも前向きに取り組めるメンタリティーです。
両親の影響から長期休暇は、地域の子どもたちへのボランティア活動に従事しています。
大学3年の夏休みにはキャンプに同行することになり、サバイバル実習をすることになりました。
サバイバルの経験はもちろんキャンプの経験がないため、何もかもが手探り状態で実習が始まりました。
経験者の方にアドバイスをもらいつつ、子どもたちにわかりやすいような言葉に変えて、キャンプの準備を進めていきました。
ご飯や寝床の用意で黒くしましたが、非日常的な体験や自分で考えて行動することに対して、子どもたちの反響は良く、良い体験をさせられたと思っております。
私は未経験のことにも積極的にチャレンジし、周囲の人と協力をしながら、目標に進めます。
御社に入社後もチャレンジ精神を活かして、御社に貢献したいと考えております。
NTT都市開発向けの自己PRの例文:主体性をアピール
私の強みは主体的に取り組み、目標を達成する行動力です。
大学では、特定状況下における流体力学のデータ解析を研究していました。
従来のデータ解析方法では時間がかかりすぎるため、新しい手法を模索していました。
海外の論文や最新テクノロジーを調査しながら、実験を繰り返すことで、望んだ結果が出るようになりました。
研究結果はもちろん、研究室の教授からは研究に対する積極的な姿勢を評価していただきました。
大学での研究を通して、積極的に行動することの素晴らしさを実感し、また自身の行動力に自信が持てるようになりました。
御社に入社後も、積極性を生かして、各業務に取り組み、御社の発展へ貢献していきたいと考えております。
NTT都市開発向けの自己PRの例文:諦めない力をアピール
私の強みは、どのような状況でも諦めずに取り組む姿勢です。
もとより強みと感じていましたが、昨年参加したコンサルタント企業のインターンシップでより一層磨かれました。
インターンシップでは、企業の課題解決を担当することになりましたが、有効な解決策が出せずに苦労しました。
ギブアップする方が多いなか、何か方法はないかと粘り強く調査と検証を続けて、何とか解決策を提示できました。
結果として、私の解決策は高く評価していただき、実際のクライアントへ提案することになりました。
御社に入社後も困難な課題に立ち向かっていき、粘り強く取り組み、解決を目指します。
NTT都市開発向けの自己PRの例文:好奇心をアピール
私の強みは、新しいことに興味を持ち、積極的に動ける行動力です。
大学では流体力学の研究に携わる一方で、ニュースで目にしたアグリテックに興味を持ち、同じ大学の研究室を訪ねました。
流体力学とは異なる分野でしたが、アグリテックの分野は新鮮で、学習・研究にのめり込むようになりました。
二つの研究を掛け持つのはとてつもない忙しさでしたが、別分野の研究から得られた視点は元の研究で大いに役立っています。
御社に入社後も、業務に積極的に関わり、常に自分を進化させていきます。
積極的な私の姿勢は、組織全体に良い影響を与えられると自負しております。
NTT都市開発向けの自己PRの作り方
アピールポイントを見つけられた一方で、自己PRの形にできず、困っている方は少なくありません。
本章ではNTT都市開発向けの自己PRの作り方を解説します。
自己分析を通じてアピールポイントを整理する
自己PRで押し出すアピールポイントが決まっている場合でも、いきなり文章作りをせずに強みの整理からおこないましょう。
大学・大学院生までの生活を振り返り、自信のあることや褒められた出来事を思い出して、強みを挙げていきます。
新たに見つけた強みが、NTT都市開発向けにアピールしやすい強みとなる可能性があります。
自己分析を通して思いつかない場合は、家族や友人に聞くのもよいでしょう。
アピールポイントが伝わるエピソードを整理する
自己PRで用いるアピールポイントを決めたら、アピールポイントが伝わるエピソードを整理します。
同じアピールポイントでも、エピソードによって印象が変わるため、エピソードの存在は重要です。
用意するエピソードは、数字やデータを交えた具体的な内容にするように意識しましょう。
アピールポイントを仕事にどのように生かすかを考える
自己PRは学生の人柄を伝えると同時に、入社後に活躍できることをアピールする効果があります。
たとえば、粘り強さをアピールポイントとしている場合、業務はもちろんスキルアップにも粘り強く取り組むことをアピールします。
すると企業側は、すぐに戦力になってくれる学生との良い印象を持ちます。
アピールポイントを生かして、企業でどのように活躍するかを考えましょう。
PREP法でまとめる
NTT都市開発向けの自己PRの材料が集まったら、PREP法でまとめて完成させます。
- ・Point(要点):自身の強みを説明
- ・Reason(理由):強みと思う理由を説明
- ・Example(具体例):強みを発揮できた場面・環境を説明
- ・Point(要点):強みをふまえてNTT都市開発でどのように活躍するかを説明
NTT都市開発向けの自己PRの注意点:エピソードに具体性を欠かさない
NTT都市開発は高い倍率からもわかるとおり、選考を通過するのは非常に厳しい企業といえます。
他の学生より良い印象・強い印象を与えるには、クオリティの高い自己PRは欠かせない要素といえるでしょう。
自己PRのクオリティを左右するうえで重要なのは、エピソードの具体性です。
具体性が高いほど、自己PRの内容を身近に感じるため、アピール内容が刺さりやすくなります。
自己PRの具体性を上げるポイントは以下のとおりです。
- ・データや数字を用いて成果や取り組みを見える化する
- ・5W1Hを用いる
- ・誰でも理解できる言葉/用語を用いる
デベロッパーを目指すならスカウトサービスの利用を
デベロッパー業界を目指す場合、就職ナビサイトからの応募を思いつきますが、スカウトサービスからデベロッパー業界と接触する方法もあります。
スカウトサービスとは、学生のプロフィールを基に企業が学生へオファーを送るサービスです。
学生はプロフィールを登録するだけでよいので、効率的な就活ができるメリットがあります。
スカウトサービスを利用すると思わぬ企業との出会いもあり、デベロッパー業界の企業と出会うことも可能なため、おすすめです。
数あるスカウトサービスの中で、理系学生におすすめのスカウトサービスは『TECH OFFER』です。
『TECH OFFER』は理系学生に特化したサービスであり、デベロッパー業界の企業も利用しています。
効率的な就活をしたい方、デベロッパー業界の企業と出会いたい方は、ぜひこの機会に登録してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回はNTT都市開発向けの自己PRの作り方と自己PRで評価されるポイントを解説しまいした。
今回解説した内容をまとめると以下のとおりです。
- ・NTT都市開発は人気なことから選考は厳しい
- ・NTT都市開発向けの自己PRではチャレンジ精神や粘り強さがキーワードになる
- ・NTT都市開発向けの自己PRは具体性の高い内容にする
NTT都市開発の手がける仕事は規模感が大きく、非常に魅力的です。
NTT都市開発を目指す方で自己PRの作成に不安がある方は、ぜひ本記事を参考に自己PRを作成していただけますと思います。