理系でも、人と関わる仕事に就きたい方は多いのではないでしょうか。しかし、コミュニケーション能力不足の懸念から、断念する方もまた多いものです。実際のところ、理系は人と関わる仕事に就くことが可能なのか、まずは事実から確認していきましょう。

本記事では、就活の方針に不安を持つ方に向けて「理系は人と関わる仕事ができるのか?おすすめの仕事5選と志望企業の見つけ方」について解説します。

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理系でも「人と関わる仕事」ができる?

理系でも「人と関わる仕事」ができる?

結論として、理系でも人と関わる仕事に就けます。さらに理系の強みを活かせば、入社後の活躍だって充分に可能です。まずは、理系でも人と関わる仕事ができる理由を解説します。

企業も話せる人材を求めている

人と関わる仕事に限りませんが、企業側も必要なコミュニケーションがとれる人材を求めています。例えばどんなに良い製品を開発しても、最初から最後まで一人で進める仕事はありません。意図をメンバーや協力者へ伝え、協力することでこそ良い製品を作り出せます。そのため、必要最低限の対話ができる人材が必要です。

だからこそ、人と関わる仕事がしたい意欲を持っていること自体が、就活の強みにもなりえます。この思いがあれば、人と関わる仕事でも充分に活躍できるでしょう。

理系の強みを活かせる

人と関わる仕事は文系人材が多い傾向にあるため、理系ならではの強みをアピールして差別化できます。例えば、数字に強い・論理的思考力がある・分析力がある・専門性を持っていることなどは、理系学生の多くが強みにできる事項です。志望する仕事や企業に紐づけて強みをアピールして、就活を有利に進められます。

コミュニケーション能力は伸びる

対話能力は育てることができるので「人と関わる仕事がしたい」という意欲があれば、今は対話が得意でなくても問題ありません。日常や勤務中に丁寧な対話を意識するだけでも、大きく能力を伸ばせきます。コミュニケーション能力は次第に伸びてくるため、「こんな仕事がしたい」という意欲を大切に就活を進めていくのが大切です。

理系に向いている人と関わる仕事5選

理系に向いている人と関わる仕事5選

では、理系に比較的向いている、人と関わる仕事を5つご紹介します。

セールスエンジニア

IT業界や半導体業界などを始めとした、セールスエンジニアは理系に向いている職種です。クライアントの要望を聞き取り、自社の技術者へ伝えることもセールスエンジニアの役割のひとつ。人と関わる仕事が中心となる、やりがいのある仕事です。技術者の気持ちや考え方を理解しやすいなど、理系の強みを活かせるでしょう。

教師・教授

数学・生物・化学など理系教科を中心とした、教員や教授を目指すことも可能です。人の成長に関わることができる教職は、喜びを感じながらやりがいを得られます。深く人と関わる仕事を志す人には、まさにぴったりの仕事です。

データサイエンティスト

企業が所有するビッグデータなどを分析するデータサイエンティストも、理系向きの仕事です。データを分析して、幅広いサービスや金融、ITや農業などの分野にも還元できるのがデータサイエンティスト職の魅力。分析結果を製品やサービスに反映させるために、人との関わりが求められる仕事です。

サービス職

販売職や接客、ホテルマンなどのサービス職は、人と関わる仕事の代表格でもあります。一般的には文系が中心ですが、理系でもサービス職に就くことが可能です。理系ならではの視点・専門性を活かして、文系人材には無い魅力を発揮できるでしょう。

研究・開発職

研究職や大手企業などの商品開発職も、人と関わることの多い職種です。研究を進める上で、研究結果や開発案を都度丁寧に共有することが成果の向上に繋がります。プロジェクトが大きくなればなるほど社外スタッフとの仕事も多くなるため、必要に応じた対話能力が必要です。

理系が人と関わる仕事に就くメリット

理系が人と関わる仕事に就くメリット

理系学生が人と関わる仕事を目指すうえでのメリットを把握しておけば、就活をさらに意欲的に進められます。ここでは、代表的な人と関わる仕事に就くメリットを解説します。

文系と異なる視点でアプローチできる

文系人材の多い「人と関わる仕事」だからこそ、理系ならではの強みを活かして働けます。数字に強く、論理的思考のある多くの理系学生は幅広い業種で能力を応用可能です。文系寄りの職場でも理系独自の視点や能力が強みになります。

知見を広げられる

人と関わらない仕事に比べ、さまざまな人との出会いの中で幅広い知見を身につけられます。業務に必要な会話はもちろん、雑談の中から有益な情報を把握できることも人と関わる仕事の魅力です。仕事を通して、人としても成長できるでしょう。

大きなプロジェクトを実現できる

社内・社外メンバーと協力することで大きなプロジェクトを実現しやすいことも、人と関わる仕事に就くメリットです。プロジェクトを実行するためには思いを共有し、共有のゴールに向かって進むことは、対話なしでは成し遂げられません。描いたビジョンを形にできると、仕事をするうえでの大きなやりがいとなるはずです。

「人と関わる仕事」の見つけ方

「人と関わる仕事」の見つけ方

では最後に、具体的な「人と関わる仕事」の見つけ方について解説します。自分に合った、より効率的な手法で進めていきましょう。

自分の好きな業界・得意な分野から探す

長く働き続ける仕事ですので、自分の好きなことや興味のあるものから探し始めることがおすすめです。最初は特定の商品やサービス、特定の分野が好きというもので問題ありません。自分の好きな業界・得意な分野を起点に、自分がどの工程に関わって行きたいのかを掘り下げて分析します。

例えば、「新たなサービスを作りたいなら開発職」「クライアントとサービスの架け橋を目指すならサービスエンジニア」「企画に携わるならデータサイエンティスト」などが挙げられます。好きなことと仕事を結び付けていけば、志望職種を見つけるのは難しくありません。自分自身をしっかり知ることが、良い仕事に出会うための第一歩となります。

就活フェアやインターンへの参加

気になる企業や大まかな希望職種が決まっている場合は、就活フェアやインターンへの参加を通して見つけていくのも良策です。人と関わる仕事を目指すうえで、現場で一緒に働く人を基準に企業選定するのも立派な選定方法のひとつ。事前に現場に触れられれば、仕事に慣れやすいメリットもあります。

また、インターンを通して、実際の仕事に触れておくのも非常に有効です。気になっている職種がどんな役割を担い、どんな仕事をしているかを知れば、おのずと企業選定を進められるでしょう。

逆オファー型求人サイトの活用

志望する企業を増やしたい場合や、そもそも志望企業が見つからない場合は、逆オファー型就活サイトの活用もおすすめです。逆オファー型就活サイトなら、登録したプロフィールを企業が閲覧し、企業側からインターンや本面接のオファーが届くため、効率的に志望企業を見つけられます。

例えば「Techoffer」の場合なら、専攻や研究分野・志望職種や自己PRなど、簡単なプロフィールを登録するだけで利用が可能です。利用した就活生平均で20社以上からのオファー実績がありますので、想像外の企業や職種と出会うこともあります。企業はプロフィールをみてオファーを出していることから、内定率が高いことも大きな魅力です。できるだけ早く登録し、候補となる企業を早期にみつけておきましょう。

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まとめ

本記事では「理系は人と関わる仕事ができるのか?おすすめの仕事5選と志望企業の見つけ方」について解説しました。人と関わる仕事においても、理系学生なら充分に通用するということをご理解頂けましたか?まずは、自分にぴったりの仕事を見つけるべく、本記事の内容を参考に早めのアクションを起こすことをおすすめします。