こんにちは。理系就活情報局です。
「適性検査対策を始めたけれど、よくわからない」
「適性検査が苦手すぎて、なかなか面接に進めない」
就活で必ず一度は受ける適性検査を苦手に思っていませんか?
そんな理系就活生のために、今回は、「適性検査が難しすぎる」と悩む人におすすめの対策法を紹介します!
適性検査に自信がない理系就活生は、ぜひ参考にしてみてください!
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適性検査は難しすぎる?
能力検査に苦労する就活生は多い
適性検査は、「性格検査」と「能力検査」の2つから構成されています。
能力検査では、「言語」「非言語」が出題されます。
非言語問題には四則演算を用いた基本的な計算から図表の情報を読み取る問題、問題文から推論を立てる問題など多様な形式があります。
非言語問題の難易度は中学~高校程度ですが、苦労する就活生も少なくありません。
一つひとつは解き方がわかれば慣れますが、一問当たりの解答時間が短くなるため限られた時間で多数の問題に取り組まなければなりません。
適性検査を難しいと感じる就活生は、「正確な解答と速さのバランスを保つこと」に苦労していると考えられます。
適性検査の結果が悪くても選考に通る場合もある
企業が設けている合格ラインが低かった
適性検査の結果が悪くても、選考に通る場合があります。
企業の採用基準はそれぞれ異なるため、適性検査の合格ラインが高い企業もあれば低い企業もあります。
人物重視の採用をしている企業・面接に重きを置いている企業など、合格ラインを低く設定している場合は適性検査の結果が悪くても次の選考に進みやすいです。
性格検査の結果が企業に合っていた
新入社員の能力よりも性格を重視する企業は、自社が求める人材に合致していれば能力検査が悪くても合格にする場合があります。
仕事のスキルは入社後に習得できますが、個人の性質を変えるのは難しいものです。
企業と就活生にミスマッチがおこれば、せっかく採用コストをかけても転職してしまったり、うまく能力を発揮してもらえなかったりします。
能力検査の成績が低くても、志望企業が人柄を重視していれば、合格できる可能性は十分あります。
適性検査(非言語)でつまずきがちな問題
推論
「推論」は、与えられた情報を分析して計算力・論理的思考力・言語理解力を用いながら必然的に導かれる結論を導き出すプロセスが必要です。
「推論」には、順序・密度・発言の正誤・対戦・位置・平均・内訳の7つの主要なパターンがあります。
解き方が決まっているため、パターンを理解して解き方を習得すれば効率的に問題を解けます。
制限時間内に正確に解答するためには、読み間違いに気をつけて解法を十分に理解しておくことが重要です。
非言語で高得点を得るには、推論を避けて通れません。苦手な方は、積極的に対策しましょう。
場合の数
「場合の数」は、ある事柄の起こりうる総数を探る問題です。
「場合の数」は、答えが何通りあるのかを見極めることが大切です。
「場合の数」は大きく分けて「順列」と「組み合わせ」の2種類があります。
出題パターンには一定の傾向があるため、関連する公式を覚えましょう。
ただし、公式の適用だけでは解けない問題もあります。公式を覚えるだけでなく、仕組みを理解しておくことも重要です。
「場合の数」は難易度自体は高くないものの、公式と併せて柔軟な発想力が求められます。くり返し解くことで、どんなふうに解けばいいのかを理解しておきましょう。
確率
「確率」は、基本的な考え方と創造性が必要なため、苦手とする就活生が多い問題です。
その分、しっかり対策を行えば高得点を獲得でき、他の就活生との差を付けられます。
確率の問題パターンは主に4つです。
・Aが起こる確率
・AかつB
・AまたはB
・少なくてもA
確率の問題は必ずしも難易度が高くないため、問題のパターンを理解した上で対策すれば高得点を目指せます。
集合
「集合」は、複数の情報を活用して答えを見出す問題です。
「集合」は、ベン図をいかに活用できるかがカギとなります。
ベン図を使って情報を整理すれば、複雑な関係性を正しく把握できます。
問題文から自ら適切なベン図を描く必要があるため、まずはベン図を使いこなす練習をしましょう。情報が混在しないよう、ベン図は大きめに描いて数値は集合の中心部に記入することをおすすめします。
「集合」はパターン化されているため、繰り返し演習すれば確実に解答できるようになります。
仕事算
「仕事算」は、複数人で行う作業の所要時間を計算する問題です。
「仕事算」は、小学校から中学校レベルの数学知識(四則演算)で解ける比較的簡単な問題となっています。
「仕事算」を解く際のコツは、全体の仕事量を「1」または仕事を完了できる日数の最小公倍数にすることです。
前者の場合は分数の計算が必要になりますが、後者の場合は計算を減らせます。
両方とも試してみて、解きやすい方法を選びましょう。
適性検査(言語)でつまずきがちな問題
二語の関係
「二語の関係」は、与えられた2つの語の関係性を特定する課題です。
上記の問題を解くには、複数の要素から共通する特性を見抜くことが重要になります。
二語の関係を確認する際は、提示された2つの語がどのような関係性に当てはまるかを考えましょう。
まずは代表的な8つの関係性パターンを徹底的に暗記し、該当する問題を全て正解できるよう正答率を高めておきましょう。
・含む/含まれる:AはDを含む/DはAを含む
・対立する意味:Aに対立する語はBである
・役目:AはBする(AはBのためにある)
・原材料:AはDからできる(Aの原材料はDである)
・同じ意味:AとCは同じ意味である
・仲間(同列):CもDも◎◎の一種だ
・一組(セット):AとCは一緒に使う道具だ
・目的語と動詞:AをBする
問題に取り組む際は、関係性をすぐに認識できるよう繰り返し練習することが鍵です。関係性を瞬時に判断できるようになれば、解答時間を短縮できます。
語句の意味
「語句の意味」は、語彙力を高めることが正解にたどり着く最適の方法です。
語彙を増やすには、適性検査の対策本を活用しましょう。
対策本には、出題傾向を踏まえた語句リストや練習問題が掲載されています。これらを繰り返し解けば、語句の意味を確実に習得できます。
次に、日常的に本や新聞を読むのも重要です。
もし分からない語句があれば、その都度調べてメモするようにしましょう。
さらに、語句の意味を推測する力を養うのも大切です。
選択肢がひらがなのみの問題では、ひらがなの読みから漢字を推測し、意味を考えて回答できる場合があります。
語句の用法
「語句の用法」は、下線部の意味に合致する語句を選択肢から選ぶ問題です。
「語句の用法」は選択肢が複数あるため、語句の意味合いを選ぶ時に迷う人もいます。その時は、格助詞や助動詞に注目すれば効率的に選択肢の絞り込みが可能です。
たとえば、格助詞「で」は手段や場所を表し、助動詞「そうだ」は予測や伝聞を示します。上記のように用法を理解していれば、問題文と選択肢を素早く照合して正解を導き出せます。
また、分かりやすい表現に言い換えるのも効果的です。
問題文の下線部を、設問よりも明確な表現に言い換えてみましょう。
たとえば、「モノレールで行く」を「モノレールという交通手段で行く」と言い換えると、選択肢から解答を絞り込みやすくなります。
文章整序
「文章整序」は、断片的な文章を順序立てて並び替えて1つの完成した文章を作り上げる問題です。
与えられた文の内容や接続詞から文章間の関連性を理解し、正しい順序で構成する力が必要です。
まずは選択肢の文章をよく読み、どの文がどの位置に当てはまるかを見極めましょう。
次に、文頭と文末に来る文を見つけてください。文頭と文末に当てはまる文を先に特定することで、前後の文章との繋がりを把握できます。
接続詞や指示語を手掛かりにすれば、効率的に並び替えの選択肢を絞り込めます。
空欄補充
「空欄補充」は、文章の空所にあてはまる適切な表現を選択肢の中から選ぶ問題です。
解答にあたっては、選択肢を当てはめた際に文章が自然な流れになるかを確認しましょう。
まずは明白な箇所から空欄を埋めていき、わからない箇所は推論で考えていくのがおすすめです。
選択肢を当てはめた後は、文章全体の流れが自然になっているか確認しましょう。
全体の流れがスムーズになっていれば、正答率も上がります。
適性検査が難しすぎる人におすすめの対策法
1冊の問題集をくり返し解く
適性検査が難しすぎる人におすすめの対策法1つ目は、1冊の問題集をくり返し解くことです。
適性検査では、問題のタイプによって、使用する公式や解法が異なります。
問題のパターンを把握できていれば、問題を見ただけでどの公式を使えばよいか、どの解法が適しているかを瞬時に判断可能です。
対策としては、1冊の問題集を繰り返し解くのが最も効果的です。
複数の問題集をこなす必要はありません。頻出する問題パターンを目指して、くり返し解き方を覚えましょう。
基本的な公式を押さえる
適性検査が難しすぎる人におすすめの対策法2つ目は、基本的な公式を押さえることです。
非言語問題は、数学の基本公式を覚えておけば効率的に解けます。
問題集で解けない問題が出てきたら解説を確認して、必要な公式を覚えましょう。
適性検査では、正確かつ迅速に問題を解くことが重要です。
頻出の公式を抑えて、効率的に問題を解く練習をしておきましょう。
解き方を覚えることで苦手を潰す
適性検査が難しすぎる人におすすめの対策法3つ目は、解き方を覚えて苦手を潰すことです。
適性検査が苦手な方は、分野別にアプローチしましょう。
言語・非言語それぞれで得意な分野の得点を最大限に伸ばすとともに、苦手な分野の問題を重点的に対策してください。
苦手な分野を克服していけば、着実にスコアを上げられます。
適性検査が難しすぎる人でも内定は取れる
適性検査はくり返しやれば対策できる
適性検査は毎回異なる問題が出題されますが、出題される問題はパターン化されており、解法を抑えておけば問題をスムーズに解けます。
あきらめずに粘り強く取り組んで、何度もくり返し解いて対策しましょう。
紙の参考書はまず全体を1周してください。次に苦手分野を中心に2周、最後に残る弱点を克服するために3周程度解いておくと不安要素を潰せます。
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くり返し努力しても、適性検査の結果が上がらない人もいるかもしれません。
適性検査が苦手でも、内定獲得は可能です。
適性検査を重視しない企業もあるため、どうしても苦手な方は選考過程に適性検査のない企業を選ぶのも1つの手です。
適性検査対策をする時に理系就活生におすすめしたいのは、スカウトサービスへの登録です。
スカウトサービスでは、企業が学生のプロフィールやガクチカを見て魅力的に感じた学生へオファーを送っています。
就活生個人の魅力を見てもらえるため、スカウトサービスは適性検査の結果に自信がない方にもおすすめです。
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適性検査以外の魅力を前面に出して、自分の可能性を広げましょう。
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まとめ
適性検査は、苦手を克服していけば着実にスコアが伸びる、伸びしろのある課題です。
適性検査に苦手意識のある方は、まずは問題に慣れるところから始めましょう。
就活は、大学卒業後の人生を左右します。
自分らしい未来を描いていくためにも、入念に対策してみてください!