こんにちは、理系就活情報局です。
新卒学生が就活をする際、エントリー時に企業に提出する書類の1つにエントリーシートがあります。
企業によっても質問項目が違い、フォーマットも様々ですが、選考では重要な資料になるため、しっかり書くことが求められます。
しかし、ただ単にエントリーシートを書けばいいというわけではなく、提出前に添削してもらうなど対策が必要です。
この記事では、エントリーシートの添削が必要な理由や、添削してもらう方法などについて解説します。
これからエントリーシートを書く理系学生は、ぜひ参考にしてください。
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エントリーシートに添削が必要な理由
独りよがりな内容にならないようにするため
エントリーシートには、採用担当者に納得してもらいやすい具体性や客観性が求められます。
特に、人気企業には多くの学生のエントリーが殺到し、提出されるエントリーシート数万枚に達することもあり得ます。独りよがりな内容で落とされることを防ぐため、添削してもらうことが大前提となります。
誤字脱字や読みやすさを見てもらうため
誤字脱字や、読みやすさは書いている本人ではなかなか判断できません。
自分では書きたいエピソードや内容がよくわかっているため、読みやすいと感じても他の人が呼んだ場合、何を言いたいのかが伝わらないことも珍しくないのです。
誤字脱字も含め、第三者に見てもらうことでより良い内容にできると考えましょう。
質問内容に的確に答えられているか見てもらうため
自分では質問内容に的確に答えているつもりでも、ズレた回答になっている可能性も考えられます。
別の人の目を通して確認してもらうことで、的確に答えられているかどうか判断しやすくなるでしょう。
エントリーシートを添削してもらうメリット・デメリット
【メリット】第三者の目で評価してもらえる
自分以外の第三者の目で読みやすさや伝わりやすさを判断してもらい、評価してもらえます。特にキャリアセンターの職員や志望企業のOB・OGなどからの評価は、貴重なアドバイスとして生かすことがブラッシュアップにつながるでしょう。
【メリット】自分では気づかなかった誤字脱字などに気付ける
誤字脱字は、何度か見直していてもなかなか気づけないものです。
企業からのマイナス評価にもなりうるため、第三者に見てもらい、正しい言葉遣いや漢字を使えているかどうか確認してもらうことは、自分自身にとって大きなプラスとなります。
【メリット】より良い内容にするためのアドバイスをもらえる
添削は、もっと企業に訴えかけるような言い回しや言葉など、より良い内容にするためのアドバイスをもらう機会になります。
書類や面接での受け答えに関するブラッシュアップは、志望企業に内定をもらうためには欠かせない作業だと心得ておきましょう。
【デメリット】見てもらう相手によっては内容に迷いが生じることがある
見てもらう相手によっては、内容に迷いが生じる可能性があります。
例えば、自分では「論理的思考力をアピールしたい」と思い、エントリーシートで書いたとしても身近な親や友人から「え、もっと別の長所をアピールしたら?」などと言われることも考えられます。
客観的なアドバイスをくれそうな相手を選ぶことも検討しましょう。
【デメリット】厳しいことを言われて落ち込む可能性がある
エントリーシートの出来次第で、厳しいことを言われて落ち込む可能性もあります。
特に、作成当初はそこまで作りこめておらず、自分が想定している以上に厳しい評価をされてしまう恐れもあるため、何を言われても受け止めるくらいの強さを持ちましょう。
【デメリット】添削内容が必ずしも的確ではない可能性がある
添削内容が、必ずしも的確であるとは限りません。
特に、親や友達など志望企業をさほど知らない、または選考について知らない相手の場合はその人の主観で判断し、就活につながる有益なアドバイスをしてくれない可能性もあります。現在の就活をよく知っている相手を選ぶことも必要でしょう。
エントリーシートの添削で得られる効果
自分では気づかなかった視点を取り入れられる
自分では気づかなかった視点を取り入れられるのは大きな利点です。特に、言葉のチョイスや表現方法、文章の組み立てなど第三者ならではの視点からのアドバイスは有益なものとして活用できるでしょう。
ブラッシュアップのヒントを得られる
ブラッシュアップするにしても、どこを変えればいいのか自分ではなか中気付くことができません。しかし、第三者の目線を通すことで、より強調したいい箇所や反応を知ることができ、より良い内容にするヒントを得られるでしょう。
エントリーシートの添削を頼む相手は誰がいい?
大学のキャリアセンター職員
大学のキャリアセンター職員は、卒業生の進路状況や今時の就活状況をよく知っています。場合によっては、志望企業の採用担当者と仲がいいこともあるのです。
また、卒業生が各企業の選考を受けた際の記録なども持っているため、どう書けばいいのか的確なアドバイスをもらいやすいでしょう。
志望企業で働いているOB・OG
志望企業で働いているOB・OGは、まさにその企業の雰囲気や社風などを知り尽くしている人です。
その企業で働いているからこそ感じる印象や情報などを収集し、エントリーシートに落とし込めば、採用担当者も納得しやすいものに仕上がるでしょう。
友人や先輩・親
気軽に頼める相手として、友人や先輩・親が挙げられます。
大学のキャリアセンター職員や志望企業のOB・OGは添削を依頼し、実現するまでに予約やアポイントが必要で、すぐに見てもらうことは難しいことが多いのが現実です。
すぐに見てもらう必要がある場合は、気軽に頼める相手にお願いするといいでしょう。
新卒就活サイトの添削サービス
新卒就活サイトでは、書類の添削サービスをやっているケースがあります。
就活市場をよく知っており、場合によっては採用支援を行っている関係でその企業を熟知している可能性も考えられるため、添削を依頼するにはいい相手だと言えるでしょう。
就活エージェント
就活エージェントも、新卒就活サイトと同じく就活市場をよく知っています。的確で有益なアドバイスをもらいやすい相手の1つと言えるでしょう。
就活生が集まるSNS
就活性が集まるSNSでは、志望企業に内定をもらったばかりの先輩が添削してくれるケースもあり、有益な情報を得られるケースがあります。
しかし、一方で就活のプロではないため的確なアドバイスを得られるかどうかは相手と運次第かもしれません。あくまでも参考程度にとどめる方がいいでしょう。
エントリーシートの添削を頼む場合に注意すること
添削相手はよく考えて選ぶ
添削相手は、しっかり考えて選択しましょう。
特に、今の就活事情を知っているのかどうか、志望企業に関する情報を持っているのかどうかは有益なフィードバックをもらうために非常に重要です。
一方で、気軽に添削を頼みたい場合は友人や先輩・親がベストな選択となります。
その時の状況やアドバイスしてもらいたい内容に合わせて、長所や短所は自分をよく知っている友人や親、志望動機や自己PRは志望企業についてよく知っているキャリアセンター職員やOB・OGなど、適宜選ぶことも必要です。
言われたことを全て鵜呑みにしない
添削し、アドバイスされたことを全て鵜呑みにしないようにしてください。
誤字脱字や誤った表現については即座に直す必要がありますが、エピソードの内容などについては自分でよく熟考して選んだのであれば、簡単に変えない方がいい場合もあります。
添削相手によっては、自分の主観を押し付けてくることも考えられます。
度のアドバイスを受け入れ、受け流すかはよく考えて選択することをおすすめします。
時間的な余裕を持つ
添削してもらうためには、どうしても時間が必要です。
特に、添削してもらう相手次第で予約やアポイントが必要だったり、添削が戻ってくるまでに時間がかかったりします。
提出期限と手直しする時間も含め、余裕をもって添削してもらうことが大切です。
有料のサービスもあるので料金に注意する
添削サービスの中には、有料のものもあります。
有料だからこそ、いいアドバイスをもらえる場合もあるので、一概に無料がいいとは言い切れないのも事実です。
料金が発生するのか、料金が発生する場合はどれくらいの金額なのか、支払い方法なども含めて、しっかり確認しましょう。
エントリーシートは可能な限り複数の人に添削してもらおう
エントリーシートは、複数の第三者の目を通した評価をもらい、客観的な視点を持つことが非常に重要です。
提出期限などによっては難しいこともあると思いますが、極力様々な立場の相手に添削を依頼し、できる限り多くの視点を取り入れたものにしてください。
多くの相手に添削してもらうことが、より良い内容につながり、専攻突破の糸口となるでしょう。
スカウトサービスに登録しておくと就活の視野が広がる
就活では、スカウトサービスに登録しておくことも視野を広げるためにおすすめです。
スカウトサービスは、学生が自分の専攻や希望などを登録しておくことで、企業側から「このような職種で活躍して欲しい」とオファーしてくれるサービスになります。
自分で企業を探し、採用選考を受けるだけではどうしても知名度などによって視野が限られます。企業からのオファーを積極的に受け入れ、より自分に合った企業と出会う機会を増やしていきましょう。
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まとめ
この記事では、エントリーシートの添削について解説しました。添削をしてもらうメリットやデメリット、添削してもらう場合の相手など、これから添削を考えている学生の参考になれば幸いです。
エントリーシートの内容を充実させ、志望企業から内定がもらえるように頑張ってください。応援しています。