こんにちは!
理系就活事務局です。
「理系の大学院生はどのような生活を送っているんだろう?」「大学院生ってやっぱり忙しいのかな?」などと疑問に思ったことがある方はいませんか?
この記事では、理系大学院生の普段の生活や大学院生活2年間のスケジュールに加え、
忙しい大学院生が時間を有効活用するためのコツなどを解説していきます。
大学院進学を考えていて大学院生の生活について知りたい方、これから就職活動を始める大学院生の方は、ぜひ参考にしてみてください!
理系大学院生は普段何をしている?
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そもそも、理系大学院生は普段何をしているのでしょうか?
ここでは、多くの理系大学院生が普段していることについて説明します。
ぜひ最後までチェックしてください。
講義の受講
修士課程(大学院)でも、取得しなければいけない単位数・講義が決められています。
学部時代に学んだことをもとに、より発展的・専門的なことを学んでいきます。
また、修士課程の評価方法は、学部と比べ、試験だけでなく自身の考えをまとめたレポートを提出することが多くなります。
そのため、大学院生は研究だけでなく講義にも時間を割く必要があります。
修士研究
修士課程を修了するためには、修士論文を学内で発表し、そこで行われる審査を通過する必要があります。
それに向けて、研究室での進捗発表が定期的にあるため、常に研究を進めていかなければなりません。
このように、博士課程の学生は基本的に研究が忙しい場合が多いですが、学会発表前は特に忙しい時期となります。
就活
一般企業への就職を考える大学院生は、就職活動を行う必要があります。
就職活動をする場合、自身の研究に充てる時間を確保しつつ、就活にも時間を割く必要があります。
また、インターンに参加する場合、修士課程1年生の4〜5月頃から夏インターンへの応募が始まります。
インターンに関しては、コアタイムと被らないものに参加するなど配慮が必要です。
TAや授業の手伝い
大学院生の役割として、TA・授業の手伝いが挙げられます。
その内容としては、教員の講義のサポートや、学部生の実験の補助、レポートの採点などがあります。
研究室によっては、TAや授業の手伝いがかなり多いところもあります。
アルバイト
研究や研究室の手伝いがない休日に、アルバイトをする学生もいます。
趣味に使うお金も欲しいところですし、就活にも何かとお金がかかるので、忙しい中でもアルバイトをする大学院生は多いようです。
大学院生は忙しいケースが多いですが、研究活動と並行してできるアルバイトをみつけられると良いですね。
研究室の雑務
大学院生に任される作業として、研究室の雑務があります。
具体的には実験器具の手入れ、学部生のお世話、研究室のイベントの開催などが挙げられます。
TAや授業の手伝いと同じように、まかされる雑務の量は研究室によって差があるようです。
修士1年の年間スケジュール
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ここまで、理系大学院生が普段していることについてご紹介してきました。
ここからは、理系大学院生の年間スケジュールについて説明していきます。
これを読めば、大まかな大学院生の動きがわかるはずです!
まずは修士1年目のスケジュールをご紹介します。
4~7月
大学院生になると、学部生に比べ授業の難易度が上がります。
そのため、授業に慣れるのが大変、と感じる大学院生もいるようです。
加えて、大学院卒業後に就職予定の学生は就活が始まります。
この時期は、夏のインターンに備えて自己分析や業界・企業研究をしたりする必要があるため忙しくなりがちです。
8~9月
8~9月に入ると、いよいよ夏のインターンが始まります!
この時期のインターンは、今後就活を進めていく上でかなり重要になってきます。
1日など短期のものから1か月以上の長期のものまで、さまざまなインターンがあります。
ご自身のスケジュールと照らし合わせて、都合がつくものには積極的に参加しておきましょう。
10~12月
夏に時間がとれずインターンに参加できなかった人は、秋・冬のインターンに参加してみましょう。
インターンの実施期間は数日間など短期の場合が多いですが、夏のインターン同様、参加するメリットは大きいです。
少しでも時間がとれそうな人はぜひチャレンジしてください。
3月
3月に入ると、いよいよ就活が解禁されます。
出遅れることがないよう、入念に調べ情報の漏れがないようにしておきましょう。
企業研究や自己分析もしっかり行い、この時期に焦ることがないようにしておきたいですね。
また、「就活は情報戦」と言われることもあるほど、自分で必要な情報を把握しておく必要があります。
余裕をもって動けるようにするためにも、早め早めの準備を心がけていきましょう。
参考:理系就活に失敗しがちな理系大学院生の特徴と対策について解説
修士2年の年間スケジュール
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修士1年目が終了すると、いよいよ修士2年目に突入します。
かなり忙しい1年となっています。
それでは、修士2年目のスケジュールを詳しく見ていきましょう。
4月~就活終了
無事に就活が終わるまでは忙しい時期が続きます。
就活を長引かせず効率よく進めるためにも、自己分析を徹底したりインターンシップに参加するなどして、自分の将来のビジョンを明確にしておきましょう。
就活終了後~12月
無事就活が終了すると、学生生活最後の夏休みがやってきます。
学生によっては、夏休みの間に学会発表を行う場合もあります。
ゼミや論文研究などをこなしながら、着実に論文作成を進めていきましょう。
1~2月
ここまで来れば、残された学生生活はかなり短くなっています。
いよいよ修士論文を仕上げる時期となります。
大学院生の中には、修士論文を書き終えた後、「学会論文も作ってみよう」と教授から声がかかる場合もあるようです。
大学院生が時間を有効活用するコツ
ここまで、理系大学院生の年間スケジュールを解説してきました。
かなり忙しく、限られた時間内でやらなければならない事が多いことが分かったかと思います。
そこでここでは、理系大学院生に知っておいてほしい時間を有効活用するコツについて解説していきます。
忙しい理系大学院生は要チェックです。
朝活で効率性をアップ
朝活は、作業効率を上げるのに効果的な方法です。
午前中は頭がスッキリとして冴えていることが多いので、早起きをして、朝のうちに作業を進めるのがおすすめです。
「作業効率が今ひとつ…」という方は、一度朝活を試してみてはいかがでしょうか?
物事に期限を設ける
物事に期限を設けることも、時間を有効活用するために重要なポイントの1つです。
やるべき事に期限を設けておくと「面倒だから後でいいや」「明日できるから」と先延ばしにすることがなくなります。
先延ばしにしてしまうのを防ぐため、やるべき事には明確な期限を設けておくのが大切です。
集中力を高める工夫をする
集中力を高めることができれば、作業効率が向上します。
集中力を高めるためには、目の前にあるタスクだけに集中することが重要です。
タスクに関係ないものは視界に入れないようにするなど環境を整えましょう。
また、日中のパフォーマンスには睡眠も関係してきます。
質の良い睡眠をとることも心掛けましょう。
まとめ
この記事では、【大学院生は忙しい?大学院生の生活実態を詳しく解説!】というテーマで、大学院生の学生生活に関わることを解説してきました。
いかがでしたか?
ここで、この記事の重要なポイントをまとめておきましょう。
1,理系大学院生がしていること
・講義の受講
・修士研究
・就活
・TAや授業の手伝い
・アルバイト
・研究室の雑務
2,修士1年の年間スケジュール
・4~7月:就活がスタート
・8~9月:夏インターンに参加する
・10~12月:秋インターンに参加する
・3月:就活が解禁される
3,修士2年の年間スケジュール
・4月~就活終了:内定をもらえるまで就活をする
・就活終了後~12月:修士論文に取り組む
・1~2月:修士論文を仕上げる
4,大学院生が時間を有効活用するコツ
・朝活で効率性をアップ
・物事に期限を設ける
・集中力を高める工夫をする