こんにちは。理系就活情報局です。

本格的な就活シーズンを迎えた24卒学生の皆さんのなかには、出遅れていると感じている方もいるのではないでしょうか。周囲がどんどん就活を進めている状況をみると、不安になりますよね。しかし結論からお伝えすると、やり方次第ではまだ挽回可能です

今回は就活に出遅れた24卒学生を救うべく、今から挽回する方法はもちろん、とっておきの秘策までを解説します。焦る前にまずは落ち着いて、本記事を参考にしてみてください。

▼就活と研究・学業どちらもスムーズに▼
TECH OFFERで研究と就活を両立する

24卒就活の出遅れを客観的に把握する

24卒就活の出遅れを客観的に把握する

就活に出遅れを感じている24卒学生が初めにやりたいことは、現在の遅れ状況を正確に把握することです。今回は3つの段階にわけて、どの程度出遅れているかを客観的に確認できるよう、段階的に整理しています。ご自身の状況を、まずは俯瞰して把握しましょう。

基本的な24卒就活スケジュール  

24卒の基本的な就活スケジュールは、2022年4月の夏季インターンシップ情報の開示から始まります。その後、7月頃の夏季および2023年1月頃の冬季インターンシップへ参加。早い学生は、この時期にはすでに内定を受ける場合もあります

そして、2023年3月頃からは経団連加盟企業が採用活動を開始。順次説明会(単独・合同)が開かれ、企業の選考も始まることで就活はピークを迎えます。これ以降も採用が確定しない企業は面接を続け、2024年の4月入社に向けた採用を行なうのが一般的な就活スケジュールです。

この基本スケジュールを踏まえてインターンシップ前には自己分析を終え、本格的な企業選定を進めたいところ。説明会の前後には業界や個別の企業を研究し、理解を深める作業が必要となります。

就活に着手していない

自己分析や業界研究・説明会への参加を含め、まだ就活を始めていない場合は少しペースアップする必要があります。まずは基本スケジュールと照らし合わせて、自身がどのくらい遅れているかを把握し、行なうべきアクションを洗い出します。

企業や希望進路が決まっていない場合は、自己分析から始めてみましょう。好きなことや興味のあること、チャレンジしたい分野などを明確にすることが、進路決定の基礎となります。最初に自分自身の興味関心、特徴を深く知り、希望する企業や業種にあわせたスケジュールを組むと就活をより効率的に行うことが可能です。

説明会やインターンに参加していない

自己分析や企業調査などはなんとなくしているが、企業説明会やインターンへの参加ができていないという方も多いはずです。本記事を読んだタイミングにもよりますが、自己分析などを終え、ある程度希望する進路が決まっていればなんとか挽回できます。やるべきタスクを明確にして、ひとつずつ実行に移していきましょう。

面接やESで苦戦している

就活を進めているが、上手くいっていない方は焦っていますよね。しかし、就活をきちんと進められている分、「出遅れている」訳ではないのでご安心ください。面接やESが思うように通過しないのは、テクニックやアピールする技術が不足しているだけのこと。面接の練習や表現のコツ、ES作成のテクニックなどの情報をまずは集め、工夫して対策を続ければきっと上手く行きます。

24卒就活の出遅れを挽回するための心得

24卒就活の出遅れを挽回するための心得

24卒学生の就活の遅れを取り戻すのは、手段だけを実行していても上手くいきません。とっておきの手段を生かすためのマインドを整え、その後実行に移していくことが大切です。就職後も活用できる内容ですので、就活の今のタイミングで心得ておきましょう。

心配より行動を

冷たいようですが、「出遅れてしまったなあ」と落ち込んでいても状況は変わりません。また、「就職できない私ってダメなのかも」と心配し過ぎることも同様です。終わったことを後悔するよりも、今後のことに考えを巡らせることが大切。自身が希望する企業へ就職することから逆算し、目標に必要なタスクを着実に実行することが重要です。自らのアクションでのみ状況が変わることを、しっかりと心得ておきましょう

早く就職することが目的ではない

出遅れたからと言って、必要以上に焦ることはありません。それは内定を貰うまでのスピードを競っている訳ではないからです。もちろん基本スケジュールに沿って就活を進められると安心です。

しかし、急いで就職しても思った企業ではないことがわかると、入社後すぐに辞めるケースも意外と多いもの。逆説的に言えば就活が遅れても、最終的に納得できる企業へ就職ができれば問題ないと言えます。焦らず着実にご自身の就活を進めていくことを、出遅れている時にも心得ておきましょう。

人やサービスを頼ってみる

就活が出遅れた時に心得ておきたいのは、人やサービスの力も借りることです。面接やESが苦手なら、得意な先輩に聞く。また、幅広くリリースされている就活サービスを活用することも有効です。就活サイト・エージェントサービス・逆オファー型就活サービスなどを上手く活用すれば、出遅れを挽回できるツールにもなります。自分にあった人やサービスを選定し、頼ってみることも覚えておきましょう。

▼就活と研究・学業どちらもスムーズに▼
TECH OFFERで研究と就活を両立する

就活の出遅れを挽回する方法

就活の出遅れを挽回する方法

さて、ここからは24卒学生の就活の出遅れを挽回する、具体的な方法をご紹介していきます。今後の出遅れの挽回に、ぜひお役立てください。

自己分析・企業研究の見直し

もう既に実施した方も含めて、自己分析や企業研究を再度行いましょう。「挽回する方法が知りたいのに回り道かよ...」という声も聞こえそうですが、回り道のようで実はそうではありません。特に就活を進める推進力が欲しい場合には、一度自己分析を見直すことが必要です

なぜなら、推進力が不足して出遅れている場合は、就活への意欲が低下している可能性があるから。「どうしても入社したい」「後悔したくない」という意思・意欲があれば、自発的に就活を進められます。だからこそ、今一度自己分析を実施し「本当に入社したいのか、それはなぜか」を明確にすることが大切。この部分が明確になれば、必然的に出遅れを取り戻せるはずです。

説明会やインターンで仲間をつくる

説明会やインターンへ積極的に参加し、同じ目標を持った仲間をみつけることも有効です。情報が早く集まりやすいだけでなく、お互いに励ましあい、就活を進める基準にできるメリットもあります。

ここで注意したいのは、あくまで就活目的で仲間をつくること。仲間の選び方によっては意欲の低下を招くなど、さらに就活の出遅れがひどくなる場合もあります。自分より少し意識の高い24卒学生に声を掛けるなど、仲間づくりは工夫が必要です。就活サービスを活用する

就活サービスの活用は出遅れを取り戻すのに、非常に有効な方法のひとつです。WEB上で無料で使える幅広い就活サービスがあるので、状況に適したものを活用すれば、就活の大きな後押しをしてくれます

出遅れていない就活生であれば、通常の就活サイトのみの活用だけでもOK。出遅れを感じている場合は就活サイトで情報を集め、逆オファー型サイトにも登録しておくなどサービスを併用することもおすすめ。自身がエントリーする形式の就活サイトだけでなく、企業からオファーが届くタイプの就活サイトを活用することで、出遅れの挽回が可能です。それぞれの特性を理解したうえで、就活サービスも上手く活用していきましょう。

出遅れ挽回の秘策は、企業からオファーを貰うこと。

出遅れ挽回の秘策は、企業からオファーを貰うこと。

最後に、24卒学生の出遅れを挽回する秘策を解説します。その秘策とはこちらからエントリーするだけでなく、「企業からオファーを貰うこと」です。先程ご紹介した具体策とともに、本章で伝える方法も活用することで、就活の進捗を大幅にあげられる方法です。

就活は企業から声が掛かる時代に

就活は企業から声が掛かる時代に

これまでの就活サイトは、就活生がエントリーすることが基本となっていました。しかし、近年では企業から就活生にオファーできる、「オファー型就活サービス」の利用者が増えてきています。

サービスの内容としては、企業側が就活生のプロフィールなどを参考にオファーし、就活生が合意すれば面談や説明に進むことも可能。就活生は企業から声を掛けられることで、自身の経歴や能力において魅力的だと感じて貰える部分を、客観的に把握できます。

オファー型就活サービスが強い味方に

例えば、オファー型就活サービス「TECH OFFER」の場合には、プロフィールを登録しておくだけで企業からオファーを受けられます。ご自身の専攻や経歴などのプロフィールをみて、組織に必要だと思った企業があればオファーが届く仕組みです。

そのため、無駄なエントリーの必要もなく、ほかの就活スケジュールをこなしながらの利用が可能。企業に認知されることでオファーが増えれば、選択肢も大きく広がることになり、就活の強い味方となるはずです。サービスを味方につけることで、就活ペースを上げていきましょう。

早期登録が可能性を広げる

登録すればすぐに利用できるので、できるだけ早期に登録しておくことがおすすめです。登録内容はサービスによって異なりますが、「TECH OFFER」の場合は最短5分で登録が可能。専攻や興味のある分野、性格診断などを案内に従って実施するだけで、企業が閲覧できるプロフィールが完成します。

企業側は登録されたプロフィールをみてオファーするので、早期に登録すればするほど実は有利。必然的に閲覧される可能性が高くなるので、早期登録の後に就活をリスタートするのがベターです。プロフィールを定期更新することが、オファーを集める秘策のひとつ。状況が変われば更新し、企業に対してアピールし続けることで、出遅れた就活を巻き返せるでしょう。

▼就活と研究・学業どちらもスムーズに▼
TECH OFFERで研究と就活を両立する

これだけは知っておきたいポイント(まとめ)

本記事では「就活に出遅れた24卒学生の挽回方法」について解説しました。出遅れた就活の乗り切り方を、理解できたのではないでしょうか。焦らず落ち着いて、やるべきことを実行していきましょう。

では最後に、重要なポイントを整理しておきます。

・24卒就活の出遅れを客観的に把握する

①基本的な24卒就活スケジュール  
②就活に着手していない  
③説明会やインターンに参加していない
④面接やESで苦戦している

・24卒就活の出遅れを挽回するための心得

①心配より行動を
②早く就職することが目的ではない
③人やサービスを頼ってみる

・就活の出遅れを挽回する方法

①自己分析・企業研究の見直し
②説明会やインターンで仲間をつくる
③就活サービスを活用する

・オファーを貰うことは、出遅れ挽回の秘策

①就活は企業から声が掛かる時代に
②オファー型就活サービスが強い味方に
③早期登録が可能性を広げる