はじめまして、理系就活情報局です。
今回は、理系学部別就職ランキングについて解説していきます!多くの理系就活生が、「理系学部別の就職」について気になるところだと思います。
そこで、この記事では、「理系学部別の就活事情」から「理系学生が本当に行きたい23卒の人気企業」まで、解説します。
そして最後に、理系就活を優位に進めるために、「活用するべき就活ツール」を紹介します!
理系就活を優位に進めたい理系就活生は是非参考にしてみてください!!
理系の就活生に人気な職種って
理系の学部別の就職ランキングを紹介する前に、
まずは理系の人気職種を紹介していこうと思います。
理系大学院生、大学生に人気の4職種
・研究職
・開発職
・生産技術
・品質管理
・技術営業(セールスエンジニア)
【研究職】
研究職とは、その名前の通り研究を行う仕事です。専門性が高い為、大学時代に身に付けた技術や知識が必要になり、理系出身者が大半を占める職種です。
そして、研究職は2つの仕事内容に大きく分かれます。
その二つとは、世の中に存在しないものの研究を行う”基礎研究”と既に存在するものを応用して新たな研究開発を行う”応用研究”です。
「基礎研究」の仕事に就きたいのか、「応用研究」の仕事に就きたいのかは、個人の性格や学生時代の研究成果によるものになります。
【開発職】
開発職は、研究結果を元に自社で新しい製品を開発する仕事です。
そんな開発職ですが、企業によっては商品開発、技術開発と分けられます。
商品開発はその名前の通り、製品やサービスを生み出す仕事です。
一方で技術開発は製品やサービスを生み出す方法を探し出す仕事です。
【生産技術・品質管理】
生産技術・品質管理は、製品ができるまでの工程に携わる仕事です。
そして、生産ラインでの課題はトラブルシューティングやコスト管理、材料調達などが挙げられています。
生産性を高め、より高品質な製品を生み出すために、常に改善案も探していきます。
数字に強いだけでなく、他部署との連携のためのコミュニケーション能力も問われる仕事です。
【 技術営業(セールスエンジニア) 】
技術に関する専門知識を用いてクライアントの課題に向き合うことが技術営業の仕事です。
技術営業職と、営業職で大きく異なる点は専門知識を持っているかどうかで、メーカーであれば、商品の材質から設計方法など技術的な背景の知識を持つ営業のことが技術営業です。
専門知識を用いた営業活動だけでなく、場合によっては顧客の工場や現場を訪れて、自ら製品の修理や設置を行う場合もあります。
引用元:"理系大学院生・大学生の就職先とは?学部別におすすめの人気業種・仕事も紹介"
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〇〇学部が有利!?理系の就活事情
次に理系の学部別の就職事情について紹介します。
農学部、工学部の就活事情
「理系」に属する学部で就職が有利な学部をご紹介します。
その学部が「工学部」と「農学部」です。
まず工学部は、モノづくりを専門としている学部で、精密機器やプログラム、建築に関わる知識・技能など多くのことを学んでいくことによって、在学期間中に培ったモノづくりに関する専門的技能を存分に活かす場があります。そしてその代表として挙げられるのが「メーカー業界」です。
「メーカー業界」は、製品開発の工程で専門的技能を必要とする場面が多々あり、また在学期間中に専門的技能・知識を身に着けている彼らは、不景気ゆえに採用人数を絞ってなかなか就職先が見つからなくとも、持ち前の技能と知識を活かせる場を作り出すことも可能です。
そんな工学部の主なターゲットは以下になります。
主な業界 | ・電気機器・自動車・医療機器・通信 |
主な職種 | ・研究職・開発職・品質管理・設計 |
工学部の学生に人気の就職先は、電気機器メーカーや自動車メーカーです。
自動車や電子機器の設計だけではなく調達、開発まで多岐にわたる業務に携われることが人気の理由の一つとして挙げられます。
また近年、工学部の学生に注目されているのが医療機器メーカーで、基礎研究業務から医療機器の開発まで携わる事ができることで、先進医療に欠かせない役割を担うことのできる仕事となっています。
次に「農学部」も「工学部」同様に「専門的技能・知識」を在学中に身に着けているため、「専門性」が求められる「メーカー業界」で大いに力を発揮できます。
そんな農学部のターゲットは以下になります。
主な業界 | ・食品・製薬・農家(第一次産業)・農協 |
主な職種 | ・研究職・開発職・品質管理 |
農学部の就職活動で、圧倒的に人気なのが食品メーカーで、加工食品系から、飲料系、調味料系まで様々な種類の食品メーカーで農学部出身の方が働いています。
そして、その中でも研究職、品質管理などの業務を行う職種の場合は特に人気が高いです。
また、農学部で身に付けるバイオサイエンスや応用生物科学などの知識を活用できる点で、製薬会社の研究職や開発職も人気の業界の一つです。
建築学部、理学部の就活事情
次は、文系学部と理系学部のそれぞれの出身者の平均年収を比べた場合、
理系出身者の方が平均年収は高いとされていて、
具体的に見てみると理系出身者の平均年収は約640万円で文系出身者の平均年収は約550万円と、理系出身者の平均年収は文系出身者の平均年収に比べて約90万円の差をつける結果となるということを前提として、建築学部と理学部の就活についてご紹介していこうと思います。
理学部について、
理学部の就職活動といえば「メーカー」を思い浮かべる方も多いと思いますが、
どのような業界に進むかは専攻や研究内容によって大きく異なります。
メーカーの範囲で考えると、化学系を専攻していた場合は、化学メーカーへ、物理学であれば半導体や電子機器メーカー、繊維系の専攻であれば繊維業界が就職先となる場合が多いです。
学生時代に学んだ知識をダイレクトに活かすことができるのも、理学部の学生がメーカーに就職する理由の一つで、光学設計や製薬・食品系・化学系メーカーの研究開発職をはじめ、保険や金融のデータアナリストなどの専門職が人気です。
またここ最近、物理学や数学を専攻している学生にとって、ビックデータの解析やアルゴリズム開発などに統計学や数学の知識は欠かせないことからIT業界や金融業界が人気です。
物理学や数学を専攻している学生にとってそれら関連の業種の志望度が高くなるにつれてさらにIT業界や金融業界も、理系大学生を積極的に採用しようとしています。
その他にはエンジニアやプログラマー職も人気があり、データを解析し論理的思考で分析する能力を活かすようなアクチュアリーの職を目指す学生もいます。
土木・建築学部について、
建築士の資格を取得して不動産会社や住宅メーカーに勤める方や個人の建築設計事務所などを経て、独立開業に向けて修業をする方も少なくありません。
職種としては住宅やビル、店舗などの意匠設計や構造設計、内装設計などを手掛ける建築士や工程を監理する建築施工管理の職種、道路、トンネル、ダムなどの設計を行う土木設計技術者や工事の現場監督として活躍する土木施工管理、建設予定地の測量を手掛ける測量士の他、照明デザイナーやインテリアデザイナーも人気職種となっています。
引用元:
"理系大学院生・大学生の就職先とは?学部別におすすめの人気業種・仕事も紹介"
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理系学生が本当に行きたい23卒の人気企業は?
最後に、先ほど紹介した人気の職種、学部別の就職の傾向と照らし合わせて理系学生に人気な企業を具体的に、ランキング形式で紹介していこうと思います。
23卒人気企業ランキング
(出典:ITmediaビジネスオンライン)
30位以内でも食品系の企業が14社と人気の高さが伺える結果であり、
上位10位に入った企業は全て「R&D」や「データアナリスト」など職種別の採用を実施していることから研究や開発など配属領域が明確な企業で、理系としての知識や研究内容を生かして仕事をしたいという意向がうかがえる結果となっています。
学部別の就職傾向から考えても、一重に就活に有利な学部だから人気の職種に就けるとは限らず、どの学部にもその専門性にあった人気の職種がある事がわかります。
引用元:
"2023年卒の「就職先企業の人気ランキング」 理系1位は「味の素」、文系の1位は?"
【人気の職種からも!?】活用するべき逆求人サイト
これまで、理系就活生の「理系学部別の就活事情」から「理系学生が本当に行きたい23卒の人気企業」まで、抑えておくべきポイントを紹介してきました。
その中で、専門性に富んだ様々な職種があることを理解しました。
だからと言って、いきなり自由応募で理系就活を進めると言っても、研究が忙しかったりと現実的には難しいです。
そんな理系就活生におすすめな、逆オファー型のサイトを2つ紹介します。
今から紹介する逆オファー型のサイトをうまく活用して、理系就活を優位に進めましょう!!
活用するべき逆オファーサイト➀:TECH OFFER(テックオファー)
活用するべき逆オファーサイト1つ目は、「TECH OFFER(テックオファー)」です。
TECH OFFER(テックオファー)は、理系専用のため、もちろん採用企業は多いですし、KDDIや東京エレクトロン、積水化学といった大手企業から中小企業まで、技術系の職種を中心にスカウティング(面談や早期選考案内の声掛け)が活発です。
素養や性格、経験・求める就職条件などをもとにマッチングを行うことも可能で、自身が思ってもみなかった優良企業と出会えることも多々あります。
登録でAmazonギフト券1000円分が貰えるのも嬉しいポイントです。
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活用するべき逆オファーサイト②:OfferBox(オファーボックス)
活用するべき逆オファーサイト2つ目は、逆求人サイト最大手「OfferBox(オファーボックス)」です。
使いやすさや利用企業数・質ともに非常に優秀なサイトです。
スカウトサイトというと「採用に困っているようなちょっと怪しい企業ばかりなのではないか」といったイメージがありますが、OfferBoxではそのような心配はありません。
経済産業省をはじめとした大手から、中小・ベンチャー企業まで6100社以上が利用し、そのうちの15%が上場企業と質も高いです。
利用企業の業界や職種も豊富なため、自分の知らなかった企業に出会えたり、エントリー数を増やしたいときなどに非常に有効です。
エントリー前に、スカウトが届いた企業とチャットを使って話すことができるのも大きなメリットになります。
ただし、理系採用企業は一部に限られるので注意が必要です。
これだけは知っておきたいポイント(まとめ)
この記事では、「【理系就活生必見!】
〇〇学部が有利!?理系学部別就職ランキング」について解説してきました。
重要なポイントをおさらいします。
・理系の学部で、就活に有利な学部もあるが、細かく見た時に大事なのは自分の専門分野をしっかりと活かせる会社または業種を選ぶこと
・活用するべき逆オファーサイト
①TECH OFFER(テックオファー)
②OfferBox(オファーボックス)