採用担当者必見!理系採用におすすめの求人サイト5選

「理系採用に力を入れたい」「人気のある理系採用求人サイトを知りたい」とお悩みの採用担当者の方も多いのではないでしょうか。求人サイトの特徴を把握することで、自社の採用戦略に活かせるかもしれません。

本記事では、理系採用におすすめの求人サイトをご紹介します。
理系採用に特化した求人サイトや、求人サイトの弱点を補う「ダイレクトリクルーティングサービス」についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

理系採用の傾向

テクノロジーの発達に伴い、理系学生の需要は高まりつつありますが、理系採用の現状は一体どのようなものなのでしょうか。本章では、以下に焦点を絞って理系採用の傾向を解説します。

  • IT人材として理系学生の需要が高まっている
  • 理系学生数が少ない
  • 理系学生は大手志向が強い

IT人材として理系学生の需要が高まっている

理系採用の傾向の1つは、IT人材として理系学生の需要が高まっていることです。

テクノロジーが発展し、事業のデジタル化が進むことで、IoTや人工知能などIT技術を活用する機会が増加しています。このような傾向を受け、学生時代からこれらの分野に関連が深く、IT知識を持っている理系学生が企業に求められているのです。

理系学生数が少ない

需要が高まっているにもかかわらず、理系学生数は減少傾向です。
文部科学省「理工系人材育成戦略」によると、理系学生数は平成11年をピークに減少傾向にあり、平成11年には63.6万人いた理系学生が、平成25年には55.4万人にまで落ち込んでいます。

理系学生数の減少要因は、学費の高さや進学後のイメージ、理科離れなどです。理系学生に対する需要と供給のバランスが保たれていないため、理系学生の採用難易度は高いと言えます。

参照)文部科学省「理工系人材育成戦略」

理系学生の大手志向が強い

理系学生は大手志向が強い傾向にあります。研究施設や福利厚生・待遇の充実度、ブランド力などが理由です。

テックオーシャンが実施したHR総研×TECH OFFER共同アンケートの結果によると、「絶対大手企業に行きたい」「できれば大手企業に行きたい」と答えた理系学生は約78%にも及び、4分の3が大手志向であることがわかりました。

参照)PR TIMES『【コロナ禍“第三期”の理系就活】23卒は安定重視からのスタート!?4分の3が大手志向、「専門性を活かしたい」約6割』

理系採用サイトで新しいチャネルを導入した事例3選

理系採用に力を入れる場合、従来のチャネルだけを利用するのでなく、新しいチャネルを使って採用することを求められます。
ここからは新しい採用チャネルを導入し、理系学生の採用に成功した事例を紹介します。

能美防災株式会社

能美防災株式会社は、創立100年を超える国内最大手の総合防災設備メーカーです。これまでナビ媒体や合同説明会で母集団形成を行い、インターンシップも導入していました。
しかし年によって母集団の形成数にはバラつきがあり、安定しないことが課題でした。採用リスクの分散も考慮し、新しい方法を模索していた経緯があります。

そこでダイレクトリクルーティングの『TECH OFFER』を導入します。自社が求める人材に対して特別感のあるアプローチが可能となりました。結果、今までとは違った属性の学生に出会うことにも成功しています。

また、自社が苦手としていた地方の学生にもアプローチが可能となったことから、課題としていた新しい採用チャネルの開拓に成功しています。

参考記事:「求める人材へ、最小コストで最大限のアプローチを実施

東電設計株式会社

東電設計株式会社は、東京電力グループの一員です。これまでナビ媒体を中心に求人情報を掲載していましたが、知名度が高くなかったことから思うように学生が集まらない状況でした。
面接に進んだ学生にヒアリングしても、そのほとんどが大学の先輩や研究室からの紹介など、何かしらのコネクションがきっかけとなっていました。

そこで自社の認知度向上のためにダイレクトリクルーティングである『TECH OFFER』を導入します。自ら直接ターゲットとする学生へのアプローチを開始したのです

結果、自社の認知度は向上し、求めていた人材の採用にも成功しました。待っているだけでは出会えなかった人材に出会えた良い事例です。

参考記事:「これまで出会えなかった大学・分野の学生とのマッチングを実現

株式会社構造計画研究所

株式会社構造計画研究所が抱えていたのは、ナビ媒体経由での学生とのマッチ率の低下でした。マッチ率が低下したことによって、内定者数まで減少する連鎖が起こっていたのです。

奇しくも学生の動き方が変わっていたと感じるものがあったため、幅広く多くの学生と出会えるチャネル形成が必要でした。

そこでオファー型のサービスである『TECH OFFER』を導入。研究・選考への熱意がありながらも、自社を幅広く捉えてくれて興味を持ってくれる学生を探し始めます。同時に従来実施していたインターンシップの母集団形成として『TECH OFFER』の自動オファー機能を活用し、運用の工数を減らすことにも成功しています。

また、インターンシップの選考を厳しくすることによって、その後の選考も9割もの学生が本選考に参加してくれる結果となりました。

参考記事:「幅広い学生へのアプローチを実現し、かつ母集団形成に重要なインターンシップへの参加募集時から活用することにより、低負荷で高い効果を実感

理系採用に特化|おすすめ求人サイト5選

理系採用を行う企業の多くが、複数の採用手法を導入しています。
中でも求人サイトは、ほとんどの企業が導入を検討したことがあるでしょう。

理系採用に特化した以下のおすすめ求人サイト5選をご紹介します。

  • 理系ナビ
  • エンジニア就活
  • paiza新卒
  • 理系マイナビ
  • キャリタス理系学生

理系ナビ

「理系ナビ」は、メーカー・金融・IT・コンサル業界などの理系採用に特化した求人サイトです。

就職情報はもちろんのこと、インターンシップやイベントも開催しているので、さまざまな形でアプローチできます。また、気になる学生には個別でスカウトオファーを送ることも可能です。

▼特徴

  • メーカー・金融・IT・コンサル業界の求人が中心
  • 会員の約6割が旧帝大、東工大、早慶
  • インターンシップやイベントなど多様なアプローチができる
  • 個別でスカウトオファーが送れる

▼詳細

登録学生数
掲載求人数約90件
募集職種専門技術系(メーカー), 専門技術系(IT・通信), 金融専門職, コンサルタント, 営業系(技術営業・サポートエンジニア), 企画・事務系, その他
運営会社株式会社ドリームキャリア
サービスサイトURLhttps://rikeinavi.com/23/
※掲載データは2022年4月時点のものです

エンジニア就活

「エンジニア就活」は、ITエンジニアの新卒採用に特化した求人サイトです。

スマホアプリやWebアプリケーションの制作経験を持つ学生が多く登録しています。
エンジニア就活は完全成果報酬型のサービスです。求人の管理・掲載・応募・面接がすべて無料で行えるため、採用にかかる費用を抑えたい企業にはおすすめだと言えるでしょう。

▼特徴

  • ITエンジニアの新卒採用に特化した求人サイト
  • 制作経験を持つ学生が約8割
  • 求人の管理・掲載・応募・面接がすべて無料(完全成果報酬型)

▼詳細

登録学生数約2万人
掲載求人数
募集職種ITコンサルタント / プログラマー / ネットワークエンジニア / システム保守運用 / システムコンサルタント / カスタマーエンジニア / システムエンジニア / セールスエンジニア / カスタマサポート / WEBエンジニア / インフラエンジニア / DTP・グラフィックデザイナー / 経営コンサルタント など
運営会社シンクトワイス株式会社
サービスサイトURLhttps://engineer-shukatu.jp/
※掲載データは2022年4月時点のものです

paiza新卒

「paiza新卒」は、ITエンジニアを目指す学生を対象とした就職サービスです。

情報系専攻の学生が約6割を占め、IT素質の高い学生が多く見られます。独自のスキルテストを実施しているため、求める技術レベルを持つ学生と出会うことが可能です。

▼特徴

  • ITエンジニアを目指す学生が対象
  • 情報系専攻の学生が約6割
  • 独自テストでスキルを可視化

▼詳細

登録学生数約5万人  
掲載求人数約350件
募集職種システムエンジニア / プログラマー / スマートフォンエンジニア / フロントエンドエンジニア
運営会社paiza株式会社
サービスサイトURLhttps://paiza.jp/student
※掲載データは2022年4月時点のものです

理系マイナビ

「理系マイナビ」は、大手新卒求人サイト「マイナビ」の理系採用向けコンテンツです。

日本最大級の登録学生数、掲載求人数を誇り、多くの学生・企業が利用しています。「理系学生におすすめの企業」や「理系積極採用企業」などの項目があり、サイト内の露出を増やすこともできます。

▼特徴

  • 大手人材会社マイナビが運営
  • 日本最大級の登録学生数、掲載求人数
  • 理系向けの就活ノウハウも充実

▼詳細

登録学生数約62万人*1
掲載求人数約2.6万件*2
募集職種一般事務・管理, 営業, 企画, マーケティング, 販売・サービス, IT系, 基礎研究, 応用研究, 機械・電子機器設計, 建築土木設計・測量・積算, 生産・製造技術, 品質・生産管理・メンテナンス, 施工管理
運営会社株式会社マイナビ
サービスサイトURLhttps://job.mynavi.jp/conts/2023/sci/index_v.html
※掲載データは2022年4月時点のものです
※1:マイナビ全体の登録学生数 ※2:マイナビ全体の掲載求人数

キャリタス理系学生

「キャリタス理系学生」は、総合求人サイト「キャリタス」の理系採用向け特集です。

キャリタス就活全体では、登録学生数約40万人、掲載求人数は約1.9万件を誇ります。企業情報の掲載内容が充実しているので、学生自身に企業理解を深めてもらいやすい求人サイトです。

▼特徴

  • 「専門分野」「人気のキーワード」などさまざまな検索手法でアプローチできる
  • 登録学生数約40万人、掲載求人数約1.9万件
  • 企業情報の掲載内容が充実

▼詳細

登録学生数約40万人*1
掲載求人数約1.9万件*2
募集職種営業系, 企画・マーケティング系, 事務・管理系, クリエイティブ系, IT系, 生産・製造・品質管理系, 研究・開発・設計系, 建築・土木設計系, 金融系, サービス・販売系, 専門・スペシャリスト系
運営会社株式会社ディスコ
サービスサイトURLhttps://job.career-tasu.jp/2023/features/science/
※掲載データは2022年4月時点のものです
※1:キャリタス就活全体の登録学生数 ※2:キャリタス就活全体の掲載求人数

理系採用サイト | ダイレクトリクルーティングという選択

求人サイトでは、多くの学生に広くアピールすることができますが、認知してもらうまでに時間がかかったり、待ちの採用になってしまうというデメリットがあります。

求人サイトのデメリットを解決するためには、企業が学生に対して直接アプローチできる「ダイレクトリクルーティングサービス」がおすすめです。

中でも大きな特徴といえるのが、以下の2点となります。

  • 企業からのスカウトを送れる
  • スカウトで確実に認知される

それぞれ詳しく解説します。

企業からスカウトが送れる

ダイレクトリクルーティングサービスでは、企業からスカウトを送ることが可能です。
登録された学生のデータベースから、自社のサービスや求めるスキルにマッチした学生にスカウトを送ります。

求人サイトでは、学生からの応募がないと採用ができないため、待ちの採用になってしまったり、思うような母集団を形成しにくい点がデメリットとなっていました。

一方、ダイレクトリクルーティングサービスでは、企業からスカウトを送れるため、企業側から攻めの採用活動を行えます。

この機能を活用することで、効率的に自社の求める人材とマッチングすることができるでしょう。ダイレクトリクルーティングの活用術を知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ一度ご覧ください。

スカウトで確実に認知される

ダイレクトリクルーティングサービスでは、企業を認知してもらいやすいことが特徴です。
企業からスカウトを送るため、スカウトをもらった学生は、自分では気付いていなかった企業や適性を知ることができます。

求人サイトでは、掲載社数が多いため、競合企業との差別化がしにくかったり、上位表示されないと学生に気付いてもらえなかったりと、認知されにくい傾向がありました。

ダイレクトリクルーティングサービスを活用することで、ターゲットとなる学生に認知してもらえる可能性が高まります。さらに細かく属性を設定することで、より効果的なアプローチも可能でしょう。新卒への効果的なアプローチ術を知りたい方は、以下の記事で解説していますので、ぜひ一度ご覧ください。

理系採用サイトならダイレクトリクルーティングの『TECH OFFER』

理系採用や職種に特化した求人サイトなど、さまざまな種類があります。利用する際は、情報掲載数や得意とするジャンルなど求人に合わせて利用すると良いでしょう。また、求人サイトのデメリットを解決するためには、ダイレクトリクルーティングサービスがおすすめです。

テックオーシャンでは、約4万件の研究室データベースを活用したダイレクトリクルーティングツール「TECH OFFER」を提供しています。理系学生の採用にお悩みの方は、ぜひテックオーシャンまでお気軽にお問合せください。