こんにちは。理系就活情報局です。

就職活動が進んで行くにつれ、就活生は「既に内定をもらっている人」と「まだ内定をもらえていない人」とに大分されます。

「気づいたら、友達は内定を幾つも貰っていた」

「他の人よりちょっとスタートが遅れただけだと思っていた……」

周囲と自分を比較して、焦りを感じ始めている方もいることと思います。

そこで、今回は「【理系院生】無い内定の原因8選|月別の挽回方法についても解説」というテーマで、理系就活生が抱える悩みに迫っていきます。

就職活動に悩みを抱えている理系就活生の方は、是非参考にしてみてください!

理系院生でも無い内定になる理由8選

理系院生でも無い内定になる理由8選

一般的に理系院生は就活に有利とされており、複数の内定を獲得している方や業界最大手からの内定を獲得している方などが少なくありません。

一方で理系院生の中には内定を獲得できず、苦しんでいる方が一定数います。

本章では、理系院生でも無い内定になる理由を8つ解説します。

研究が忙しく、就活に割く時間を確保できていない

理系院生は研究に忙しいため、準備不足が原因で選考に落ちる方は少なくありません。

研究室で朝から晩まで実験や文献調査、報告資料の作成などに取り組み、空いた時間に就活する形では十分な準備ができません。

就活に有利とされている理系院生でも志望動機が浅かったり、企業研究が不足していたりすると選考の突破が難しくなります。

業界・職種を絞り込み過ぎている

理系院生は専門性の高さから業界・職種を絞り込んで就活に臨みがちですが、数少ない選考で落ちると手駒がなくなり、無い内定となる方がいます。

業界や職種を絞り込む方針は理系院生が研究で忙しいことを考慮すると合理的ですが、選考に落ち続けた場合のカバーができません。

他の業界・職種を探しても業界・企業研究が不足しているため、選考に通過できない状態が続く可能性があります。その結果、無い内定のまま卒業を迎えるケースもあります。

業界・企業研究が十分にできていない

業界・企業研究が不十分だと企業から志望度が低いと判断され、選考が通りにくくなります。

志望度の低い学生は選考・内定辞退につながりやすく、企業側としては採用コストを無駄にしたくないため、内定を出すのを回避する傾向があります。

反対に業界・企業研究を通じて、以下の知識を身につけられれば、面接での適切な受け答えにつながり、企業に良い印象を与えるでしょう。

自己分析ができていない

自己分析が十分にできていないと志望動機が浅くなり、選考が通りにくくなります。

浅い志望動機では企業に対する熱意が低いと判断され、選考・内定辞退を考慮した企業側が内定決定を回避する傾向があります。

理系の志望動機にありがちな研究の延長線上だけでは企業側の納得感を得ることは難しいのが実情です。そのため、より深掘りされた志望動機を持つ応募者が内定を獲得しやすくなります。

インターンシップに参加できていない

研究との折り合いがつかず、インターンシップに参加しない理系院生がいますが、不参加が選考に悪影響を及ぼす可能性があります。

株式会社i-plugが発表したデータによると、インターンシップと選考を結びつけると回答した企業が半数以上にのぼる状況です。

インターンシップの参加・不参加が決定的な要素になるとは考えづらいですが、当落線上にいる場合は判断材料となる可能性もあります。

インターンシップ不参加により、結果的に内定を逃す可能性は十分にあり得ます。

参考:PRTIMES ~27卒学生の夏期インターンシップに関する調査を発表~

コミュニケーションの練習が不足している

面接で適切な応答ができないとコミュニケーション力に難ありと判断され、選考が通りにくくなります。

理系院生が面接で適切な応答ができない理由として経験の少なさが挙げられ、以下が原因となっています。

  • ・エントリー数が少ないため、面接の機会は自然と少なくなる
  • ・模擬面接などの面接対策に時間を割けない

就活では面接の出来が合否のカギを握るため、面接で適切な対応ができないと選考に立て続けに落ちて気がつけば無い内定も十分にあり得ます。

就活に関する情報収集がうまくできていない

就活は情報戦の要素があり、情報の収集漏れや情報収集の遅れが他の応募者との差となります。

たとえば、社員からお話を伺える座談会や業界勉強会などのイベントは先着順であり、応募開始のタイミングに乗り遅れると参加ができません。

イベントで得た情報は有用であり、志望動機の形成などで参加者との差が生まれるため、選考に影響を及ぼします。

他にもインターンシップの募集が展開されて、気が付けば募集が終わっているケースもありえます。

「院生だから大丈夫」という思い込みで準備が遅れる

一般的に、理系院生は就活に強いとされています。そのため、実際に研究室の先輩が内定を獲得しているのを間近でみて就活はスムーズに終わると考える方は少なくありません。

しかし、「理系院生だから就活は大丈夫」との思い込みが就活への準備不足につながり、蓋を開けてみると内定がもらえない可能性は十分にあります。

確かに理系院生の持つ高い専門性は就活で有利ですが、内定がすぐに決まるほど就活は簡単ではありません。

【月別】理系院生が「無い内定」から挽回する方法

【月別】理系院生が「無い内定」から挽回する方法

就活の早期化が進む昨今では、修士1年の夏に内定を獲得する方もいます。

周囲に内定保持者がいると焦りを感じますが、内定獲得には落ち着いた対応が必要です。

本章では月別ごとに理系院生が無い内定から挽回する方法を解説します。

3・4月無い内定の場合

修士・博士1年の3月もしくは修士・博士2年の4月に無い内定の状態でも決して焦る必要はありません。

3・4月までの就活の振り返りと整理をおこない、エントリーや選考を受け続けるようにしましょう。

具体的には選考で浮き彫りになった課題への対応や自身が持つ強みの整理をおこないます。

面接での会話が苦手であれば模擬面接を繰り返す、第三者に自身の強みを確認してもらうなどに取り組みます。 

自身が希望する業界や職種の募集が少なくなってきた場合には、志望業界や職種の見直しも視野に入れましょう。

5・6月無い内定の場合

修士・博士2年の5〜6月に無い内定の場合、5月までと同じやり方では無い内定が続く可能性があるため、就活のアプローチを変えるようにしましょう。

より就活に取り組めるように、研究と両立が可能な方法を取り入れることをおすすめします。

効率的な就活の方法としておすすめなのが、オファー型やエージェント型就活サービスの活用です。

オファー型やエージェント型は就活ナビサイトとは異なり、サービス側が企業を探してくれます。そのため、自己分析や筆記試験対策などの選考対策に注力できます。

利用するサービスの他にも、エントリーシートと面接での回答内容を見直して筋の通った回答ができるように改善しましょう。

筋の通った回答にすることは企業の納得感を高めて、より高い評価を引き出せます。

7月以降無い内定の場合

修士・博士2年の7月以降に無い内定の場合は、さまざまな選択肢を考慮しながら就活に取り組むことをおすすめします。

徐々に募集を締め切る企業もありますが、採用が完全に終わったわけではなく通年採用をする企業もあります。

研究内容を軸にしつつ専門性を少しでも活かせる企業があれば、募集要項の確認や説明会に参加してみましょう。

7月以降に内定がゼロの場合、現実問題として無い内定のまま卒業を迎える可能性があるため、進学や留年などの選択肢も考慮する必要があります。

卒業後に第二新卒枠で就活する選択肢もありますが、新卒の方が応募できる企業は豊富です。そのため、進学や留年をして再度就活をする方が希望の職に就ける可能性は上がります。

研究面や費用面などをクリアしなければならないため、進学・留年をする場合は周囲と相談しましょう。

データで見る理系院生の無い内定率と内定状況

データで見る理系院生の無い内定率と内定状況

理系就活・採用に携わる『TECH OFFER』では理系学生の就活データを保持しており、理系院生の内定状況に関するデータもあります。

本章では理系院生の内定状況とデータから読み取れる無い内定への考え方を解説します。 

自社で実施したアンケート調査(2025年7月):26卒の理系大学院生へのアンケート結果(回答数:374人)

最初の内定獲得時期人数割合累積数累積の割合
12月7118.98%15340.91%
1月5514.71%20855.61%
2月5715.24%26570.86%
3月4010.70%30581.55%
4月246.42%32987.97%
5月225.88%35193.85%
6月102.67%36196.52%
7月以降133.48%374100.00%

理系院生の1つ目の内定獲得時期にはばらつきがある

理系院生374名に実施したアンケート結果によると、理系院生が最初に内定獲得した時期にはばらつきがあります。

年明け前の12月に初の内定獲得をしている方もいれば、年明け後の2・3月に獲得している方もいます。

内定獲得時期にばらつきがあるのは就活を研究と並行で進めており、人により就活に力の入れるタイミングが異なるためです。

データでは12月までに内定を獲得したのは約4割、7割の理系院生が2月までに初内定を獲得しています。

一つの目安として、2月までに内定獲得を目指して就活に取り組むことをおすすめします。 

3月に無い内定の割合は2割

3月になると8割の理系院生が初内定を獲得しており、無い内定の割合は2割となります。

5人に1人の割合、30人のクラスでいえば6人と考えると、さほど異常な状況ではないと考えられます。

就活の進行状況は研究との兼ね合いや選考企業によって千差万別です。

周囲と比較をすると焦りを感じますが、落ち着いて就活に取り組む時期といえます。 

4月以降に初めて内定を獲得する理系院生も一定数いる

4月になると9割の理系院生が内定を保持しているため、「自分は無い内定のまま卒業を迎える」などネガティブな考えになりがちです。

一方でデータをみると、4月以降に初内定を獲得している理系院生は確かに存在しています。

前述しているとおり、就活のアプローチを変えれば、4月以降でも内定の獲得は可能です。

内定時期だけで就活を判断する必要はない

内定獲得の時期だけを切り取ると、4月以降に初めて内定を獲得した場合は就活に失敗していると捉えられがちです。

ですが、就活はあくまで手段であり、大事なことは自分に合った企業に入ったかどうかです。

内定の獲得時期だけで就活の成否を判断する必要はありません。

理系院生の場合は研究との兼ね合いで、就活に取り組めるタイミングが個々で異なる点も忘れてはならないポイントです。

早期から就活に取り組める方もいれば、4月になってからでないと取り組めない方もいるため、内定獲得のタイミングが異なるのは自然なことです。

就活に取り組めるタイミングが異なるのは理解しつつも、4月からでないと就活の時間が取れない方などは就職への不安は高まる一方でしょう。

思うように就活の時間が取れない方におすすめなのが、効率的に就活に取り組めるサービスの利用です。

効率的な就活に欠かせないサービスの紹介は次章でおこないますので、ぜひ参考にしてください。

効率的に内定を獲得するならTECH OFFER

効率的に内定を獲得するならTECH OFFER

理系院生は研究に忙しいため、就活成功のカギは効率化といっても過言ではありません。

本章では効率的な就活・内定獲得におすすめのサービスである『TECH OFFER』を解説します。

自分の専門性を登録して「待つ」だけのオファー型サイトを活用する

効率的な就活・内定獲得には、企業を探してエントリーする従来のやり方だけでは実現できません。

何千・何万とある企業から目ぼしい企業を探すのは時間がかかるためです。

学生側から企業を探していては時間がかかるため、企業から学生を探してもらい就活の効率化を図りましょう。

オファー型サイトを用いれば、自身のプロフィールや専門を登録しておくだけで企業側のオファーが受け取れるため、研究が忙しい最中でも就活が進みます。

オファー型サイトは数多くありますが、理系院生におすすめなのが『TECH OFFER』です。

『TECH OFFER』は理系学生に特化したオファー型サイトであり、理系院生が内定獲得した実績が数多くあります。

会員登録はたったの5分でできますので、ぜひこの機会に登録してみてはいかがでしょうか。 

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就活エージェントを利用して「非公開求人」を紹介してもらう

オファー型以外にも企業探しをするサービスとして、エージェントサービスがあります。

エージェントサービスは企業とサービス利用者のニーズがマッチするように両者をつなげ、採用・就職を実現するサービスです。

『TECH OFFER』は理系採用・就活に携わった経験を生かして、両者をつなげるコンシェルジュサービスを展開しています。

就活に迷いや悩みがあり、相談しながら自分に合う企業を探したい方はぜひコンシェルジュサービスを利用してみてください。

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※ご登録時「コンシェルジュサービスに希望する」をご選択ください


選考直結型イベントや小規模な合同説明会に参加する

忙しい合間を縫って就活イベントに参加するのであれば、効率化のために選考直結型のイベントがおすすめです。

企業が開催するセミナーやワークショップの中には選考直結型のイベントがあり、必要な知識が手に入ると同時に選考も進められます。

『TECH OFFER』では企業と合同でイベントやセミナーを開催しており、選考につながるイベントを数多く催しています。

実際に企業の方とコミュニケーションを図り、就活を進めたい方は選考直結型イベントや合同説明会などに参加するようにしましょう。

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内定が出ない時の考え方と注意点

内定が出ない時の考え方と注意点

周囲に内定保持者が出始めると焦りが生まれ、ネガティブな気持ちになりがちです。

焦りから視野が狭くなり、より良い選択ができにくくなります。

本章では内定が出ないときの考え方と注意点を解説します。 

内定=自分の価値ではない

就職活動のゴールは、内定です。

しかし、内定はあなたの人生のゴールではありません。

就職活動をする上で、あなたは自分を否定されたような気持ちになったり、周囲と比べて自分は劣っているのではないかという思いに苛まれるかもしれません。

ですが、内定=あなたの価値ではありません。

就職活動は、あくまでも「その会社にとって適した人材か」や「その会社とあなたの相性」を見る手段の一つです。

たとえ内定をもらえなかったとしても、あなた自身が否定されたわけではありません。

就職活動をするにあたっては、このことを忘れないでいてください。

既卒就活や博士課程進学という選択肢

無い内定のまま卒業が近づいてきた場合には、既卒就活や博士課程進学が検討すべき選択肢に挙がります。

既卒就活とは修士課程・博士課程の修了後に、第二新卒枠で就活をおこなうことです。

一昔前と異なり、昨今では第二新卒への理解が広まっているため、第二新卒枠を設けている企業もあります。

一方で既卒就活は新卒枠と異なり、募集数が多くないため、少ない枠を他の応募者と争うことになりかねません。

卒業後3年以内は第二新卒枠になっており、社会人経験を積んでいる方と争う点は厳しいといえます。

修士の方で無い内定のまま卒業が近づいてきた場合は、博士課程への進学も一つの選択になります。

博士課程へ進めば、さらに高い専門性を身につけられるため、専門性の観点では他の候補者より有利になるでしょう。

一方で、博士課程は学士・修士の応募枠とは異なる枠になるケースがあり、募集していない企業もあります。

博士課程へ進むには、学費などで相応の費用がかかる点も無視できないポイントです。

留年(就職留年)する場合のメリット・デメリット

既卒就活や博士課程進学の他にも、無い内定のまま卒業が近づいてきた場合には留年の選択もあります。

留年のメリットは、新卒で就活ができる点です。

就活や就職に対する考え方は変わりつつありますが、新卒での就活はさまざまな企業に入るチャンスがあるため、魅力的な選択肢といえます。

一度就活を経験しているため、より効率的に就活を進められる点もメリットです。

一方で留年をした場合、面接で必ずといっていいほど留年理由を問われることになります。

企業を納得させられる理由でなければ、マイナスな印象を与えるリスクがあります。

留年することで生じる学費も無視できないデメリットです。

理系院生の無い内定に関するよくある質問

理系院生の無い内定に関するよくある質問

理系院生は就活に強いとされているため、周囲に無い内定を相談・共有できない方は多くいます。

無い内定をどのように打開しようか深く悩んでいる方は多いでしょう。

本章では、理系院生の無い内定でよくある質問を解説します。

理系院生の就職内定率は?

就職みらい研究所が調査した結果によると、2025年卒の理系院生の就職率は95%を超えており、極めて高い水準にあります。

理系院生が就職に強いとの通説は、データをみると正しいことがわかります。

参考:就職みらい研究所 【2025年卒】理系の学科系統別活動状況

NNTとはなんですか?

NNTとは「Nai NaiTei(無い内定)」の略語になります。

無い内定をよりマイルドに表現できる、タイピングしやすさなどから用いられています。

大学院生が内定をもらいはじめる時期はいつ頃ですか?

『TECH OFFER』がアンケート調査した結果によると、年明け前の12月から年明け後の2・3月に初内定が集中しています。

3月になると、8割の理系院生が初内定を獲得しています。

無い内定のときどうしたらいいですか

就活のやり方を変えても、無い内定が続く場合は専門家に相談して、就活を伴走してもらうようにしましょう。

専門家に相談することで自分では気づけなかった課題に気づけ、より的確な選考対策がおこなえます。

何より無い内定が続くと焦りや不安を抱えたままの就活になりますが、専門家がついている安心感が得られます。

就活の相談ができる専門家は数多くいますが、理系院生であれば『TECH OFFER』のコンシェルジュがおすすめです。

理系採用・就活を実現させた豊富な実績があるため、理系院生にマッチした対応が期待できます。

これだけは知っておきたいポイント(まとめ)

この記事では、「【理系院生】無い内定の原因8選|月別の挽回方法についても解説」について解説してきました。

重要なポイントをおさらいします。

・理系院生でも無い内定になる理由8選

①研究が忙しく、就活に割く時間を確保できていない
②業界・職種を絞り込み過ぎている
③業界・企業研究が十分にできていない
④自己分析ができていない
⑤インターンシップに参加できていない
⑥コミュニケーションの練習が不足している
⑦就活に関する情報収集がうまくできていない
⑧「院生だから大丈夫」という思い込みで準備が遅れる

・【月別】理系院生が「無い内定」から挽回する方法

①3・4月無い内定の場合
②5・6月無い内定の場合
③7月以降無い内定の場合

・データで見る理系院生の無い内定率と内定状況

①理系院生の1つ目の内定獲得時期にはばらつきがある
②3月に無い内定の割合は2割
③4月以降に初めて内定を獲得する理系院生も一定数いる
④内定時期だけで就活を判断する必要はない

・効率的に内定を獲得するならTECH OFFER

①自分の専門性を登録して「待つ」だけのオファー型サイトを活用する
②就活エージェントを利用して「非公開求人」を紹介してもらう
③選考直結型イベントや小規模な合同説明会に参加する

・内定が出ない時の考え方と注意点

①内定=自分の価値ではない
②既卒就活や博士課程進学という選択肢
③留年(就職留年)する場合のメリット・デメリット