「自分のやりたいことがわからない」
「就活を進めたいけどやりたい仕事がない」
「やりたい仕事がないと就活は難しいのかな」
このように、就活を始めるにあたって「やりたいことがない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
やりたいことが決まっていないと、企業選びなどその先の行動が難しいですよね。
そこでこの記事では、就活でやりたい仕事を見つける方法を紹介します。
また、やりたい仕事が決まっていなくても就活を進められるよう指針も記載しました。
3分で読めるので、やりたいことがなくて就活に行き詰っている人は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
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理系就職でやりたい仕事を見つける5つの方法
やりたい仕事を見つける方法は次の5つです。
・自分の得意や興味から考える
・過去に熱中したときを振り返ってみる
・さまざまな企業の話を聞き、惹かれる企業や職種、惹かれる理由を探す
・やりたくない仕事から考える
・適性検査を利用する
1つずつ詳しく紹介します。
自分の得意や興味から考える
やりたい仕事がない場合は、自分の得意なことや興味のあることから考えてみましょう。
やりたいことがないと感じているのは、自分の得意なことや興味のあることがはっきりわかっていないからかもしれません。
紙に書き出すなどして、自分の得意や興味を整理してみましょう。
仕事に繋がらないかもしれない、小さなことでもかまいません。
整理してみると、思ってもみなかったやりたいことが見つかります。
自分の得意や興味からやりたい仕事を探せば、入社後のミスマッチの確率も低くなりますよ。
過去に熱中したときを振り返ってみる
過去に熱中したときを振り返ってみると、やりたい仕事の手がかりが見つかります。
例えば、次の通りです。
・中学時代、野球に熱中してチームで全国大会出場を果たした→チームでの仕事に充実感を覚えるタイプかも
・高校時代、学園祭実行委員として学園祭準備に熱中した→イベントの企画や人をまとめることに充実感を覚えるタイプかも
・大学時代、軽音に熱中し、積極的にライブ活動を行った→人を楽しませることに充実感を覚えるタイプかも
「自分はどんなときに熱中したのか」というのは、やりたい仕事を見つけるのにかなり使える方法です
自分が熱中したときを振り返り、実現できる仕事を考えてみましょう。
さまざまな企業の話を聞き惹かれる企業や職種、惹かれる理由を探す
やりたい仕事が何も思いつかない場合は、とりあえずさまざまな企業の話を聞いてみるのもおすすめです。
話を聞いていくなかで、自分が興味を惹かれる企業や職種を探しましょう。
自分が惹かれる企業や職種が見つかれば、その理由がなぜなのか分析してください。
興味を惹かれた理由がわかれば、やりたい仕事の特徴などがはっきりし、就活の軸も固まってきます。
「なぜなぜ分析」については以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
・「なぜなぜ分析」
また、企業だけでなく実際に働いている人に話を聞くのも効果的です。
親や先輩などに仕事内容や会社の雰囲気などを聞き、自分が実際に仕事をする姿をイメージしてみましょう。
加えて、人生の先輩として就活の悩みを相談すると気持ちもラクになりますよ。
例えば、次のような相談をしてみましょう。
・何を基準にその仕事を選んだのか
・就活のときの反省点はあるか
・自分にはどんな仕事が向いていると思うか
やりたい仕事を見つけるために、話を聞き情報を集めるのも有効な方法です。
やりたくない仕事から考える
やりたい仕事を見つけるために、逆にやりたくない仕事から考えるのも1つの手です。
やりたい仕事がわからないという人でも、やりたくない仕事は簡単に挙げられるでしょう。
そこから消去法で、志望業界や職種を絞ることができます。
例えば、数字に追われる厳しい仕事はやりたくないのであれば、不動産や保険などの営業職は候補から外せるでしょう。
やりたくない仕事を紙にまとめるなどして1度整理してみると、見えてくるものがあるかもしれません。
適性検査を活用する
いちいち考えるのが面倒という方は、適性検査を活用してみましょう。
質問に答えていくだけで自己分析できるとともに、あなたの適職も教えてくれます。
あくまで参考程度ですが、向いている仕事からやりたい仕事が見つかるかもしれません。
適性検査を利用するなら、情報が多い大手就活サイトのサービスがおすすめです。
・マイナビ「MATCH plus」
・リクナビ「リクナビ診断」
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やりたいことがなくても大丈夫
「やりたい仕事がないと就活は難しいのか」と疑問に思う方も多いでしょう。
結論からいうと、やりたいことがなくても就活を成功に導くことは可能です。
実際やりたい仕事を見つけても、それに就けるかという問題もあります。
そのため、やりたい仕事がないからと焦る必要はありません。
やりたい仕事がなくても内定は取れる
やりたい仕事が明確になっていなくても、内定を取って就活を成功に導いている人はたくさんいます。
無理にやりたい仕事を決めずとも、就職活動を進めていくことで魅力的な業界や企業に出会う、やりたい仕事が見えてくることもあるでしょう。
焦ってやりたい仕事を探さずとも、とりあえず就活を始めてみようという姿勢で臨むのも1つの手です。
また、やりがいは仕事に携わり、仲間とともに目標に向かって努力する中からも生まれてきます。
何もしないうちからやりがいを感じられることは少ないです。
そのため、やりがいがありそうか考える際には、少なくとも職種適正とその仕事の社会的意義の把握などを行うとよいでしょう。
大切なのは入社後に仕事にしっかりと打ち込んでいく姿勢と成長意欲となります。
実際にやりたい仕事に就けている人は40%
マイナビニュースの調査によると「実際にやりたい仕事に就けている」人の割合はおよそ40%です。
裏を返せば「自分のやりたい仕事ができていない」人がおよそ60%いることになります。
つまり、就活で自分のやりたい仕事を見つけ、それに就くというのは難しいことなのです。
そのため「やりたい仕事が見つからない」と深刻にならずに、説明会や自己分析など就活を進めていく中で自分に合いそうな企業を見つけていきましょう。
やりたい仕事が決まっていない方がさまざまな選択肢が取れて、返ってよいキャリアを積めることもあります。
ポジティブに捉えて、就活を進めていきましょう。
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やりたい仕事がない理系就活生は条件面で探してみよう
やりたい仕事が見つからない場合は、待遇や職場環境など条件面で企業を探してみるのも1つの手です。
ここでは条件面について詳しく解説します。
待遇がいいか
企業を選ぶ条件の1つとして「待遇がいいか」が挙げられます。
・労働時間
・給与
・福利厚生
など、待遇面を重視して仕事を選ぶとストレスなく仕事に集中できるでしょう。
待遇面がいい企業は従業員を大切にし、働きやすさに力を入れている場合が多いからです。
待遇面が本当にいいのか判断するには、上記の項目以外にも3年後離職率をチェックしてみましょう。
「離職率が低い=社員の満足度が高い」ことが考えられます。
ただし、待遇面だけ見て就活を進めるのは、就活を失敗する原因にもなりえます。
なぜなら、就活は「自分を売り込む場」だからです。
待遇面ばかり見ていると、自分が企業を選ぶ側、買い手の視点になってしまい、この姿勢で面接に臨むと自分をうまく売り込めず面接で採用されにくくなります。
そのため、自分は売り込む側だという姿勢は常に忘れないことが大切です。
スキルアップできるか
スキルアップできるかどうかで仕事を選ぶのもいいでしょう。
専門知識や技術が身につく仕事を選ぶと「この企業自分に合わないな」と感じた際に、転職する、独立するなどの選択を取りやすいです。
身につけたスキルはあなたの人生を助けてくれることでしょう。
また、企業とあなたの双方がWin-Winな関係となることができる唯一のポイントは、「成長」です。
自身が成長すると会社も成長力を増し、会社の成長力が増すと自身の成長場面も増えていきます。
スキルアップや成長が見込める企業を選ぶと、仕事や人生が充実したものとなるでしょう。
自分の強みが活かせるか
自分の得意なことや強みが活かせるかで仕事を選ぶのも1つの手です。
得意なことや強みが活かせる仕事であれば、仕事で結果が出しやすく評価されるので、楽しく働ける可能性が高いでしょう。
自分の得意なことや強みを見つけるためには、自己分析が欠かせません。
以下の記事を参考に自分への理解を深めていきましょう。
・「自己分析方法」
また、自分の得意なことや強みを知るために、周りの人に話を聞いてみるのも有効な方法です。
仕事を見つける前段階として、自分の強みを知っておきましょう。
まとめ
やりたい仕事がないという人は、以下の5つの方法を試してみてください。
・自分の得意や興味から考える
・過去に熱中したときを振り返ってみる
・さまざまな企業から話を聞き惹かれる企業や職種を探す
・やりたくない仕事から考える
・適性検査を利用する
やりたい仕事を見つけるきっかけになるでしょう。
ただし、やりたい仕事がないからと焦る必要はありません。
むしろ、やりたい仕事がないことで広い視野を持って仕事を選択できるというメリットもあります。
大事なことはやりたい仕事がないからとそこで立ち止まらず、1歩ずつ前に進んでいくことです。
そうすれば魅力の感じる企業や業界に出会えることでしょう。
やりたい仕事がないからと悩まずに、ポジティブに捉えて就活を進めていってください。