こんにちは。理系就活情報局です。
「WEBで適性検査を受けることになったけど、初めてでわからない」
「WEB適性検査はスマホでもできる?」
就活が本格的にスタートして、適性検査を受ける日が近づいてきたと思います。
実際にどんな流れでWEB適性検査を受けるのか、まだ把握していない方も多いのではないでしょうか?
今回は、WEB適性検査の受験の流れやポイントを解説します!
WEB適性検査を受ける理系就活生は、ぜひ参考にしてみてください!
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WEB適性検査とは?
基本はペーパーテストと同じ
インターシップや新卒採用の選考過程で就活生が受ける適性検査には、マークシートで解答するペーパーテストや、パソコンを使用して行うWebテスト(Webテスティング)などの受験形式があります。
WEBテストとペーパーテストに大きな違いはありません。
WEBテストはインターネット環境があればどこからでも受験できるため、地方・海外在住の就活生にとって大きなメリットがあります。
WEBテストを受験する流れ
適性検査のWebテストを受検する流れは、以下のようになります。
1. 企業からWEB適性検査の受検案内が届く
企業から受検案内メールが届いたら、記載されているURLにアクセスしましょう。IDとメールアドレスを入力してログインしてください。
2. Web上で能力検査、性格検査を受検する
インターネットが利用できる場所なら、どこでも任意の場所で受験が可能です。
指定された期間内に、パソコンを使って受検します。結果は受検完了時に企業に送られます。
主なWEB適性検査
SPI
Web適性検査の「SPI」は、適性検査の一形式です。
言語・非言語・性格テストといった出題科目は同じですが、問題形式は選択ではなく入力形式が中心となっています。
SPIの大きな特徴は、受検がWeb上で行える点です。
いつでも好きな場所と時間に受検できるため、わざわざ会場に赴く必要がなく首都圏・地方を問わず公平に参加できます。
試験中はノート・筆記用具・時計・電卓などの使用が認められています。必要に応じて用意しておきましょう。
CAB
IT業界を目指す就活生にとって、「CAB」は対策必須の適性検査です。
「CAB」は論理的思考力を評価する試験であり、主にIT企業で採用の際に活用されています。
CABの出題範囲は、暗算・法則性・命令表・暗号・性格検査の5分野です。受験方法には、テストセンターでの受験と、Webによる「Web-CAB」の2種類があります。
Web-CABでは複数の図形から法則性を見出す問題が特徴的であり、制限時間内に的確に解答する対策が重要です。
IT企業を中心に導入されているため、エンジニア職を目指す就活生はCABの対策を入念に行いましょう。
論理的思考力を高め、CABの対策に余念なく取り組めば就職活動における有利な武器となります。
玉手箱
「玉手箱」は、日本エス・エイチ・エルが開発・提供する適性検査です。
「玉手箱Ⅰ」は初期選考で活用されており、「玉手箱Ⅲ」は「知的能力」と「パーソナリティ」の両面から適性を評価します。
玉手箱の出題内容は、計数理解・言語理解・英語理解・性格検査の4つです。
問題数に対して制限時間が短く、1問にかけられる時間が少ないのが特徴です。また、1つの分野につき1種類の問題形式しか出題されません。
事前に出題パターンを把握しておけば、ある程度スピード感を持って回答できるため事前の対策が結果を左右します。特に、大手企業を志望している就活生は対策しておきましょう。
GAB
GABは、言語と計数に関する知的能力検査と性格検査で構成された適性検査です。
受験方法は、テストセンター・Web受験の2種類があります。Webでの受験は「Web-GAB」と呼ばれます。また、「C-GAB」はテストセンターでの英語試験を含むGABです。
GABは、短時間で長文かつ多くの問題に回答する必要があります。そのため、国語力に自信がある人でも、時間内に回答を完了できないケースがよくあります。
GABの問題形式に慣れるためには、時間を計りながら対策を行うことが重要です。
IMAGES
「IMAGES」は、能力やパーソナリティの基本的な特徴を短時間で効率的に評価できる適性検査です。
「IMAGES」はマークシートを使った紙ベースのテストで行われるため、簡便かつ迅速な実施が可能です。GABの内容を簡略化した試験で、短時間で受験者の適性を判断できます。
人物重視の採用を行う企業では、IMAGESを活用している事例も見られます。
TG-WEB
ヒューマネージが開発・提供する適性検査「TG-WEB」は、性格検査に加えて業務成果に必要な判断推理力(言語・数理)を中心に評価します。
TG-webの出題分野は、言語・係数・性格テストの3つに限定されています。出題数は少ないものの、問題の難易度は比較的高い傾向です。
TG-webはほかの適性検査よりも難易度が高いため、対策が必要不可欠です。
具体的な対策としては、過去に出題された問題の傾向を把握して自身の苦手分野を集中的に練習しましょう。
適性検査をWEBで受けるメリット
指定の期間内であればいつでも受けられる
適性検査をWEBで受けるメリット1つ目は、指定の期間内であればいつでも就活生の好きなタイミングで受けられる点です。
就活がスタートするとスケジュールが詰まりがちな理系就活生にとって、予定調整に割く時間を減らせるのはうれしいポイントです。
ただし、応募期間を厳守しましょう。
企業が指定する受検期間を過ぎた場合、選考対象外になってしまいます。
余裕を持って受検日を設定して、スケジュール管理を徹底しましょう。
直接試験会場に行かなくてもいい
適性検査をWEBで受けるメリット2つ目は、直接試験会場に行かなくてもいいことです。
WEB適性検査は、インターネット環境が揃っていれば自宅でも大学でも好きな場所で受験が可能です。
自宅のインターネット環境が不安な方は、大学図書館で受けるなど万一の恐れをなくしましょう。
自分がリラックスできたり、最大のパフォーマンスを発揮できたりする場所を試験会場にして受験してみてください。
WEB適性検査を受けるときのポイント
1ヶ月以上前から対策をはじめる
WEB適性検査を受けるときのポイント1つ目は、1ヶ月以上前から対策をはじめることです。
多くの企業では、エントリーシートの提出と同じタイミングでWeb適性検査の受験が求められます。
就活開始時から必要な対策に取り組んでおけば、エントリー時に自信を持って受験できます。
Web適性検査のタイミングは企業によって異なりますが、おおよそ1ヶ月前が理想的な準備期間です。早めに対策を始めることで、充分な準備を行えます。
WEB適性検査の種類を把握する
WEB適性検査を受けるときのポイント2つ目は、WEB適性検査の種類を把握することです。
WEB適性検査はさまざまな種類があるため、企業が実施する検査の種類を事前に把握して対策をしましょう。企業から詳細が伝えられない場合は、就活生のレビューサイトなどを参考にしてください。
WEB適性検査の実施予定が決まっていない段階では、SPI・玉手箱・CABなどの一般的な検査対策をしておくと後々困りません。複数の問題形式に事前に触れておけば、想定外の試験を受けることになっても落ち着いて対応できるはずです。
くり返し問題を解くことで慣れる
WEB適性検査を受けるときのポイント3つ目は、くり返し問題を解くことで慣れることです。
効果的なWEB適性検査対策には、反復練習が不可欠です。
たとえ基礎的な内容であっても、制限時間内で緊張しながらの回答で高い正答率を出すのは難しいです。
参考書やオンラインの練習問題を活用して、問題形式に慣れておきましょう。
本番さながらの時間配分を意識しながら繰り返し問題に取り組めば、確実に実力が身につきます。焦らず、着実にステップアップしていくことが合格につながります。
WEB適性検査を受けるときに注意したいこと
スマホやタブレットは非推奨
WEB適性検査を受験する時は、スマートフォンやタブレットではなくパソコンを使うのをおすすめします。
スマートフォンやタブレットからアクセスするとエラーが発生したり、画面表示が適切でなかったりします。画面の小ささや問題の画面表示のされ方によっては、パソコンよりも解答しづらいです。
企業から特に推奨されていない限り、パソコンと安定した通信環境を用意して適性検査に臨みましょう。
WEB適性検査の操作方を知っておく
WEB適性検査の受検にあたっては、事前に操作方法を確認しておくことが重要です。
種類によっては、パソコンの操作が複雑な場合があります。
受検前に模擬テストに挑戦して、本番で焦ることがないよう事前に動作確認をすることをおすすめします。そうすれば、検査当日に慌てることなく、スムーズに問題に取り組めるでしょう。
ひっかけ問題に注意する
WEB適性検査の性格検査には、受験者の真実性を見極めるために、特殊な質問項目が設けられています。
たとえば、「これまで一度も嘘をついたことがない」といった質問は、ほとんどの人にとって真実とは言えません。
自分をよく見せようとして上記のようなひっかけ問題に嘘の解答をしてしまうと、虚偽性があると見做されてしまいます。
ひっかけ問題に適切に回答できるよう、細心の注意を払いながら性格検査は正直に答えましょう。
時間配分を忘れない
WEB適性検査を受ける際は、時間配分を忘れないようにしましょう。
WEB適性検査の種類によって制限時間は異なりますが、1つの問題に時間をかけすぎると全ての問題に回答できなくなります。
WEB適性検査は時間をかけすぎず、スピード感を持って答えていくことを意識しましょう。
WEB適性検査の問題には、正答率の低いものもあります。
残り時間が少なくなった時は、わからない問題に徹底的に取り組むのではなく、確実に解答できる問題に時間を割く判断をしましょう。
わからない問題が出た時にどの程度考えるのかを事前に決めておくと、受験中に迷いや焦りに振り回される心配がなくなります。
適性検査対策と同時にスカウトサービスに登録を
就活では、エントリーしなければ選考を受けられません。
選考が進んでいくと、残っている選考の数が減っていく焦りを感じることになります。
将来の選択肢を増やすためには、適性検査対策を始めると同時に、スカウトサービスへ登録するのがおすすめです。
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まとめ
WEB適性検査は、基本的にはペーパーテストと変わりませんが、慣れていないと本番で焦ってしまうため、事前の対策が必要です。
周囲の就活生がきちんと対策してくる分、「自分は大丈夫」と安心しすぎず、余裕を持って対策してください。