自己紹介は面接でよくある質問の1つであり、1番初めに聞かれる質問になります。

自己紹介が上手くできれば、第一印象が上がり、良い流れで面接がおこなえるでしょう。

一方で自己紹介で流れが掴めないと、その後の面接も波に乗りづらくなります。

面接が得意でない学生にとって、自己紹介は最初の関門ともいえる存在です。

今回は新卒面接における自己紹介の方法を解説します。

これから面接を控えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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就活における自己紹介は基本的な情報の確認

就活における自己紹介は基本的な情報の確認

就職面接で自己紹介を求められる理由は、企業側が就活生の基本情報を知りたいことが主な理由です。
自己紹介を求められた時に面接官の求める自己紹介ができるよう、自己紹介とは何なのか、自己PRとの違いは何かについて触れていきます。

企業が面接で自己紹介を求める目的

基本情報のほかに自己紹介が行われる目的となっているのが、就活生へのアイスブレイクです。
接で緊張をしている就活生に自己紹介を求めることで、話しやすい雰囲気を作るために行う企業側の配慮だと言えます。
とはいえ、言葉のチョイスやマナー・表現方法などのチェックを兼ねているので、自己紹介だからと言って気を抜くことがないようにしましょう。

自己紹介と自己PRの違いはアピール有無

自己PRとは、自分を印象づける強みや特徴を伝えることです。
自己紹介と自己PRを与えられた持ち時間内で織り交ぜて話す機会もありますので、バランス良く伝えることが大切だと言えます。

自己紹介を求められた場合は、つい自分の強みや能力を伝えたくなってしまうことはよくあるもの。
だからこそ「PR」の分量には注意が必要です。
あくまでも求められた自己紹介を中心にして、基本情報以外の部分でPRを上手く織り交ぜて伝えることが重要なポイントのひとつ。
相手の要望に沿った回答が、就職面接の際の自己紹介において大前提となるポイントです。

新卒面接の自己紹介で何を言う?基本的な話すべき内容

新卒面接の自己紹介で何を言う?基本的な話すべき内容

新卒面接の自己紹介で話す基本的な内容として、以下の3つが挙げられます。

  • ・挨拶・氏名などの基本情報
  • ・趣味・ガクチカ・特技
  • ・熱意・意気込み

どの企業でも活用できる内容であるため、事前に回答を用意しておきましょう。

挨拶・氏名などの基本情報

面接では、第一印象が何よりも重要です。笑顔で元気よく挨拶し、氏名・出身大学などの基本情報を簡潔に伝えましょう。落ち着いた口調で目を見て話すのを心がけると好印象を与えられます。

面接官に気持ちよく受け入れてもらえるよう、身だしなみも気を付けましょう。服装だけでなく髪型も整えて、清潔感を演出するのが大切です。基本情報を話す際は、手短に分かりやすくまとめるのがコツです。

趣味・ガクチカ・特技

基本情報に加え、趣味・ガクチカ活動・特技などを通して人間性を面接官に伝えましょう。例えば、サークル活動で何かを成し遂げた経験からリーダーシップ・チームワークなどの力が身についたと説明できます。

一方で、個人の趣味からは熱中する根気強さ・探究心をアピールできるかもしれません。特技を披露すれば、努力を重ねた過程での忍耐力・創造力を印象づけられます。

熱意・意気込み

最後に、志望企業・仕事に対する熱意・意気込みを力強く語りましょう。企業を志望した理由はもちろん、「どのような仕事がしたいのか」「入社後にどのように貢献できるのか」などを具体的に述べてください。

自身の強み・適性が志望企業の求める人物像に合致していると示し、仕事に対する高い意欲を伝えましょう。一方で、謙虚さを忘れずに過剰な自己主張は控える必要があります。企業の方針・理念に共感していることも付け加えると、より印象は良くなります。

余裕があれば新卒面接の自己紹介で話しておきたい内容

余裕があれば新卒面接の自己紹介で話しておきたい内容

先述の基本的な内容に加えて、余裕があれば自己紹介で以下の内容も話しましょう。

  • ・出身地
  • ・好きな言葉
  • ・好きな本・映画
  • ・尊敬する人物

自己紹介に与えられた時間など面接時の状況に応じて、上記の内容を付け加えていきましょう。

出身地

生まれ育った土地の話題から、どのような影響を受けたかを語れます。地域の文化・慣習・自然環境などから育まれた価値観・人となりについて説明しましょう。

例えば、「田舎でのんびりした空気に触れ、落ち着いた性格になった」などの具合です。地理的背景を踏まえて人間性を伝えられれば、面接官の印象に残りやすくなります。

好きな言葉

生き方・考え方の基となる言葉があれば、紹介するのもおすすめです。具体的には、言葉の意味するところ・言葉が心に残っている理由を説明します。

例えば、「一所懸命」という言葉が好きだと仮定しましょう。言葉が示す真摯な姿勢・一生懸命に取り組む態度を大切にしているとアピールできます。人生・仕事への向き合い方が垣間見え、人柄を好印象に伝えられます。

好きな本・映画

好きな本・映画を取り上げれば、価値観・関心事を伝えられます。内容を簡単に紹介し、「なぜその作品が好きなのか」「どのようなメッセージを受け取ったのか」などを語りましょう。

例えば、主人公が苦難を乗り越えていくタイプの小説が好きなら「人間的に成長していく過程に共感を覚えた」といった具合です。作品の好みから、志向性などの人間性を効果的に伝えられます。

尊敬する人物

最後に、あなたが尊敬する人物を取り上げてみましょう。人物の生き方・功績・考え方などを紹介し、なぜ尊敬しているのかを説明できれば価値観が伝わります。

例えば、歴史上の英雄なら行動力・精神性に惹かれていると伝えられます。一方、現代の経営者なら挑戦し続ける姿勢に共感しているのかもしれません。尊敬する人物を語れば、自身のあり方・目標を面接官に伝えられます。

【例文付き】新卒面接の自己紹介3ケース

【例文付き】新卒面接の自己紹介3ケース

自己紹介は人生でする機会も多いため、いくつか引き出しを持っている方もいるでしょう。

一方で今までしてきた自己紹介がそのまま就活で使えるとは限りません。

本章では自己紹介の例文を3パターンを紹介するので、参考にしていただければと思います。

ケース1:サークル活動をアピール

ABC大学理学部数学科から参りました、田中達也です。

私が所属している軽音サークルには30名が所属をしていて、全体のリーダーを務めています。

私がリーダーとして心がけていることは、モチベーション維持でした。

音楽は全員の演奏が揃ってこそ、素晴らしい演奏になります。

個々人のモチベーションが保てるように、声をかけ、時には相談に乗ることもありました。

結果として、大会で賞を取ることができました。

サークル活動を通して、人と人とが協力すれば、想像もしない大きな事が実現できることを学びました。

サークルでの経験から、御社の一致団結という姿勢に強く共感しております。

本日はよろしくお願いいたします。

ケース2:研究をアピール

ABC大学情報学部情報学科から参りました、田中達也です。

大学では位置情報のデータ化を選考しており、主に人の流れを可視化する研究に注力しています。

ここ最近は研究の結果を生かすために、地元のスーパーと協力して、売上が向上できるような動線の計画に力を入れています。

計画どおりの結果が得られるパターンもあれば、得られないパターンもありますが、

仮説を立て、検証をおこない、よりベストな動線が引けるように日々チャレンジの繰り返しです。

研究を通じて培った、粘り強く取り組む力は私の長所です。

御社でも粘り強く取り組み、成果に貢献できる社員になりたいと思っています。

本日はよろしくお願いいたします。

ケース3:アルバイトの経験をアピール

ABC大学情報学部情報学科から参りました、田中達也です。

在学中はスーパーのアルバイトに力を入れており、現在は鮮魚コーナーを任されています。

私がアルバイトとして一番意識したことは、顧客目線です。

スーパーに買い物に来るお客様は、魚に詳しくない人が大多数になります。

その日最も良い商品を買っていただくために、店頭での声掛けやポップ作りもおこないました。

結果的に鮮魚コーナーの売り上げがアップし、アルバイトの経験から、小さなことの積み上げが大きな結果につながると実感できました。

御社に入社したあかつきには、小さな努力を毎日積み重ね、成長していく所存です。

本日はよろしくお願いいたします。

新卒面接の自己紹介で押さえるべき3つのポイント

新卒面接の自己紹介で押さえるべき3つのポイント

では就職時の自己紹介で押さえるべきポイントを、より具体的に解説していきます。自己紹介に正解はありませんので、あくまでもポイントの一例です。今後自己紹介に臨む方や、自己紹介が苦手な方は、ぜひ参考にしてみてください。

ガクチカを含む

まず一つ目は、自己紹介にガクチカを含むことです。ガクチカとは2018年の就活から流行りだした、「学生時代に力を入れたこと」の略称です。ガクチカを含むとなると自己PRに近くなってしまうと考える人も多いと思いますが、実際にガクチカは自己PRに限りなく近いもの。そのため、自己紹介の主旨から離れてガクチカを語りすぎてしまうことがないよう、バランスを考慮して組み込むことが大切だと言えます。

ガクチカを含むメリットは、適切なアピールができること。また、面接官とのコミュニケーションのきっかけになることです。例えば「テニスサークルで幹事長として計画力を発揮していました」などです。サークル、アルバイト、ゼミ、留学経験などを伝え、自身の強みや特徴をしっかりとアピールしましょう。

入社意欲を表現する

ガクチカに加えて、入社に対する意欲ややる気を自己紹介に含めることで、面接官の印象に残りやすい自己紹介になります。入社後に向けた熱意や意欲を自己紹介の締めにすることで、入社後の活躍をイメージを与えることができ良い印象を残すことが可能です。できるだけ簡潔に、入社後のビジョンや組織へ貢献したい思いなど沿えることで、自己紹介がより引き締まったものになるでしょう。

例:「OB・OG訪問や説明会を通して御社に強い魅力を感じており、本日の面接を心待ちにしておりました。一生懸命頑張りますのでよろしくお願いいたします。」

目を見て、笑顔で伝える

言葉と同様に、表情や態度も大切なポイントです。満面の笑みでなくて構いませんので、表情は少し微笑むか希望に満ちた表情を心掛け、面接官の目をみて伝えるようにしましょう。

面接官が複数参加している場合は、目線は質問者を中心におきます。回答に詰まった場合も下を向かず、自信を持った態度を示すことで前向きな印象を与えられるよう意識することが大切です。自分が面接官になったと仮定して、どのような態度の就活生を採用したいか考えれば適切な対応ができるでしょう。

面接官が自己紹介でチェックしているポイント

面接官が自己紹介でチェックしているポイント

面接において、自己紹介は学生と面接官の相互理解だけではありません。

面接官は自己紹介中にも、学生をしっかりとチェックしています。

本章では面接官が自己紹介中にチェックしているポイントを解説します。

マナー

面接官が自己紹介でチェックしているポイントその1は、マナーです。

社会人としての基本であるマナーは自己紹介をしている中でも、しっかりチェックされています。

特に一次面接のような社会人としての基本を重視する面接では、必ずチェックしています。清潔感のある身だしなみや態度、相手の話に共感して笑顔で相槌をうつ、正しい敬語や言葉づかいで会話するなど、マナーは面接を繰り返せば、改善が可能なので、模擬面接を繰り返して身につけましょう。

コミュニケーション能力

面接官が自己紹介でチェックしているポイントその2は、コミュニケーション能力です。

2018年におこなわれたアンケートの中で、多くの企業が採用に重視している項目に「コミュニケーション能力」をあげています。

自己紹介と自己紹介に関連する質問のやり取りの中で、面接官は学生のコミュニケーション能力をしっかりとチェックしています。

会話のやり取りに問題はないか、質問の意図を理解しているかなどがチェックの対象です。

参考:2018年度 新卒採用に関するアンケート調査結果

対応能力

面接官が自己紹介でチェックしているポイントその3は、対応能力です。

企業によっては面接官が自己紹介に1分や30秒という時間制限をつけるケースがあります。

多くの学生が面接での自己紹介を想定しているため、制限がなければ、問題なくできるでしょう。

自己紹介に制限をかけることで、咄嗟の対応力があるのかも企業ではチェックしています。

新卒面接の自己紹介で気をつけるべき6つのポイント

就活面接の自己紹介で気をつけるべき3つのポイント

面接における自己紹介は、第一印象を決める大きなポイントです。

肩の力が入りすぎた自己紹介をした結果、逆にマイナスの印象を与えてしまう結果も十分あります。

本章では面接での自己紹介で気をつけるべき3つのポイントを解説します。

アピールを盛り込み過ぎない

良い印象を持ってもらいたい気持ちから、ついアピールを盛り込み過ぎた自己紹介をしてしまう方もいるでしょう。

アピールを盛り込み過ぎた自己紹介は、自己PRと変わりがなくなってしまいます。

自己紹介は名前や大学などの基本情報を相手に伝えるためにおこなうものです。

自己PRを盛り込んでも問題ありませんが、内容を絞るなどあくまで基本情報が中心となる構成にしましょう。

分かりやすい内容にする

自分のことをよく知ってもらいたいという気持ちから、自分の好きなことや得意なことを自己紹介で語る方もいるでしょう。

自身の人となりを知ってもらう方法としては良い方法ですが、伝え方は要注意です。

例えば、自己紹介に専門用語や業界用語などが混ざっていると、聞いている面接官には内容が伝わりません。

自己紹介は自身の基本情報や人となりを知ってもらうことを目的としているため、内容をしっかりと伝える必要があります。

自己紹介の内容をチェックして、分かりやすい内容になっているかをチェックしましょう。

言葉遣いを意識する

基本的なことですが、言葉遣いやマナーにも意識をおきたいところです。あまり堅苦しく話し過ぎることはありませんので、最低限の礼儀だけ押さえておけば問題はありません。言葉遣いの最低限のポイントは敬語を使い、相手に不快でないトーンで話すこと。面接に望むことができる喜びや、準備いただいた事への御礼を伝えることも有効です。

例:「面接の場をご用意いただきましてありがとうございます。本日はお話ができることを楽しみにしております。緊張をしておりますが、どうぞよろしくお願いいたします。」

自己PRと混同しない

自己紹介・自己PRは異なります。自己紹介は簡潔に自分の基本情報を伝えるのが目的です。一方、自己PRは長所・適性・経験などをアピールして有用な人材であると説明するのが目的となります。

ただ、面接官は自己紹介と自己PRを明確にわけて質問するわけではないので、自己紹介を求められた時は、威張った印象を与えない程度の自己PR要素を少しだけ入れると良いでしょう。

自己紹介の段階で能力・長所を賞賛するように語り過ぎてしまうと、大げさに映り威張った印象を与えかねないので注意が必要です。冷静な言葉遣い・態度で信頼される第一印象を残すのが大切です。

ES・履歴書と食い違わないようにする

自己紹介の内容は、エントリーシート・履歴書の記載事項と一致していなければなりません。例えば、履歴書には掲載していない経歴・特技を語ったり、矛盾するエピソードを話したりすれば不誠実であると判断されかねません。

事前に提出した書類を再確認し、自己紹介で語る内容と合致しているかよく吟味しましょう。一貫性・誠実さを心がけることが何よりも重要です。

自己紹介は1分程度で行う

自己紹介は1分程度で簡潔に済ませましょう。冗長になれば面接官が内容を理解しづらくなったり、要点がつかみにくくなってしまったりします。

核心的な部分に絞り、言葉を選んで分かりやすく伝えるよう心がけましょう。基本プロフィールに加えてエピソードを2〜3つ程度を説明すれば十分です。長く話しすぎないよう、あらかじめ時間配分を決めて練習するのがおすすめです。短く簡潔に要点を絞った自己紹介ができるよう準備しましょう。

自身に合う企業を探すならスカウトサービス

自身に合う企業を探すならスカウトサービス

面接では自己紹介はもちろん、様々な質問をやり取りすることでお互いの相性を確認していきます。

面接を通じて、お互いの相性を確認するのも重要ですが、スカウトサービスを利用すれば、事前に確認ができます。

スカウトサービスは登録してある学生のプロフィールや経歴を基に、企業が学生を文字どおりスカウトするサービスです。

自身からマッチする企業を探すのも1つの方法ですが、スカウトサービスを通じて、企業側に探してもらうのも1つ方法といえるでしょう。

数あるスカウトサービスの中で、理系学生におすすめなのが、理系学生に特化した『TECH OFFER』です。

『TECH OFFER』を利用する企業は理系学生を採用したい企業ばかりになります。

面接などの選考を通じた相性の確認も1つの方法ですが、『TECH OFFER』でも自分に合う企業が探せます。

会員登録はたったの5分でできるので、ぜひこの機会に会員登録をしてみてはいかがでしょうか。

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新卒面接の自己紹介でよくある質問

新卒面接の自己紹介でよくある質問

新卒面接の自己紹介でよくある質問として、以下の4つが挙げられます。

  • ・新卒面接の自己紹介を英語で求められたら?
  • ・IT企業の新卒面接で効果的な自己紹介を知りたい
  • ・新卒面接の自己紹介を30秒でと言われたら?
  • ・理系企業の新卒面接で効果的な自己紹介を知りたい

新卒面接の自己紹介に関して疑問点がある場合は、上記質問への回答を参考にしてください。

新卒面接の自己紹介を英語で求められたら?

グローバル企業などでは、英語による自己紹介を求められる場合があります。英語の自己紹介が求められる場合は、事前に英文を作成して発音練習を十分に行うのが重要です。

内容は簡潔明瞭なものとし、語彙・文法に注意を払いましょう。氏名・出身地・学歴・経験などの基本情報を英語で話します。さらに、趣味・長所・志望動機なども加えるのもおすすめです。

発音はもちろん、アイコンタクト・ボディーランゲージ・手振りなど非言語コミュニケーションにも気を配る必要があります。英語力の高さに加え、堂々とした態度も評価されます。

IT企業の新卒面接で効果的な自己紹介を知りたい

IT企業を志望する学生は、IT技術へのモチベーション・関心を自己紹介に盛り込みましょう。例えば、「プログラミングに心を奪われ、学生時代から没頭してきました」「最新のWeb技術に強い関心があり、勉強を続けています」などと語れば、情熱が伝わります。

さらに、具体的な業績・スキルを示せれば採用に値する人材だと印象付けられます。「学内で○○コンテストに入賞し、コーディング力を評価されました」「JavaScriptを使い○○Webサイトを制作しました」などの実績を披露するのがおすすめです。最新のIT技術への造詣の深さ・課題解決力・アイデア創出力なども示せると、より望ましい人材像が伝わるはずです。

新卒面接の自己紹介を30秒でと言われたら?

時間制限があれば、基本情報に絞って簡潔に自己紹介する必要があります。挨拶して氏名を名乗った後、出身大学・専攻・志望の職種をコンパクトに述べましょう。さらに加えるなら、自己PRになる特技・アピールポイントを1つだけ選んで説明します。

重要なのは簡潔さなので、事前に要点をまとめて内容を詰める練習が不可欠です。語尾を極力整え、冗長に話しすぎない点にも気をつけましょう。制限時間内で的確に終われば、簡潔な言語表現力・要領の良さが評価されます。

理系企業の新卒面接で効果的な自己紹介を知りたい

理工系企業を志望する学生は、自然科学への興味関心を強調するのが賢明です。例えば「子供の頃から星・宇宙に夢を抱いていました」「高校で化学実験に熱中し、理系に進みました」といった学生時代のエピソードを交えましょう。

大学での学業についても触れ、「専門は○○で、△△分野を中心に研究してきました」などと話せばモチベーションの高さが伝わります。課外活動・資格取得など特定分野に対する探究心・熱意がうかがえる経歴があれば、盛り込むとなお良いです。

理系企業では論理的思考力・分析力も重視されます。物事を冷静に捉え、わかりやすい言葉で自己紹介できれば高い評価につながるはずです。

まとめ

今回は自己紹介とは何か、自己紹介の具体的なポイントを解説しました。

面接における自己紹介では以下3つのポイントを押さえるようにしましょう。

  • ・ガクチカを含む
  • ・入社意欲を表現する
  • ・目を見て、笑顔で伝える

自己紹介が上手くできれば、面接の”波”にも乗れるため、有利に面接が進められます。

ぜひ本記事を参考にしていただき、就活での自己紹介を作り上げていただければと思います。