はじめまして、理系就活情報局です。
今回は、一般的な就活の流れについて解説していきます!
「なんとなく就活を始めてる」「気付いたらある業界の選考が始まってた・・・」「効率良く就活をしたい」という思いを持っている学生も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では、「就活の流れ」から「就活開始時期」、「理系学生の大変な点」、「就活を有利に進める方法」まで、解説します!
就活の流れ
どのような流れでインターンや本選考は進んでいくのでしょうか?
とりあえず色々な就活サービスに登録はしたものの使いこなせていないという学生もいるでしょう。
ここでは就活の流れを紹介しつつどのような情報が必要になるかを紹介していきます。
自由応募の場合
自由応募とは自分から企業の新卒サイトに登録し、選考に進んでいく応募形式です。
エントリーシートを提出し、面接やグループディスカッションを複数回行った後にインターン参加の合格、本選考の内定がもらえます。
この場合、まず就活生が把握しておくべき情報はエントリー締切日とエントリーシート提出締切日です。
エントリー締切日とは、新卒サイトに登録するのに締切日を設けているということです。この締切日を逃してしまうと新卒サイトに登録することが出来なくなります。
こうなるとエントリーシートを出す事もできず、選考に進むことがそもそも不可能になります。
エントリーシート締切日は言葉の通りで、企業によってはエントリーシートの締切を設けているだけの所もありますが、エントリー自体の締切を設けている場合もあります。
少しでも気になる企業があるのであればとりあえずエントリーをしておきましょう。
エントリー締切日、エントリーシート締切日はインターンシップガイドや各種就活情報サイトなどに締切日のまとめが載っています。
面接日程は基本的に企業と学生の間で調整するため心配しなくても良いでしょう。
学校推薦の場合
学校推薦では企業ごとに枠があり、その枠が空いていれば推薦を受けられます。
これは本選考のみの話で、インターンは全員自由応募となります。
学校推薦を使った場合、エントリーシート免除やいきなり最終面接というケースもあり面接対策など早めの準備が必要です。
もちろんエントリーシートから提出しなければならないところもあります。
学校推薦を使いたいと考えている学生は自分の大学にどこの企業の推薦があるのか、枠はどれくらいあるのかを把握しておきましょう。
1つ注意点としては学校推薦を使って内定をもらった場合、基本的に内定辞退が難しいです。
どうしても行きたい企業がある、その推薦が学校にあった場合に使うというのが一番理想的と言えます。
就活開始時期はいつ頃?
自由応募の場合と学校推薦の場合における就活の流れと、把握すべきことを解説してきました。
次に、就活開始時期について解説します。
業界ごとにある程度の開始時期を把握しておくだけで、就活のスケジュールを立てやすくなるため、ぜひ参考にしてみてください!
開始時期の早い業界
通常サマーインターンであれば卒業前年度の7〜9月、本選考は卒業年度の3月から募集がスタートします。
これよりも早い時期にエントリーやエントリーシートの締切を設けている業界を早い業界と言えるでしょう。
基本的にサマーインターンの締切が早い業界は本選考の締切も早い傾向があります。
中には秋冬インターンの時期に本選考の内定を出す企業も存在するため、こうした業界では早めに就活を開始する必要があります。
ちなみにサマーインターンではさまざまな業界を見ておくことで、当初志望していなかった別業界の魅力に気づく場合もあります。
また本選考の面接などで「なぜこの業界を選んだのか」という質問にも答えやすくなるため、いくつかの業界をみておくことがおすすめです。
開始時期の遅い業界
一般的に本選考の内定の出るピークは卒業・修了年度の6月で、それよりも後に内定が出る業界は就活開始時期が遅い業界と言えるでしょう。
本選考の募集時期が遅い場合同時にインターンの募集時期が遅い場合もあるため、選考だけでなくインターンのスケジュールも確認しておきましょう。
このように採用募集の開始時期が早い業界と遅い業界があるため、自分の志望業界がどのような採用スケジュールで進むか把握し、応募機会を逃さないようにしましょう。
就活で理系学生が苦労しやすい点
ここでは理系学生が就活で苦労しやすい点を紹介します。
・研究で忙しい
・職種によっては競争率が高い
研究で忙しい
理系学生の中には平日毎日研究室に行かなければならない人もいます。
特に化学系、生物系の学生は日々実験を行い、経過を見る必要が出てくるため、平日は毎日研究室に通う必要が出てきます。
またコアタイムが設けられている研究室もあり、その時間帯は必ず研究室にいなければなりません。
学生を考慮して土日に面接やインターンを行ってくれるところもありますが、基本的に企業は平日の10時から17時の間に面接を行うところが多いです。
そのため、研究室のコアタイム等に被ってしまい研究室との両立が大変というところが理系学生ならではの大変さとなります。
職種によっては競争率が高い
理系で競争率が高い職種は、研究職や開発職などです。
この研究職や開発職はそもそもの募集人数が少なく、幅広い理系学生から人気な職種となっています。
そのため、大企業を中心に採用倍率が高くなってしまい、厳しい選考を通過する必要があるのです。
数多くの理系学生の中から選考で勝ち上がるためにも、エントリーシートや面接に磨きをかける必要があります。
研究室や授業とを両立させながら、こうした選考対策に取り組むことが理系学生にとっては大変でしょう。
就活を有利に進める方法
就活中の理系学生で忙しいなかでも効率良く就活を有利にすすめたい方もいるでしょう。
ここではいくつか、本選考で有利にすすめる方法を紹介します!
サマーインターンに参加する
本選考で有利にすすめる1つの手段としては、サマーインターンへの参加です。
全ての企業ではありませんが、サマーインターン参加者だけの特別選考や早期選考を用意している場合があります。
またサマーインターンで高評価をもらっている学生は、早期選考や本選考でも有利となる可能性があるでしょう。
インターン先の企業を受ける場合、インターンでの活動をアピールすれば面接官に企業で活躍できるイメージをしてもらいやすくなります。
オファー型を使う
2つ目はオファー型の就活サービスを使うことです。
オファー型とは、学生がプロフィールを入力することで興味のある企業が直接スカウトを出してくれるサービスのことを指します。
学生のプロフィールを企業の人事が読み、相性が良さそうだと思った学生にオファーを送ってくれます。
オファー受けた場合の多くはエントリーシート免除などの特別選考を受けられ、なかには一部選考免除してもらえることもあります。
就活サイトなどを通じて自分で選考に応募する作業は多くの時間がかかるでしょう。
就活を効率よく進めたい理系学生にオファー型の就活サービスはおすすめと言えます。
まとめ
この記事では「就活のやり方」について解説してきました。
重要なポイントをおさらいします。
・エントリーやエントリーシートの締切を確認しておく。
・業界によって募集時期に違いがあることを把握しておく。
・就活を有利にすすめるため、サマーインターンやオファー型就活サービスを活用していく。