こんにちは!理系就活情報局です。
就活適性検査は就職活動をしていくに当たって、とても大事なテストになってきます。
今回は、そんな就活適性検査において受ける時のコツ、良い結果が出る為に抑えておかなければいけないポイントなどを紹介していきます。
就活適性検査とは?

そもそも、就職活動を始め出してから就活適性検査という言葉を初めて耳にする学生が多いのではないでしょうか。
そこで就活適性検査とは一体どういうもので、就活適性検査の種類はいくつあるのか説明していきます。
就活適性検査の種類
主に、就活適性検査は人物の性格や能力を測定するものです。
学生の性格や能力を測定する事で企業の求める人物像とマッチするかを測ります。
適性検査の中でも大きく分けて「性格検査」と「能力検査」という2つのタイプのテストが存在しています。
「性格検査」においては学生のパーソナリティを把握する為に行われます。
性格に良い悪いをつけるのではなく、その学生のストレス耐性、価値観、資質などが企業の掲げるヴィジョンとマッチするかが重要になってくるのです。
テストの種類としては、TAL、SPI3などが挙げられます。
「能力検査」においては学生の知的能力を問う検査であって、言語能力、計算力などの基礎能力から論理的思考などの一般常識などがどれくらい身についているのかが見極められます。
テストの種類としては、SPI、玉手箱、GAB、CABなどが挙げられます。
就活適性検査の目的

そんな就活適性検査ですが、なぜ、就活生は受けなければいけないのでしょうか。
就活適性検査が就職活動においてどのように関わってくるのか、企業はなぜ就活生に就活適性検査を求めるのかを説明していきましょう。
面接者を絞り込むためのフィルター
企業側は何百、何千と言った応募を学生からもらいます。
そんな中、応募してきた学生1人1人と直接会って選考を行っていくのは現実的にとても厳しいです。
そこで、就活適性検査を用いる事で、面接に進んでいける人を絞り込んで行っているのです。
そんな絞り込み作業も、規模が多い企業になればなるほど、検査の結果基準が高くなる為、いくら他の部分に長けていても就活適性検査で選考を落とされてしまう場合もあります。
選考における参考資料
次にあげられる就活適性検査の目的が、選考における参考資料にする為です。
就活適性検査の結果を見る事で、学生の性格を客観的に可視化できます。
検査の結果を参考にし、それをもとに面接において質問をする事で、応募してきた学生の特性をより深く知る事ができるのです。
就活適性検査で落ちる人の特徴【能力調査】

次に、就活適性検査における能力調査テストにおいて落ちてしまう人の特徴を紹介していきます。
どのようなテストの受け方が失敗に繋がってしまうのかを知ることで、そう言ったミスを避ける事ができます。
失敗するテストの受け方の特徴を掴んで、就活適性検査に合格していきましょう。
時間配分のミス
まず最初に見受けられる特徴が、時間配分をうまく行えず、質問全てに回答できなくなってしまっている事です。
能力検査に時間をかけすぎ性格検査まで進めない学生が数多く見受けられています。
テストにおいて確認は重要ですが、適性検査の場合、時間内に少しでも多くの問題に回答している事が求められています。
能力検査の場合、暗記する問題よりも、問題形式を覚えて応用していく事で問題にもスムーズに取り組む事ができます。
試験慣れしていない
次に見受けられるのは、時間配分に繋がる原因である試験になれていない事です。
能力検査はある程度決まった問題形式に沿って問題が出題される為、練習して問題に慣れる事ができてないと、1つ1つの問題に時間がかかってしまい問題を全て解く事ができなくなってしまいます。
検査時に問題を見た瞬間解き方が頭の中で瞬時に出てくる事が求められる為、例え回答や公式を覚えていたとしても、問題に慣れていなかったり実践する事ができないとテストへの合格が難しくなってしまうのです。
暗記できる箇所を覚えていない
これまで、能力適性検査においては、暗記するよりも形式を覚え慣れる事が重要である事を記載してきました。
しかし、だからと言って全てを暗記しないでテストに挑むのは得策ではありません。、
能力検査の中にも暗記できる箇所がいくつかあり、それらをしっかり把握し暗記しておく事で合格への道が一気に見えてくるでしょう。
暗記で乗り越えられる分野としてあげられるのが、国語などの言語的な問題です。
非言語においては公式を当てはめると回答でき、言語においては反意語や語句の意味などを暗記をする事でスムーズに質問に回答できるのです。
就活適性検査で落ちる人の特徴【性格検査】

能力検査の事例の次は、性格検査において落ちてしまう人の特徴を紹介していきたいと思います。
性格検査も能力検査と同様、失敗してしまう事例をもとに、失敗してしまうテストの受け方をを回避していきましょう。
企業が求める人物像とのミスマッチ
1つ目は、企業が求める人物像とのミスマッチによって不合格になってしまう事があります。
性格検査においては検査結果から導き出されたあなた自身の特徴が企業の求める人物像と重なり合っているかが重要になってきます。
例えば、企業が「組織で協調性を重んじる」タイプの学生を求めていても、あなた自身が「個人の創造性を重視する」タイプの性格であったら企業側が求めるものとあなた自身の性格が食い違い、性格検査において落とされてしまう可能性が高くなってしまうのです。
企業を選ぶ際はもちろん、検査を受ける際もとにかく企業の求める人物像を理解することは、自身の為にも企業にとっても重要になってくるのです。
回答に矛盾がある
次に挙げられるポイントは、回答に一貫性を持たせる事が挙げられます。
検査を受ける中で、似たような質問がいくつか出てくる事があります。
そのような中でも、矛盾を無くして回答していく事が求められるのです。
自分をよく見せようと回答していく中で嘘をついて回答してしまうと、回答の中で嘘が原因で矛盾が生まれてしまい、不合格に繋がることも多々あります。、
適性検査では嘘はつかず、素直に一貫性を持って回答できるようにしていくのが重要になってくるのです。
極端な回答である
次に回答が「はい」、「いいえ」の極端な回答になり不合格に繋がってしまう事があるのです。
例えば、質問の中で、「あなたはこれまで一度も〇〇をした事がない」という強い否定文が含まれている質問がある中で、「はい」、「いいえ」などと答えてしまうと、回答が極端すぎて、偽った回答をしてしまっていると判断される場合があるのです。
極端な回答につながりやすい質問の例としては、
・今までに一度も勉強をサボった事がない
・人の悪口をいった事がない
・人との約束は一度も破った事がない
などが挙げられます。
性格検査においては、何事も嘘をつかず正直に答えるのがやはり重要になってくるのです。
就活適性検査におけるコツ

最後に、さらに就活適性検査において合格を目指す為に抑えるべきコツとポイントを紹介していきます。
参考書を活用する
1つ目は就活適性検査の問題集を活用していく事です。
問題は年々新しくなっており、最新版を参考にするのが最適とされています。
書店には数多くの問題集が並んでいますが、1番おすすめの勉強方法は、1つの問題集を繰り返し解いていく事です。
問題を繰り返し解いていく事で、問題の形式を理解できてきます。
就活適性検査の中で最も重要とされているのは多くの問題に取り掛かる事ではなく、問題の形式に慣れる事であります。
量より質が大事であるように、1つ1つの頻出される問題の傾向をしっかり理解して問題を解いていく事が大事になってくるのです。
企業の求める人物像を理解する
問題の形式を理解することに加え、企業がどのような人材を求めているのかしっかり再確認して理解を深めましょう。
前述したとおり、企業は膨大な数の学生のエントリーシートに目を通してきています。
適性検査の結果が会社の方針と合わなかったらそこで選考は終わってしまう為、就活適性検査においても、しっかり企業の方針や求める人物像について理解をしておく事が大事になってくるでしょう。
何よりも大事になってくるのが、自分の性格と企業の仕事環境が完璧にマッチする事ですが、企業の求める人物像を理解した上で検査結果を出す事で、企業の求める結果に近づき、選考も受かりやすくなってくるのです。
これだけは知っておきたいポイント(まとめ)
今回は、就活適性検査において種類別にどのような回答が落ちてしまうのかを主に紹介してきました。落ちてしまう回答や失敗例を知る事で、そういった不合格に導いてしまう回答の仕方やテストの受け方を回避できる為、今回の記事を参考にして就活適性検査において合格を獲得できるように役立ててください。また、就活適性検査においてコツを抑えた対策を行う事で自分の満足する就活ができるように頑張りましょう!