こんにちは。理系就活情報局です。

理系学生にとって、研究室などの学業と就活の両立は非常に悩むテーマになります。

受ける企業を増やせば増やすほど、選考に割く時間が増えて学業との両立は困難を極めるでしょう。

そのため、受ける企業を絞り込んで効率よく受けたいと感がる学生もいるのではないでしょうか。

「10社に絞って受けることで、どんなリスクがあるだろうか」

「志望企業を少なくすることで、どんな展開が考えられるだろう」

「10社しか受けないのは、数としてどうなのだろうか?」と思っている理系就活生に向けて、今回は志望企業を絞り込み過ぎることのリスクや対策方法について解説します!

就活本番を迎えて活動を本格させようと考えている理系就活生は、ぜひ参考にしてください。

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志望企業を10社に絞るリスクは?

志望企業を10社に絞るリスクは?

そもそも、就活で志望企業を10社に絞り込むことでどんなリスクがあるのでしょうか。

受けた企業全部に落ちる可能性がある

志望企業すべてに落ちてしまうリスクが考えられます。

自分の強みややりたいことなどから絞り込んだとしても、企業側の採用枠が決まっている以上、他の学生との比較で落ちることは十分考えられます。

また、志望企業とあなたが合致しているとは限りません。

年によって求める学生が変わることもあるため、対策を万全にしたとしても落ちるケースを考えてある程度の数の企業を受けておくと安心です。

ひとつひとつの選考に対するプレッシャーが強い

志望企業を絞り込んでいる場合、ひとつひとつの選考に対するプレッシャーは非常に大きくなります。

「A社の選考に落ちたから、選考中の企業はあと少ししかない」と1つの結果に対して受けるダメージが非常に大きく、残った企業の選考を受ける際に追い詰められやすくなります。

追い詰められた結果、実力を発揮できない恐れもあるのです。

後からもっといい企業が見つかる可能性がある

強い意志を持って志望企業を絞り込んだとしても、後からもっと自分に合った企業が見つかる可能性は十分あります。

既に内定を受諾した後で受けることもできます。しかし、内定辞退に対する対応が必要になったり、また就活対策のやり直しとなるなど時間と手間が大幅にかかる恐れがあるのです。

絞って受けた企業が人気企業ばかりの場合選考が大変

絞り込んで受けた企業が学生に人気がある企業ばかりだった場合、競争率が高いだけでなく、選考に対する対策も大変です。

場合によっては数百倍以上の倍率となるだけでなく、一つ落ちるだけでも大きなダメージを受けることになります。

志望企業を絞り込む際は、知名度・志望者の数なども確認しましょう。

逆に就活で10社しか受けないメリットは?

逆に就活で10社しか受けないメリットは?

志望企業を逆に絞り込むことで得られるメリットもあります。

学業との両立がしやすい

理系学生にとって学業と就活の両立は悩ましい問題ですが、志望企業が少ないことで両立のハードルが下がります。

研究室を多く休むことなく、学業にも集中できるので卒論などの執筆にも時間を割けるでしょう。

志望企業を絞っているので対策に時間をかけられる

志望企業を絞り込めれば、企業研究・選考対策に多くの時間を割けます。

同じ企業を志望している他の学生よりも、しっかりとした対策を取れることで優位に立てるかもしれません。

就活スケジュールにゆとりを持てる

就活スケジュールに余裕を持てます。

志望企業が多いほど書類作成や面接対策など多くの時間が必要です。しかし、志望企業に対して対策の時間を取れる上に、選考スケジュールも組みやすくなるでしょう。

納得のいく企業だけを受けることができる

納得のいく企業だけを受けられるため、満足度の高い就活となる可能性があります。

多くの企業を受けていると、どうしても志望度によって優劣がつくのでやる気が出ないこともあるでしょう。

しかし、納得して絞り込んだ企業だけをうけることで自分にとって納得性と満足度が高い就活になります。

最初から「10社しか受けない」という選択をするのが危険な理由

最初から「10社しか受けない」という選択をするのが危険な理由

では、最初から10社に志望企業を絞り込むのは危険な理由はどこにあるのでしょうか。

名前を知っている企業ばかり受けようとするから

学生にとって知っている企業とは「商品やサービスを見たことがある企業」「世間で誰もが知るような有名企業」がメインとなります。

しかし、企業は数多くあります。

学生が知らないだけで、実は優良と言われる隠れた企業も世の中にはたくさんあるのです。

知っている企業ばかりを受けると、それだけ志望する学生も多くなるためリスクが高いでしょう。

業界研究や職種研究がおろそかになる可能性があるから

受ける企業の関連する業界や職種だけを研究することになり、幅広い視点で比較検討する機会を失います。

結果的に志望企業の選考で業界研究や職種研究が足りず、力を発揮できないケースも考えられるのです。

多くの企業を知る機会を失うから

世の中には、多くの優良企業がありますがそれらを知る機会を失うことになりかねません。

せっかく、もっと自分らしさを発揮して働ける企業があるかもしれないのに、知らないまま終わるのは非常にもったいないことです。

幅広い視点で、業界研究や企業研究をしていくことでより自分らしい就活へつながります。

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受ける企業数は少なくても多くても良くない 

受ける企業数は少なくても多くても良くない 

よほど強い希望を持って志望企業を絞り込んだり、やりたい夢などがはっきりしたりしている場合を除き、ある程度の数の企業を受けることが望ましいです。

しっかり自己分析や業界研究をしたうえで受ける企業を絞り込む

まずは、しっかり自己分析や業界研究をして比較検討したうえで、受ける企業を絞り込みましょう。

最初から、頑なに「10社しか受けない」と決めて活動すると、後々後悔します。

結果的に10社になったという場合は別ですが、最初から数を決めてしまうのはやめましょう。

納得した上で受ける企業を決めることが大切

志望企業は、自己分析・業界研究・自分の強み・キャリアプランなど多くの視点から絞り込むことが大切です。

多くの視点から比較して絞り込んで納得できた企業を受けることが、就活の成功度を上げるためには欠かせないでしょう。

少なすぎると他の企業と比較検討する機会を失うことも

受ける企業が少なすぎると、他社と比較検討する機会を失いかねません。

世の中には多くの企業があり、給与形態やキャリアプラン、社内制度など様々です。

比較検討して納得する企業を見つけるためにも、できるだけ幅広い視点で判断するようにして下さい。

受ける企業数に迷った場合の対処法

受ける企業数に迷った場合の対処法

自己分析や業界研究でしっかりと自分のやりたいことを見つめ直す

受ける企業数に迷った場合は、基本に立ち返りましょう。

自己分析や業界研究、キャリアプランなどを見つめ直し、自分のやりたいことができる企業はどこなのか、しっかり自分自身と対話することで明確になるはずです。

キャリアセンターで先輩の進路事例を調べてみる

大学のキャリアセンターで、先輩の進路事例を調べてみることも大切です。

職員に相談したり、実際に卒業した先輩に連絡を取って話を聞くために訪問したりするなど、多くの人から客観的な話を聞いたうえで判断しましょう。

学内で開催される就活セミナーや企業説明会に積極的に参加する

学内で開催される就活セミナーや企業説明会に積極的に参加してみましょう。

特に、学内で開催される企業説明会は「その大学の学生を積極的に採用したい」と考えている企業が多く参加します。

卒業生が働いていることも多く、具体的な働き方やキャリアプランを聞く機会が設けられていることも珍しくありません。

時間が合う限り、参加してみることをおすすめします。

複数の業界のインターンに参加してみる

複数の業界のインターンに参加してみることも大切です。

既にやりたいことが決まっているとしても、関連する業界や全く興味のなかった業界など、複数の業界のインターンに参加することで視野が広がります。

視野を広く持つことは、より良い企業選択のためにも必要なことです。

所属する研究室の教授推薦枠についても確認する

所属する研究室で、教授推薦枠について確認しておくことも大切です。

毎年、同じだけの推薦枠があるとは限らない上、研究室内で志望する学生が多い場合はそこで学内選考が課せられます。

教授推薦がない可能性も考えた就活をしておくことで、慌てることなく活動できるでしょう。

大切なのは納得性と自信をもって就活を進められるかどうか

大切なのは納得性と自信をもって就活を進められるかどうか

就活は、いかに自分に合った企業と巡り合い、内定をもらえるかによってその後の社会人生活が大きく変わります。

しっかりと自己分析や業界研究などを経た上で納得し、自信をもって企業を受けて内定を得られるよう、コツコツと準備していきましょう。

くれぐれも、知名度や条件的なことだけで志望企業を決めることがないよう、入念に準備していくことが大切です。

まとめ

以上、10社しか受けないことに対するリスクやメリット、志望企業の選び方について解説しました。

就活は、数も大切ですがそれ以上に自分らしさを発揮できる企業と巡り合い、内定を得られるかどうかが大きく人生を左右します。

くれぐれも公開することがないよう、就活の準備をしていきましょう!

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