こんにちは。理系就活情報局です。
最終面接は、企業の社長と直接話せる機会です。
最終面接の逆質問は、相手が企業の代表であることを念頭に置いて行う必要があります。
本記事では、社長が相手の最終面接の逆質問のポイントや目的別の質問例を紹介します。
他の就活生と差別化するコツ、避けるべき質問例についても解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
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社長が相手の最終面接で逆質問をする意味とは?
入社前の疑問や不安を解消できる
社長が相手の最終面接で逆質問をする意味1つ目は、入社前の疑問や不安を解消できることです。
企業の社長は最終面接の逆質問を通して入社前に就活生の不安や疑問を解消し、自社の魅力を理解してもらいたいと考えています。
社長が相手の最終面接では、一次・二次面接までの面接官とは異なる視点からの回答が得られます。
よって、就活生にとっても広い視野の学びが得られる機会です。
経営方針や今後の事業展開を聞ける
社長が相手の最終面接で逆質問をする意味2つ目は、経営方針や今後の事業展開を聞けることです。
社長は企業の経営方針や事業展開の決定権を持つため、逆質問を通して他では得られない重要な情報が得られる可能性があります。
ただし、企業によっては社長自身が事業の細部まで把握していない場合もあります。
最終面接前に、経営陣の構成を確認しておきましょう。
企業との相性を確認できる
社長が相手の最終面接で逆質問をする意味3つ目は、企業との相性を確認できることです。
社長相手の最終面接では、「就活生が経営方針に十分に理解があるか」「自社の求める人材に合致するかどうか」を測っています。
一次〜二次面接までは就活生の基礎能力やポテンシャルが見られていました。しかし、社長相手の最終面接では、「将来長くこの会社で活躍できるかどうか」など会社の方針とのマッチ度が重要視されます。
逆質問を通して自己PRができる
社長が相手の最終面接で逆質問をする意味4つ目は、逆質問を通して自己PRができることです。
社長が相手の最終面接では、逆質問を通じて自己PRを行うことが重要です。
事前に企業の情報を調査し、具体的な質問を用意することで、採用の裁量を握る社長に対して入社意欲をアピールできます。
最終面接の逆質問を活用して、自身の魅力を最大限に伝えましょう。
社長への逆質問で高評価につながるポイント
社長が相手の最終面接の前に、社長への逆質問で高評価につながるポイントを把握しておきましょう。
高評価を得るためは、逆質問を通して「入社後に企業の発展に尽力する意欲がある」と伝えましょう。
たとえば、「自分が活躍するためにはどうすればいいか」「実際に活躍しているのはどんな社員か」といった逆質問をすれば、企業への貢献意欲があると伝えられます。
また、社長が相手の最終面接では、企業の経営方針に対する理解度も評価されるポイントです。
完全な理解は求められていませんが、経営方針と就活生の価値観が合致していれば、「自社の求める人材」として評価されます。
社長への逆質問を考える時のポイント
社長と経営方針について詳しく調べる
社長への逆質問を考える時のポイント1つ目は、社長と経営方針について詳しく調べることです。
社長が相手の最終面接の逆質問では、企業のHPで公開されている情報を単に確認するだけでは意味がありません。
むしろ、HPに書かれている内容をさらに深掘りできる質問を用意するのが重要です。
企業の社長は書籍を出版していたり、SNS活動や取材記事を通して経営方針や考えを語っていたりします。
企業のHPで公開されている「社長挨拶」と併せて社長の考えがわかる情報を活用して、社長にしか知り得ない内容を聞く逆質問を考えましょう。
逆質問で何を聞きたいのかを明確にする
社長への逆質問を考える時のポイント2つ目は、逆質問で何を聞きたいのかを明確にすることです。
社長や経営方針について調べたら、次は逆質問の目的とアピールしたい自身の魅力を明確に定めましょう。
自身の強みを印象付けられるような質問を用意すれば、面接官に良い印象を与えられます。
逆質問は、面接では十分に伝えきれなかった自身の長所を示せる貴重な機会でもあります。
聞きたいことを聞くだけで終わらせず、自分のアピールへとつなげることを意識してみましょう。
社長にしか聞けない内容にする
社長への逆質問を考える時のポイント3つ目は、社長にしか聞けない内容にすることです。
社長への逆質問では、他の社員にも聞ける内容の質問は避けましょう。「社長にしか聞けない」、あるいは「社長に聞くからこそ意味のある質問」を心がけましょう。
入社後は社長との接点が少ない場合も多いです。最終面接を最大限に活用して、企業の方針や経営に関する情報を引き出せれば、有意義な時間となります。
入社後に活躍できる人材だとアピールする
社長への逆質問を考える時のポイント4つ目は、入社後に活躍できる人材だとアピールすることです。
社長は、面接を通して「自社で活躍できる人材か」を見極めようとしています。自社への熱意や入社後のビジョンを効果的にアピールすれば、好印象を与えられます。
例えば、企業が取り組むプロジェクトに参加したい場合、「プロジェクトに参画するためにはどのような準備が必要か」と逆質問すれば、意欲と適性を示せます。
キャリアアップに対する意欲を示すためには、「活躍している社員の共通点は何か」と尋ねるのもおすすめです。
社長への逆質問で他の就活生と差を付けるコツ
逆質問は5個用意する
社長への逆質問で他の就活生と差を付けるコツ1つ目は、逆質問を5個用意することです。
社長が相手の最終面接は、就活生にとってその企業の情報を得る最大にして最後の機会となります。
面接中のやりとりで事前に用意していた逆質問が使えなくなってしまったり、社長の返答が短かすぎたりする場合、時間に余裕が生まれる可能性があります。
上記を加味して、逆質問は5個以上用意しておきましょう。
ただし、同じような質問ばかり用意していると、単調な印象を与えかねません。
質問のジャンルを適切に分散させて、バリエーションを持たせましょう。
「御社に入社したら」から始める
社長への逆質問で他の就活生と差を付けるコツ2つ目は、「御社に入社したら」から質問を始めることです。
社長が相手の最終面接では、「御社に入社したら」と逆質問を切り出すと、真剣な意欲を感じてもらえます。
そして、「入社後にどのようなお仕事に携われますか?」や「これまでの経験やスキルをどのように活かせますか?」といった質問を投げかけてください。社長に自分の強みを理解してもらうと同時に、採用後への期待感を持ってもらえます。
逆質問を深掘りされた時の備えをする
社長への逆質問で他の就活生と差を付けるコツ3つ目は、逆質問を深掘りされた時の備えをすることです。
社長は、最終面接で目の前の就活生が何を考えているのかを知ることで、どんなふうに入社後に活躍してくれるのかとイメージします。
社長が相手の最終面接の逆質問で、自分に思考力があるとアピールできれば、内定獲得に近づけます。
他の受験者と差別化を図るためにも、逆質問に対する社長の回答や反応を想定しておきましょう。話題を掘り下げられても対応できるよう、準備しておくことをおすすめします。
社長への逆質問で知っておきたいこと
逆質問をする時は時間に配慮する
社長が相手の最終面接の逆質問では、時間に配慮しましょう。
社長のスケジュールは詰まっている場合が多く、多忙な予定の合間を縫って採用活動に時間を割いています。多少の遅れは想定しているかもしれませんが、あまりに超過してしまえば後の予定に響きます。
最終面接は30分前後で行われることが一般的なため、準備段階から質問の優先順位を明確にしておき、時間内に効果的に質問を行いましょう。
逆質問を聞かれなくても落ち込まない
社長が相手の最終面接では、スケジュールの都合上、逆質問の時間が設けられない可能性もあります。
もし逆質問の時間がなかったとしても、落ち込む必要はありません。
逆質問の時間がなかったからといって、不採用が決まったわけではありません。
逆質問がなくても面接のやりとりで好印象を与えられるよう、力を入れて取り組みましょう。
無理に逆質問する必要はない
社長が相手の最終面接では、「何か質問はありませんか?」と尋ねられた際は、「特にありません」と回答するのは避けましょう。
ただし、即座に質問が浮かばない場合や面接中に準備していた逆質問の内容について話す場合もあります。
上記の状況で、無理に逆質問をする必要はありません。
「特にありません」と答えるのではなく、「面接でご説明いただいたことで、さらに理解を深めることができました。御社への入社意欲がさらに高まりました」と、前向きな姿勢を示します。
質問できる内容がなくても、積極的な姿勢を見せれば、面接官に良い印象を与えられるでしょう。
面接官との建設的なコミュニケーションを心がけ、自社への熱意を適切に表現することが、合格への近道となるはずです。
最終面接で社長にしたい逆質問の例
会社の経営方針や事業を聞く逆質問
・今後は、どのような事業に力を入れる予定でしょうか?
・◎◎◎◎事業の今後の展望について教えてください。
・御社が今後解決したいと考えている課題を教えてください。
・御社で仕事をする上で、最も大切にすべきことを教えていただけますか?
社長自身について聞く逆質問
・◎◎◎◎さんが会社経営で最も大切にしていることは何ですか?
・◎◎◎◎さんは、これまでどのようにキャリアを積んでこられたのでしょうか?
・◎◎◎◎さんが、今までで一番苦労した経験について教えてください。
・◎◎◎◎さんの将来の夢や、今後のビジョンについて教えてください。
入社後について聞く逆質問
・入社するまでに、新入社員が準備しておいたほうがいいことは何ですか?
・将来キャリアを重ねていくために、今からできる準備はありますか?
・◎◎◎◎事業に携わるために、必要なことや経験はありますか?
・御社で活躍している社員に共通している長所や魅力は何でしょうか?
面接中に抱いた疑問を聞く逆質問
・先ほど◎◎◎◎事業に携われるステップについて伺いましたが、具体的にどのような業務内容でどんな成果を求められるのか、詳細を教えていただけますか?
・先ほど話題に出た◎◎◎◎事業の海外展開についてですが、入社後の成果次第で挑戦できる可能性はありますか?
・◎◎◎◎業務について伺いましたが、入社前に取得しておくべき資格ややっておくべき勉強はありますか?
最終面接で社長にする逆質問のNG例
調べればわかることを聞く逆質問
・御社の事業内容と売上について教えてください。
・御社の海外拠点の数を教えていただけますか?
・御社の主要な取引先はどの会社ですか?
待遇に関する逆質問
・実際のところ、有給休暇はすべて消化できますか?
・今後福利厚生に加わるものはありますか?
・昇給すると、どの程度給与が上がりますか?
受け身な姿勢が伝わる逆質問
・◎◎◎◎事業に携わりたいのですが、入社後に勉強できる制度はありますか?
・御社に入社すれば、どのように成長していけるでしょうか?
・仕事で成果を出せなかったら、評価が下がりますか?
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社長が相手の最終面接の逆質問は、普段は直接話せない経営者と直接会話ができ、自分の認識を確認する機会です。
入社後に「こんなはずではなかった」と後悔しないためにも、就活では複数の企業と出会うことが大切です。
相性の良い企業と出会うには、オファーサイトの利用がおすすめです。
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まとめ
社長が相手の最終面接までくれば、内定まであと少しです。
少しでも内定の可能性をあげるためには、逆質問を有効活用することが重要です。
逆質問を通して入社意欲や自分の魅力をアピールして、内定に近づきましょう!