はじめまして、理系就活情報局です。
今回は、マーチ(MARCH)の理系学生の就職に関わることついて解説していきます!

マーチ(MARCH)の理系は就職に強いと言われていることがありますが、実際はどうなのでしょうか?

そこで、この記事では、「マーチ(MARCH)理系は就職に強いのか」から「マーチ(MARCH)の理系学生の就職率」まで、マーチ理系の就活について掘り下げて解説していきます。

マーチの理系に興味がある方・マーチの理系学生の方は、
理系就活を優位に進めたい理系就活生は是非参考にしてみてください!!

マーチは就職に有利と言われる理由

MARCH卒の学生は、就職に有利といわれることがありますが、どのような理由からそのように言われるのでしょうか?

ここでは、MARCH学生が就職に強いと言われる理由3つを解説していきます。

一定の学歴フィルターをクリアしている

就職において「学歴フィルター」というものが存在するケースがあります。

一部の難関企業では、東大・東工大・早慶などの学生しか通過できないケースもあります。

しかしながら、MARCHの学生は一定の学力を備えているとみなされるため、この学歴フィルターにひっかかることはほとんどありません。

多くの企業を受ける上で学歴フィルターは関係がないので、心配する必要はないでしょう。

充実したキャンパスライフが期待できる

MARCHは全国的にも人気が高く規模が大きい大学のため、多数の部活・サークルが存在します。

また、学内のみならずインカレなどもあり、大学を超えて同年代の学生と関わることができるチャンスがあります。

加えて、大学の立地も良いため、アルバイトや課外活動にも取り組みやすいでしょう。

大学のサポートが手厚い

明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学の5大学はともに、学生のキャリア教育に力を入れており、就職活動へのサポートも十分です。

大学による学生への就職活動のサポートが、高い就職率につながっていると言えるでしょう。

▼あなたに合った企業が丸わかり▼
TECH OFFERで理系限定適性診断を受ける

マーチを比較してみると…

ここまで、MARCHの理系学生が就職に強いと言われている理由をご紹介しました。

ここでは、「有名企業への就職率」と「平均年収」の2つの観点から、MARCH5大学を比較していきます。

「有名企業への就職率」「平均年収」は、どちらも就活をする際に注目するポイントになるかもしれません。
これから就活を始める方は、ぜひ参考にしてみてください!

【有名企業】就職率ランキング

2020年度の「有名企業400社の実就職率」によると、MARCHの有名企業就職率は、青山学院大学が29.1%で20位、明治大学が28.4%で22位、立教大学で23.8%で32位、中央大学が21.4%で37位、法政大学が21.1%で38位となっています。
有名企業へ入社することがすべての学生にとって良いわけではありませんが、有名企業への就職率も参考程度にみてみると面白いでしょう。

平均年収

OpenWorkが発表した「出身大学別年収ランキングTOP30」によると、各大学の新卒時の平均年収は、明治大学が402.8万円、青山学院大学が400.1万円、中央大学が404.7万円となっています。
3大学とも新卒時の年収が400万を超えており、そこまで差はないようです。

また、30歳時の平均年収は、明治大学が560.4万円、青山学院大学が554.8万円、中央大学が563.2万円となっています。
各大学とも平均年収は550万を超えており、こちらも大きな差異はないようです。

【大学別】理系の就職率

ここまで、各大学の卒業生の有名企業への就職率や平均年収について説明してきました。

ここでは、各大学の理系学部卒業生の就職率についてまとめています。

卒業生の就職率は就活を進める上で気になるポイントだと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

明治大学

明治大学理工学部の就職率は94.8%、農学部が95.2%、総合数理学部が96.8%となっており、かなり就職率が高いことがわかります。

青山学院大学

青山学院大学の理工学部の就職率は94.4%となっており、かなり高い就職率を誇ります。
特に女子学生の就職率が高く、人数が少ないとはいえ、就職率100%を記録しています。

立教大学

立教大学は理学部が就職率94.4%とやはり高い就職率を誇ります。業種別でみると情報系が4割と高く、他の学部を圧倒しています。。数学科があるため、数学的な知識や論理的思考力が求められるような職種、業種へも実績を出している状況です。

中央大学

理工学部の就職率は58.2%となっており他大学に比べ低めですが、これは大学院へ進学する学生が全体の4割近くいるためです。

数学科・物理学科などは、就職率100%を達成しており、就職の強さを感じさせる結果となっています。

法政大学

理系学生の就職率は、理工学部が89.9%、デザイン工学部が91.3%、生命科学部が94.6%、情報科学部が96%となっており、学部によって就職率に差が見られます。

理工学部の経営システム工学科は就職率100%を達成しており、学科内でも差があるようです。

▼あなたに合った企業が丸わかり▼
TECH OFFERで理系限定適性診断を受ける

【大学別】卒業生が選んだ業界・就職先ランキング

ここまで、MARCH各大学の卒業生の有名企業就職率、理系の就職率について解説してきました。

ここからは、「MARCH各大学の理系学部卒業生が選んだ業界・就職先」について解説していきます。

各大学の卒業生に多い業界・職種などについて詳しくまとめていますので、MARCHの理系学生の方は、ぜひ注目してみてください。

明治大学

明治大学の卒業生に多い就職先業界は、一番目が情報通信業、二番目が製造業、三番目に金融・保険業と続いています。

主な就職先を見てみると、富士通、日立、東京電力、鹿島建設などに10人以上の学生が就職を決めているほか、さまざまな一流企業に就職しています。

総合数理学部に関しては、ソフトバンク、NTTデータなど、情報通信関係の企業に就職する学生も多くいるようです。

青山学院大学

青山学院大学の卒業生の就職先業界は、情報通信業がもっとも多く、その次に金融・保険業、卸売業などが続いています。

就職先としては、大手システムインテグレーターのTISをはじめ、伊藤忠テクノソリューションズ、富士ソフト、NTTコムウェアや大成建設、東京電力などに就職する学生がいるようです。

立教大学

立教大学の卒業生の就職先業界には、情報業をはじめ、サービス業、製造業が多くみられます。

就職先にはTISやNTT東日本、日立製作所、日本IBMなどの有名企業が多くみられ、他にもJT、カルビー、大正製薬などの企業へ就職した学生もいるようです。

中央大学

理工学部の就職先業界をみると、通信・情報サービスが最も多く、次にメーカーが続いています。

理系学部全体の就職先としては、NECが多い一方、NECソリューションイノベータが様々な学科の学生を採用しています。
富士通系・NTT系などに就職を決めている卒業生もいるようです。。

都市環境学科に関しては、学生10人が東京都庁に就職しており、官公庁にも強いことがうかがえます。

法政大学

デザイン工学部は建設系が多く、清水建設・大林組などの大手ゼネコンへの就職が目立ちます。
また、情報科学部は74%が情報通信で、富士通やセイコーエプソン、TISなどが就職先に挙がっています。
生命科学部は、製造や情報通信など多岐にわたり、理工学部は情報・通信と製造業が約半数を占めています。(2020卒のデータによる)

▼あなたに合った企業が丸わかり▼
TECH OFFERで理系限定適性診断を受ける

これだけは知っておきたいポイント!(まとめ)

この記事では、「【マーチ理系は就職に強い?】就職率ランキングなど徹底解説」というテーマで、マーチ理系の就活に関わることを解説してきました。

ここで、本記事の重要なポイントをおさらいしておきましょう。

・マーチは就職に有利と言われる理由
  ①一定の学歴フィルターをクリアしている
  ②充実したキャンパスライフが期待できる
  ③大学のサポートが手厚い

・マーチを比較してみると…
 【有名企業】就職率ランキング…青山学院大学、明治大学、立教大学、中央大学、法政大                学の順で高く、20~30%の間にある
 平均年収…各大学ともに新卒時は400万、30歳時は550万を超えている