こんにちは。理系就活情報局です。

IT業界を志望している理系学生にとって、どんな筆記試験が課されるのか、どんな対策をしたらいいのか気になっている学生もいるでしょう。

筆記試験は、面接前に課されることも多く、突破できなければその後の選考にすすめないので何としても突破したいところです。

「IT業界で課される筆記試験を突破するには、どんな対策をしたらいいのか」

「IT業界特有の試験があるのだろうか。もし、あるのならどんなものがあるか」

「IT業界で課される筆記試験対策をしたい」と考えている理系就活生に向けて、今回は筆記試験の種類から、重視される能力・対策方法について解説します!

これからIT業界を受けてみたいと考えている理系就活生は、ぜひ参考にしてください。

新卒の場合は、専攻外でも採用される

新卒の場合は、専攻外でも採用される

IT業界と聞くと、プログラミング言語を使える学生や専攻で勉強していないと採用してもらえないと思うかもしれません。

しかし、新卒採用の場合は専攻していなかった学生もたくさん採用されています。

新卒採用の基本は「ポテンシャル採用」

新卒採用の基本は、その職業に就くために資格が求められるケースを除けば「ポテンシャル採用」です。

IT業界は人材不足とされており、新卒なら適正があると判断されれば文系学生も多く採用されています。

必ずしも情報系の専攻出身である必要はなく、情報系の専攻だったから採用される保証もありません。

その学生が持っている能力や可能性などを踏まえて総合的に判断されます。

また、テックオファーのようなスカウト型サイトに登録しておくと、IT業界をはじめ様々な企業からオファーが届きます。

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基本は一般的な就活の筆記対策がベースになる

経験者採用では、実際のプログラミングなどを想定したコーディング試験などが課されますが、学生の場合は専門的な試験は課されません。

基本は一般的な就活の筆記試験対策がベースとなります。

そのうえで、計算能力や論理的思考力を試される試験がプラスαで課されるケースがほとんどです。

中には、SPIのみというところもありますが、その場合は難易度が少し難しめに設定されている程度であることが大半なので、充分対策できます。

一部の企業でIT業界の適性を測る検査が課される

一部の企業では、独自の適性検査として実際のシステムを想定したフローチャートを書かせたり、プログラミングを体験したりする試験が課される場合もあるようです。

しかし、適性がある学生であれば突破できる内容になっているため、過度な心配は不要です。

万が一、IT関連企業を複数社受けても筆記試験が突破できない場合は、志望企業について考え直してみることをおすすめします。

試験の実施形式はWebとマークシートの2種類

試験の実施形式はWeb上で受けるものと、マークシートの2種類があります。

Web試験は、自宅で期日までに好きな時間に受けられる形式や、テストセンターで受験する形式があります。

自宅で好きな時に受けられる形式は、なりすまし受検などが横行したため、現在では大都市に設置されたテストセンター会場で企業が定めた期日までに受検することが主流です。

マークシート式は、企業で説明会後にその場で筆記試験を課す場合によく使われますが、現在では少なくなっています。

どちらにしても、しっかり事前対策をしておけば問題なく解ける内容です。

形式によって難易度に差があるわけではありませんので安心してください。

適性検査で課される試験の種類

適性検査で課される試験の種類

ここでは、課される筆記試験の種類について解説します。

ここで紹介していない種類の検査を貸される企業もあるのでここに紹介したものがすべてではありません。

SPI

SPI「Synthetic Personality Inventory(総合適性検査)」は、1974年に「学歴や職歴などの表面的な情報だけではなく、個人の資質をベースとした採用選考に寄与したい」という考え方から誕生したテストです。

社会人として必要とされる幅広い能力・適性を測るためのテストで、多くの企業で導入されています。

能力検査では、計算や読解力など仕事を行う上で必要な能力がどの程度あるのかを判断するために行います。

適性検査は、その人のパーソナリティを測り、どのようの傾向の性格なのか、どんな組織に適しているのかを見るものです。

これらにプラスして、一部の企業では英語の試験がプラスされている場合もあります。

企業によって、筆記試験通過のボーダーラインは違い、必ずしも能力検査の成績がいいから通過できるとは限りません。

能力検査の対策と同時に、企業が求める人材像も踏まえつつ素直に回答することが重要となります。

CAB

CABは「Computer Aptitude Battery=コンピューター職適性診断テストの略」です。

日本エス・エイチ・エル社が開発した試験で、情報処理・システム関連の企業の多くで採用されています。

SEやプログラマーなどの技術職を目指している学生の適性を測るテストとして導入されているケースが多く、IT業界志望の学生にとっては遭遇する可能性が高いテストの一つです。

GAB

GABは、新卒総合職採用のために開発されたテストです。

論理的思考力を中心に判定できる適性検査で、SPIに比べれば知名度は低いですが、意外にも多くの企業の新卒採用で使われています。 

構成は「言語理解」「計数理解」という知的能力を測る検査、「パーソナリティ」という受検者の性格や志向を測る検査で作られています。

IT業界でも、営業職や総合職として採用するケースもあり、この適性検査を採用している企業も見受けられますので、対策した方が良いでしょう。

ATPP

ATPPは、はアメリカに本社があるIT企業大手IBMがエンジニア職を対象に開発した適性検査で、数学的な問題を中心にエンジニアの適性を測ります。

試験時間はかなり短く設定されており、解答にはスピードと慣れが必要です。

試験内容は「数列」「算数」「さまざまな文字を含む5×5のマトリクス」などが出題され、過去問題は非公開ですが、出題傾向はCABに類似しています。

そのため、CABの過去問題を解くと訓練になりますので対策しておきましょう。

企業独自の適性検査

企業によっては、独自に作った適性検査が課されることもあります。

簡単なプログラミング講習をした後に解くもの、フローチャートを書かせるものなど、企業によって様々です。

キャリアセンターで、志望企業の選考内容をあらかじめ調べておくことをおすすめします。

適性検査でどんな能力を測定している?IT業界で重視される能力

適性検査でどんな能力を測定している?IT業界で重視される能力

論理的思考力

IT業界の場合、プログラマーやシステムエンジニアなどの技術職を中心に論理的思考力があるかどうかを重視しています。

システム設計や構築の際、論理的に考えることができなければうまくいかないからです。

営業職や事務職でも、プログラマーやシステムエンジニアのプロジェクトのサポートや、取引先でシステム提案などをすることがあるため、あるに越したことはありません。

計算速度や処理速度

IT業界は、タイトなスケジュールで動くことも珍しくありません。

また、設計変更や仕様変更でコーディングなどを修正することもあります。

正確な計算速度や処理能力を持っていることは、技術者として欠かせない能力の一つです。

忍耐力

IT業界の現場では、予期せぬトラブルや仕様変更が発生することも多いです。

その際、粘り強く問題と向き合い、解決に向けて努力する忍耐力が要求されます。

飽きっぽい人や、問題解決に向けた地道な努力ができない人は向いていないでしょう。

ひらめきや突破力

想定外のトラブルや、うまく進まないシステム構築を解決に導くために試行錯誤を繰り返すこともあります。

その際、解決のためのひらめきや突破力も大切になってきます。

天才的なひらめきではなく「こうしたらいいのではないか」「ここに問題があるのではないか」と多くの可能性を思い付いたり、気付けたりする人が現場で重宝されます。

適性検査の対策でしておきたいこと

適性検査の対策でしておきたいこと

適性検査に向けてしておきたい対策について解説します。

SPIは早い段階から問題集を買って何度も解いておく

SPIについては、書店などで問題集が多く販売されています。

自分に合ったものを1冊選び、繰り返し問題を解いて、能力検査の部分を中心に対策しておきましょう。

最も課されることが多い適性検査のため、対策できていなければIT業界に限らず筆記試験を突破することが難しくなります。

可能であれば、低学年の時からやっておくと他の就活準備に余裕を持てるのでおすすめです。

特定企業に狙いを定めているならキャリアセンターで先輩の情報を確認

既に特定の志望企業がある場合は、まずキャリアセンターで先輩の就活記録を確認しましょう。

筆記試験の内容や面接での質問などが確認できます。

ただし、キャリアセンターで確認した通りの選考になるかどうかは別です。

企業によっては、選考内容を一新する場合もあるため、どの企業を受けるにしても共通してできる基本的な対策をしっかり進めておくことをおすすめします。

簡単なプログラミングでシステムをいくつか作ってみる

実際に、簡単なシステムを自分で作り、プログラミングの流れを掴んでみることも有効です。

特に専攻外の学生にとって、プログラミングを体験してみることで得られる経験は多くあります。

業界研究や、職種研究にも非常に役立ちますので、時間に余裕がある低学年のうちにやってみるといいのではないでしょうか。

ネット上にある例題を確認する

適性検査の種類によっては、過去問題の入手が難しい場合もあります。

インターネット上に、試験を受けた人の感想や例題が出ていることもあるため、地道に検索してみるといいでしょう。

まとめ

この記事では、IT業界で課されることの多い適性検査の種類や、適性検査で重視される能力、対策について解説してきました。

重要なポイントをおさらいします。

・IT業界の新卒採用は、人手不足もあり専攻外でも採用される。

1.基本的にポテンシャル採用なので、文系でも適正さえあれば採用されている

2.就活対策は、IT業界だからと特別な準備はさほど必要ないが、企業によっては独自の適性検査を課されることもある。

・適性検査の種類は、SPI・CAB・GAB・ATPP・企業独自の適性検査が多い。

1.SPIの場合でも、プラスαで英語が課されることもある

2.キャリアセンターで志望企業の選考内容はあらかじめ確認しておく

・IT業界の適性検査で重視される能力は、論理的思考力・忍耐力・計算や処理速度・ひらめきや突破力などがある。

・対策はSPIを中心に、ネット上で例題を探したり、受けた人の声などを集めてみる。

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