こんにちは。理系就活情報局です。
今回は、「エンジニア志望の理系就活生にとってのインターンシップ」について、様々な角度から見ていきます!
理系と一口に言っても、理系に分類される学部は様々です。出身学部や専門性によって自ずと進路も異なるため、「理系ならインターンシップ参加は当然!」という情報を耳にしても、「はたして自分の場合もそうなのかな?」と悩んでしまいますよね。
そこで、本記事ではエンジニア志望の理系就活生に焦点を絞ります。
「エンジニアになりたいけど、インターンシップに参加するか悩んでいる」
「そもそも、インターンシップは必須じゃないよね……」
という悩みを抱えている方は、是非参考にしてみてください!
エンジニア志望の理系学生がインターンシップに参加するメリット
残り少ない学生生活、それも長期インターンシップに参加するのであれば短くない時間を充てるため、後悔したくないと思っている方も多いと思います。中には、大学との両立がキツかったという先輩の体験談を聞いたことがある方もいるかもしれません。
結論を言えば、エンジニア志望の理系就活生の場合も他の理系と同じく、インターンシップに参加したほうが就職活動に有利になることは間違いありません。
何故かといえば、インターンシップに参加することは、就職活動をする上で大きなメリットを得ることを意味するからです。
就職活動をする上で避けられないエントリーシートや面接でのアピール材料にもなる上に、実際に働きながら経験を積むことは、あなたにとって大きな財産になります。
そのことを押さえた上で、次に「エンジニア志望がインターンシップに参加することで得られるメリット」について解説します。
就職前の理想と就職後の現実の隙間を埋められる
エンジニア志望といっても、担当するプロジェクトによって仕事内容は様々に異なります。
WEBエンジニアなのか、それともモバイルやインフラが専門なのかによって、インターンシップ先として選ぶ企業も内容も異なってきます。
だからこそ、一度自分が志望する業種のインターンシップに参加してみることが重要です。
たとえ「この会社でこんな仕事がしたい!」という強い思いがあったとしても、いざ就職後に後悔したという例も少なくありません。
仕事内容が多様である分、会社によって体制や業務が異なり、理想と現実とのギャップを感じやすいのがエンジニア職の特徴でもあります。
せっかく就職活動を頑張って内定までこぎ着けたのに、いざ働き出して後悔した……という状態に陥らないためにも、一度インターンシップに参加してみましょう。
自分の適性を確認するという点においても、インターンシップは有効です。
限りある時間を無駄にしないために、エンジニア志望こそインターンシップへの参加をオススメします。
現場で働くことで自分のスキルを実践的に磨ける
エンジニア志望がインターンシップに参加すると、「実際に働きながらスキルを磨ける」というメリットを得ることが可能です。
大学で学んできたことを活かしながら、着実に役に立つ実践的なスキルが得られるのですから、インターンシップはエンジニア志望にとって良いことずくめだと言えます。
前述したように、志望する業種や企業によって内容が違ってくるため、実際にプログラミングをするインターンシップもあれば、プロジェクトのサポート担当となるインターンシップもあるでしょう。
あなたが進みたい道に合うインターンシップを見つけて、働くという体験を通してエンジニアとしてのスキルを身につければ、就職活動でアピールできる長所になりますよ。
エンジニアは、個々のスキルや資質を問われる職種です。
企業から見れば、「インターンシップで現場を知っている就活生」と「現場を知らない就活生」のどちらに惹かれるのかは、自明のことです。
「自分は役に立てる存在です」とアピールするためにも、インターンシップに参加して自分の能力に磨きをかけましょう。
参加するなら短期?長期?有給インターンにも注目
エンジニア志望がインターンシップに参加するメリットについて確認したところで、次は「インターンシップの種類」について把握しておきましょう。
インターンシップは、実施期間で大分することができます。
1dayから数日の間で行われる「短期」と、数週間以上に及ぶ「長期」、それぞれにメリットがあるため、自分に合ったインターンシップを選ぶことが重要です。
以下では、それぞれのインターンシップに向いている人と、有給インターンについて説明していきます。
自分の可能性を広げるなら短期がおすすめ
1day~数日にわたって行われる短期インターンシップは、期間が短いため、「色んな会社を内側から見てみたい」人や「自分の志望職種に悩んでいる」人に適しています。
短期のインターンシップは、企業説明に終始することが多い傾向にありますが、理系の場合は実践的な内容が行われていることも多いです。
「エンジニア志望ということは決まっていても、どんな会社やプロジェクトが合うのか分からない……」
「このまま何となく志望先を決めてもいいのかな……」
という悩みを抱えている方は、複数の短期インターンシップに参加してみましょう。
複数のインターンシップに参加して比較してみることで、自分の中で曖昧だった「就職活動の基準」や適性が見えてきますよ。もしかすると、自分では思ってもみなかった可能性が広がることだってあるかもしれません。
本命企業が明確なら長期インターンでアピールしよう
もし本命の企業が決まっていて、その企業が長期インターンシップを開催している場合は、しっかり参加して自分の存在をアピールしましょう。
インターンシップへの参加は選考に関係ないとする企業も多いですが、企業側には優秀な人材を同業他社に採られたくない気持ちがあるのも事実です。
早期内定ルートに乗れる可能性があるだけでなく、面接で「インターンシップに参加したことで、より強く志望する気持ちが湧いてきた」とアピールする材料になるというメリットもあります。
たとえ本命ではない企業だとしても、長期インターンシップに参加するメリットはあります。長期インターンシップはより実務に近い内容で行われるため、短期に比べて深い領域の仕事に携わることができるのです。
エンジニア向けのインターンシップは、プログラム経験が少ない人でも参加できるものも多数開催されていますので、経験が少ないことで尻込みすることはありません。むしろ、自分のスキルに自信が無い人こそ、インターンシップを通じて技術を向上させましょう。
技術と経験とともに報酬が得られる有給インターン
就活生は、その会社の仕事を体験したり、技術を向上させたいという目的でインターンシップに参加します。
インターンシップの中には、スキルと経験が得られるだけでなく、給料が発生する「有給インターン」と呼ばれるものもあります。特に、長期インターンは勤務に応じて給料が発生する場合が多いです。
学びながら報酬を得られるのは、時間がない理系就活生にとって嬉しいポイントですね。
時給制や日給制が中心ですが、中には成果報酬が支給される会社もあり、頑張りが目に見える形で反映されます。
ただし、インターンシップはお金を得るためではなく、あくまでも就職活動を有利に進めるために参加するのです。
「有給だから」という理由ではなく、志望度や内容を優先して参加するかどうか決めましょう。
エンジニア志望向けのインターンシップの見つけ方
ここまで、エンジニア志望がインターンシップに参加するメリットと、インターンシップの種類について説明してきました。
次は、エンジニア志望が参加したいと思えるインターンシップの探し方について解説します。
志望企業が明確なら公式サイトから応募しよう
基本的に、企業は公式サイトや採用サイトでインターンシップの情報を公開しています。
企業の多くは就活サイト経由で選考に応募できますが、中には自社の採用サイトへ誘導される場合もあります。
そのため、志望企業がはっきりと決まっている場合は、採用サイトに登録しておくことをオススメします。
企業から採用に関わる情報がメールで届くため、インターンシップの開催を見逃すこともありませんよ。
複数のインターンシップ情報サイトを活用しよう
志望企業が決まっていない方や、色んな企業のインターンシップを比較してから参加を決めたいという方は、複数の情報サイトを上手に活用しましょう。
複数の情報サイトを利用すれば、「あのサイトには掲載されていたけれど、このサイトにはなかった」といった漏れが生じにくく、自分に合いそうなインターンシップを効率的に見つけることができます。
まず登録をオススメしたいのは、「理系ナビ」のような理系就活生に特化した就活サイトです。
「理系ナビ」は、理系就活生向けのインターンシップ情報を得られるだけでなく、実際に参加した会員の感想やノウハウが詰まったインターンレポートも公開されていますよ。
理系のインターンシップを幅広く押さえたサイトの次に登録したいのは、エンジニアに特化したインターン情報を掲載するサイトです。
たとえば、「エンジニアインターン」はITエンジニアに特化した就活サイト「エンジニア就活」と同じ運営会社のため、安心して利用することができます。
「エンジニアインターン」には、誰もが知る企業のインターンシップ情報も多数掲載されていますので、ぜひ一度チェックしてみてください。
理系に特化した「TECH OFFER」でオファーを受けるという道も
上記で紹介したサイトの他に、もう一つ登録しておきたいのが逆求人サイトです。
近年就職活動の主流となりつつある逆求人サイトは、求める人材を早期獲得して同業他社に渡したくない企業側にとっても、早期内定の可能性が高く就活のステップを省略できることで就活生にとってもメリットがある、新しい就職活動のスタイルです。
エンジニア志望の方にオススメしたいのは、理系に特化した逆求人サイト「TECH OFFER」です。
「TECH OFFER」は、プロフィールを登録しておくだけで、人材を探している企業側にあなたの強みを分かりやすく届けてくれるサイトです。
独自のシステムによって最適なマッチングを行うため、就職活動の可能性が広がる魅力的なオファーが届くのが特長です。
登録だけしておけばオファーが届くので、隙間時間に登録さえ済ませておけばいいという気軽さも、忙しい就活生にオススメできるポイントです。
オファーの中には「インターンシップへ参加してみませんか?」という打診も含まれるため、ぜひ登録しておきましょう!
エンジニア志望がインターンシップに参加する上で押さえておきたいポイント
これまで、「エンジニア志望がインターンシップに参加するメリット」から「エンジニア志望向けのインターンシップの見つけ方」まで紹介してきました。
最後に、エンジニア志望がインターンシップに参加する上で押さえておきたいポイントについて、解説します。
インターンシップ=就活市場における自分の価値を知る基準
インターンシップは、実際に社会人として働き始める前に業務を体験することができる、貴重な機会です。もちろん自由参加のため、参加しなくても内定を取ることは不可能ではありません。
しかし、エンジニア志望も他の理系就活生同様インターンシップに参加することをオススメするのは、「就活市場における自分の価値」を知る機会でもあるからです。
就職活動において、就活生は「客観的に見た就活生としての自分が持っている価値」を突きつけられることになります。
時にはつらい気持ちになることもありますが、就活市場における自分の価値を受け止めないことには、前に進むことはできません。
内定を獲得するためにも、まずはインターンシップに参加することで、企業や仕事内容について知ると同時に、自分のことを客観視してみましょう。
そうすれば、自ずと「今の自分が企業に欲しいと思ってもらえる就活生なのか」「今の自分に足りないものは何なのか」ということが見えてくるはずです。
苦い思いをしても自分の可能性を諦めない
インターンシップ先で要求されたことにうまく応えられていないと感じた時や、就活市場における自分の価値を客観視したことで、少なからず苦い思いをするかもしれません。
大学での勉強は難なくこなせていたとしても、実務となると別問題です。
あまりにも向いていないという場合は志望先を再検討する必要がありますが、働く上で自分の能力不足を感じるのはごく普通のことです。
最初はつらい気持ちになったり、落ち込んだりするかもしれません。
ですが、決して自分の可能性を諦めないでください。今できないのであれば、今からできるようになればいいのです。
最初から何でも上手くこなせる人は、ごく一握りです。
インターンシップを成長の機会と捉えて、意欲的に励んでみましょう!
これだけは知っておきたいポイント(まとめ)
この記事では、「【理系の就職活動】エンジニア志望はインターンで技術も経験も手に入れよう」について解説してきました。
重要なポイントをおさらいします。
・エンジニア志望もインターンシップへ参加した方が就職が有利に進む!
・エンジニア志望の理系学生がインターンシップに参加するメリット
➀就職前の理想と就職後の現実の隙間を埋められる
②現場で働くことで自分のスキルを実践的に磨ける
・自分に合ったインターンシップを選ぼう
①自分の可能性を広げるなら短期がおすすめ
②本命企業が明確なら長期インターンでアピールしよう
③技術と経験とともに報酬が得られる有給インターン
・エンジニア志望向けのインターンシップの見つけ方
①志望企業が明確なら公式サイトから応募しよう
②複数のインターンシップ情報サイトを活用しよう
③理系に特化した「TECH OFFER」でオファーを受けるという道も
・エンジニア志望がインターンシップを受ける上で押さえておきたいポイント
➀インターンシップ=就活市場における自分の価値を知る基準
②苦い思いをしても自分の可能性を諦めない