はじめまして、理系就活情報局です。
今回は、阪大理系の就活事情について解説していきます!
「阪大生の先輩方はどういった企業に就職しているの?」「阪大生ならではの強みって?」と感じた事がある人もいるかと思います。
そこで、この記事では、「就職活動における阪大の位置」から「阪大に人気な就職先」、「阪大の強み」まで、解説します!
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就職活動における阪大の位置
就活において学歴が全てではありませんが、良いに越したことはないでしょう。
そのなかで阪大は旧帝大でもあるため、全国的に見てもかなり上位の大学です。
では、就職活動において、学歴面で見た場合にどのような位置づけになるのでしょうか?
ここでは客観的に見た際の阪大の位置づけを解説していきます!
学歴フィルターをかけるとどうなる?
学歴フィルターをかけていると公言している企業はありません。
しかし、特に大手企業においては何万というエントリーがくる場合もあります。
これを人事が全てに目を通すのは非効率的です。
そこで、フィルターをかける場合があります。
このようなフィルターをかけるのはインターンシップの方が多いです。
理由としては、就業体験をじっくり見られるため、その学生が企業にふさわしいのかよく見極めることが出来るためです。
こういった学歴フィルターをかけられる基準として、「旧帝大と早慶」、「GMARCH」という区切りが考えられます。
つまり、学歴フィルターがたとえ存在していたとしても、大阪大学はかなり上の位置とされています。
学歴フィルターをかけられると噂されている業界の一つにエネルギー業界があります。
実際、エネルギー業界にあたる企業の採用大学を見てみても、確かに偏差値の高い大学が多いです。
しかし、旧帝大や早慶というのはどの企業にもいます。
ここからもやはり、大阪大学は就活において高学歴とみなされるでしょう。
そのため、学歴を気にして就活をするという心配はしなくて大丈夫と言えます。
人気企業への就職率
2021年の就職先とその人数は以下の通りです。
・パナソニック 63人
・三井住友銀行 39人
・三井電機 38人
・ダイキン工業 35人
・富士通 28人
・関西電力 27人
・住友電気工業 25人
・川崎重工業 25人
・日立製作所 24人
・アクセンチュア 23人
・NTT西日本 23人
・日本製鉄 23人
・デンソー 21人
このような大手企業に就職をしていることから、学歴フィルターで落ちる事はないといえるでしょう。
以上のことから阪大理系の学生は、先輩や就活サイトにES添削をしてもらい、エントリーシートを何度も書き直し良いものをつくる事や、面接対策のための自己分析など、この辺に力を注いで就活をする事が近道となります。
学んでいる事に自信をもって臨んでください!
阪大に人気な就職先
先輩方は他にどのような企業へ就職したのでしょうか?
大阪大学が公式に就職先を公開しています。
こちらを基に、大学全体で人気な就職先、理系学部で人気な就職先を紹介していきます!
全体で人気な就職先
先程のサイトを見てみると、NECやSky、NTTといったIT企業、パナソニックや富士フイルムといったメーカー、三井住友銀行や野村証券といった銀行・証券会社への就職が多くあります。
どの年を見てみても、聞いたことのある名前の企業が多い印象です。
さらには官公庁、学校、病院といった公務員の方もいます。
このように全体で見てみてみると、様々な業界で様々な職種で働いているようです。
理系学部に人気な就職先
こちらは、公式に発表されている訳ではありません。
そのため推測の話にはなります。
まずメーカーとしてはパナソニックや三菱電機、ソニーなどがあります。
もちろん総合職、一般職で就職している学生もいるでしょう。
その中で理系の方が就く職種として技術職があります。
このようなメーカーでは、開発(エンジニア)や整備を行う仕事に就いている人が考えられます。
また、資生堂や花王、サントリーホールディングスのような企業では研究職、開発職が考えられます。
阪大理系の学生は大学院へ行く人がかなり多いため、このような技術職への応募条件もクリアしていることが多いでしょう。
研究内容を評価してくれる可能性が高いため、このような企業を視野にいれていくことをおすすめします。
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阪大の強み
このように、阪大生の先輩方は有名企業へ就職している事がわかりました。
次に大阪大学の強みを紹介していきます!
この強みを利用して就活に挑みましょう!
専門性の高い授業を受けている
先程述べてきたような企業へ就職できた理由として何が考えられるでしょうか?
まずは人柄です。こちらは企業によって、人によって合う合わない所があると思います。
しかし、人柄だけでなく学んできたことが有力である事も考えられます。
最初の方で述べた学歴フィルターが存在する理由を考えてみると、
大学で学んでいる内容に期待しているからだと考えられます。
大阪大学のカリキュラムとして、最初に専門知識をつけた後に技術を身につけられるようになっています。
さらに、国立ということもあり、研究費も大きいため色々な研究に挑戦出来ます。
以上のことから、就職してからも使える知識や技術を身につけている事は大きな強みといえるでしょう。
また、技術職の中には、理系学生だけが応募できる企業もあります。例えばIT系であれば、情報系を大学で学んでいることが、応募の際の必須条件となっているところもあります。
専門知識と技術の両方を大学で身に着けられるということは、応募できる企業の数も増えるということになります。
受験経験を活かせる
大阪大学に入学しているということは、大学受験をした人達です。
センターや共通テスト、さらには二次試験を経験している学生がほとんどでしょう。
就活では挫折経験や人生で一番つらかった経験、人生で最も頑張ったことを聞かれる機会があります。
そこで、受験経験を話すことができます。
目標達成のために頑張った経験として話すにしても、大阪大学へ受かったという事実があるため、説得力もあります。
エントリーシートや面接のネタの一つとして用意しておくと良いでしょう。
企業との結びつきが強い
企業との結びつきが強いことは、大学が公式に発表しています。
リンク:めっちゃ!企業と近い!
上記のサイトにもあるように、2000社もの企業から就職依頼を毎年受けています。
このことからも、企業は大阪大学が研究している内容について興味があり、大阪大学を卒業した人であれば、企業の利益に貢献してくれると考えています。
また、共同研究をしているところもあります。
つまり、教授が企業と結びつきが強いということです。
そのような教授の下で研究を一緒に出来ることもかなりの強みとなるでしょう。
実際に連携をとっている企業例
大阪大学では多くの企業と研究を通して連携をとっています。
共同研究講座、協働研究している企業としては、
三菱電機、NEXCO西日本、今治造船、コマツ、ダイキン、日本触媒などがあります。
このような有名企業と一緒に研究できる大学は少ないです。
もしも所属している研究室が当てはまるのであれば、是非その経験を利用していきましょう!
充実したキャリアセンター
大阪大学では就職活動をサポートするキャリアセンターが設立されています。
リンク:大阪大学キャリアセンター
上記の公式サイトからもわかるように、イベント情報や求人票、インターンシップの情報まで掲載されています。
学内合同企業説明会ではOB、OGの方も来訪するようなので、学んだ事をどう活かして働いているのか、または理系から総合職へ進んだ人など様々な話を聞けるでしょう。
また、大学のキャリアセンターは相談にも乗ってくれます。
就活で不安な事、相談したいことはもちろんのこと、エントリーシートの添削までしてくれる事もあります。
この場合、予約が必要となる可能性が高いため、あらかじめ調べておく必要があります。
キャリアセンターにいる方々は沢山の学生を見てきたベテランです。
OB、OGだけでなく、こういったサービスも利用して就活をしていくと良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では「阪大理系の就活事情ってどう?人気の就職先から阪大の強みも紹介」について解説してきました。
ここで改めて重要なポイントをおさらいします。
・阪大は学歴フィルターがあったとしても心配の必要がない。
・大手有名企業へ就職している先輩が沢山いる。
・企業と大学の結びつきが強い。
・研究している内容や技術を欲している企業が沢山ある。
・キャリアセンターを積極的に利用していくと良い。